結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年04月15日(水曜日)

OICグループNY研修/107兆円・23兆円で「量は質を生むのか」

東京国際空港から12時間弱のフライト。

ニューヨークのジョンFケネディ空港に到着。
OICグループのニューヨーク研修。

すぐに専用バスで初日の視察研修がスタート。
IMG_5325

1月から始まったOICグループの研修。
4月は今回の第4団と5団を指導する。
第4団は参加者39名、
講師・事務局を合わせて45名。

初めにいつも視察するのは、
ウォルマート。
皆で記念撮影。
IMG_5330

クイーンズ区のスーパーセンター。
ウォルマートで一番売上高を上げている店。
IMG_5355

ミート売場で価格表示について説明する。
IMG_5340

全体はエブリーデイロープライス(EDLP)政策。

その中で、
オレンジ色POPの「ロールバック」が目立つ。
売れている商品をメーカーと交渉して、
EDLPの価格からさらに値引きする。
ウォルマート独自のプロモーション施策だ。IMG_5356

チェックアウト部門の「TEAM LEAD」の
クラウディーヌさん。

現地コーディネーターの浅野秀二さんが、
急遽インタビュー。IMG_5364

ウォルマートと同じハイパーマーケット、
ターゲット。
IMG_5366

ウォルマートとのポジショニングの違いを追究し、
それに徹する。

売場はウォルマートの青に対して、
赤を基調にしている。

天井を張って蛍光灯の照明を使う。
日本のチェーンストアと似ている。

百貨店出身だから、衣料品が強い。
IMG_5369

生鮮食品は絞られていて惣菜もない。

アパレル中心の店で、
食品はコンビニエンスニーズに応える。
しかしグロサリーのPBは人気を博している。IMG_5374

売場の一角には施錠された色場がある。
IMG_5377

肌着や靴下などの商品棚まで、
施錠されている。
万引き防止策だ。IMG_5378

いつも感心する太めのマネキンを使用した、
秀逸のプレゼンテーション。
奥の写真も同じ。
IMG_5380

ドイツ出身のボックスストア、
アルディ。IMG_5387
11万平方フィート(181坪)のリミテッドアソートメント。
3000品目でその9割以上がPB。

9割を超すPBによって、
いくつものメリットが生まれる。
その一つがレジのスキャニングのスピードだ。

米国で2000店を超えて、
生鮮を強化している。
最初はとにかく安いグロサリーの店だった。
それが生鮮もグレードも品質もあげてきた。

商品はケースのまま陳列・補充する。
オペレーションコストは極限まで下げる。IMG_5384

アルディの売場づくりも、
ずいぶん美しくなってきた。
これも2000店超の効果だ。

カラフルな壁面パネル。IMG_5386

1ドル150円換算で見ると、
ウォルマートが107兆円、
ターゲットが16兆円、
アルディが23兆円。

凄いスケールのチェーンストアばかり。

量が質を生むのか。
そんなことを感じさせる3社の店舗だ。
その3店が一つの巨大なパワーセンターの中にある。
商圏は広がって20万人に対応する。

クイーンズからブルックリンへ移動。

トレーダー・ジョー。
IMG_1747 (002)

銀行跡の建物に出店した美しい店。
高い天井。
IMG_1750 (002)

青果部門には新しいアイテム。
カラフルなミニ・ニンジン。
IMG_1753 (002)

コロナで中止していた、
デモンストレーション販売も復活した。
IMG_1760 (002)

銀行方式のチェックスタンドのわきに、
チューリップの花束の平台があった。  IMG_1757 (002)

最後に、
ホールフーズマーケット。

その有名な環境対策店。

屋上には菜園がある。
そこで栽培された葉物を店で販売する。
究極の地産地消だ。IMG_5391

amazonプライム会員向けの
ネットスーパーの売上げが増えている。
その分、来店客数が減っている。IMG_5394

アメリカのスーパーマーケットでは珍しく、
シーフードを部門化している。
サーモンや白身魚の切り身、
貝やエビなどの甲殻類を品揃えする。IMG_5397

対面販売方式のミート売場。
ビーフの品揃えが増えてきた。
ベジタリアン以外の顧客が増えているからだ。IMG_5399

デリとインストアベーカリーの右翼ゾーン。IMG_5406
生鮮と惣菜・ベーカリーが、
ホールフーズの生命線を握る。

店舗視察を終えて、
ブルックリンのダンボ地区へ。
この日は気温28度。
夕方になっても暖かい。
イーストリバー沿いの公園。IMG_5410

ブルックリン橋。
1883年に完成した、
アメリカ最古の鉄製ワイヤーの吊り橋。
マンハッタンとブルックリンを結ぶ。

1月・2月の研修では夜景に浮かぶ姿を見せたが、
4月は青空にくっきりと浮かび上がっている。IMG_5411

対岸のマンハッタンの摩天楼を背景に、
皆で記念撮影。IMG_5419

商人ねっとの取材も川岸で行われてる。IMG_5420

すべての視察を終えて、
ホテルに荷物を収めると、
すぐに4グループに分かれて、
それぞれステーキハウスへ。

私はBRUNO’s Club A Steakhouseへ。IMG_5422

地元産のIPAで乾杯。IMG_5428

2階を借り切っての食事会。
前菜で頼んだベーコンがことのほかうまかった。
ロピアも惣菜で提供するといいのに。

もちろんメインはニューヨーク・ストリップ。
これも当然ながら美味。

ワインも飲んで、話が弾んだ。IMG_5432
そこへ突然、高木勇輔さんが登場。
OICグループ代表取締役社長。

何時も神出鬼没。

長いながい1日が終わった。

部屋に帰ると倒れ込むように眠った。
(つづきます)

〈結城義晴〉


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第2回 バイヤー研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年4月
« 3月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.