結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年10月31日(月曜日)

日本海運3社コンテナ事業統合の赤字オールジャパン

Everybody! Good Monday!
[2016vol44]

2016年第45週です。
今日が10月31日の
ハロウィン。
明日から11月。

2016年もあと8週。

なぜか、心の中が、
そわそわしてきます。

たとえてみれば、
テキサス州ダラスから、
ニューヨーク州マンハッタンに、
着いたときの気分。

しかし、それにしても、
ハロウィンの仮装。
妙な日本での盛上がりです。

アメリカでは子供たちが主役。
悪魔払いの年中行事。

日本では若者らが仮装を楽しむ祭。
“聖地・渋谷”は深夜まで、
ハロウィン仮装の渦ができる。

もちろんマンハッタンでも、
グランドセントラル駅などに、
仮装の若者が集まり、
タイムズスクエアでは、
同じような渦ができる。

文化の爛熟期なのか、
それともその退廃期なのか。
次の文化への移行期なのか、
新しい文化の創造期なのか。

いずれにしても商人にとって、
そんな時期は例外なく、
大いなるチャンスのときだ。

ど真ん中に入りこんで、
それを感じ取る。
楽しむ。

そこから新しいビジョンが、
生まれたりする。

さて、プロゴルファー松山英樹。

男子ゴルフ世界選手権シリーズ、
HSBCチャンピオンズで優勝。
通算23アンダーの265。

上海で行われたこの大会は、
準メジャーの位置づけだ。

世界主要ツアーによって、
1999年に創設されたこのシリーズで、
個人戦優勝は日本勢初。

現在、世界ランク10位の松山。
これで間違いなく、
一桁順位にランクされる。

来年のメジャー制覇へ、
一歩前進と考えていいだろう。

プロ野球日本シリーズは土曜日に、
北海道日本ハムファイターズが、
優勝を決めた。

最後は第7戦で、
大谷翔平の投球を、
見たかった気もするが。

一方、メジャーリーグ。
ワールドシリーズは、
シカゴ・カブスが第5戦を勝って、
クリーブランド・インディアンズに、
2勝3敗。

面白くなってきた。

11月に入ると、
夏のスポーツも、
終盤戦を迎えて、
これもそわそわさせられる。

しかし秋も深まっていく。

蓑虫の淋くなれば顔を出す
〈朝日俳壇より 名古屋市・中野ひろみ〉
(長谷川櫂の選評)
淋しさに耐えている者はいないか。
外をうかがう蓑虫(みのむし)。
寂しげな顔(?)が目に浮かぶ。

背を伸ばし足を延ばして秋の声

〈朝日俳壇より 西宮市・近藤六健〉
秋にはそんなところがある。
久しぶりに日経俳壇より。
がんばるばいがんばるけんと障子張る
〈黒田杏子選 阿蘇・井澤俊子〉

阿蘇の人たち、
熊本の人たち、
応援しています。

さて、定期コンテナ船事業が統合。
日本郵船と商船三井、
それに川崎汽船。

三占状態。

来年7月に、
3社共同出資の新会社が設立され、
事業は移管される。

商船三井の池田潤一郎社長。
「競争力のある
オールジャパン企業が
誕生する」

新会社の船隊規模は世界6位で、
世界の全需要のうち7%シェア。

コンテナ船積載量世界ランキングは、
第1位がデンマークの
マースクライン。

A・P・モラー・マースクの中核企業。
マースクは海運コングロマリットで、
海運業界のガリバー。
Fortuneのグローバル500で、
240位の年商403億ドル。

マースクラインのシェアは16%。

世界第2位はスイスのMSC。
メディタレニアン・シッピング・カンパニー。
海のない国の海運会社が第2位。
イタリアに本拠があるから。
そのイタリアには、
かつてヴェネチアの伝統が残る。
シェア14%。

第3位はフランスのCMA CGM。
こちらは1996年に、
フランスのCMAとCGMが経営統合。
2005年にはさらに、
フランスのバルマスも糾合。

第4位は台湾の、
エバーグリーン・マリンで、
第5位は中国遠洋(コスコ・グループ)。

日本の3社はこの次に入ってくる。
アメリカもイギリスも、
ドイツも上位にはない。

世界の海運業の潮流は、
国内統合、国際統合だ。

だから三菱グループの日本郵船と、
三井グループの商船三井が、
コンテナ船事業だけでも、
経営統合する。

ちなみに現在の6位は、
ハパックロイド+CSAV。
2014年2月にドイツのハパックロイドと、
チリのCSAVが経営統合している。

池田さんには悪いが、
オールジャパンといっても、
競争力があるわけではない。

2017年3月期見通しは、
日本郵船が連結最終損失2450億円、
商船三井も30億円の赤字、
川崎汽船も940億円の赤字。

合わせて3420億円の、
赤字オールジャパン。

1995年には、
日本郵船が世界第5位、
商船三井が7位、
川崎汽船も11位だった。

この20年の失われた日本。
妙な喪失感もある。

しかし総合商社は、
世界の第5位までを日本が独占し、
そのトップの三菱商事は、
2017年3月期に3200億円連結黒字。

弱者連合は統合し、
強者たちは競争する。

それがくっきりと出てきた。

さて、今日は一日、
横浜商人舎オフィス。
月刊商人舎11月号の入稿、執筆。

明日も明後日もそれは続き、
水曜日が責了。

その今日、
2冊の機関誌が届いた。
O
AJSネットワークと、
明治マーケティングレビュー。

どちらも9年近く、
連載を書き続けている。

前者のタイトルは、
「チェッカーズの笑顔が見たい」

後者は、
「ウォルマート対アマゾンの
空中戦、その後」

お手元に届く方は、
ご愛読をお願いします。

今日の商人舎マガジン

Weekly商人舎の、
日替り連載・月曜朝一。
2週間販促企画。

Daily商人舎は、
9月の家計調査。

消費支出は平均で、
26万7119円、7カ月連続減少。
食品は6万9425円、2カ月連続減。
野菜・海藻8770円、
果物3001円、
魚介類5667円、
肉類6724円、
そして調理食品9012円。
外食費は1万1172円。

服飾が8129円。

家計調査の大体の感覚。
青果部門が1万2000円、
外食が1万1000円、
惣菜が9000円、
肉が6500円、
魚が5500円。
そして衣料費が8000円。

そんなところ。
このくらい、
頭に入れておきたい。

最後に今月の商人舎標語を、
復習しておこう。

今日で終わりだけれど。

実行せよ、実行せよ、
実行せよ。

仮説を立てる。
実行する。
検証する。
改善して実行する。

Plan⇒Do⇒Check⇒Act。
計画、実行、評価、改善。
エドワーズ・デミングらの提唱。
成果を上げる黄金のサイクル。

DATAを活用するときには、
このPDCAサイクルは必須だ。
Big DATAを活用するときには、
PDCAサイクルは高速回転する。

トヨタのカンバン方式も、
セブン-イレブンの単品管理も、
ユニクロのSPAも、
PDCAの実現度で群を抜いたものだ。

しかし、言葉は恐ろしい。
「仮説・検証」が独り歩きする。

仮説を立てる。
実行する。
検証する。
改善して実行する。

重要なのは、
二番目と四番目である。
実行する。
改善して実行する。

Practice comes first!
実行第一、実践躬行。
「仮説・検証」を言い続けた鈴木敏文は、
毎週の業革会議で実行の徹底を求めた。

言葉は恐ろしい。
「仮説・検証」だけが独り歩きした。

だから仮説せよ。
実行せよ、実行せよ。
検証せよ。
改善して実行せよ、実行せよ、実行せよ。

では、みなさん、
Practice Comes First!

今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉


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