結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年01月03日(月曜日)

正月三が日営業の「それぞれ」と「よく働き、よく休め」

Everybody! Good Monday!
[2022vol①]

2022年の記念すべき第1週です。

一昨年までは、
元旦からの週を第1週として、
1年間の52週を数えていた。

そうするとどうしても、
最後の週は53週となってしまう。

そこで一昨年から、
第1月曜日の週を第1週として、
1年間に番号をつけることにした。

それぞれの企業ごとに、
第〇週と言うのがあると思う。
本決算が終わって、
次の年度が始まる週を、
第1週とするのがいいと思う。

それでもこのブログでは、
正月第1月曜日の週を第1週として、
月曜日から日曜日までを、
1週間とする。

ロシア民謡「1週間」は、
日曜日から始まる。

日曜日に市場へでかけ
糸と麻を買ってきた

テュリャ テュリャ テュリャ
テュリャ テュリャ テュリャリャ
テュリャ テュリャ テュリャ
テュリャリャ

月曜日におふろをたいて
火曜日はおふろにはいり

水曜日にともだちが来て
木曜日は送っていった

金曜日は糸まきもせず
土曜日はおしゃべりばかり

ともだちよ これが私の
一週間の 仕事です♬

――不思議な1週間だが、
なぜか魅力がある。

一方、植木等の「ウンジャラゲ」。

月曜日はウンジャラゲ
火曜日はハンジャラゲ
水曜日はスイスイスイ
木曜日はモーリモリ
金曜日はキンキラキン
土曜日はギンギラギンの
ギンギラギンの
ギンギラギンのギン

日曜日はランラ
ランラ ランラン

この歌は植木等ショーで、
はじめて紹介された。
私はその番組を見ていた。
植木等ショー2

よく覚えている。

観客を入れた会場で、
植木が客席に入って行って、
即興のように月曜日から順に、
歌詞をつくりながら、
歌が出来上がっていった。

もちろん事前につくられていた歌だが、
よくできている。

月曜日は休み明けで、
ウンジャラゲの気分。

火曜日はそのウンジャラゲが、
半分になってハンジャラゲ。

水曜日は仕事に慣れてきて、
スイスイスイ。

木曜日は週末に向かって、
モーリモリ。

金曜日は明日から半ドンと休みで、
キンキラキン。

土曜日はもう、
ギンギラギンのギンギラギンの、
ギンギラギン。

日曜日はランラ ランラ ランラン♫

気分がよく出ている。

当時は多分、土曜日は半ドンだった。
学校も午前中の授業で終わった。
それでもうれしかった。

もうひとつ1週間の物語。
旧約聖書の天地創造。
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第1日目に神は、
光と闇とを区別した。
光を昼と名づけ、
闇を夜と名づけた。

第2日目に神は、
大きな空を造り、
空の下にある水と、
空の上にある水とを区別した。
そしてこの大空を天と名づけた。

第3日目に神は、
天の下の水を一所に集め、
乾いた所を現われさせた。
水の集まった所を海と名づけ、
乾いた所を地と名づけた。
そして地には植物、
種の生じる草、
種のある実を結ぶ果樹、
木を芽生えさせた。

第4日目に神は、
昼に輝く太陽と、
夜にきらめく月と星を造った。

第5日目に神は、
海に生きる巨獣と、
水の中を泳ぐ魚と、
翼のある鳥を造った。

第6日目に神は、
地に生きる家畜や爬虫類、獣を造った。
そして神は自身のかたちに、
男と女を創造した。
人間にすべての生き物を支配させた。
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そして第7日目に神は、
天と地とすべての万象が、
完成したことを祝して、
休んだ。
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神は第7日目を祝福し、
この日を聖なる日とした。

これがおそらく一番古い1週間。

これに倣って、
このブログも月曜日を週の始まりとした、

1年間、あと52週、
よろしくお願いしたい。

さて、
小売業の三が日営業。

業態別に見ると、
コンビニエンスストアは、
もちろん365日営業だから、
正月も休まない。

元旦営業は総合スーパー。
イオンリテールは頑として元旦営業。
イトーヨーカ堂も、
38店の例外はあるがほとんど元旦営業。

イズミも平和堂も元旦から営業した。

沖縄には正月のおせちよりも、
揚物オードブル文化がある。
沖縄のサンエーは元旦から、
その揚物オードブル商戦に突入した。

西友も全店が元旦から営業。

総合スーパーやショッピングセンターは、
福袋の販売などもあって、
元旦から営業した。

次に百貨店はほとんどが2日からの営業。
そごう・西武だけは元旦から営業。
セブン&アイ・ホールディングスは、
傘下の企業がほとんど元旦から。

だからヨークベニマルも、
元旦から営業した。

ドラッグストアはそれぞれ。
ウエルシアは元旦から営業し、
ツルハとマツモトキヨシは、
いずれも2日から営業を開始した。

コストコは12月31の大晦日は、
午前8時から営業し、
午後6時に閉店した。
通常は10時から午後8時まで。

そして元旦を休業し、
2日から営業開始。
コストコ年末年始
今年はスーパーマーケットで、
三が日を休業にする企業が増えた。

2021 年スーパーマーケット年次統計調査。

2021年年始の開店日は、
全体では1月2日が37.0%で最も多い。
次は1月元旦の24.4%。

東のオーケー、西の万代は、
以前から三が日休業をしている。

ライフコーポレーションも、
ヤオコーもサミットもいなげやも、
三が日が休業。

ロピアはほとんどの店が、
4日まで休業する。

それぞれの意思が働いていて、
おもしろい。

セブン&アイは元旦から営業する企業が多い。
フランチャイジーのセブン-イレブンが、
24時間365日営業なので、
他の業態もそれに倣え、なのだろうか。

私は業態別に方針を決めて、
正月の休業もそれぞれでいいと思う。

その意味で、
イトーヨーカ堂は129店舗があるが、
そのうちの38店の元旦休業は、
少しずつ増えていくだろう。

店を休業にするのは、
勇気がいることだ。

開けておけば、
売上げは稼げる。

しかし開けておけば、
必ず人件費は出ていく。
それ以上に、正月は休みたい、
という従業員もいるだろう。

いやいや正月出勤手当を当てにしている、
という人たちもいるだろう。

外野から一概に言えることではない。
しかしスーパーマーケット企業が、
3が日を休業することはいいと思う。

よく学び、よく遊べ。
子どもたちに言ったりする。

これからの商人は、
よく働き、よく休め。

よく働き、よく働くよりも、
よく休んだほうが、よく働ける。

天地創造の神も、
それを奨めている。

では、みなさん、今週も、
よく働き、良く休め。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2022年01月02日(日曜日)

「一粒の麦」と「一つのテーマ」を大地と市場に蒔く年にしたい。

去年(こぞ)今年貫く棒の如きもの

正月を迎えるといつも思い出す。
高濱虚子の句。

昨年も今年も貫かれている、
棒のごときものがある。

その一本の棒が自分だ。

それぞれの人が、
それぞれの棒をもっている。

それがいいんだな。

今日は商人舎オフィスに出て、
諸々の郵便物や電話の留守録をチェックした。

一人のオフィスもいいもんだ。IMG_99161

ただし、右の歯がまだちょっとだけ痛い。
ずいぶんよくなったが、まだ染みる。IMG_E99231
正月のテレビで、
芸能人格付けチェックを見ていたら、
郷ひろみが何種類もの歯ブラシを使って、
15分もかけて歯を磨くという話が出た。

それも試食程度に食べたのに。

なるほど。

こうまでしなければ、
歯の健康は保てないのか。
納得。

私も丁寧な歯磨きをします。

歯と足は健康にとって、
極めて大事な器官であり、部位である。

さて、[Message of January]
2022-1Message
テーマを資源化せよ!!

よくよくあなたがたに言っておく。
一粒の麦が地に落ちて死なない限り、
それはただの一粒のままである。
しかし、もし死んだならば、
豊かに実を結ぶようになる。
( 「ヨハネによる福音書」第12章24節)

一粒の麦はテーマである。
テーマは資源とみなされない限り、
それはただの一粒のテーマである。
しかし、もし資源化することができれば、
豊かに実を結ぶことになる。

コロナ禍パンデミック3年目の2022年。
大きく変わったことは目の前に横たわっている。
変わらなかったことも同じく目の前にある。
私たちはこの感染症の蔓延によって、
変わり続けていくテーマを知らねばならない。

消費意識と消費行動はどう変質するのか。
マーチャンダイジングはどう変貌するのか。
店やフォーマットはどう変革されるのか。
会社は、組織は、経営はどう変容するのか。
そしてあなた自身はどう変身するのか。

ドゥ・ハウス創始者の小野貴邦さんの言葉。
「過去から押しても怪獣は動かない。
未来から今日を引っ張ってやれば、
怪獣は動いてくれる」
怪獣は社会であり、経済であり、消費である。

コロナ禍の断絶によって、
過去から怪獣を押す必要はさらになくなった。
だからテーマの資源化を原動力にして、
未来から今日を引っ張ってやろう。
消費や市場という怪獣は必ず動き出す。

よくよくあなたがたに言っておく。
一粒の麦が地に落ちて死なない限り、
それはただの一粒のままである。
しかし、もし死んだならば、
豊かに実を結ぶようになる。

一粒の麦はあなたの観察であり着想である。
この一粒をテーマ資源化しない限り、
それはただの一粒のテーマである。
しかしもし資源化し、掘り起こすことができれば、
それは仕事に商売に豊かな実をつけることになる。
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冒頭の段落は、
「ヨハネによる福音書」第12章24節。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」で、
一番最初に引用されている一句。

それをモチーフにした。

一粒の麦はそのまま食べてしまえば、
一粒の麦に過ぎない。
けれど一粒の麦を大地に蒔いて育てれば、
それは多くの麦を実らせる。

イエスはこの麦のことを語るとともに、
自分が人々のために死ぬことの意味も、
暗示的に伝えた。

私という一粒の麦は、
十字架にかかって死ぬことによって、
多くの麦を実らせるのだ、と。

私はこの一粒の麦を、
ひとつのテーマと見立てた。

その一つのテーマが、
市場という大地に落ちて資源となる時、
大きな成果という果実を実らせる。

資源とは、
人間の生活や産業などの活動のために、
利用可能なものである。

かつて産業は天然資源によって成立した。
さらに社会は資本を資源とした。
次に労働力が資源となった。

ピーター・ドラッカーは、
知識を資源とする時代がやってきたと指摘した。

その知識のなかの中心となる問題、
人間の生活の主題となるものこそ、
最大の資源である。

たとえばSDGsは、
持続可能な開発目標であり、
17の大きな目標で構成される。
この目標こそテーマであり、
それは人類の資源である。

それらを達成するための具体的な、
169のターゲットも資源である。
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今年はテーマを資源化しよう。
それを掘り出すことができれば、
豊かな成果を生み出すことができる。

新型コロナ禍の断絶から、
今年こそ抜け出すことができる。

もちろんコロナウイルスとは、
動的均衡のなかで共生することになる。

その時に私たちは、
一粒の麦のことを考え続けねばならない。

誰もが一粒の麦をもつ。
あるいは自分が一粒の麦である。

その一粒の麦をそのまま食べてしまえば、
一粒の麦に過ぎない。
一粒の麦として一生を終えれば、
それも一粒の麦に過ぎない。

けれど一粒の麦を大地に蒔いて育てれば、
それは多くの麦を実らせる。

今年も私たちに、
その決断が突きつけられている。

〈結城義晴〉

2022年01月01日(土曜日)

一陽来復・今年の結城義晴のテーマは「断捨離」です。

一陽来復。
2022年元旦。
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昨年は2冊、本を出しました。
今年もできれば2冊くらい書きたい。

よろしくお願いします。

今朝の体重59.80㎏。
内臓脂肪率18.1。
BMI(Body Mass Index)は21.4。

BMIはボディマス指数と呼ばれ、
身長と体重から導く肥満度のこと。
これによって適正体重がわかる。

WHO(世界保健機構)が示すBMIでは、
18.50~24.99が「普通体重」となっている。

まあ、今朝の私は、
適正体重と考えていいだろう。

私の2022年元旦は適正な体重だった。
体重はここから始まる。

今年はすべてにわたって、
この「適正」を求めようと思う。

そのために、
「断捨離」を、
テーマにしよう。
あくまでも個人的なことだが。

モノの断捨離はもちろん、
コトの断捨離も、
心の断捨離も。

今年にかぎらない。

今年9月に満70歳になる。
古稀である。

中国の詩聖・杜甫が言う。
人生七十古来稀なり」

数え年では去年の正月に古稀を迎えた。
今日、私は71歳となった。

「人生100年時代」を適用すれば、
あと30年。

だからその30年間、
断捨離を私自身のテーマとする。

中国の思想家・老子。
「善行無轍迹」
「善く行くものは轍迹(てっせき)なし」

最善の行き方とは、
(わだち)のような迹(あと)を残さないことだ。

善なる行いをしても、
それを誇示しない。
跡を残さないことこそ、
無為自然の生き方である。

老子はそう説いた。

老子は、
自己顕示欲こそが我執であり、
我執で行った行為はすでに、
自分のための行動であるから、
本当の善行ではない、と教える。

本来の天地自然に沿った行動とは、
何事も自然のままである。
だから誰がやったかわからないし、
恩をきせるようなこともしない。

ジーン・ウェブスターの「あしながおじさん」か。
武者小路実篤の「石かきさん」であろうか。

なかなかむつかしいことだ。
それでも自己顕示欲丸出しの生き方はしない。

それを行動レベルで示せば、
「断捨離」となる。

ヨーガの修行法、行法に、
断行、捨行、離行がある。
だんぎょう、しゃぎょう、りぎょうと読む。
断つ、捨てる、離れる。

断行は、新たに手にはいるもので、
不要なものを断つ。
捨行は、すでにもっているもので、
不要なものを捨てる。
離行は執着から離れる。

断つ、捨てる、離れる。

ひとつのコップに水が入っている。
水はたっぷりと入っている。
新たに水をいれると、
溢れてしまう。

だから新たに水を入れるときには、
すでに入っている水をいくらか捨てる。

さらに水を入れるときにも、
必要な量の必要な水を入れる。
なんでもかんでも水を入れない。
そして不要な水はつねに捨てる。

もっともっと水を入れよう。
コップを大きくしよう。
そんな執着から離れる。

本を書くことは、
すでにある水を捨てる行為に似る。
けっしてそこで、
自己顕示を出してはいけない。

そうして毎日を過ごす。

コップの水も適正に保つ。
捨てればあるいは少し空間ができる。

その空いたぶんは、
「自由」が増える。

この自由を満喫しよう。

それがこの1年の私のテーマだ。

よろしくお願いします。

実は、断捨離をテーマにすれば、
いろいろなことが断りやすい。

必要なことを断るつもりはない。
しかし依頼されることが増えてきた。

どれも不要なことではないが、
なかには不要なものもある。
しかし残された年月はかぎられている。
だから不要と判断することの枠を広げる。

そして自由を広げる。

よろしくお願いします。

ということでまず、
今年は年賀状をつくらなかった。
それでもいただいた年賀状は、
ありがたく頂戴し、
感謝しつつ拝読する。

いただいた賀状には、
寒中見舞いでお返しをする。

今後は、
このブログやフェイスブックなどで、
新年のご挨拶をする。

よろしくお願いします。

最後に、断捨離は、
70歳になる私が個人でするもの。
会社はそれをする必要がない。

成長するには多くの挑戦が不可欠だ。
チャレンジは多くて、失敗も多い。
それが商売だし、仕事だ。
多産多死が経営だ。

それから若い人は、
断捨離などどこ吹く風で、
手に余るくらいのことに、
挑戦したほうが断然いいと思う。
私もずっとそうしてきた。

そして若い人は、
会社が中期計画、長期計画をつくるように、
自分の3カ年計画や、
4カ年、5カ年の計画をつくったらいい。

それを重ねて長期計画を描く。
3カ年計画×3次=9年計画、
3カ年計画×5次=15年計画。
4カ年計画×3次=12カ年計画。
5カ年計画×3次=15年計画。

こんな具合だ。

計画通りに行くはずはない。
けれど計画がなければ、
修正もできない。

つまり行き当たりばったりだ。
そんな人生はつまらない。

綿密な計画でもいいし、
漠然とした思いでもいい。

私は20歳代から漠然と、
6カ年を思い描いていた。

そして不思議なことに、
6年ごとに転機が訪れた。

子どものころから、
私の人生6年周期説を念頭においた。

自分としては、
それは悪くなかった。

だから若い人にお薦めしたい。
壮年の人でもまだ遅くはないだろう。

(わ)かくして学べば、
すなわち
壮にして為すこと有り、

壮にして学べば、
すなわち
老いて衰えず、

老いて学べば、
すなわち
死して朽ちず。

(佐藤一斉「言志四録」)

新年、おめでとうございます。
私の断捨離、1年間、
お付き合いください。
よろしくお願いします。

今年も皆さんにとって、
良い年でありますように。

最後に1年間の毎日更新を宣言します。

よろしくお願いします。

〈結城義晴〉

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