OICグループのニューヨーク弾丸ツアー。
視察も3日目の今日が最後。
団員たちは朝、2班に分かれて、
ベンジャミンが始めた朝食ステーキを堪能。
したがってセミナーは8時からスタート。
今回の研修会では、
12月に2時間ほどのWeb講義を行い、
さらに羽田空港でも出発前に1時間ほど講義した。
そしてNYでも初日、2日目の朝の2時間の講義。
まだまだ語らなければならないことは多い。
アメリカ小売業の全体像を語って、
同時に日本のチェーンストアランキングで、
OICグループがどこに位置づけられるかを説明した。

そのあとは私の持論。
業種、業態、フォーマット。
そのためのポジショニング戦略。
肉の宝屋藤沢店から、
ユータカラヤへ、
そしてロピアへと、
教科書通りの成長を遂げた。
講義のあとは専用バスに乗り込んで、
マンハッタンの店舗視察に向かう。
全米最古のワナメイカーズ百貨店。
そのマンハッタン店跡の建物に出店。
地上1階と地下1階の2層店舗だ。
1階はベーカリーとデリ、寿司、
そしてレジ。
即食系ゾーン。
デリは「フードサービス部門」と呼ばれる。
ウェグマンズの惣菜はレストラン並みだ、という意思。
店内加工のデリとセルフデリ。
朝早いためまだ顧客の姿は少ない。
しかしランチ時や夕方になると、
多くの顧客がやってくる。
エスカレーターで地下1階に降りると、
導入部は青果。
ウェグマンズらしい単品量販の平台。
見事なカラーコントロール。
訪問の最大の目的は、
この店で初めて導入された「SAKANAYA」。
豊洲市場から週に2回、
日本の鮮魚が空輸される。
これがそのコーナー。
責任者のエイドリアン・ ハッチンズさん。
もうおなじみの32歳。
日本の魚文化をアメリカに根付かせるために奮闘する。
通訳はもちろん浅野秀二先生。

ウェマンズの企業文化の素晴らしさ。
SAKANAYAの取り組みなどを、
熱意を込めて話してくれた。
まだまだSAKANAYAの利益は低い。
それでもアジア系の顧客が広がっている。
浜野仁志班長と3人で写真。
浜野さんは㈱OICグループ取締役経営戦略本部長。
10月にはエイドリアンさん念願の日本訪問も決まって、
嬉しそうだった。
こちらも楽しみだ。
地下1階は内食ゾーン。
ミート売場の1品1品が魅力ある商品だ。
カラーコーディネートも素晴らしい。
このあと、少しだけ観光。
やはり9・11跡のメモリアルパークは必見。
2001年に起きた同時多発テロ。
世界貿易センターが狙われ、崩壊した。
その犠牲者を追悼する、
左の建物はワールドトレードセンター。
鎮魂のプール。

プールの縁にすべての被災者の名前が刻まれている。
そして誕生日の人の名前のところに、
白バラが手向けられている。

そしてオキュラス。
サンティアゴ・カラトラバ設計の駅舎。
巨大な白い鳥が翼を広げたデザイン。

オスカー・ファリネッティが、
イタリア料理、イタリア食材に絞り込んで、
究極の外食・中食融合店舗をつくった。
曰く「食堂であり、市場であり、学校である」
イタリア式魚屋。

生パスタの店。

生ハムとチーズの店。

イータリー1号店の中央のホール。

ここではそれぞれが、
レストランでランチを楽しんだ。
ワインも解禁。
野菜の店の料理と白ワイン。

私はパスタランチと赤ワイン。

これまでで最高のイータリーの楽しみ方。
堪能した。
一気にマンハッタンを北上して、
ゼイバース。
たった1店舗でも、
NY中のユダヤ人がやってくる。
浜野班長が夜の交流会のために購入。
スモークの白身魚。

人気のコーヒー売場。
私はモカとブルーマウンテンを1パウンドずつ購入。
シタレラ。
もともとが鮮魚店。
だから店の奥一面が鮮魚売場。
ゼイバーズとは強みが違う。
それが生き残りの条件だ。
こちらは青果店出身。
青果売場のボリューム陳列が特徴だ。

鮮度、品質、品揃え、陳列。
すべてに秀でている。

しかし店の奥の多段ケースは、
リーチインケースに変わった。
強敵が登場して客数が減っている。

地元のスーパーマーケットとして、
ニューヨーカーに大人気の店だった。
現地コーディネーターの富澤由紀子さんも、
若い頃はわざわざ地下鉄に乗って、
この店に買物に来たらしい。
今でも若いけれど…。
地下1・2階の2層の店舗。
エスカレータを主動線扱いにして、
ワンウェイで買い回らせる。
午後2時半ごろだが、
すでにレジには行列ができている。
チェックスタンドは銀行方式。
セルフレジなどトレーダー・ジョーは、
死んでも導入しない。
せっかくの接客のチャンスを失う。
トレーダー・ジョーが、
地元のスーパーマーケットから、
顧客を奪い取っている。
すべての視察を終えて、
午後3時からは自由研修。
みんなの気分が和む。
私はホテルに帰って、仮眠した。
3泊の弾丸ツアーは疲労が酷い。
夜は午後7時半から、
特別にチャーターしたスイートルームを、
コミュニティルームにする。
毎晩、そこで団員同士の交流をする。
浅野先生もワインで交流。
第1班班長は浜野さん。
板前さんの衣装をまとって、
手作り料理を提供してくれる。 
得意料理は握りずし。
ウェグマンズの「SAKANAYA」で、
材料を調達した。
寿司飯も今回は上出来。
美味い寿司だった。
さらに定温調理器を日本から持参して、
ローストビーフをつくってくれた。
これです。

美味しいワインと食事に、
深夜まで交流は続いた。
その浜野シェフと浅野さん、
両サイドは富澤さんと亀谷しづえさん。

34階の部屋からは、
エンパイヤステートビルが間近に見えた。

最終日は盛り上がった。
この交流でロピアやOICグループの、
社員の力量はどんどん上がる。
私も話の中に加わって、
それを実感した。
ありがとう。
(つづきます)
〈結城義晴〉














































