結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年02月11日(水曜日)

Manhattanのウェグマンズ/イータリーとBroadway散策視察

日本では建国記念の日。

神武天皇が即位した日とされるのが、
旧暦の1月1日。

それを明治時代にグレゴリオ暦で2月11日とした。
それが戦後、建国記念の日となった。

もともとの神武天皇の即位日は、
『日本書紀』に記されている。

神武天皇は「記紀」に登場する。
『古事記』と『日本書紀』を合わせて「記紀」という。

この記紀は神話だ。
神武天皇も伝説の人物とされている。

神話が国の源となっていることを、
私は否定してはいない。

ただし、神話は神話だ。

さてOICグループのNYC研修。
2026年の第2団。

その3日目は最後の視察日だ。

朝から有名ステーキハウスの
ステーキ朝食を食べに行った団員たち。
「肉のロピア」らしいチャレンジだ。

8時から結城義晴のセミナー。

講義の前にOICグループの経営理念を唱和。 IMG_3980

さらにロピアの経営理念を唱和。IMG_3981

最後にロピアの接客7大用語。
IMG_3985

講義の前半は「ウェグマンズの謎」

ミールソリューションを考案し、
それを突き詰めたウェグマンズ。

グルメスーパーマーケットではない。
それをデータを使って証明した。IMG_3989

それから「フォーマット戦略」
業種・業態からフォーマットへ。

ロピアは1971年、
業種の「肉の宝屋藤沢店」として創業。
1996 年、社名を㈱ユータカラヤに商号変更。
1997 年、「新鮮大売ユータカラヤ」希望ヶ丘店で、
スーパーマーケット業態に参入。

そして2011 年、㈱ロピアに商号変更して、
「ロピア」のフォーマットに挑戦した。

教科書のような段階的発展。

アメリカでは1980年から、
フォーマットの時代になった。

そのあとコーネル大学のフォーマット論。
基本業態+ポジショニング=フォーマットIMG_4008

私の持論を一気に語った。IMG_4013
あっという間に最後の抗議の1時間は終わった。

そのあとは、最後の視察研修。

ウェグマンズのアポ変更から、
急遽、9.11メモリアルパークへ。

手前がオキュラス。
その奥にワン・ワールド・トレードセンター。
USA独立の年にちなんだ1776フィート、
約541mの高さは全米一。

アメリカ合衆国の建国の日は、
独立戦争の1776年7月4日だ。
これは神話ではない。
IMG_4015

オキュラスは駅舎のある複合商業施設だ。
サンティアゴ・カラトラバ設計で、
白い鳥のようなデザインは本当に美しい。

いつもここでは記念撮影を行う。
9.11で亡くなった方たちへの哀悼の意をこめて、
静かに撮影する。
IMG_4018

いつも厳かな気分になる。
IMG_4020

現地ガイドの富澤由紀子さんの案内で、
ツインタワー倒壊跡のプールを見学。IMG_4027

短い観光のあと、
向かったのはウェグマンズ。
2024年10月に開業したマンハッタン1号店。IMG_4105

店長のJAREDさんにインタビュー。
IMG_4030

ウェグマンズのマンハッタンでの試みと、
1年半が経過した現況を丁寧に話してくれた。IMG_4033

SAKANAYAのエイドリアンさんも加わって、
団員たちの質問に丁寧に答えてくれる。
IMG_4057

二人を中心にして、全員で記念写真。IMG_4060

とても良いインタビューだった。
JARED店長に感謝。IMG_4047

近いのSAKANAYAの売場では、
エイドリアンさんのインタビュー。IMG_4071

豊洲から週2回空輸される魚を丸物で陳列する。
アジア系住民にはその鮮度感がウケている。IMG_4072

従来の魚のカッティング方法と、
SAKANAYAの日本式調理法を記したパネル。

日本の活〆漁業のすばらしさを語ってくれた。
IMG_4066

並んでいる魚は頭の後ろがカットされている。
これによって鮮度感が高まる。IMG_4073

エイドリアンさんは日本の活〆技術を、
取引先の漁業者たちに伝える活動も行っている。

事務局が夜食の手巻き寿司のための材料を注文。
エイドリアンさん自ら、カッティングしてくれた。IMG_4097

その模様を撮影する商人ねっとの笹本さん。IMG_4096

アスタープレイス店は地上1階と地下1階の2フロア。
1階はデリやプリペアードフードなどの即食フロア、
地下1階はSAKANAYAを含めた生鮮3部門と、
グロサリーとハウスウェア商品などが品揃えされる。

地下1階にエスカレーターで降りると、
カラフルな果物が並んで市場のような雰囲気だ。IMG_4075

品目数は多いが、売りたい商品は平台で単品量販する。
IMG_4077

対面のミート売場。
どの部門も作業場を見せて、市場感を演出している。
ここではスタッフが、
ステーキをカッティングしている姿を見せる。
IMG_4082

奥まったところにゾーニングされた加工食品。
「HOT ZONE PRICE」のパネルがあちこちにある。
ウェグマンズ流のEDLPを表した言葉だ。IMG_4087

1階のバレンタインプロモーション。IMG_4100

カットフルーツの提案。IMG_4101

チョコレートでコーティングされた大粒イチゴ。
加工度の高い商品づくりで粗利益を確保する。
IMG_4102
ウェグマンズを堪能した。

次は、
イータリー。

マンハッタン1号店。IMG_4111

イータリーは、
Eat(食べる)とItaly(イタリア)の組み合わせ。

イタリアの食をテーマにした、
スーパーマーケットの部門構成に、
レストラン機能を加味した「グローサラント」だ。

その八百屋。IMG_4106

シーフードの対面売場。
ほとんどの部門が対面売場を設ける。
売場のそばにレストランを配置している。IMG_0799

ここではお酒を解禁にして、
レストランでの食事を体験させる。

私は亀谷しづえGMと
パスタレストランでランチ。
IMG_0805

ルッコラとオレンジのサラダ、
ラグー仕立てのミートパスタ、
そしてスパークリングワインを1杯。
IMG_4107

団員たちもカウンターで食事を楽しんでいる。
IMG_0806

午後は、アッパーウェストへ。
ブロードウェイ沿いを徒歩で巡る研修だ。
スーパーマーケット4店舗が並んでいる。

最初のゼイバース。
ユダヤ人が経営する。
たった1店舗しかない大繁盛店だ。IMG_4113

導入部はチーズ売場。
世界中から集められた商品が並ぶ。
IMG_0809

そのチーズ売場に、
バレンタイン向けのバラのブーケ。
面白い。
IMG_0808

ゼイバースはチーズ、魚の燻製、
そしてコーヒーが名物商品。
ここで事務局が夜のつまみとして、
燻製を数種類、購入。
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コーヒー売場では団員たちが、
英語で店員にオーダー。
3日目ともなると、買物もずいぶん慣れてきた。
IMG_0813

マンハッタンローカルスーパーマーケット、
シタレラ。IMG_4115

魚屋出身だけにシーフードが強い。
魚の尻尾がデザインされた対面売場。
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客の注文に応じて、調理サービスを行う。IMG_4116

フェアウェイ・マーケット。
IMG_4120

こちらは八百屋出身。
青果を求めて顧客がやってくる。IMG_4121

カラフルで見事な陳列。IMG_4122

しかし徐々に、客数が減っていて、
ミートとシーフードの対面売場は、
半分のスペースになった。IMG_4130
の衰退は新参者の所為だ。

それがトレーダー・ジョー。
地下1・2階の変則的な店舗。
IMG_0842

「フィアレス・フライアー」(チラシ)のブーケ。
バレンタイン仕様だ。IMG_4135

西海岸出身のトレーダー・ジョー。
白木の什器でウェストコーストらしい、
カジュアルな売場づくりだ。
それが他との違いを際立出せている。
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ゼイバース、シタレラ、
そしてフェアウェイ・マーケットが、
やや高齢者のお客主体だったのに対して、
トレーダー・ジョーには老若男女がやってくる。
IMG_4139

トレーダー・ジョーの登場で、
この地の顧客の買物行動が大きく変わった。
徒歩研修は、そうした競争の本質を学ぶために行う。

3日間にわたった研修はこれで終了。

あとは団員各自の自由研修が待っている。
それぞれが自分で企画して、
マンハッタンを楽しむ。

第2団最後の夜には、
コミュニケーションルームに、
団員たちが次々にやってきた。

手巻き寿司とワインで交流して盛り上がった。
IMG_4167

ハドソン川が凍るほどの強烈な寒波。
私の身体にも影響を与えたらしい。

研修終了後、のどが痛み出した。
風邪の兆候か。

ホテルに戻って、薬を飲み、
事務局がつくってくれた、
3種のネタの海鮮丼を少しだけいただいた。
それから横になって体を休めた。

団員たちと交流したかったが断念した。

明日は、第2団団員たちを空港まで見送る。
その車中で最後の講義が控えている。
明後日には、第3団が到着する。
その前に体調を回復させなければならない。

頑張ります。
(つづきます)

〈結城義晴〉


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