結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年04月01日(月曜日)

新元号「令和」の「美しく心を寄せ合う」と沖縄タイムスの日付表記

Everybody! Good Monday!
[2019vol13]

平成31年・2019年第14週。
月曜に「Good Monday!」と、
元気よくあいさつするのは13回目。

そしてきわめて切りがいいことに、
月曜日が4月の新年度の始まり。

新職場、新部署、新学期、新生活。
今日から「働き方改革関連法」が順次施行。
罰則付きの時間外労働上限規制も始まる。

今年の新入社員たちは、
呼ばれるのだろうか。
「働き方改革世代」と。

そして何よりも、
新元号が決まって、
菅義偉官房長官が発表した。
「令和」(れいわ)
DSCN98099

なかなか、いい。

出典は『万葉集』。
従来はほとんど、
中国の古典から採用していた。

高校の授業で学んだ「漢文」だ。
それを「古文」にした。
日本最初の、最古の和歌集。

私も漢文よりも古文が好きだった。

万葉集巻五「梅花の歌」三十二首の序文に
「初春の令月にして気淑(よ)く風和(やらわ)ぎ、
梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮(はい)後の香を薫(かお)らす」とある。

「令月」は、
何事をするにもよい月。めでたい月」

「気淑く風和ぎ」は、
「空気もいいし、風はやわらかくなって」

「梅は鏡前の粉を披き」は、
「梅の花は鏡の前で装うように咲き」

「蘭は珮後の香を薫らす」は、
「蘭の花はいい香りを漂わせる」

この令月の「令」と、
風和ぎの「和」からとって、
「令和」とした。

どなたがお考えになったか、
失礼ながらいいセンスしている。

中西進先生あたりだろうか。
と思って調べたら、
もうすでに毎日新聞が、
推測記事を書いている。

いずれにしても、
今年5月1日午前0時から、
「令和時代」になる。

平成は1989年1月8日からだったから、
30年4カ月で幕を下ろす。

私が食品商業編集長になったのが、
1989年1月1日だった。

それから30年と4カ月。

さよなら平成。
よろしく令和。

昭和生まれとしては、
「和」の字が同じだから、
親近感があって、
これもよろしい。

「令和」のローマ字表記は”REIWA”となる。
ドイツのスーパーマーケットに似ている。
ボランタリーチェーンの「REWE」(レーベ)。

「明治」の元号はくじ引きで決まった。
明治天皇が3案から選んだという。

ただし古代からくじ引きは、
神の声を聴く占いの意味を持っていた。

それから天皇一代一元号は、
明治時代に決まった。
それ以前は頻繁に改元した。

天皇の代替わりのとき以外にも、
天災や戦乱のたびにリセットした。
心機一転を図る狙いもあった。

今回は「憲政史上初」、
天皇存命退位に伴う変更。
新しいことだが、
時代に対応していてとてもいい。

発表後の記者会見に、
安倍晋三首相が出てきて説明した。
私には「蛇足」と見えた。
菅さんがやったほうがよかった。

「人々が美しく心を寄せ合う中で
文化が生まれ育つ、
という意味が込められている」

沖縄の普天間移設問題も、
「美しく心を寄せ合う中」で、
解決してほしいところだ。

今日の沖縄タイムス、
その巻頭コラム「大弦小弦」

「沖縄は代替わりどころか、
統治の主体そのものがかわる、
世替わりを繰り返してきた。
世代によって元号の感じ方も大きく違う」

「中国、日本、米国。
権力は常に、暦で、
時間と意識を支配しようとする」

だから沖縄タイムスの表題の上の日付欄。
創刊時、沖縄は米軍支配下にあったから、
「1948年」とだけ記された。

本土復帰運動の熱が高まったころ、
「1968年(昭和43年)」と元号が加わった。

そして復帰の日からは、
「昭和47年(1972年)」と元号が前に来た。
沖縄の人たちの嬉しさが目に浮かぶ。

しかし「1979年(昭和54年)」、
再び順番が入れ替わる。

この1979年に、
「元号法」が制定されて、
敗戦以降、消えていた元号使用が、
法的根拠を得て復活した。

コラムは綴る。
「しかし全国で沖縄県議会だけが、
促進の請願を採択しなかった。
元号は日本の象徴。
日本への期待が膨らみ、
そしてしぼんだ県民感情の起伏が
読み取れる」

今日の日付表記は、
「2019年(平成31年)」。
5月1日からは、
「2019年(令和元年)」となるのだろう。

令和の時代には、
「人々が美しく心を寄せ合う」。
本当にそんな元号の時代にしたいものだ。

今上天皇が国民とともに、
それを望んでおられる。

さて、4月1日。
日経新聞に2人の経営者。
岩埼高治ライフコーポレーション社長。
「月曜経済観測」で、
編集委員の田中陽さんの質問に答える。
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「新元号の制定で
明るいムードにはなるのは間違いない。
4月から5月の『10連休』も期待したい」

「ただ、いつもの年末年始のように
スーパーに来ていただけるかどうかは
読みづらいところだ」

だから「売場でいろいろな仕掛けをして
消費喚起をする努力は
今まで以上に大切になってくる」

その通り。

川野澄人ヤオコー社長。
「ニュースひとこと」に登場。
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「スーパーマーケット業界にとって、
改元に伴う10連休は間違いなく
売上げにプラスに働く。
新元号が発表されると
お祝いムードも高まり、
消費者心理も上向くと期待している」

10連休については、
「初めての経験で、販促策が練りにくい」
しかしそれでも「好影響」を予測する。

「増税前の節約志向で
消費は冷え込みつつあるが、
高単価な焼き肉やオードブルなど
ハレの日の商材を売り込む方針だ」

これにも同感だ。

だから数字が悪いからと言って、
そんなに悲観することはない。

下劣なコンサルタントほど、
いつも脅しをかける。

しかし今、経営者の目が一番、
透き通っているし、
正確だと思う。

美しく心を寄せ合う店舗にしたら、
美しく心を寄せ合う顧客たちが、
次々にやってきてくれる。

きれいごとではない。
本当のことだ。

新元号が決まって、
それがなかなかいいので、
元気も出てくる。

では、皆さん、今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

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