ジジです。

ロンドン・オリンピック。
ボクもからだが、
うごいてくる。

泳ぐひとたちから。

走るひとたちへ。

はんぶんが、おわった。

ユウキヨシハルのおとうさん、
軽井沢からかえってきました。

すずしいところ。

おみやげ、かってきた。

とうげの釜めし。

でも、きのうのよると、
きょうのあさ、
おとうさんはじぶんで、
ふたつたべました。

そとは、あつい。

くもは、もりもり。

陽ざしは、つよい。

その陽ざしにあたって、
みんな、あつそう。

ニチニチソウ。

「日日草」と、かきます。
センニチコウ。

こちらは「千日紅」とかきます。
「ニチニチとセンニチ」。
あついあつい夏。

へやのなかにも、
陽ざしがうつる。

そしてへやのなかは、
夏休み。
おうちのカーテン。

日差しを、さえぎってくれる。

ボクたちを、
まもってくれる。

ありがとう。
そとは夏。
うちは夏休み。
みんな、からだをやすめて、
それをたのしみましょう。

ボクも、おうちのなかで、
ゆっくり、やすむことにします。
<『ジジの気分』(未刊)より>





















