日本惣菜協会新春セミナーでの講演とTrue Data懇親会

東京・丸の内の東京会館。
一般社団法人日本惣菜協会が、
2026年賀詞交換会を開催した。
市場規模11兆円を超える中食産業。
日本惣菜協会は2025年12月時点で、
正会員386社、賛助会員317社、協力会員36社。
合わせて739社が加盟する。
巨大で急成長の組織である。
この会の「新春セミナー」で講演をした。
セミナー会場の7階の大ホールには、
620名ほどの会員、賛助会員が参集した。
講演テーマは、
「惣菜デリ『トレードオン』のススメ」

「すぐ役立つことは、
すぐに役立たなくなる」
私の講演は「モノの考え方」を示すことが多い。
今回も経営者や幹部が集まる会だから、
惣菜産業ビジョンを語る内容になった。

コロナが時間を早めた。
イノベーションが進んだ。
栄枯盛衰も早まった。
そして素材の惣菜化も早まった。
だからすべての企業は、
経営のスピードアップを意図しなければならない。
それから米国ミールソリューションの歴史、
日本の惣菜白書と惣菜産業の転換、
さらにコモディティ化との戦い。
コモディティはABC分析で把握できる。
そしてノンコモディティはID-POSで探索する。
これは私の持論だ。
㈱True Dataの「リピート率」を使って説明した。
最後はトレードオフからトレードオンへ、
そのための問題解決の考え方として、
「両利きの経営」。

最後は「おいしさ」の実現。
「最初の一口がうまくても、
最後の一口がうまくなければ、
リピートされない」
これは惣菜マーチャンダイジングの大原則だ。
必要不可欠の要素は、
⑴たくさんの試作品
⑵大勢の評価者
⑶一定の期間
DAISOは月に1200品目の新商品を開発する。
年間にすれば1万4400品目。
このくらいの多産多死の開発が求められる。
最後の最後は、
「徹底せよ」
①詳細に
②厳密に
③継続せよ

月刊商人舎1月号特集は、
「生成AIリテラシー」だが、
生成AIは珍しいことに、
すぐ役立つものであって、
すぐに役立たなくなるものではない。
新春セミナーが終わると、
会場を3階のローズに移して賀詞交歓会。
開会あいさつは、
協会会長の平井浩一郎さん。
弁当・惣菜チェーンの㈱ヒライ社長。
ヒライは熊本県中心に、
福岡・大分・佐賀に約200店舗を展開する。
「惣菜産業は内需縮小、少子高齢化の中で、
伸び続けている珍しい産業だ。
みんなの努力の結果だが、
それだけ責任は重大となる。
持続可能な産業として、
次に引き継いでいかねばならない」
いいスピーチだった。
本当にその通りだ。
次に木原稔官房長官。
木原さんは熊本県出身。
「私は182cmですが、
すべてヒライの弁当と惣菜で育った」
と、平井会長との縁をアピールした。
30社を超える新会員が登壇した。
協会の勢いがよく表れていた。
そして正会員、賛助会員が1社ずつ紹介された。
懇意にしているUSP研究所も新規加盟。
所長の當仲寛哲さん。

続いて惣菜管理士資格試験成績優秀者表彰式。
1993年から始めた「惣菜管理士」制度。
半年間の養成研修を受けて、
その後の資格試験が実施されて、
「惣菜管理士」が年1回認定される。
その最優秀者が表彰された。
㈱八社会の高橋和叶さん。
おめでとう。
それから会員企業数の拡大に寄与した、
4人の功労者の方々の表彰。

㈱ミノカン酒井益幸会長、
㈱フルックス黒田久一社長、
㈱日本食糧新聞の今野正義会長、
そして㈱AIHO宮崎眞嗣社長。
平井会長が一人ひとりに感謝状を手渡した。
旧知の黒田さんは協会の副会長を務めるが、
この感謝状を贈呈された。
嬉しそうだった。

乾杯の挨拶は、
トモシアホールディングス㈱荒木章社長。
カナカン時代の「新たな思想」との出会いを語った。
いい話だった。
そして懇親。
SAM協同組合相談役の清水則久さん。
元サミット㈱の広報として、
『サミットスタディ』の編集に協力してくれた。
とても懐かしかったが、互いに年を取った。

元気いっぱいのフルックスの皆さん。
私の横は黒田社長。
その横はご次男の黒田大さん。
取締役支社長。
そして山崎佳介さん。
国分グループ本社㈱取締役常務執行役員、
コーネル大学ジャパン奇跡の二期生。

国分グループ本社㈱は1週間前、
ヤマトホールディングスと協定を結んだ。
山崎さんは國分晃社長とともに記者会見した。
中締めは副会長の栗田美和子さん。
㈱デリモ会長。

生成AIが作成したという文章を読み上げて、
それから一本締め。
中締めの少し前に私は会場を辞して、
タクシーで芝公園へ。
The Place of Tokyo。
㈱True Dataが
「未来創造クルー・ミーティング2026」を開催。
全社員、役員、関係者が参集した。
16時30分からワークショップが行われ、
18時30分からディナー懇親会。
日曜日にニューヨークから帰って来て、
それから大阪で万代知識商人大学の修了講義、
そして休みなしで昨日を迎えた。
疲れ切っていて、
食事をし、ワインをいただいて、
写真を撮るのをすっかり忘れていた。
スマホで写し始めたらもう最後のスピーチ。
最後に全員の写真。
全社員数は100名を超えた。
勢いと志をもった100人だ。
本当に将来が楽しみだ。
最後の最後は玉生弘昌さんとツーショット。
玉生さんはすこぶるお元気。
玉生さんがつくって、
米倉裕之さんが社長として、
ここまで引き上げた会社だ。
しかしまだほんのスタートに過ぎない。
これから想像を超えた社会貢献をするに違いない。
私はそのことを確信している。
日本の惣菜産業と同じだ。
〈結城義晴〉





























