結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年10月04日(木曜日)

アメリカ・カメラ日記①HEBセントラルマーケットのリポート

10月3日。成田を11時半に発って11時間。
ダラス
テキサス州ダラス・フォートワース空港。
ダラスは曇り空。
それから1時間。
サンアントニオ国際空港。

サンアントニオは32度の真夏日。
空港を降りて、ダブルコーディネーターのノブ・ミゾグチさんに落ち会い、握手。
エキサイティングな米国視察セミナーの始まりはじまり。
バスはフリーウェイを走り、
セントラルマーケットへ。
テキサス州で50%を超えるシェアを持つスーパーマーケットの雄。
HEB。
そのアッパーグレードの店「セントラルマーケット」。

ワンフロア7万7000平方フィート。
約7000。
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店頭には、10月末のハロウィンに向けた
かぼちゃのプロモーション。
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店を入ってすぐのスペースにも、
当然ハロウィン販促が。
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左手は葉物のコーナーが10メートル。
日本では見られなくなった前進立体陳列。
ダミーを上手に使って、在庫はコントロールされている。
オーガニックアイテムは黄色地のPOP。
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右手は氷詰めのブロッコリ、カリフラワから始まるコーナー。
氷をスコップでかけながら売り場づくりしている。
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マッシュルームは、これだけ多種のアイテムをそろえると、
店の格が上がる。
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果物コーナーもカラーコントロールが行き届く。
アイテムの豊富さでウォルマートに出来ないことをやる。
オーガニック商品、
今日は、野菜が62アイテム、果実31アイテム。

合計93アイテム。
壁に張り出されている。
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リンゴだけでもこれだけの陳列線となる。
果物としてのリンゴ、
調理材料としてのリンゴ。
用途に応じた品揃えで、圧倒的な売り場となる。
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青果部門はセントラルマーケットだけでなく、
HEBの生命線を握る。
ワンウェイコントロールで、顧客を引っ張る。
しかし商品が魅力を備えているから、
十分に売り場として成り立つ。
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精肉部門はR型ケースで丁寧に販売。
ホームメードソーセージは60アイテム。
地下のバックヤードで、自家製の製造。
鮮魚も地下でカッティング、160アイテム。
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チーズはこれで600アイテム。
通路中央にアイランド形式で、
行く手を塞ぐようにアピール。
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今日はメキシカン料理の調理人が、
クッキングアドバイス&自分の著書のサイン会。
かなりの人が集まっていて、通路を占めている。
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2階にはクッキングスクールがある。
材料費だけとって、調理指導する。

以上、解説はドイツから来たリロさんでした。
ありがとうございました。
リロさん

HEBは、このサンアントニオに本部を置く。
そしてかつては70%という驚くべき占拠率であったといわれる。
いま、ウォルマートに侵食されても、
まだ50%を超えるシェアを持つ。
その消費の最先端をセントラルマーケットが捉えている。
だからテキサスに8店舗しかない。

しかしこの店は高級スーパーではない。
高額スーパーでもない。
確かに高級品や高額品を品揃えはしている。
だが、なんというか、HEBレギュラー店が日常ストアなら、
非日常を見せてくれる店である。
そしてそれが日常への接点を持っていることが、
重要なポイントなのだと思う。
日常と接点を持った非日常は、
ドンドン変わっていく。

[続く、結城義晴]


4 件のコメント

  • 今回のツアーに参加させていただいている富山です。さっそくブログを拝見させていただきました。

    初めてのアメリカ視察ツアーです。

    慣れない長時間飛行。

    熱い熱い日差。

    少しの疲労を感じながらもHEBに着くとすぐに回復しました。

    見た事のない店内の品揃えとレイアウトに驚いたのはももちろんですが、一番感じたのは説明していただいた店舗の方が自分のお店を誇らしげに説明する姿。

    アドレナリンが出るのを感じました。

    それを裏付けるように結城先生の講義の中で
    一番びっくりしたデータが「米国最も働きたい企業ランキング」で小売業が上位にランクインしている事でした。

    私の未熟な流通業キャリアの中でいつも感じていた悶々とした思い。「今の日本の流通業(小売・卸)では人材が疲弊して、様々な意味でよい人材が逃げていってしまう!」「もっと色々な才能や感覚を持った人材が誇りを持って働く事が出来、ダイバーシティが実現できる産業に。」

    この短いツアーで出来るだけ色んな事を感じていきたいと思います。

    勉強不足の私ですが何卒、宜しくお願いいたします。

  •    富山さん。感謝。
       でも変な感じです。
       アメリカツアーの団員の方と、
       ブログ上で語り合う。
       それを日本中の人が見ている。
       私は幸せ者です。 
       ブログのようなメディアが登場しているときに、
       独立するなんて。
       そして富山さんとこうやって、
       面白いコミュニケーションできるなんて。
       でも、歩けば1分とかからないところにいるんだから
       私の部屋を、遠慮なくノックしなさい。
       いつでもオープンマインドなんですよ。私。
       そこにいる岡下君も。
      

  • アメリカ視察レポート期待してます。
    リアルタイムの情報いいですね。
    特に、"新しい発見"・"ニューへの挑戦"あったら、レポートください。
    変な物食べて、お腹壊さないように・・・・。

    商人伝道師より☆

  •    了解しました。
       今、テキサス州ダラスです。
       日本との時差、14時間。
       もちろん遅いほうの14時間。
       頑張って現地特派員報告いたします。
       移動しては、視察の繰り返し。
       移動中も、ノブ・ミゾグチと交代でレクチャー。
       話しても話しても、話し足りないと思ってしまう。
       それほどにアメリカは、私に刺激を与えてくれる。
       私たちを変えてくれる。
       異なる文化圏を訪れることの最大の良さでしょう。

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