結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年12月01日(火曜日)

「コロナ禍の2021年正月商戦戦略」と「コロナ対策費の不均衡」

西暦2020年は令和2年。
「新型コロナウイルス年」として、
長く人々の記憶にとどめられよう。

その「コロナ年」も、あとひと月。

今日から12月、師走。

今年、師は走らない。
義務教育や高校の授業は、
平常通りに戻ったが、
大学や大学院は依然として、
オンライン授業主流。

だから教授たちは自宅から、
あるいは研究室から、
遠隔講義を続ける。

このほうが楽だから、
惰性もあって、続くだろう。

オンラインでの講義や講演は、
90分、120分となると、
学習効果は極端に薄れる。

できる限りリアルの講義・講演にしたい。

Webにしなければならない場合は、
別の講義・講演をするくらいに、
工夫をしなければならない。

小売業やサービス業が、
「業態」から「フォーマット」へと、
大きく転換するように、
オンラインの講義・講演も、
その形式や手法は変わらねばならない。

さて、12月に入ったら、
年末商戦へ向けてまっしぐら。

月刊商人舎11月号の特別企画。
コロナ禍の2021Marketing
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この特別企画の中から、
コロナ禍の2021年正月商戦戦略
「集わない年末年始」の3つの施策
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商人舎11月号を購読している人は、
読み返してほしいし、
商人舎IDを保有している人は、
ネットでチェックしてほしい。

協力・資料提供は、
㈱紀文食品年末商戦戦略委員会。
まとめは商人舎GMの亀谷しづえ。

この提案原稿の中にあるのが、
三密を避けて買物ができる
「選ばれるお店作り」

三つの分析がある。
第1に「三密」にならずに買物ができる、
店内の環境づくり。

第2が「時短購入」への対応。

「早い時期に正月売場を立ち上げて、
顧客にできる限り商品を露出する。
そしてわかりやすいチラシで訴求する」

「その結果、短時間で
買物を済ませることができる環境が整う。
つまり早仕掛けをする意味が、
例年以上に重要になる」

第3は「価格コンシャス」への対応。

コロナ禍で収入が減ったり、
雇用を失ったりした人も多い。
何よりも不安感が増大している。
当然ながら財布のひもは固くなる。

したがって節約志向への対応は、
大切な施策になる。
高価格帯の品揃えよりも
ボリューム価格帯の投入量が鍵になる。

2020年末の曜日周りは、
12月28日(月)に平日が挟まれる。

そこで月曜日を休んで、
9連休を取得するケースもあれば、
カレンダー通りに6連休の場合もある。
いわゆる「9-6混在型」

2007年末から2021年末までの曜日周り。
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今年は三密を避けるために、
12月後半の2回の週末に仕掛ける。
19日・20日と26日・27日。

クリスマスは今年も平日になるが、
ホームパーティが主流になる。

今年のハロウィンは土曜日だった。
自宅からリモート参加したり、
「おうちハロウィン」も多かった。

この傾向はクリスマスに顕著に表れる。

今年末年始は学校の冬休みを短縮して、
1月4日(月)に3学期を始業する動きもある。

年末年始休暇「分散型」取得を、
政府は呼びかける。

したがって人々の集いは、
年末年始集中型になる。

最後に朝日新聞のコラム。
「経済気象台」
日経の「大機小機」のようなもの。
第一線で活躍する経済人、学者ら、
社外筆者が執筆。

比較的あっさりした文章ばかりだが、
今日のコラムはいい。

そのコラムニストは呉田さん。

タイトルは、
「この牛刀はバランスを欠く」

内閣府発表の報告書「世界経済の潮流」。
COVID-19の経済への影響を調査した。

「短期的には、
大恐慌やリーマン・ショックを
上回るほどのショック」

「先進国・途上国問わず
巨額のコロナ対策費を計上し、
感染予防と経済回復に必死だ」

当然のことだろう。

「日本の対策規模は、
他国と比べて異常なほど巨額だ」

アメリカは、
感染者数1200万人を超えて世界最大。
しかしコロナ対策金額はGDP比15%。
トランプが何もしなかったからでもある。

100万人超のドイツ、イタリアは30%台。

なのに日本は感染者数14万人で、
総額233.9兆円の42%。
対GDP比は主要7カ国(G7)で最高。

コラムは指摘する。
「非常時に国が借金してでも
経済を下支えすることは否定しない」

「だが、モノには
限度というものがある」

同感だ。

もちろんほとんどは、
安倍晋三政権時代の出費だ。

優先順位は必要だし、
費用対効果の判断は不可欠だ。

医療は崩壊の危機に瀕している。

しかし感染症対策は、
「国民の努力と自粛を呼びかけるだけ。
不要不急の外出自粛という一方で
旅行に行ってください、
外食してくださいと
旅行券や食事券を配る」

「困窮しているのは、
旅行業界や飲食業界だけではない」

「一番打撃を受けているのは
社会の最も弱い人たちだ」
10月の女性の自殺者数は、
速報値で851人。
前年同月比8割増。

自殺者の数に関して、
前年同月比で表したくはないけれど。

「気がつけば日本の感染者数は、
とうに韓国を超え、
ついに中国をも上回った」

「経済活動の維持といって
特定業界に金をばらまくだけ」

「日本政府のやっていることは
バランスを欠いている」

ん~、不均衡。

菅義偉総理には、
ちょっとだけ期待したのだけれど。

〈結城義晴〉

2020年11月30日(月曜日)

コロナ第3波の「ハンマー&ダンス」と「会議は踊る・されど進まず」

Everybody! Good Monday!
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2020年第49週。
今日の30日が11月最後の日で、
明日から12月。

「ニ、シ、ム、ク、サムライ」と覚えた。
2・4・6・9・11月は短い。
漢字の「十一」は「士」という字になる。

新型コロナウイルス一色の2020年が、
あとひと月を残すだけとなった。

COVID-19パンデミックは、
いま、これまでで、
最も厳しい局面を迎えている。
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朝日新聞「天声人語」
取り上げたのは、
「ハンマー&ダンス」
アメリカ発の言い回し。

新型コロナウイルスに対して、
強力な対策を打ち出すことを、
ハンマーを打ち下ろすことにたとえた。
「ウイルスをガツンとたたく感じだ」

ハンマーを打ち下ろして、
感染が少し落ち着いたら、
感染防止と社会経済活動を両立させる。

こちらは言わば、
「ウイルスとダンスをするようなもの」

だからハンマーとダンス。
様子をうかがいながら、
両方を繰り返し、使い分ける。

「この冬、日本はどうやら
ダンスの季節が終わり、
再びハンマーの出番となった」

東京、大阪、名古屋、札幌。
飲食店の店じまいが早くなった。
GoToトラベル、GoTo イートも見直し。
「我慢の3週間」

それでも第1波よりましな点はある。
「マスクが出回り、
その効果も研究により裏付けられてきた」

ワクチンの開発も、
まじかとなってきた観がある。

新型コロナの分科会の提言は、
会食に警告を発する一方、
仕事や学校の授業、病院の受診など
「感染拡大リスクの低い活動を
制限する必要はない」

「ただし大いに気になるのは医療体制だ」

「ダンスの季節に、
体制強化は十分になされなかったのか。
GoToなどに公金が回りすぎたのか」

コラムニストは、
米国の古いフォークソングを思い出す。
「天使のハンマー」

古いと言っても日本のわらべ歌のように、
作者不詳ではない。

伝説のピート・シーガーの曲。
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私はピーター・ポール&マリーで聴いた。
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If I had a hammer
I’d hammer in the morning
I’d hammer in the evening
all over this land,

もし私にハンマーがあれば
朝に晩に打ち続けるだろう
この国中に

I’d hammer out danger
I’d hammer out a warning

危険を知らせ
警告を発する

I’d hammer out love
between my brothers and my sisters
All over this land.

この国中の兄弟姉妹に
愛のハンマーを打ち下ろす

二番の歌詞は、
「もし私にベルがあったら
朝に晩に鐘を鳴らすだろう」

三番は、
「もし私に歌があったら
朝に晩に歌い続けるだろう」

愛の鐘を鳴らし、
愛の歌を歌い続ける。

「ハンマー&ダンス」は、
ピート・シーガーの曲では、
ハンマーとベル(鐘)とソングだ。

感染拡大防止と経済活動。
両者のハンマーとダンスを、
早めに早めに使い分ける。

これが後手後手に回ると、
1814年のウィーン会議となってしまう。

「会議は踊る、されど進まず」
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フランス革命とナポレオン戦争終結後、
全ヨーロッパの国家の代表が参集して、
オーストリアのウイーンで会議を開いた。

目的はヨーロッパの秩序再建。

しかし国々の利害がもつれて、
何カ月も議事は進まなかった。

「会議は踊る、されど進まず」

こうなると後手に回る。

菅義偉政権がスタートした。
「会議は開かれる。されど進まず」
そんなふうにならねばいいが。

ウイーン会議に関しては、
1815年にナポレオン自身が、
幽閉されていたエルバ島を脱出すると、
その危機感から各国の妥協が成立して、
「ウィーン議定書」が締結されてしまう。

危機感こそ、
問題解決の早道なのだが、
それこそ危機が訪れねば、
人々はそれを感じない。

皮肉な話だが、
COVID-19パンデミックで、
そのパラドックスが起こらねばいいが。

ハンマー&ダンスと、
会議は踊る、されど進まず。

これはコロナ対策だけではない。

会社経営や組織づくりにも、
店舗運営や職場づくりにも、
同じあい路が待っている。

では、みなさん、今週も、
ハンマーとダンス、
上手に使い分けよう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2020年11月29日(日曜日)

早め早めの「リスクマネジメント」と「個人的には…」の本音と建前

今日の日曜日。
一日中、一歩も外に出なかった。

いまや神奈川県にも、
外出禁止令が出ているような気分。

どうしてこんなことになってしまったのだろうか。

いま書いている原稿でも、
小売業もサービス業も卸売業や製造業も、
今期に入って、
第1四半期がコロナ第一波だった。
第2四半期がコロナ第二波、
そして第3四半期が終わる11月末、
コロナ第三波が来ている。
N

そして年末商戦を迎える。

アメリカでは新規感染者が、
1日で20万人を超えた。

カリフォルニア州ロサンゼルスは、
全米第2の都市圏だが、
終日の外出禁止命令が出た。
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5日間の平均で、
新規感染者は4500人を超えた。
ロックダウンも仕方ない。

そのうえ今週は感謝祭週間。
日本で言えば、
正月かお盆かという国民的大イベント。
感染者はまた爆発するのか。

ヨーロッパでも11月初旬に急増して、
イギリス、フランス、ドイツは、
厳しい措置に踏み切った。

その結果、感染ペースは落ち着いた。

日本は感染者や死者の絶対数は、
欧米に比べてもひどく少ない。

しかし、厳しい措置をとらねば、
感染のペースを下げることはできない。

経営や事業、仕事と同じ。
早め早めの手を打つ。
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

それがリスクマネジメントの基本だ。
今年は一年中、それだ。

さて、朝日新聞「天声人語」
大学入試の問題に使われるとして、
読売新聞の「編集手帳」と並んで、
高く評価されている。

その11月22日版。

「個人的には……。」

「わざわざそう断ってから発言する人が
やけに多いように感じる。
気のせいだろうか」

同感だ。

「”私はこう思う”と単に言えばいいのに、
なぜかこの表現がよく使われる」

あるある。

「それなら今までの話は何だったのか」

アメリカではまず、ない。

どこか、
責任逃れや、
無責任に聞こえる。

ここで同志社大学教授の太田肇さん。
組織論がご専門。
「”超”働き方改革」の新著がある。
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太田さんが指摘するのは、
日本の企業などでの「同調圧力の強さ」。

「周囲と異なる意見を言うには
圧力にたえる”逃げ道”が必要で、
それが”個人的には”といった
表現になっているのではないか」

太田さん。
「日本の組織には私より公を優先する
暗黙の前提がありますから」

「最悪なのは本音が語られず、
建前だけの組織です」

これは小売業にも多いし、
サービス業にも多い。

本音と建前。

これがあると、
とくにチェーンストアの組織は、
うまくいかない。

一つの本部と多数の店舗によって、
チェーンストアは成り立っているからだ。

一番いいのはいつも、
「お客さまのために」と考えることだ。
倉本長治はそう教えた。

セブン&アイ前会長の鈴木敏文さんは、
「お客の立場を貫け」と言った。

「個人的には、
これはお客さまのためには、
ならないと思います」

では「公人的には」、
お客さまのためにならないことでも、
やってしまうのか。

そんな組織は腐っている。

コラムは最後に、
政治学者の丸山眞男を引く。

「私の個人的意見は反対でありました」

これは日本が戦争に向かった経緯について、
A級戦犯が東京裁判で語った言葉だという。

「自らの考えを”私情”と排し、
ひたすら周囲に従うのを
モラルとするような指導者の言動」

丸山は「既成事実への屈服」だと喝破した。

丸山眞男は政治学者、東京大学名誉教授。
1914年生まれ、1996年没。
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戦前、東京帝国大学助教授だったが、
陸軍二等兵として召集された。

大学卒業生は志願して幹部候補生になる。
丸山は「軍隊に加わったのは、
自己の意思ではない」と、
二等兵のまま従軍して、
中学も出ていないだろう一等兵に、
何度も殴られた。

勝新太郎と田村高廣の主演で
「兵隊やくざ」という映画があったが、
田村演じる有田上等兵が、
丸山眞男をモデルにしていると思う。
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旧帝国陸軍は、
本音と建前の巣窟だった。

丸山はそれが嫌で嫌で仕方なかった。
だから「既成事実への屈服」は嫌いだった。

コラムニスト。
「豊かで平和な社会は
異論によって形成される」

正しい。

だから組織には、
「コンフリクト(対立)」が必須だ。

そしてコンフリクトのルールには、
「個人的には」の言い方はない。
正々堂々の議論が求められる。

しかしそれはなかなか難しい。

私も若いころから跳ねっ返りで、
生意気な正論ばかり吐いていた。

それでも空気は読んだり、
あとでフォローしたり、
自分の言葉遣いには注意を払った。

言い続けていると、
その正論が少しずつ認められる。
そうなるともう、
こっちのものだ。

本音と建前があっては、
つまらない。

〈結城義晴〉

2020年11月28日(土曜日)

米国感謝祭商戦の様変わりと「経営を左右する”言葉の力”」

米国サンクスギビング週間。

11月第4木曜日が、
サンクスギビングデー当日。
次の金曜日がブラックフライデー。
そして土日曜日は全米の人々が、
例外なく集い合う。

家族と恋人と、友人と同僚と仲間と。
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さらに来週月曜日が、
サイバーマンデー。

小売業もブラックフライデーは、
1年で一番、顧客を集める。
いわゆる「書き入れ時」。

しかし今年は店舗はガラガラ。
街の中にも人出が少ない。

写真はサンフランシスコの対岸のアラメダ。128103196_4189917311021762_2145193194311753045_o

浅野秀二さんが住んでいる街。
紅葉は美しいが、
人影が見えない。
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その浅野秀二さんのFacebookのコメント。
「寂しい感謝祭だ。
家族が集まって食事はできない。
看護師をしているケント君は
コロナ患者に頻繁に会っているようだ。
とても危険で我々に会えないと言って来た」

「同じ街に住む武蔵(浅野さんの息子さん)には、
ターキーを渡して、その後、
ショートホール9ホール周り、
街の色ついた街路樹の写真を撮った」

それがこれらの写真。
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今年のサンクスギビングデー当日は、
営業を休止する店が多かった。
チェーンストアでさえ休業した。

もっともコストコは、
毎年、サンクスギビングデーを休業にする。
従業員に家族や友人と、
仕事を忘れて過ごしてもらいたいからだ。

店が休業だから、
買物はeコマースに集中した。

アマゾン・コムのジェフ・べゾスCEOの発言。
「今年のホリデーシーズンは、
前例のないものになる」
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ウォルマートもeコマースが絶好調。

事前の予測だが、
感謝祭週間のeコマースの売上高は、
60億ドル超、6000億円。

昨年が42 億ドルだったから、
42.3%の増加。

感謝祭からクリスマスまでの1カ月を、
ホリデーシーズンと呼ぶ。

この1カ月でeコマース売上高は、
約1891億ドル、18兆9100億円。

日本でもオンラインが急増している。
「コロナは時間を早める」

さて、日経新聞「大機小機」
11月26日木曜日のコラム。
タイトルは、
経営を左右する”言葉の力”

「企業はベテランと若手社員の
コミュニケーションの難しさに
直面している」

「団塊世代の大量退職に伴う
技術継承は喫緊の課題で、
進まない原因の一つに
“言葉の力”の不足が挙げられる」

同感だ。

「十分にマニュアル化されず
引き継ぎ書もないまま、
属人的な業務分担に
依存している職場も少なくない」

「管理部門の事務作業も同様だ。
部下に物事が浸透しないのは、
上司の説明が下手だからだ」

コラムニストは辛らつだ。

「引き継ぐためには、
業務の背景や目的、哲学を
体系立てて伝える必要がある」

「職場内訓練(OJT)と言えば
聞こえはよいが、
小手先の手法や手順を教えるだけでは
納得感のある理解は得られない」

「形式的な理解では
予期せぬ事態に対応できないだけでなく
思考停止を招き、環境変化への
柔軟な適応を困難にさせる」

これも全く同感。

英語は「言葉にすること」を重視する。
対照的に日本では、
言葉で明確に説明する意識が希薄だ。
だから「行間を読んで」、
相手の気持ちを量る傾向がある。

「忖度(そんたく)」がそれだ。

コラム。

「しかし、
価値観が多様化した社会では、
体系的に整理された
わかりやすい言葉でなければ
物事は伝わらない」

思い付きの言葉を連発する類の、
コンサルタントなどが多い。

しかしそれでは人々を迷わせる。
組織風土も壊す。
気をつけねばならない。

「暗黙の理解や自助努力を促すだけで
言葉によって表現できなければ、
部下の腹に落ちた理解を得られず、
リーダーの責務を果たせない」

「簡単に思える事も、
いざ言葉で説明しようとすると
難しいことに気が付く」

「伝える」と「伝わる」は違う。

私のコミュニケーションの講義と同じだ。
私の講義はドラッカーの教えを説く。

「技術や考え方だけでなく、
内部統制、コンプライアンスの定着にも
“言葉の力”が大きく影響する」

「経営施策を組織に浸透させるために、
リーダーは自分の言葉で
力強く語れなければならない」

どこかの首相への当てつけか?

「部下は上司の言動を見て
行動を変容させる。
“言葉の力”の強化には
訓練が欠かせない」

「リーダーが情熱をもって
自分の言葉で説明することが、
部下の腹に落ちた理解を促し、
技術の伝承だけでなく
経営の施策の実効性も高める」

このブログで何度も紹介しているが、
拙著「Message」から一部抜粋。
「言葉」

はじめに言葉あり
言葉は神とともにあり
言葉はすなわち神なりき(ヨハネ福音書)

言葉で仕事し、
言葉で思索し、
言葉で成長する。

新人諸君、先輩諸氏。
社長も部長も店長も。
モノを言わぬ者は、去れ。

評論家も、コンサルタントも。
識者も、学者も、編集者も。
考えぬ者は滅びることを知れ。
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最後にコラムの提案。
「リーダーの”言葉の力”の鍛錬を、
優先的な経営課題と
すべきではないだろうか」

同感。

だから、
商人舎ミドルマネジメント研修会でも、
万代知識い商人大学でも、
言葉を大切にするし、
言葉の力を鍛錬する。

言葉で仕事し、
言葉で思索し、
言葉で成長する。

〈結城義晴〉

2020年11月27日(金曜日)

「神の技・神の手」を持つマラドーナの訃報と”現役50年時代”

新型コロナウイルス感染。
東京都は今日、
570人。
1日の人数は過去最多となった。
N
年代別に見ると、
10歳未満が14人、
10代が33人で、
20代147人、30代が120人。
40代が76人50代が67人。
60代が47人70代が39人、
80代が22人90代が4人。
そして100歳以上が1人。

20代の147人と30代の120人を足すと、
46.8%を占める。しかし60代以上も19.8%となる。

3日前の検査数は9792件。
これも最多ではある。

月ごとの感染は11月が今日までで8567人。
8月の8125人を上回って、これも最多。

全国は夕方18時までの統計で2523人。

厚生労働省の発表では、
重症者は435人で25人増えた。
集中治療室や人工呼吸器で、
治療を受けている患者。まだまだ酷くなりそうだ。

昨日のブログのエマニュエル・トッド。
今持つべき目的は、
何か素晴らしいことを
しようというのではなく
酷(ひど)すぎる状態に
なってしまうのを
避けることです。
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さて、マラドーナ
一昨日の11月25日に逝ってしまった。
アルゼンチンのスーパースター。
Diego Armando Maradona。

1960年10月30日生まれ。
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1986年のメキシコワールドカップで、
母国を二度目の優勝に導いた。
90年のイタリア大会でも準優勝に貢献。

とくに目に焼き付いているのが、
86年の準々決勝。
相手はイングランド。

1人でディフェンダーを5人抜き去って、
スーパーゴール。

その直前にはゴールキーパーと競り合って、
「ゴッドハンド」でシュートを決めた。
つまり「手」を使ったゴール。

マラドーナ自身は故意のハンドを否定したが、
ビデオを見るとばっちり映っている。
そしてレフリーもゴールを認めてしまった。

マラドーナは発言している。
「あれはイングランド人の懐から、
財布を盗み取ったような気分だったね」

マラドーナならではという、
「神の技」と「神の手」だった。

現在のアルゼンチンのヒーローは、
もちろんリオネル・メッシで、
よく比べられる。

悪童のマラドーナに対して、
クールな優等生風のメッシ。

アルゼンチン人は、
この2人くらいしか知らない。

1992年から2006年まで、
私はパリで開催される国際食品展示会で、
ヒット商品コンクールの国際委員をやっていた。
「シアル・ドール」

その専門委員に、
アルゼンチンから一人、
ちょっと老けたジャーナリストが来ていた。

スパイン語しか話せないヘクター。
私は彼を「マラドーナ、マラドーナ」と呼んだ。
ちょっとうれしそうだった。

だからよく考えてみると、
アルゼンチン人は3人知っている。

しかしアルゼンチンの英雄も、
心臓発作で早世してしまった。
60歳だった。

ご冥福を祈りたい。

さて日経新聞経済コラム「大機小機」は、
「”現役50年時代”どう向き合う」
コラムニストは茶柱さん。
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「日本全体で見て2021年は
高齢者の働き方が変わる
大きな節目の年になる」

そうだろう。

企業には65歳までの雇用確保が、
義務づけられている。
「来年4月以降は、従業員が望めば、
70歳まで働けるようにする努力義務を負う」

継続雇用期限を70歳まで延ばしたり、
70歳まで業務委託契約を結んだりする。

小売業にも多い。

定年そのものを廃止・延長する企業も増える。

コラムニスト。
「サラリーマンにとっては、
“現役50年時代”の本格的な幕開けとなる」
20代前半から70歳前半まで。

「働きたい」なら、「働ける」なら、
できるだけ長く働いてほしい――。

「ではサラリーマンは、
現役50年時代に、
どう向き合えばいいだろう」

コラムニストの結論。

「1つのポイントは
定年から70歳までのおおむね10年、
つまり60代を前向きに働けるかだ」

「同じ企業で働き続けるのか、
副業に励むか、独立するか」

「いずれにせよ”その時”に備えて
40代、50代のうちから
専門性を身につけておくことが
大事になるだろう」

どうだろうか。

60代を現役で過ごすために、
40代、50代に専門性を身に着ける。
それは本末転倒だと思う。

目いっぱい仕事したら、
自ずと専門性が身につく。

さらに誰よりも精進したら、
模倣困難な専門性が備わって、
60代だろうが、
70代だろうが、
80代だろうが、
仕事は向こうからやってくる。

私はそう思ってやってきた。

小売業、流通業、サービス業には、
とくに60代で働く余地がふんだんにある。
それが「いい仕事」であるということだ。

江戸の儒学者・佐藤一斉の「言志四録」。
(わ)かくして学べば、
すなわち壮にして
為すこと有り、

壮にして学べば、
すなわち老いて衰えず、
老いて学べば、
すなわち死して朽ちず。

「現役50年時代」は、
「壮にして学べば、
すなわち老いて衰えず」だろう。

私は68になったから、
その真っ只中ということになる。

マラドーナは残念ながら、
60代を生きることなく、
逝ってしまった。

もちろんマラドーナは、
老いて衰えずだったが、
死して朽ちずでもある。

コラムニスト。
「現役最後の10年間に
一人ひとりがどれだけ輝くか、
その総和が少子高齢化の日本の国力を
決定的に左右することにもなる」

「神の技」に「神の手」で合掌。

〈結城義晴〉

2020年11月26日(木曜日)

あああアマゾンがウォルマートの7割まで迫ってきた!

アメリカでは今日11月26日が、
サンクスギビングデー。

しかし私はまたまた毎日、
数を数えている。
新型コロナウイルス新規感染者。

神奈川県が254人で過去最多。
兵庫県も184人で過去最多。

東京都は481人、大阪府は326人。

累計感染者数は14万人に達した。

それよりも全国の重症者は410人で、
これが過去最多。

高齢者の感染も増えている。

しかし、マスク、手洗い、
フィジカルディスタンシング。

そして早期の発見と早期の対処。
対処療法は進化している。

少しずつ少しずつ、
COVID-19との共生を、
私たちは学んでいる。

さて商人舎流通スーパーニュース。
アマゾンnews|
第3Q売上高37%増・961億ドル/連続最高純利益

アマゾン・コムの2020年度第3四半期。
9月30日までの3カ月の業績。

売上高は961億ドル、
1ドル100円換算で9兆6145億円。
これが前年同期比37.4%増。

営業利益は96.2%増の61億9400万ドル、
純利益は196.7%増の63億3100万ドル。
純利益は前期に続いて過去最高。

ウォルマートの第3四半期は10月末だが、
総収入は1347億ドルで5.2%増。

こちらは、
ウォルマートnews
第3Q総収入1347億ドルの5.2%増/EC79%増

アマゾンは四半期レベルで、
ウォルマートの71.3%まで迫ってきた。

2007年度にアマゾンの年商は、
初めて100億ドル(1兆円)を超えた。

その時点のウォルマートは、
3788億ドル(37兆8799億円)だった。
ウォルマートは年間に8.6%伸びていた。
純利益は127億ドル(1兆2731億円)。

ウォルマートはアマゾンの38倍だった。
ウォルマートの純利益が、
アマゾンの売上高だった。

私は㈱商業界社長を、
2007年8月31日に退任した。
その後、㈱商人舎をつくって、
活動してきたが、この間、
アマゾンがウォルマートを急追し続けた。
そして7割ほどまでに肩を並べてきた。

第3四半期のウォルマートの営業利益は、
58億7800万ドル(5778億円)で22.5%増。
アマゾンはそれを抜いてしまった。

アメリカの新規感染者数は連日、
1日あたり16万人から18万人である。

ジョンズ・ホプキンズ大学調査で、
累計感染者は1277万2653人、
死者数は26万2222人。
世界で一番多い。

ネスティングの傾向も続く。
だからアマゾンのリアル店舗は、
四半期売上高9.6%減の37億8800万ドル。
ホールフーズマーケットが主体だ。

ジェフ・ベゾスCEOのコメント。
18Amazon-1-master768.jpgジェフベゾス
「業界をリードする賃金(時給15ドル)と、
優れたヘルスケアを備えた仕事を
提供することは、このような時代に
さらに意味があります」

アマゾンは今年だけで、
40万人以上を新規に雇用した。

「今年はこれまで以上に多くのお客様が
ホリデーギフトを早めに購入しています。
これは今年のホリデーシーズンが
前例のないものになることを示す
兆候の1つにすぎません」

今日のサンクスギビングデー。
そして明日はブラックフライデー。
12月25日のクリスマスまでが、
ホリデーシーズンだ。

今年のホリデーシーズンは、
前例のないものとなる。
アマゾンにとって。

eコマースが爆発する。
アメリカ国民は消費への欲求を、
溜めに溜めている。

それはノンストアリテイリングによって、
発散される。

ウォルマートも、
米国内のeコマース売上高は79%増で、
この伸び率はアマゾンを上回っている。

ダグ・マクミロンCEOのコメント。
cdn.corporate.walmart.com
「この困難な局面において、
私たちのアソシエーツは、
感銘深い仕事をしてくれています。
そんな彼らを非常に誇りに思います。
お客さまの新しい買物行動は
今後も続くものと考えています」

日本の年末年始も、
前例のないものとなるか。
それを願いたい。

最後に朝日新聞「折々のことば」
第2005回。
今持つべき目的は、
何か素晴らしいことを
しようというのではなく
(ひど)すぎる状態に
なってしまうのを
避けることです。
(エマニュエル・トッド『大分断』から)
81GoEaUdURL._AC_UL640_QL65_
エマニュエル・トッドは、
フランスの歴史人口学者。
1951年生まれの現代最高の予言者(?)。

人口動態を軸に歴史をとらえる。
ソ連崩壊もイギリスのEU離脱も、
米国トランプ政権誕生も、
トッドは予言している。

「民主主義は対立する複数の意見を
許容するものである以上、危機に際しても
“完璧な解決策を期待してはいけない”」

それを乗り越えようとしても、
「政治的な無秩序の度合いが変わる」だけ。

「何かに救いを求めるのでなく、
もたつきながらも
“泥の中を通り抜ける”ことが肝要だ」

民主主義や政治の問題だけではない。
COVID-19に対しても、
「酷すぎる状態になってしまうのを
避けること」だと思う。

〈結城義晴〉

2020年11月25日(水曜日)

プロ野球日本シリーズと城東区古市の「着眼大局着手小局」

第203臨時国会が開催されている。
10月26日に召集され、
会期は12月5日までの41日間。

まずは新型コロナウイルス対策と、
Go toキャンペーンの問題。

そこに「安倍晋三桜を見る会」問題が再燃。
日本学術会議問題はどこかに吹っ飛んだか。

菅義偉総理の予算委員会の答弁は、
官僚や秘書官の書いたものを読んでばかりで、
ガッカリさせられるシーンが多い。

しかしそのことで総理大臣の答弁が、
必然的に官僚的となってしまう。
官僚が書いたものを読むだけだから、
当たり前に官僚的になる。

その結果、発想自体も官僚的になって、
「政治的」な考え方や決断が薄れていく。

「政治的」という言葉には3つの意味がある。
1 政治に関するさま。
2 理屈の上だけでなく、現実に即して判断するさま。
3 駆け引きが巧みになされるさま。

菅答弁の「政治的」でないところは、
3の巧みな駆け引きもなければ、
2の現実に即した判断もなくなっている。

これで外交問題などに対処できるのか。
ちょっと心配だ。

それにしても、
プロ野球日本シリーズ。
福岡ホークスと東京ジャイアンツ。

福岡ホークスの4連勝で、
あっけなく日本一が決まった。
昨年も同じカードで4連勝。
ho-kusu

ジャイアンツは2年にわたって、
都合、8連敗。

こうなるとパシフィックリーグが、
セントラルリーグを完全に、
凌駕していることになる。

プロ野球には、
「セパ交流戦」という、
リーグを交差した公式戦がある。

2005年から始まって、
私はとてもいい企画だと思っている。

その交流戦のリーグ別の勝敗数は、
セリーグ966勝、
パリーグ1102勝。
引き分け60戦。

セリーグが勝ち越したのは、
15年間で2009年の1年だけ。

これもパリーグ優位を示すデータだ。

私は1952年の福岡生まれである。
だから永遠の西鉄ライオンズファンだ。
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1979年にライオンズは埼玉西武となって、
所沢にフランチャイズを移した。

10年後の1989年、福岡には、
ダイエーホークスがやってきた。
そして2005年から、
福岡ソフトバンクホークスとなった。

こんな経緯から現在の私は、
パリーグでは一応、
生まれ故郷のホークスを支持している。

それでも永遠の西鉄ライオンズファンである。
したがって永遠のアンチ巨人だ。

1956年、57年、58年の三連覇は、
三原脩監督のもと、
中西太、豊田泰光、稲生和久らが、
劇的な勝利を収め続けた。

だから私は草野球では必ず、
中西太の背番号6をもらって、
サードを守った。

しかし1978年、ライオンズは、
堤義明国土計画社長に買い取られ、
埼玉に本拠地を移した。

堤義明ライオンズ球団オーナーは、
新球団の目玉として阪神タイガースから、
田淵幸一と古沢憲司を獲得。

見返りとして、
真弓明信、若菜嘉晴、竹之内雅史が、
タイガースに移籍した。

私はこの時から、
セリーグでは阪神を応援し始めた。
アンチ巨人の波長は同期した。

すべて西鉄ライオンズがらみである。

だから今回の日本シリーズは、
勝負の結果としてはいい気分だが、
それにしてもジャイアンツはどうしたのか。

巨人軍が心配というよりも、
勝負の相手として欲求不満である。

第3戦など最終回2アウトまで、
ノーヒットノーランだった。

闘う意志が感じられない。
初めから負け犬のように見える。

さて話題の「大阪鶴見の陣」
11月24日火曜日に、
㈱関西ロピア第3号店がオープンした。
ロピア鶴見島忠ホームズ店。
500坪強の1フロア型スーパーマーケット。

初日も2日目も大阪は快晴。
顧客は引きも切らず。

開業日は火曜日に設定して、
勤労感謝の日を含む3連休を避けた。

にもかかわらず、
どこから来るかと思われるほど、
顧客が殺到した。

そのホームズとロピアを背にして、
西に向かうと内環状線の道路がある。
DSCN01600

さらに西に歩くと、
スーパーマーケット3店の激戦。
城東区古市一丁目。

ファサードや看板が、
互いの敷地からよく見える。DSCN01690

関西スーパー古市店。
オーソドックスなスーパーマーケット。
ご存知、名門の老舗。
DSCN01700

道路を隔てた向かいに、
業務スーパーとドラッグストアのキリン堂。
業務スーパーは㈱神戸物産のフランチャイズ。
ガリバー城東古市店。
ディスカウントフードストア。
DSCN01660

さらに1ブロック南には、
食品館アプロ城東店。DSCN01630
2003年10月オープン、
2011年9月リニューアル。

この店が大健闘している。

経営は㈱カノー(嘉納英蔵社長)。
同社ホームページのグラフから、
その成長ぶりはよくわかる。
apuro
1999年から2019年までの20年間に、
年商は104億円から618億円へ、
6倍の成長曲線を描いた。

曲線というよりも、
y=ax+b
直線の成長だ。

店づくりも売場づくりも、
「買い場」に徹して、
ロピアの進出をものともしない。

大阪府に46店舗を展開し、
兵庫県に2店舗、京都府に1店舗。
トータルで49店。

この地の闘いは局地戦だ。
だからイオンとロピアの広域商圏の闘いと、
この地区の局地戦の闘いが、
複層的に発生している。

福岡ホークスと東京ジャイアンツの、
一対一の闘いとは異なる。

それが商業の競争である。
しかし顧客はどの店を選ぶこともできる。

この時の店側の態度が難しい。
着眼大局着手小局だ。

〈結城義晴〉

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