結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年06月02日(月曜日)

6月商人舎標語「見よ、聞け、考えよ!」と直近の「景気動向を読む」

Everybody! Good Monday!
[2014vol22]

2014年第23週です。
昨日から6月。

熱い暑い6月になりそう。

その熱い暑い月のプロモーション。
商人舎MagazineのWeekly商人舎、
日替り連載の「今週の販促企画」。
毎週、商人舎が提案するポジショニング戦略に基づいて、
マーケティングとプロモーションを展開する。

今日は6月のプロモーションが提案されている。
6月は環境月間、
さらにFIFAワールドカップ月間、
さらに猛暑・酷暑対策月間。

さて、アメリカ男子ゴルフツアー。
オハイオ州ダブリンのミュアフィールドGCで、
メモリアル・トーナメントが開催されていた。

松山英樹が通算13アンダー、
プレーオフでケビン・ナを破って初優勝。

お見事。

頼もしい22歳。
優勝賞金は111万6000ドル。
100円換算で1億1160万円。

再来週、6月12日から16日までの、
第114回全米オープンに、
自信を持って臨むに違いない。

そしてそれは同時期に開催される、
ブラジルのサッカーサムライジャパンに、
元気と勇気を与えるだろう。

さて、今月の商人舎標語。
月刊『商人舎』6月号の巻頭言と連動。

Message of June
見よ、聞け、考えよ!

店を訪れる
店を見る。
店で話を聞く。

売場を見る。
商品を見る。
サービスを味わう。

顧客を見る。
アソシエーツを見る。
その交流を見る。

考える。
話し合う。
アイデアを出す。

視察・観察する。
比較・分析する。
改善・改革の案を考察する。

それがストアウォッチング、
ストアコンパリゾン。
ストアクリニック。

来た、見た、勝った。〈ユリウス・カエサル〉
Veni, vidi, vici!〈Julius Caesar〉
I came, I saw, I conquered.

まずは足を運ぶ。
目で、耳で、頭で、情報を、
収集し、整理し、討論しつつ考察する。

これを企業や組織の文化にする。
教育や自己啓発の基準とする。
それらを戦略にする。

すると好奇心旺盛な会社となる。
面白がる組織となる。
意欲とアイデアにあふれた人間集団となる。

見よ、聞け、考えよ!

楽しめ、面白がれ、そして学べ!
これを習慣化せよ、戦略化せよ!

この中で、
「来た、見た、勝った」は、
ローマ帝国の創始者ユリウス・カエサルの言葉。
ローマ時代は現代のイタリア語ではなく、
ラテン語がつかわれていた。

軍人で政治家でもあるカエサルは、
文章の達人でもあり、表現者でもあった。

そのラテン語で、
Veni, vidi, vici!
ゼラの闘いでポントス王ファルナケスを破り、
ローマに速足の手紙を送った。

その言葉が簡潔明瞭な、
Veni, vidi, vici!
このカエサルの言葉にあやかって、
「見よ、聞け、考えよ!」
自分の目で、自分の耳で、自分の頭で。

それが今月の標語。

さて、6月に重要になるのが、
消費増税後の景気動向。
先週土曜日のブログで整理した。
増税1カ月後の景気指標が出そろって、
それがある程度、見通せる。

ただし、政府の発表と日経新聞の報道。
当然ながら政府寄り。

それを小売りサービス業主体に、
そして顧客・国民視線で、
読み直さねばならない。

経済産業省の4月鉱工業生産指数。
速報値は99.6。
増税前の3月より2.5%ダウン。

国土交通省の4月新設住宅着工戸数。
前年同月比マイナス3.3%。

一方、4月の家計調査の個人消費。
前年同月に比べてマイナス4.6%。

4月の商業販売統計。
コンビニ売上高は全店ベースで
前年同月比4.2%増。

「個人消費には濃淡」があって、
「まだら模様」を呈する。

企業によって、店によって、
業績に差異が表れ、
家庭によって、ひとによって、
まだら模様に消費される。

現在の消費は、
十人十色でなく、
一人十色。

かつては、
十人一色だった。

一方、重要な問題は、
消費増税と物価の関係。

4月の全国消費者物価指数は、
前年同月比プラス3.2%。

消費税が上がると物価も上がる。
その消費増税の消費者物価上昇効果を、
日本銀行は1.7ポイントと予測していた。

実質消費者物価指数上昇率3.2%から、
1.7ポイントを差し引くと、
1.5%の上昇。

増税前の3月の上昇率は1.3%だったから、
増税なしでも物価は、
0.2ポイント上昇したことになる。

さらに中小企業庁の5月調査。
消費増税の価格転嫁状況。
増税分の価格転嫁は、
順調に進んだ。

原材料費高騰もあって、
食品・日用品製造業各社は今夏、
相次ぎ値上げに踏み切る。

消費増税そのものは、
税額分、物価を上げる効果がある。
しかし増税されると、
消費は落ち込むと懸念されていた。

5月の状況をみると、
増税はそれほど、
物価や消費を下げなかった。

政府や日銀はそれを、
各行政府を通じて、知らしめている。

しかし私は言いたい。

国民の視点で見ると、
消費増税で出費は増える。

物価も上昇するから、
出費はさらに増える。

こんなマインドが底流を流れている。
考えてみると国民はよく耐えた。

田も畦も人に渡りて蛙鳴く
〈朝日俳壇 西宮市・黒田國義〉

田圃(たんぼ)も畦(あぜ)も、
人手に渡ってしまった。
しかしその田や畦で、
今も変わらず、カワズが鳴いている。

磯遊砂の砦のまた崩る
〈日経俳壇 神戸・小柴智子〉

磯で遊ぶ。
砂でつくった砦(とりで)が、
また崩れた。

夏落葉掃いてしばらく風とゐる
〈朝日俳壇 奈良市・田村英一〉

カラカラと舞い落ちる夏の落葉。
掃かれたあと風が残る。
その風にふかれている。

国民はよく、耐えている。
その流れの中で迎える6月。

小売りサービス業は、
あくまでも国民の味方、
消費者の応援団であってほしい。

それが6月の位置づけである。

さて、6月の結城義晴と商人舎の予定。
商人舎ホームページのトップ。
「行動予定カレンダー」に掲載されている。

明日の2日から3日・4日、湯河原で。
商人舎ミドルマネジメント研修会。
第5回目を迎える。

その翌日の5日から10日まで、
中国の北京と上海の視察旅行。
日中の関係はあまりよろしくないが、
それは政府レベル。

小売りサービス業の勉強の地として、
中国には意外な企業がある。

それを「見る、聞く、考える」

最終の10日に、
月刊『商人舎』6月号発刊。
しっかり、読んでください。

帰国して11日、軽井沢。
ツルヤ会の記念講演。
これは面白い。

12日は、東京後楽園ホテル。
オール日本スーパーマーケット協会総会。

翌週月曜日の16日は、東京・日暮里、
ダイナムで講演。

17日は大阪で、
寺岡ニューバランスフェアで講演。
講演後、「森・田中会」が開催され、
コーネル大阪のメンバーが集まる。

そして19日は、海浜幕張で、
イオンビジネススクール開講式で講演。

翌20日金曜日から、
月刊『商人舎」』7月号の入稿と原稿執筆。

24日、東京・貿易センタービルで、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱、
定時株主総会と役員会。

25日、大阪・堺で、
万代ドライデイリー会記念講演。

翌6月26日、
毎日更新宣言ブログ
連続2500日達成。

6月30日、月刊『商人舎』7月号責了日。

今月も、息もつかせぬスケジュール。
しかし、充実していることが、
健康の秘訣。

頑張ります。

では、今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

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