結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年01月04日(火曜日)

横浜鶴見の陣のオーケー・サミット・エイビイ・ベルク・パレッテ

三が日が明けて御用始め。
公官庁の仕事始めの日。

小売業、サービス業を除く、
民間企業も今日の1月4日、
あるいは1月5日が始業日となる。

株式市場も大発会の日が今日だが、
生鮮食品の卸売市場は明日から開場する。

今日は正月の店舗クリニック。
横浜市鶴見区と川崎市幸区、
さらに横浜市都筑区。

まずは鶴見区の激戦地。
大阪鶴見の陣を特集したけれど、
横浜鶴見の陣ができるくらいだ。

江ヶ崎町と新川崎、尻手のあたり。
尻手黒川線沿いに、
サミット㈱がドミナントを敷いていた。

サミットストア南加瀬店、
同クロスガーデン川崎店、
同新川崎店。

車で5分間隔で面展開していた。
まずそのサミットストア新川崎店へ。

島忠ホームズ新川崎店のショッピングセンター。
IMG_99451

もちろんホームズ家具店が核店舗。IMG_99371

もう一つの核がサミットストア。IMG_99381
3日まで休業して、
今日の4日が新年の開業日。

店舗入り口には、
同社独自の「案内係」が陣取って、
顧客と会話していた。

店頭の青果部門は、
価格政策を強化して、
なおかつ初日からポイント5倍セール。IMG_99421
サミットらしい丁寧な売場づくりで、
三が日を休んだ打撃はなさそうだ。

激戦区でもしっかりと顧客をつかんでいる。

そのサミットと車で5分もしないところに、
オーケー川崎小倉店。

クロスガーデンというSCへの出店だ。IMG_99361

この店は昨年10月28日オープンだが、
その前はサミットストアだった。
昨年1月に閉鎖。

核店舗はYAMADAテックランド。IMG_99271

地下1階にオーケー。
エスカレーターを降りていくと、
ミカン一色。
その隣はバナナ一色。
IMG_99281
オーケーらしく、
店中が高品質Everyday Low Price。

しかしゴンドラエンドの米など、
独特の品揃えだ。
秋田県産あきたこまちは、
10キロ+1キロと5キロ+500グラムで、
どちらも精米日は1月3日。

米の精米日に鮮度がある。
しかも1割増の容量で、
低価格と増量・鮮度のお買い得感満載。

オーケーのマーチャンダイジングの、
独自性は明らかに競争優位を確立している。

そのオーケーとサミットと、
三角形の頂点に当たる位置に、
エイビイ新鶴見店。IMG_99481

2018年9月オープン。
新年は1月4日まで休業で、5日始業。IMG_99461

もちろんいまやヤオコー傘下の、
ディスカウントスーパーマーケット。

開店日を間違えて顧客が、
自転車や車で店を訪れていた。IMG_99491
サミットはドミナントエリアに、
オーケーとエイビイに侵入された。

強い企業同士の競合。

そして強い者は、
新年も元日からは営業しない。

本格的な激戦は5日開始となる。

一方、国道一号線を超えた3キロほどのところに、
ベルク フォルテ森永橋店。
2014年11月26日オープン。IMG_99721
フォルテ森永橋への出店。

商圏が異なるから、
サミット、オーケー、エイビイとは競合しない。

悠々と商売をしている感じだ。IMG_99741

ベルクは元日に休業して、
2日から営業開始。
火曜水曜は恒例の均一セール。IMG_99751

ベルクらしい手堅い商売をしている。
しかし古いタイプの店舗で、
7年の時間の経過を感じさせられる。IMG_99781

さらに鶴見川を渡って、
パレッテ下末吉店。IMG_99521

イオンが取り組んだ小型ディスカウント店。IMG_99671

今、5店舗になっている。
圧倒的な低価格で、
生鮮食品はクレート陳列、
グロサリーは段ボールカット陳列が主体。

一言で言えばドイツのアルディ型ボックスストア。
もちろん日本流、イオン流にアレンジしてある。IMG_99711
実に面白いフォーマット実験への挑戦だ。
さらにイノベーションが必要だが、
それは徹底したローコストの追求とともに、
顧客を引き付けるものの獲得だ。
これだけの低価格激戦区への出店。

パレッテらしさが必要となる。

それはコンビニエンスの特徴だ。
セオリー通り商勢圏狙いの出店だから、
まずは100店くらいが必須だろう。

最後に車を飛ばして、都筑区へ。
ノースポートSC。IMG_99811

ここに入ったロピアノースポート店。IMG_99841

ロピアも4日まで休業だが、
この店やららぽーとの店舗は元旦から開けた。
ただし時短営業で夕方は6時まで。

そのロピアは大繁盛。IMG_99891

肉のロピアのインショップなど、
夕方には品切れが見られた。
しかし売り切れ御免のロピア。
顧客も納得している。
IMG_99901

ポストコロナ時代には、
強い者同士の直接競合となる。

それぞれの違いを出して、
つまりポジショニングで競争する。

私の持論が現象化している。
2022年正月からそれが確認出来て、
大満足のクリニックだった。
IMG_E99921
大阪鶴見の陣と横浜鶴見の陣。

どちらも面白い。

面白くなければスーパーマーケットじゃない。
本当の面白さは激しい競争にある。

艱難は商人を鍛える。
だから競争を楽しむレベルになる。

楽しければ成長がある。
みんな頑張れ。

〈結城義晴〉

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