衆院選チェーンストアの投票所設置と党首の「幼児化」

第51回衆議院議員選挙が公示された。
2月8日が投開票。
選挙戦は12日間。
立候補者は1200人超。
争うのは、
小選挙区289議席、比例代表176議席。
合計465議席。
ほとんどの政党が、
消費税の減税や撤廃を主張する。
新党みらいの安野貴博党首。
「消費税を下げることよりもまずは、
社会保険料を下げることを優先します。
社会を支えるための土台として、
今の消費税の税率は今のまま守ります」
ポジショニング競争の側面から見れば、
安野さんだけがブルーオーシャンだ。
財源の問題、レジの問題、
食品減税ならば外食と内食の軽減税率の問題。
まだまだ不明な点ばかりだ。
これを選挙戦を通じて論じ合うのは、
まったく筋が違う。
朝日新聞「折々のことば」
第3564回。
個人の間の平等は、ある程度まで……
自然の平等に支えられているが……
国力の差は、
ネズミとゾウの違いよりも大きい。
〈加藤尚武〉
「国と国の力の差は、
領土の面積と人口と軍事力で示されるが、
国家間の平等を図る制度が存在しなければ、
力のみがものをいう『支配』の関係しか
残らない」
トランプもプーチンも習も、
この支配関係を目指しているようだ。
「人類の未来は国家間の正義を保障する
機関という国際的公共財の存否に懸かっている」
他の国々は、そして私たちは、
「正義の機関」の存在に期待をかけている。
(「approach」昨年冬号、
論考「過去と未来はどちらが長いか」から)
このことに対して、
世界市民全体の選挙は、
できないのかしら。
さて 商人舎流通SuperNews。
チェーンストア各社が今回も、
ショッピングセンターや店舗に、
投票所を設置する。
イオンnews|
「第51回衆院選挙」全国の商業施設に過去最多の158投票所設置
全国158カ所の商業施設に、
「期日前投票所」や「当日投票所」を設ける。

最初は2007年の秋田県議会議員選挙で、
投票所設置協力をした。
これを皮切りに全国で、
国政選挙や地方選挙の際に、
投票所を提供している。
素晴らしい。
イトーヨーカ堂news|
イトーヨーカドー&アリオの17店舗に期日前投票所設置
イトーヨーカドーとアリオの17店舗。
期日前投票所を開設。
投票所設置店舗では、
投票場所に関するチラシの配布、
店内ポスターの掲示、
店内放送などを通じて、
積極的に投票への啓発活動を行う。
イズミは「ゆめタウン」11店舗で、
期日前投票所を開設。
いずれも素晴らしい。
一方、㈱ノジマは、
「センキョ割」を実施する。
2022年の初参加から今年で4年目。
投票済証明書を提示すれば、
特典が受けられる。
これに参加する。
ノジマは「1192円分のポイント還元」をする。
選挙に行ってもっとイイクニに!

このセンキョ割には、
どんどん参加したらいいと思う。
テレビ局での党首討論を見ていたら、
全体に幼い印象を受けた。

偉そうで申し訳ないが、
どの党首よりも歳をとっているので、
印象くらい言わせてもらってもいいだろう。
話の内容と論理性、話し振り・身振り手振り、
表情・仕草、受け応え。
みんな幼い。
政治家のトップたちが、
幼児性を見せる。
中道の野田佳彦68歳、
自民の高市早苗64歳。
ほかも同じだ。
そしていつも欄外出演の二人も。
日本保守党の百田直樹69歳、
社民党の福島瑞穂70歳。
みらいの安野貴博の35歳のほうが、
大人びて見える。
不思議だ。
イデオロギーや主義主張、
支持政党などはまったく別にして、
公明改め中道の斉藤鉄夫70歳と、
共産党の田村智子60歳は、
まあ年相応か。
政治家の幼児化。
こっちのほうが日本の問題だ。
もちろんドナルド・トランプの幼児性は、
目も当てられないくらい酷い。
大人びているというのが、
必ずしもいいわけではない。
けれど奥行きの深い人格者が、
日本を代表する政党のトップにいて、
大きな問いを発し、高い視点から、
国の将来を見ていてほしいと思う。
それは小売商業や消費財産業の、
経営者も同じだ。
〈結城義晴〉





















