結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年06月27日(金曜日)

日経MJ日本の小売業調査の11の特徴をシンプルに!

毎日更新宣言第2501回。

シンプルに。
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FIFAワールドカップ・ブラジル。
予選リーグが終り、
決勝トーナメントへ。

南北アメリカ大陸。
大躍進。

アメリカ合衆国、
メキシコ、
コスタリカ。

ブラジル、アルゼンチン、
ウルグアイ、コロンビア、チリ。
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アルゼンチンのリオネル・メッシ。
すごい。

半分が南北アメリカ。

ヨーロッパもさすがに、
6カ国が残った。

ドイツ、フランス。
オランダ、ベルギー。
それにスイス、ギリシャ。

あとはアフリカ2カ国。
アルジェリアとナイジェリア。

16カ国が、トーナメントで、
最高峰を目指す。

アジアは全滅。
アジア枠の4.5カ国は、
次は削られるに違いない。

ジャパンの名前がないのは、
寂しいけれど、仕方がない。

それでもこれからの一戦一戦。
ものすごく面白い。

ジャパンが抜けているから、
むしろ冷静に客観的に、
見ることができる。

そしてサッカーの奥深さを、
知ることができる。

至福の時間だ。

真夜中の1時と、
早朝5時からだけれど。

何度も書くが、
今回のNHKはいい。

至福の時間を、
さらに高度に洗練してくれる。

と、こんなふうにサッカーに関する雑感を、
マクラにして書いていくと、
長くなる。

ここで緊急のお知らせ。

商人舎ハワイビギナーズコース。
9月4日~8日。
3泊5日。

新入社員、来春入社予定者、
成績優秀パートタイマー、
小売業以外の製造業・卸売業などの営業職。

ワクワクドキドキのアメリカ体験。

これまでの商人舎研修会と違って、
軽いノリなので、もしかしたら、
集まらないかとも思ったのですが、
もう10人のお申し込みがあって、
これは実行しなければならないということになった。

結城義晴が直接、
楽しみ方を指導し、
同時にエッセンスを教授します。

ハワイでも、
ウォルマートとホールフーズを学べる!

さらに今回は、
JTBのカリスマ添乗員・佐藤公彦さんも、
同行して、ハワイを満喫してもらいます。

佐藤さんは、年間220日、
海外添乗しているプロ中のプロ。

JTBの添乗員教育講師を務めています。

楽しみ方は、十二分に、
伝授してもらえるはず。

さて、第47回日本の小売業調査。
日経MJ恒例の企画。

日経ランキングだけを指標にして、
特徴を上げてみよう。

特徴の第1は、
イオンとセブン&アイ・ホールディングス。
両雄の純粋持ち株会社が、
それぞれ売上高を、
12.5%、12.8%伸ばして好調。

イオンは昨年度、
ダイエー、ピーコックストアなどを傘下に入れて、
売上げではセブン&アイを引き離した。

来年3月にはマルエツ、カスミ、
それにマックスバリュ関東を統合させて、
首都圏スーパーマーケット連合を構築する。

セブン&アイは、経常利益プラス14.6%と、
収益性でイオンを凌いだ。

第2の特徴は、
コンビニの絶好調。
日経小売業調査は、
決算書を基にした調査で、
本部年商が基準の企業分析だから、
1番手のセブン-イレブン・ジャパンは13位。
2番手はローソンで20位、
3番手はファミリーマートで34位、
4番手のサークルKサンクスが82位、
5番手ミニストップが84位。

トップ3とそれ以下との格差が開いてきた。

寡占から三占へ、まっしぐら。

第3の特徴として、
Eコマースのアマゾン・ジャパンの11位。
年商7400億円。

ジャパネットたかたの86位、
千趣会の87位、
ジュピターショップチェンネル90位、
ベルーナ93位、
ディノス・セシール95位、
ニッセン98位と、
年商1000億円台が続く。

今回の第4の特徴は、
家電チェーンの上昇機運。
ヤマダ電機は第3位、
ビックカメラが第9位、
エディオンが第10位、
ケーズホールディングスが第12位、
ヨドバシカメラが第13位。
ちょっと離れて上新電機が27位。

その結果、ベスト10に、
ファーストリテイリングを含めた専門店が、
4社食い込んできた。

専門領域に特化して、
このランクに入ってくる。

凄いことだ。

第5の特徴は、
百貨店のじわりじわりの低下のなかの頑張り。
第4位に三越伊勢丹ホールディングス、
第5位にJフロントリテイリング、
第8位に高島屋、
第14位にH2Oリテイリング。

そして第6の特徴は、
かつての総合スーパー業態企業数が、
減少してきたこと。

ダイエーがイオン傘下に入り、
イズミヤがH2Oリテイリングへ。

だから残るは、
第7位のユニーグループ、
第16位のイズミ、
第26位の平和堂、
第42位のフジ。

そして第78位だが、
収益性抜群の沖縄サンエー。

第7の特徴は、
スーパーマーケットの上位収斂。
業界1番手のライフコーポレーションは、
小売業順位17位。
2番手のアークスは21位、
3番手のバローは22位、
4番手のマルエツは40位、
5番手のベイシアは41位、
6番手のオークワは44位、
7番手の万代が46位、
8番手のヤオコーが48位、
9番手のオーケーがちょうど50位、
そして10番手のサミットが52位。

ここに連結子会社ながら、
ヨークベニマルが28位、
マックスバリュ西日本が49位に入って、
スーパーマーケット順位では、
4位と10位になる。

マルエツが来春、
イオン首都圏連合に参加してトップに躍り出るが、
上位企業同士では、
あっと驚く経営統合などなさそうだ。

もちろんアークスは、今後も、
積極的なM&Aを展開する。

第8の特徴は、
ドラッグストアでも、
同じような動きが見られること。
業界1番手のマツモトキヨシは、
小売業第19位。
以下、2番手はサンドラッグで23位、
3番手はスギホールディングスで30位、
4番手はココカラファインで32位、
5番手はツルハホールディングスで35位、
6番手はウェルシアホールディングスで38位、
7番手はコスモス薬品で39位。
以下8番手、富士薬品43位、
9番手カワチ薬品54位、
10番手クリエイトSDホールディングス70位。

こう見るとスーパーマーケットとドラッグストアが、
拮抗する企業規模となってきたことがわかる。

第9の特徴は、
ホームセンター
1番手のDCMホールディングスが、
小売業24位。
2番手は、カインズで29位。
3番手はコメリで37位、
4番手はコーナン商事の45位、
5番手はナフコの57位、
そして6番手にジョイフル本田の71位。

第10の特徴は、
アパレル・ファッションストア
ファーストリテイリングが圧倒的なトップで、
小売業ランキング6位。
2番手はしまむらで18位。
ずいぶん差がついた。

3番手は、青山商事の60位。
4番手がAOKIホールディングスの73位。

この業態別分類に入らないのが、
第11番目の特徴で、
ドンキホーテの15位、
ニトリホールディングスの28位、
大創産業の33位。

従来の業態分類に入らない企業こそ、
新しいフォーマットを構築しているわけで、
これらはもっともっと伸びるに違いない。

総合スーパーが低調な代わりに、
ドンキが大きくなっている。
ホームセンターが全体で低調である代わりに、
ニトリが伸びている。

ダイソーもユニークな足取りで独壇場。

アメリカでもオフィスサプライが低迷して、
ステープルズとオフィスデポが苦しむ。
その時にコンテナストアは着実に成長している。

営業収益や経常利益、純利益を、
敢えて無視して、
売上高順位だけで語っても、
面白い現象が起こっている。

そしてそれが、
日本小売業の未来を見せてくれる。

シンプルなブログ、
なかなか難しい。

長文を読ませてしまって、
申し訳ない。

明日の2502回は、
シンプルを目指します。

〈結城義晴〉

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