結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年11月24日(木曜日)

初雪のイオンスタイル東戸塚と高原豪久「より早く・より速く」

横浜にも初雪。O

11月の初雪は、
1962年以来54年ぶり。

私が10歳の時だが、
印象はない。

さらにその初雪が積雪となった。
こちらは観測開始の1875年以来、
初めてのこと。

なんと明治8年。
141年前。

昨年の初雪は1月12日だったから、
49日早い降雪。

今年の冬は、
どこまで寒くなるのだろう。

しかし、商売にとって、
暑さ寒さは追い風だ。

この寒さや雪を、
経済の活性化につなげたい。
ちょっとこじつけが過ぎるか?

今日は雪の中、
朝から横浜の東戸塚。

駅前のオーロラシティ。DSCN1995-6
西武百貨店とイオンスタイルが、
二つの核店舗。

イオンスタイル東戸塚は、
9月24日グランドオープン。

もともとはダイエー東戸塚店だった。
この店は1999年10月7日に開設。

その後、ダイエーが、
イオンの子会社になり、
今年3月12日、この店は、
イオン東戸塚店として再生。

さらに9月24日に、
イオンスタイル東戸塚へ変身。DSCN2183-6

その3階の全フロア1700坪が、
キッズリパブリック東戸塚。
DSCN2000-6

私は2014年の年末に、
岡山県倉敷を訪れて、
このブログに書いた。
キッズリパブリック第1号店。20141231063704.jpg

それから2年。

このフォーマットの集大成が、
東戸塚のイオンスタイル3階の店。

面白いショップが、
PHOTOLBA。
DSCN8438-6

子どもたちの日常生活の写真館。

私もチャレンジ。
DSCN2079-6

パソコン上に元の写真を使って、
扮装画像が現れる。DSCN2080-6

サンタクロース。
DSCN8440-6

イオンリテール㈱のお二人。
佐藤香さん(中)と中田真由子さん(右)。DSCN2171-6
佐藤さんはキッズ商品企画本部の、
キッズリパブリック商品部商品部長。
中田さんは、
コミュニケーション本部広報部。

楽しい取材だった。
ありがとう。

さて、日経オンラインの経営者ブログ。
ユニ・チャーム社長の高原豪久さん。
今日のタイトルは、
「絶対的な価値をつくる心構え」

高原さんが今年を振り返って、
実感したこと。
「企業は単に、
成長を続けるだけではダメだ」

従来の成長プロセス、
あるいは一定以上の規模までの
成長プロセスは、
「小さく生んで大きく育てる」こと。

メーカーならば、
「まず商品を開発し、
局地戦に勝利し、その後、
徐々にエリアを広げながら、
全国規模のサプライチェーンを整備し、
一歩一歩足場を固めながら、
事業拡大を進めていく」

小売業ならば、
業態化し、局地戦に勝利し、
その後、エリアを広げながら、
サプライチェーンを整備し、
一歩一歩足場を固めながら、
事業拡大を進めていく。

しかし今後は、
「よりスピードを意識しなければ、
成長自体できなくなる」

高原さんはそんな危機感を覚える。

理由は、ITの進化と、
グローバル化の進展。
変化が常態化した、
ニューノーマルな時代。

あらゆる経営資源が、
「スタンダード化」し、
情報も技術も生産も物流も、
そして人材までも、
あらゆる経営資源が、
誰にでも手が届くようになった。

そこで小さく生んで大きく育てることが、
誰にでも、できるようになった。

まあ、高原さんが言うのは、
世界最先端の競争をする企業の話だが、
そんな競争をする者にだけでなく、
経営資源のコモディティ化は、進んだ。

そこで必要なのは、
「より早く・より速く・大きくなる」こと。
「速いものが遅いものに勝つ」時代。

これは柳井正さんの認識と同じ。
だから柳井さんは会社を、
「ファーストリテイリング」と名付けた。
「速い小売業」

だから、
「早く・速く・大きくなり、
大きくなってもさらに、
より早く・速く・成長する」

好業績という「ぬるま湯」につかって、
「ゆでガエル」状態になる。
そうすると会社や組織がおかしくなる。

さらにそれを自覚しているのに、
何も変わろうとしない。

好業績が続かなくなっても、
「ゆでガエル」状態は変わらない。

計画だけ挑戦的なものをつくる。
しかし、実際には、
ゆっくりとした成長しかできない。
あるいはマイナス成長に陥る。

そんな組織も、これまでは、
ゆっくりと死んでいった。

しかし、環境変化が激しく、
スピードが何よりも重要な今日には、
すぐにゆで上がる。

ここまで強調するのは、
ユニ・チャームにそんな兆候が、
見え始めているからかもしれない。

「より早く、より速く、大きくなる」
この成長の条件を、
高原さんは考える。

「圧倒的な既存機能の差別化」
「まったく新しいカテゴリーの創造」

そして製造業にとっては、
「絶対的な価値を持つ
オンリーワンの商品」

小売業では、
「絶対的な価値を持つ
オンリーワンのフォーマット、
それを成し遂げる人材・組織」

「歴史をふり返ってみても、
量的にも質的にも
劇的な変化が起きるのは、
大きなイノベーションを掲げた
絶対的な価値を持つ
オンリーワン商品が
世の中に出た時ではないでしょうか」

高原豪久、
1961年7月生まれの55歳。
P&G、キンバリー・クラーク、
そして花王などを相手に、
互角以上の戦いを演じる
経営者の危機感。

この危機感が時代を象徴している。

〈結城義晴〉


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