結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2021年01月11日(月曜日)

成人の日のオードリー・タンと商人舎1月号「キャズムを凌げ」

Everybody! Good Monday!
[2021vol②]

2021年の第2週。

昨年までは、
1月1日の週を第1週と数えていた。

今年は1月元旦から三が日は、
特別の日々として除外し、
1月4日からを2021年の第1週と数える。

第2週の月曜日は、
ハッピーマンデー制度で、
成人の日。

しかし昔のように、
1月15日がいいなぁ。

成人の日は元服に由来する。
奈良時代、数え歳で12~16歳の男子が、
大人の髪型に結い、大人の服装に改めた。
その儀式を元服と言った。

この儀式は新年の最初の満月に行った。
それが旧暦1月15日に当たった。

こういった伝統は、
意味がないかもしれないが、
私は守ったほうがいいと思う。

朝日新聞「折々のことば」
第2049回。

おおきくなるのは
こころが
ちぢんでゆくことですか
おおきくなるのは
みちが
せまくなることですか
(谷川俊太郎「こどもあそびうた」から)
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編著者の鷲田清一さん。
「”おとな”になるというのが、
臆病で、計算高く、
護身に汲々とすることであるならば、
“おとな”になるというのが、
自分のさまざまな可能性を一つ、
また一つ消してゆくことであるならば、
“おとな”になんかならないほうがいい?」

「手放してはならないまっすぐの問い」

大人になっても、
心が縮まない。
道が狭まらない。

成人の日はそれを確認する日だ。

さらに「折々のことば」
第2046回。

ルートが
固定されているから、
勝者と敗者が
存在するんです。
(台湾のIT大臣オードリー・タン)

「学校ではみな
同じコースで競争させられるが、
実際の社会ではそんな勝ち負けで
各人の能力が
判定されるわけではない」

「命の赴く方向」は人それぞれ。

「人は私を”天才”と呼ぶが、
それは同じ一つの判定基準という幻想から
人より先に
醒(さ)めたということにすぎない」

アイリス・チュウ著。
『Au オードリー・タン 天才IT相7つの顔』
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著作紹介の文章。
「新型コロナウイルスが席巻する中、
いち早くマスクマップアプリを開発。
世界に名を馳せた台湾の
デジタル担当相には、逸話が多い。
いわくIQ180、学歴は中卒、
独学でプログラミングを学び、
シリコンバレーで成功した起業家、
1ページ0.2秒で資料を読む、
トランスジェンダー、
学生運動を支持する無政府主義者。
ハンドルネームAuで知られる伝説の天才は
“人工知能は永遠に人間の知恵に
取って代わることはない”と語る」

彼を天才にしたのは、
「一つの判定基準」が「幻想」であることに、
人より先に目覚めたからだ。

「一つの同じ判定基準」だった時代。
トレード・オフの時代。

次の時代が来ていることに目覚めると、
天才にもなれる。

心は縮まない。
道は狭まらない。

成人の日はそれを知る日だ。

さて、月刊商人舎新年1月号発刊。
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特集は、
「キャズム」を凌ぐ
COVID-19禍を乗り越えるリテール経営戦略

[Cover Message]
2021年は世界的に混迷が深まる。
コロナ禍に明け、
コロナ禍に暮れた2020年。
日本では4月に第一波、8月に第二波、
そして年末から年始に向けて
第三波を迎えた。
今年はまだ、何が起こるかわからない。
あっさりと解決策が見つかるわけはない。
ワクチンの開発と接種は
わずかな希望である。
イギリスやアメリカで始まっている。
日本でも春にはワクチン接種が始まる。
しかしその後の展望が
開けているわけではない。
だからアフター・コロナや
ポスト・コロナを論じるときではない。
江戸時代と明治時代の間には、
幕末と明治維新があった。
太平洋戦争の後にも、
過激な復興の時期があった。
それは大きな時代の「溝」であった。
これを「キャズム」と呼ぶと、
2021年はまさに
「COVID-19禍キャズム」の
真っ只中のときとなる。
この「キャズム」を凌がねばならない。
乗り越えねばならない。
産業が、企業が、店が、人間が。
「コロナは時間を早める」。
このとき、どう考え、どう行動するか。
あるいは、どうバネにするか。
リテール経営戦略の視点で考察する。

目次。202101_contents
この新年号ではページを割いて、
特別企画を編んだ。
ツルヤ「群馬前橋の陣」
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キャズムを凌ぐための考え方は、
[Message of January]
若返れ!

時代と時代の節目のとき。
「断絶」を乗り切る武器は若い力である。
若さによってしか「時代の溝」は凌げない。
だから組織は若返るべきだ。

まず商人一人ひとりが自分を若返らせる。
さらにその商人の集団を若返らせる。
すると組織が若返る、会社が若返る。
産業全体が若返る。

コロナ禍によって生まれる「キャズム」は、
この2021年も継続する。
早ければ東京五輪までに片がつくか。
だが遅ければ2022年も続く。

その間に自らを刷新する。
「キャズム」を凌ぐ作業そのものが、
若返りにつながるような態勢をつくる。
若返りを前提にすべての経営戦略を策定する。

人を若返らせる。
店を若返らせる。
売場を若返らせる。
商品を若返らせる。

若さが「キャズム」を乗り越える
早さの鍵を握る。
若さが「キャズム」を凌ぐ
柔らかさの源である。

若さが「キャズム」を
ばねにする強さの礎である。
そして若さが
企業の生命線である。

人よ、若返れ。
店よ、若返れ。
売場よ、若返れ。
商品よ、若返れ。

コロナ禍による時代の節目のとき。
この「断絶」を乗り切る武器は若い力である。
失敗を恐れぬ力によってしか
「キャズム」は凌げない。

だから私たちは、
若返らねばならない。
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では、みなさん、
成人の日は若返る日だ。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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