商人舎オフィスに出ると、
本が2冊届いていた。
『店長のためのやさしいドラッカー講座』
新装版が第3刷となった。
最近はよく売れているらしい。
ありがたいことです。
この新装版は2022年に発刊された。
2011年に初版が出て、
それは5刷までいった。
これで都合、8刷ということになる。
この本の内容が、
商人舎ミドルマネジメント研修会の、
ひとつの骨子になっている。
その第26回ミドルマネジメント研修会。
6月9日・10日・11日に開催される。

まだ募集しています。
是非、参加を検討してください。
さて昨日は東大阪。
万代知識商人大学。
その昼休みには、
万代渋川店を見て、
そのあとでお弁当や惣菜を買う。
新玉ねぎ、新馬鈴薯も1玉98円。
こういったベーシックな商品の品質が高い。
水産部門の丸魚。
剣先イカ1尾380円。
これも鮮度が良くてうまそう。
奥主通路には惣菜売場がある。
この弁当の平台から、
カツ重299円を買った。
牛肉は「よろず牛」をブランディングしている。
これも実によく売れる。
店舗左翼のデイリー売場。
お買い得品がはっきりと訴求されている。
万代の売場はベーシックな商品が、
値ごろで提供されていて、
亀谷しづえGMはいつも買物して、
持って帰る。
新幹線の中でビールなど飲むが、
そのおつまみもここで買う。
とてもうまくて安い。
商人舎流通SuperNews。
昨日、㈱イトーヨーカ堂の記者会見が行われた。
山本恭広編集長が取材に出かけた。
イトーヨーカ堂news|
「ヨーク デリ」麵商品の刷新&「ヴェジボックス」展開開始
真船幸夫さんが会長兼社長となって、
イトーヨーカ堂は変わりつつある。
オリジナル惣菜ブランド「YORK DELI」は、
開発してから2周年を迎えた。
2024年、「Peace Deli千葉キッチン」を稼働させた。
プロセスセンターとセントラルキッチンの機能。
2025年度にはPeace Deliが100品目規模となった。
惣菜売上構成比は30%を突破。
既存店売上げは前年比5%増。
なんだか足りないなあ、と思ったら、
2026年度には既存店10%増を目指すという。
これでなくちゃ、いけない。
今回、主力カテゴリーの麺商品を全面刷新した。
インフレでも日常的に購買頻度の高いカテゴリーだ。
麺・具材・製法・食感を全面的に改良。
野菜をバランスよく摂れる6品目。
蓮根入り鶏つくね、ビビンバ風、タコライス風など。

食事として成立するボリュームと彩りを備えたメニュー。
価格はいずれも本体499円。
今回のアメリカで驚いたのが丼物の広がり。
スミスをはじめホールフーズなどで、
盛んに売られていた。
「ヴェジボックス」もそれに似ている。
2026年度はPeace Deliを約130アイテムへと拡大。
前年比3割増を計画する。
昔のイトーヨーカ堂は、
ポテトサラダとマカロニサラダは、
絶品だったし、
ほとんどの顧客が買った。
そういった商品が欲しい。
真船さんにはわかっているだろうが、
それが現場やバイヤーから、
強く提案されてこなければならない。
さて日経新聞「大機小機」
「もはやデフレではない」
しかし「これからの成長は厳しい」
「近代化という挑戦に取り組んでいかなければ
成長はおぼつかない」と手厳しかった。
それを日本社会は高度成長によって、
見事に成し遂げた。
今日も同じだ。
「デフレを象徴していた需給ギャップがなくなり、
ケインズ的な手法での回復が見込めなくなる。
新たなイノベーションがなければ
成長は期待できない」
同感だ。
「高度成長期と今日には共通点が多い」
まずは人手不足。
「集団就職列車で上野駅に到着する若者は
『金の卵』と呼ばれた」
現代の「金の卵」は「AIになるかもしれない」
次に経済の発展段階。
高度成長期の日本は、
「追い付き追い越せばいい」という段階。
「今日は成熟した先進国だという認識も多いが、
それも違う」
1人当たり国民所得。
「今は韓国や台湾にも抜かれ、
OECD(経済協力開発機構)諸国の中でも低位」
にとどまっている。
「追いつき追い越せ」は必須。
コラムニストは言う。
「求められるのはアニマルスピリットだ」
「デフレ時代にみられた、
コストカット中心の
消極的な経営手法からの脱却だ」
「高度成長期と同じような
激しい競争の時代になるはずだ」
そして言う。
「政府には、その競争を、
阻害しないことが求められる」
その通り。
「競争と成長の歯車がうまく回れば、
明るい未来が待っているはずだ」
私もそれを信じたい。
余計な「やってる感」によって、
邪魔をしないでほしいものだ。
ミドルマネジメント研修会は、
ポジティブな脱グライダー商人を養成する。
そして、全員にその気にさせる。
〈結城義晴〉































