結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年02月09日(金曜日)

「イオンとソフトバンク&ヤフー同盟」のプラットフォーム時代

平昌冬季オリンピック開幕。 IMG_4806.JPG8
なんだかんだ言っても、
南北朝鮮が女子アイスホッケーなどで、
合同で参加する。
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それはイデオロギーを超えて、
すなわち政治を超えていて、
オリンピック憲章の精神に則って、
世界平和に貢献する。
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しかしそれはいかにも政治的である。
これがこの憲章自身の、
ポストモダンとしての問題点でもある。

古代オリンピックは、
ギリシャで行われたオリンピアの祭典。

近代オリンピックは、
1896年にクーベルタン男爵によって、
再現された世界スポーツ大会。
アマチュアリズムが原点にあった。

だとすると現代オリンピックもある。

それがポストモダン憲章の、
新しい考え方であろうが、
もしかしたらそこには、
逆に、地球規模の政治的な意図が、
働くことになるのかもしれない。

これもヘーゲルの弁証法で考えるとよい。

古代オリンピックがテーゼ、
近代オリンピックはアンチテーゼ、
現代オリンピックはジンテーゼ。

いずれにしても、
現代ではプロフェッショナルの、
アスリートたちの妙技を楽しもう。

さて、大事件。
イオンとソフトバンク&ヤフー。
インターネット通販事業で
同盟を結ぶ。

NHKと日経新聞。
どちらかがお昼ごろスクープして、
一挙に既成事実化した。

イオンも、ソフトバンクも、ヤフーも、
正式決定していないとコメントしている。

両者の報道では、
「イオンの店舗や物流網と
ソフトバンク・ヤフーのITのノウハウを
組み合わせ、新たなサイトを開設する」

私はイオンの店舗にいる、
人間産業の人間たちこそが、
大きな力を発揮すると考えている。

それはイオンに限らない。

店舗網や物流網はハードウェアだ。
そこにはソフトウェアがあって、
さらにヒューマンウェアがある。

それがなければ「店」ではない。

商業界刊『岡田卓也の十章』
私の(株)商業界への置き土産の本。

第一章は、
「建物」が多いだけで「店」は少ない。
『岡田卓也の十章』
名誉会長相談役の岡田卓也さんは、
ハードウェアはあっても、
ソフトウェアはまだまだだという。
ヒューマンウェアはもっと足りない。

「消費行動がネット型にシフトする中、
米アマゾン・ドット・コムや、
米ウォルマートと提携した楽天などとの
競争が激しくなりそうだ」

「ヤフーとイオンはそれぞれ
ネット通販を手掛けているが、
両社のノウハウを掛け合わせる。
食料品や衣料品、日用品などを、
幅広く扱う。
楽天のように他社の商品も扱う
『マーケットプレイス』型のサイトを
想定している」

これは月刊商人舎1月号
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「イオン社長 岡田元也の真意」

この中で「マーケットプレイス」に関して、
私は「プラットフォーム」であると見た。
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さらに1月26日のこのブログでは、
楽天・ウォルマート戦略提携を取り上げた。

こちらは2つの合意。

第1は日本国内でのアライアンス。
楽天と西友が新会社を設立する。
「楽天西友ネットスーパー」を、
協働運営する。

西友のリアル店舗から商品を配送する。

第2は米国市場での提携。
北米の楽天のRakuten Kobo Inc.の商品を
米国ウォルマートが独占販売する。

こちらはまあ、付け足しの案件。
ウォルマートにとって大したことはない。

そして書いている。
「私はこの際に、
イオンと楽天とが提携するくらいの、
荒業が必須だと思っていたが、
楽天はウォルマートと組んでしまった」

そう、イオンは、
楽天とアライアンスを組むか、
あるいはヤフーとともに、
プラットフォームをつくらねば、
もう間に合わない。

そう思ったのは、
岡田元也さんの記者会見のときだった。

もちろんアマゾン・ジャパン対策である。

現在の日本のインターネットモールは、
⑴楽天市場
⑵Yahoo!ショッピング
⑶ポンパレモール(リクルート)
⑷Wowma!(ワウマ、KDDI/DeNA)
⑸Amazon
などなど。

しかし楽天はウォルマートと組んでしまった。
アマゾンはもちろん独自に展開している。

だとするとイオンは、
Yahoo!ショッピングと組むしかない。

いやもう、それは、
先行して進められていた。
楽天&ウォルマートが先に発表した。

もう、国際的にも、
プラットフォーム構築競争は、
大きな同盟の時代である。

昨年の商人舎3月号特集。
商品情報Platform
「商品Master/商品Contents」の共有と競争
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そしてプラットフォーム戦略の5つの機能。
1 マッチング機能
2 コスト削減機能
3 検索コストの低減機能
4 外部ネットワーク効果機能
5 三角プリズム機能

これこそ「商業の現代化」が実現させる、
新しい時代の「流通」である。

オリンピックもショッピングモールも、
ポストモダンの時代である。

〈結城義晴〉

2018年02月08日(木曜日)

平昌冬季オリンピック憲章と高原豪久「自立」と「天邪鬼」

明日2月9日から、
平昌冬季オリンピック開催。
そのあとパラリンピック。

北朝鮮は世界中の批判のなか、
軍事パレードをするが、
これも幼児的示威行為でしかない。

「オリンピック憲章」
〈61.宣伝と広告〉

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「オリンピック・エリアにおいては、
いかなる種類のデモンストレーションも、
いかなる種類の政治的、宗教的もしくは、
人種的な宣伝活動も認められない」

「オリンピック・エリアでの」との定義だが、
「オリンピック期間」に改めるべきだろう。

その「平昌」は日本のメダルラッシュ。
1998年長野五輪を超えると期待される。
すなわち金メダル5、
銀メダル1、銅メダル4。
ならば、これは冬季五輪最多。

第1にスピードスケート女子短距離。

小平奈緒は500mで世界戦24連勝中。
1000mでも世界記録で連勝。
高木美帆もそれに準じる。
得意の1500mでは、
今季のワールドカップ4戦全勝。
3000mも今季のW杯で初勝利。

高木が主力となる女子団体追い抜きも、
日本が圧倒的に強くて金メダル確実。
チームパシュート、2400m。

第2は、ノルディック複合の渡部暁斗。
2014年ソチ五輪で、
個人ノーマルヒル銀メダル。
世界選手権は2009年に団体優勝。
Wカップは2015~2016年に、
個人総合2位が3回。

第3は、スノーボード男子ハーフパイプ。
平野歩夢は4年前のソチ大会銀メダリスト。
平岡卓もソチで銅メダル。

第4はフィギュアスケートの、
羽生結弦と宇野昌磨。

第5は、女子スキージャンプ高梨沙羅。
ソチではまさかの4位だったが、
昨シーズンWカップは、
17戦中14勝で総合優勝。

このあたりはほぼメダル確実か。

開会式前日の今日から、
すでに競技が始まっていて、
大いに楽しめる。

健闘を祈りたいものだ。

今日は横浜商人舎オフィスに、
㈱万代のお二人が来訪。
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人事部マネジャーの津田睦さんと、
東尾里江さん。

今年の3月からスタートするのが、
万代知識商人大学第3期。
お二人はその事務局。

全カリキュラムの打ち合わせ。
改善策を検討して持ってきてくれた。

来年1月までの10講座。
30人の受講生も決まって、
さらに充実した内容になる。

そして2019年1月には修了式。
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第1期30名、第2期32名。
第3期で92名となる。
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スーパーマーケット業界で、
一番初めにできた企業内大学。

さて、日経電子版「経営者ブログ」
高原豪久 ユニ・チャーム社長。
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今回のテーマは、
「ひとりの豊かさ」を大切にする

高原さんが強調するのは、
「ひとりで過ごし、物事を深く考え、
感受性や思考を研ぎ澄ますこと」

それが良い仕事をする上で、
「欠かせないもの」。

高原さんにしては珍しく、
文学的な表現のブログとなった。

我が国で自ら命を絶つ人は、
1年に2万人を超える。

この問題の根本的な解決のためにも、
高原さんが訴えるのは、
一人ひとりの「自立」。

同感だ。

このような社会問題について、
議論がなされると必ず出てくるのが、
「だれも『独りぼっち』にしない社会へ」
「皆が幸せになれる社会を」など。

「もちろん否定はしませんが、
これを実現するには
『自立した強い個』へ、
一人ひとりがいかにして成長するかを
合わせて議論する必要があります」

そのとおり。

私はこれを、
「脱グライダー商人」と、
表現する。

高原さんは問題提起する。
「日本人は本当に、
『個』が弱いのでしょうか」

「日本人=個性に乏しく周囲に流されやすい」
「欧米人=個性が強く、協調が苦手」
ステレオタイプ的なイメージがある。

「それは誤りなのではないでしょうか。
むしろ、日本人は昔から
『個』の重要性を強く認識しており、
『ひとり』を大切にしてきたと思います」

そして万葉集の柿本人麻呂の歌。
あしびきの 
山鳥の尾の 
しだり尾の 
ながながし夜を 
ひとりかも寝む

「これは自然と向き合って、
孤独を噛みしめ、
これを味わった一首です」

さらに明治から大正の時代、
尾崎放哉の俳句。
「咳をしても一人」

これは自由律俳句。

「事業に失敗し、家族とも別れ、
結核の苦しみの中で詠んだこの句には、
全宇宙と自分との関係が
表現し尽くされていると言われています」

「このように日本人は『ひとり』を
単純に『寂しい』ものとして
受け止めるのではなく、
むしろ本質的には
豊かな時間や空間であると
考えていたのではないでしょうか」

そして高原さんは実感する。
「ひとりの豊かさを大切にするDNAが、
自分の中に受け継がれている」

だから「ひとり、孤独の中で、
自分自身を見つめなおすこと」

ここから始めなければ、
「強い個」や「個の自立」などは、
絵に描いた餅で終わる。

「協働」や「助け合い」などの
「耳障りの良い言葉」ばかりを交わし、
「実際には『どうせ誰かがやってくれる』
といった依存体質に陥っている」

このような状態に陥らないためには、
第1に「人と交わる前に、
ひとりで悩み抜き、考え抜いて、
個を磨くといった、
しっかりとした事前準備が大切」

第2に、「集団の交わりの中で
『自らの個を磨くこと』を
強く意識して参画しなくてはならない」

強い個をつくる。
その自立した個の集団が
強い組織となる。

オリンピックに参加できるのも、
メダルを獲得できるのも、
「ひとり、孤独の中で、
自分自身を見つめなおす」者だ。

「強い集団・組織を作るためには、
まず一人ひとりが、
『ひとりの豊かさ』を重視し、
感受性を磨き、
自分の人生や仕事について
深く考えるといった
孤独の時間や空間をもっと
大切にしなければなりません」

これはリーダーの在り方でもあると思う。
「マネジャーとリーダーは、
100%異なる」

月刊商人舎2月号で、
そのことを掘り下げる。

「磨かれた個性を集団・組織の中で
十二分に発揮することこそ、
我が社が目指す『共振の経営』の実現に
つながると考えています」

ユニ・チャームの「共振の経営」、
「強い個」によって構成された「強い組織」。
高原さんはそれを言いたかったのだろう。

私は「ひとりの豊かさ」とともに、
絶対に「競争」が必要だと考えている。

拙著『Message』より。
「天の邪鬼」

競争は、闘争とは違う。
その混同は、成長と膨張を
錯覚することに似ている。

競争を拒否する者は、
理念的平和主義者なのか。
それとも怠け者のキリギリスなのか。

一見、温厚なヒューマニストに映るが、
それは怠惰な
天の邪鬼にほかならない。

天の邪鬼が
競争から逃避しつつ
闘争を煽る。

政治の世界にも、行政にも、
業界や会社にも、
天の邪鬼の群れが潜んでいる。

それは、
私自身の心のなかにも、
あなたの心のなかにも。

この天の邪鬼を退治するには、
勇気をもつこと、
競争環境を整えること。

疲弊を癒す活力は、
良質の競争の中にしか
ない。

〈結城義晴〉

2018年02月07日(水曜日)

「1票格差違憲判決」と松本晃「働き方改革」の「順調に問題だらけ」

北陸地方の降雪。
お見舞い申し上げたい。

今日午前11時現在で、
福井市の積雪は136cm。
越前市では107cm。
平年の6倍以上。

金沢市は77㎝で5倍以上、
富山市は69㎝で平年の3倍近く。

〈(株)平和堂の神田道世さんの写真〉
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理由は上空約5000mの強烈な寒気。
氷点下39度以下で、
これは平年より約10度も低い。

明日の午前6時までの24時間の降雪量は、
福井県・石川県で最大40㎝、
富山県では最大50㎝の予想。

横浜のこんな雪など
物の数には入らない。
O

今日の横浜は快晴だというのに。
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心から、お見舞い申し上げたい。

さて、もう一つ重要な今日のニュース。
「1票の格差の違憲判決」
昨年10月に行われた衆議院議員選挙。

升永英俊弁護士のグループが、
全国14の高等裁判所に訴訟を起こした。

これまでの判決で、
9件は「合憲」の判断だったが、
名古屋高裁の藤山雅行裁判長が、
「違憲状態」との判決を下した。

名古屋高裁に対しては、
東海3県の全24選挙区が調査され、
それが俎上に挙げられて提訴されていた。

選挙は民主主義の根幹をなす制度だ。

衆院選の1票の格差に関しては、
最大2.13倍だった2014年に、
やはり訴訟が起こって、
最高裁が「違憲」の判断を下した。
2009年と2012年にも、
同様に違憲判決が下された。

そこで国会は、
「定数0増6減」の法律を成立させて、
昨年10月の衆院選に臨んだ。

その衆院選挙の結果、
全国で有権者数が最も少ないのが、
鳥取1区の23万9104人だった。
逆に最多は東京13区の47万4326人。
この格差は、議員1人当たりで、
有権者数1.984倍となった。

一応、定数是正の成果は上がったが、
今回の名古屋高裁では、
1.98倍も違憲とされた。

弁護士グループは選挙の無効を求めたが、
違憲ではあると判断されたものの、
選挙無効の請求は退けられた。

1票の格差は2倍までが、
「許容される目安」になっている。
2倍が違憲で1.98倍は合憲というのも、
おかしな話だ。

憲法は「法の下の平等」を保障する。
その平等とは何か。

悩ましい問題だが、
その悩ましさを知らねばならないし、
いつも考えねばならない。

朝日新聞「折々のことば」。
鷲田清一さん編著の第1014回。
今日も、明日も、
明後日も、
順調に問題だらけ
(向谷地〈むかいやち〉悦子)

向谷地さんは北海道・浦河の元看護師。
夫君と精神障害者たちの支援を続ける。

「これからも、新たな苦労が
次々に生まれてくるでしょう」

彼らの苦労や弱さを取り除くのでなく、
彼らとそれを共有したら、
「『大切な苦労』の主役となって、
自分で自分を助ける手立ても、
講じられるようになった」

法の下の平等に関しても、
昨日も今日も明日も明後日も、
「順調に問題だらけ」だ。

さて最後に、
月曜日の日経新聞の夕刊。
1月15日の「あすへの話題」
松本晃さん。
カルビー(株)会長兼CEO。
〈同社ホームページより〉
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テーマは「働き方改革」

「今、あなたは本当に
働いているのですか。
今、あなたは誰のために
働いているのですか。
仕事の上でのあなたにとっての
顧客は誰なのですか」

この顧客に関しては、
ステークホルダーとして、
「株主ラスト」を表明する。

松本さんにおけるファーストは、
「消費者と取引先」
さらに「従業員とその家族」
そして「コミュニティ」

この考え方を松本さんは、
ジョンソン&ジョンソンで学んだ。

1970年、京都大学農学部卒業、
72年、同大学大学院農学部博士課程修了、
同年、伊藤忠商事入社。
86年、センチュリーメディカル出向、
93年、ジョンソン&ジョンソンメディカル入社。
99年、ジョンソン&ジョンソン社長就任。
2009年6月、カルビー会長兼CEOに就任。

松本さんの問いは続く。
「さて、その顧客が抱えている問題って
一体何ですか。
消費者は何に困って
何を求めているのですか。
従業員とその家族は。
株主の期待は? 等々」

そして最後の問い。
「では、今あなたは
その顧客の問題を、
解決していますか。
もしくは、少なくとも、
その努力をしていますか」

結論。
「この質問に
『イエス』と答える時、
今あなたは働いている」

「又、その質問に、
『イエス』と答えられないならば、
『忙しい忙しい』『また、残業だ』
とは言っているものの
実際は働いていることにはならない」

「働く、ということは実は
そんな簡単なことなのではないだろうか」

私も拙著『Message』で、
「働くこと」と題した文章を書いた。
このブログにも何度も引用した。

しかしここまでシンプルに、
突き詰めることはできなかった。

松本さん。
「そして、フト一日を振り返ってみて、
今日私は果たして本当に
働いたのだろうかと自問する。
深い反省と共に一日が終わる」

あくまで謙虚だ。

今日も、
明日も、
明後日も、

順調に問題だらけ。

しかし、私もあなたも、
「本当に働いただろうか」と、
今日も自問を繰り返せば、
悩ましい問題も、
解決の糸口が見えてくる。

〈結城義晴〉

2018年02月06日(火曜日)

世界株価大幅下落と老子の「無為=なされぬままのこと」

世界中の株価が大幅下落。

今日6日の東京株式市場では、
日経平均株価が瞬間風速で、
1600円を超えるダウン。
大引けは1072円安の2万1610円。

値下がり銘柄数は2000を超えて、
ほぼ全面安となった。

昨日5日の米国ニューヨーク株式市場では、
ダウ平均株価も一時1600ドル近くの下落。
1ドル110円換算で17万6000円のダウン。
過去最大の下げ幅を記録。
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終値は2万4345ドル75セントで、
前の週から1175ドル21セントの下落。
これも過去最大の下げ幅だった。

ドナルド・トランプ大統領が、
オハイオ州で演説し、
景気と株価の上昇は、
「自分の功績だ」と自慢した。

そのテレビ映像の下でテロップは、
過去最大の下げ幅のニュースを流した。
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ヨーロッパの主要市場でも、
台湾、韓国、シンガポールや、
上海や香港市場でも、
軒並み株価下落の流れ。

このリスク回避のために、
東京外国為替市場では、
円買いが進んでほぼ全面高となった。

ドル・円相場は一時、
1ドル=108円台半ばまで下落した。

この株価下落の発端は、
アメリカの金利上昇にある。

先週金曜日の2月2日、
ニューヨーク市場で10年物国債利回りが、
一時、2.85%と上昇した。

まえにもこのブログで書いたが、
10年物国債利回りが長期金利指標となる。

日経新聞は一面トップで、
「適温経済の持続力が試されている」。

「適温経済」は、
「インフレを起こすほど過熱しすぎず、
不況に陥るほど冷え込みすぎてもいない、
緩やかな成長を維持した
適度な景気状況のこと」
『知恵蔵』の説明。

しかし「適温経済」の継続が、
すべてにわたっていいのかどうかは、
わからない。

適温経済が長く続くと、
金融市場にひずみが蓄積される。

米国連邦準備理事会(FRB)は、
これまで緩やかな利上げで、
「適温経済」を演出してきた。

それがアメリカの株高の要因の一つで、
景気の浮揚はトランプの貢献ではない。

日本のアベノミクスも同様に、
日銀の低金利政策におんぶにだっこ。

国家元首よりも中央銀行総裁のほうが、
株価にとっては大事だということになる。

さてさて。

今日は横浜商人舎オフィス。
夕方、リンゴジュースを飲んだ。
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(株)義津屋から贈ってもらった。
ありがとう。
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火曜日は日経電子版「経営者ブログ」
(株)IIJ会長の鈴木幸一さん。
日本のインターネットの草分け。
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自分の行動パターンを振り返る。
「先走り、構想に溺れて、
無理に無理を重ねてしまう
行動パターンはなくなったのだが、
それでも、『ビジネスは後追いに限る』
といった行動をとることはできない」

「これだけ大きな技術革新であることが
分かっていても、IT分野については、
日本は、後追いに
終始している」

それは、わかる。

「日本の市場だけを考えるのであれば、
リスクを回避して、後追いを続けるほうが
賢明なのだということも
理にかなった行動様式なのかもしれない」

だが、「それだけでは、
なんだかなあという思いは消えない」

日本のスーパーマーケット業界に、
「自ら新幹線を開発する必要はない」との、
議論があったことは確かだ。

「われわれは『私鉄』だ。
それを安全に正確に運営していればいい」
そんな思考回路。

鈴木さんは日本のITに関しては、
それではいけないと繰り返す。

イスラエルのネタニヤフ首相の発言。
「将来の自動車産業の核となる国、
自動車産業を担い、
自動車大国となる国は、
イスラエルである」

現在のイスラエルには、
自動車大工場はない。

しかし「自動車の技術競争の核が、
内燃機関からITになる」

「コネクテッドカー(つながるクルマ)が、
視野に入ってくる時代では、
自動車産業を担う技術も、
ハードウエアの競争ではなく、
まさに、ITの基礎技術の競争になる」

「長いこと自動車産業で働いてきた人間は、
そこへの転換がどうしてもできない」

インテルは米国の半導体メーカーだが、
イスラエルに1万人以上の従業員を抱える。
つまりイスラエルの企業モービルアイを、
昨年8月に買収した。

買収総額は約150億ドル(1兆6500億円)。

イスラエルでは、
年間1000社もの企業が創業され、
100社程度が買収されていく。

すべてIT企業だ。

モービルアイのアモン・シャシュア。
共同創業者兼会長。
そのシャシュアが、
インテルの自動運転事業責任者となった。
そしてその自動運転関連技術は、
イスラエルを中心に展開していく。

リスクを回避して、
後追いを続けるだけでは、
「なんだかなあ」である。

鈴木さんのブログは最後に、
「老子」。
「為學日益 為道日損 損之又損
以至於無為 無為紫而無不為」
学を為すは日に益す。
道を為すは日に損ず。
之を損じて又損じ、
もって無為に至る。
無為にしてしかも
為さざるはなし。

〈老子道徳経の四十八章より〉

分かりやすい書き下し文は、
井筒俊彦著・古勝隆一訳。
「学問を追究する人は、
(知識)が日に日に増えていく。
〈道〉を追求する人は、
(知識が)日に日に減っていく」

「減らして、そして、
さらに減らしていけば、
しまいには無為の状態にいたるのだ。
無為の状態にいたったならば、
なされぬままのことは、何もない」

この後に続くのは、
「なすべきことはなにもない」
これを実践することで、
一つの帝国すら手に入る。

「なすべきことがある」にこだわれば、
一つの帝国を手に入れることは、
決してない。

「帝国を手に入れる」とは現代では、
事業を成功させるといった意味。

鈴木さんの述懐。
「何十年も、折に触れて
老子を読むことがある」

「無為の状態にいたったならば、
なされぬままのことは、何もない」
といった、謎のような言葉について、
「理解が及んだことはない」

だから鈴木さんにも、
「なすべきことが山のようにある」

「凡人には、あくせくしたまま
日々を過ごすほかないようだ」

謙虚だが、
私も同感。

ご承知のように私も、
ときどき「老子」を引用する。

老子は中国の春秋戦国時代の人。
諸子百家のうちの代表的な哲学者。
「道家」は老子を始祖とする思想。
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私もいつも、
老子の「無為」に突き当たって、
自らを凡人となす以外になくなる。

現在の中国指導部にも、
老子の「道」を学んでほしいところだ。

もちろんトランプも安倍晋三も、
文字通り、まだまだ、
「帝国を手に入れる」ことはできない。

〈結城義晴〉

2018年02月05日(月曜日)

Super Bowlのスーパー日曜日とカルビー松本晃の「株主ラスト」

Everybody! Good Monday!
[2018vol6]

2018年第6週。
そして2月第2週。

昨日の2月4日(日曜日)が、
立春。
二十四節気の上では春だが、
立春の前の大寒から立春くらいまでが、
今の日本では一番寒い。

それは北半球にも共通していて、
アメリカも今、極寒。

日本時間では今朝になってしまうが、
アメリカ時間では昨日の日曜日の夜、
「スーパーボウル」
が開催された。

会場は、極寒のアメリカでも、
最も寒いミネソタ州のミネアポリス。
氷点下16度。

Super Bowlは、
NFLの最終優勝決定戦だ。
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NFLはNational Football Leagueの略で、
プロアメリカンフットボールの組織だ。

アメリカとカナダの北米には、
4つのプロスポーツ組織がある。

「4大プロスポーツ」と呼ばれる。

もちろんゴルフやテニス、
サッカーやバレーボールもある。

しかし4大プロスポーツは、
すべてが地域に根差していて、
「4大」と呼ばれるにふさわしい。

そしてその中でも、
圧倒的に、断然人気が高いのがNFLである。

その1年間の頂点がスーパーボウルだ。

アメリカンフットボールのNFL、
メジャーリーグベースボール(MLB)、
バスケットボールのNBA、
そしてアイスホッケーのNHL。

NFLには全米とカナダに32チームが、
MLB・NBA・NHLには30チームがある。

そのアメリカ第一のスーパーボウル。
2004年以降は毎年2月第1日曜日に開催。

この日はSuper Bowl Sundayと呼ばれる。
あるいは略してSuper Sunday。

感謝祭のブラックフライデーに次いで、
食品支出も第2の日だし、
テレビの視聴率も必ず年間最高。

日本でいえば紅白歌合戦並みといえるか。

スーパーボウルが40%台後半の視聴率で、
野球のワールドシリーズが10%くらい。

そのSuper Sundayが今朝だった。

決勝戦に進出したのは、
ニューイングランド・ペイトリオッツと、
フィラデルフィア・イーグルス。

どちらも東海岸のチームだが、
実にいいゲームだった。
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ペイトリオッツはすでに5回優勝していて、
この10数年の常勝チーム。
対してイーグルスは、
スーパーボウル進出も3度目。

しかし、ニック・フォールズの活躍で、
イーグルスが見事な勝利。
フォールズはシーズン初め、
2番手のクォーターバックだった。
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この試合は初めからリードしたが――。DSCN9994.JPG7
第4クォーターに逆転され、
さらにそれを逆転して、
41対33で逃げ切った。
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決勝のタッチダウン。
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そしてこのトロフィーを手にした。
「ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー」
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これはティファニー社製の逸品。

「Super Bowl」
ラマ―・ハントのネーミングだが、
私はこのネーミングがいいと思う。

ハントはNFLの創設者の一人で、
バスケットボール、サッカー、
アイスホッケー、テニスのプロモーター。

Supermarketも、
Supercenterも、
Superstoreも、
考えてみると、
みんな「Super」なものだ。

私自身は「Super Marketing」を、
標榜している。

頂点にSuper Bowlがある。

さて、一番寒いとはいっても、
少しずつ日が長くなっている。

Weekly商人舎、
2週間販促企画は、
今週金曜日から始まる、
平昌冬季オリンピックと、
来週水曜日のバレンタインデーを、
この2週間のイベントとして取り上げる。

その間に建国記念の日を挟んだ3連休。

「ニッパチ」といわれるが意外にも、
2月はプロモーションテーマが多彩だ。

さて、日経新聞夕刊「あすへの話題」
松本晃さんが登場。
カルビー会長兼CEO。

今日のテーマは、
「株主ラストの企業統治」

これがいい。

「そもそも企業を取り巻く
多くのステークホルダーとは誰なのか」

「企業はその明確になった
ステークホルダーのすべてに対して
責任を果たす義務を負う」

そして松本さんは、
「私は最初に顧客と取引先を挙げる」

メーカーだから、
顧客と取引先。

近江商人風に言えば、
「買い手良し」と「売ってくれ手良し」

「2番目は共に働いている従業員と
彼らを日々支えている家族への責任だ」

これは「売り手とその家族良し」

「3番目は広い意味でのコミュニティーだ」

これが「世間良し」

「株主への責任は
最後で良いのではなかろうか」

「顧客・取引先、従業員とその家族、
コミュニティーにしっかり
責任を果たしておれば
会社の業績はおのずから良くなり、
結果として株主への責任を果たせるはずだ」

「とかく企業は
株主ファーストとなりがちで、
業績を優先するあまり
大企業ですらお粗末で恥ずかしい
不祥事を起こしてしまう」

「株主ファーストの考えをいったん捨てて、
株主ラストにすることが
本当は正しい企業統治だと思う」

株式公開企業で、
ここまで断言できるトップは、
そうはいない。

そして最後の言葉。
「お前がそんな偉そうなことを言うとは」
「昔の仕事仲間に失笑されそうだが……。
私は変わった」

この言い切り方。
どこかで使える。

アメリカ研修などでも、
私は最後に言う。
「自ら、変われ!」

そして帰国してから、
周辺に宣言してもらいたい、
と付け加える。

それが、松本晃さんの言葉と同じ。
「私は変わった!」

では、みなさん、今週も、
一番大切なことに対しては言い切ろう。
「私は変わった!」

いつもいつも「私は変わった!」では、
オオカミ少年になってしまうけれど。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2018年02月04日(日曜日)

日曜版【猫の目博物誌 その59】煎り大豆

猫の目で見る博物誌――。
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昨日は節分、今日は立春。
節分には豆撒きをします。
今は恵方巻が主役ですが、
煎り大豆も節分の主役のひとつです。

大豆はマメ科の一年草。
学名はGlycine max。

英語ではsoy、あるいはsoy bean。
だから醤油はsoy sauce
煎り大豆はroasted soybeans
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完熟した大豆の種子からは、
油脂が搾り取られる。
これを「搾油」という。

搾油したあとの絞り粕は、
飼料となる。

未成熟の種子が「枝豆」。

大豆は農作物として、
世界中で栽培、生産されているし、
歴史的にも極めて古くからの例がある。

日本では縄文時代の出土例があるし、
最古の歴史書『古事記』にも記録がある。

植物として、
肉に匹敵するタンパク質を含有する。

だからドイツでも日本でも、
「畑の肉」と呼ばれる。

両性花で自家受粉する。
自家採種もしやすい。

つまり遺伝性の「強い植物」と考えられる。

しかし、連作障害が起こりやすい。
だから一年生草本の大豆は、
今年、生産したら、
来年は違う作物を作付けして、
連作を避ける。

連作する場合には、
畑の消毒をしたり、土壌改善をする。

連作に向かない性質が、
国内栽培規模拡大の壁となっている。

大豆は遺伝子組換え品種の割合が高い。
2014年のISAAA調査では、
世界の作付面積の約82%が、
遺伝子組み換えである。

2016年の都道府県別の作付面積は、
1位北海道、2位宮城県、3位秋田県。
以下4位福岡県、5位佐賀県。
さらに6位滋賀県、7位山形県、
8位新潟県、9位青森県、10位富山県。
北の北海道・東北と九州。

2016年の大豆の自給率は7%。
ただし、搾油される油糧用を除いて、
食品用に限定すると25%に上がる。

2016年の輸入国は、
アメリカの224万トンが圧倒的。
ブラジル52万トン、カナダ34万トン。
中国は意外に少なくて3万トン。

国内の需要量は約338万トンで、
国産大豆は約24万トン。

品種別に作付面積のベスト5は、
フクユタカ、ユキホマレ、エンレイ、
以下、リュウホウ、タチナガハ。
これらの品種は豆腐、煮豆用。
納豆用の品種は、
北海道のユキシズカ、スズマル、
関東の「納豆小粒」。

国産大豆の用途は、
豆腐が56%、納豆が17%、
煮豆惣菜が9%、味噌醤油が8%。

煎り大豆は、
節分用と限定されているためもあって、
製造量は多くはない。
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煎り大豆の成分は、
100グラム当たりで、
エネルギーが426キロカロリー、
タンパク質38.3%、炭水化物34.1%、
脂質19.3%、塩分0.07%。
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大豆を煎って作るから、
製法はシンプル。
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季節の変わり目には邪気が生じる。
邪気は「鬼」と考えられている。
その鬼を追い払うため、
悪霊払いとして豆撒きが行われた。

豆撒きをした後、
数え年の数だけ食べて、
一年の無病息災を願う。
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豆撒きしあとの静かな夜なりけり
村山故郷の字余りの句。

豆撒の猫疾駆して終りけり
〈加藤秋邨〉

鬼は外、福は内。
豆撒きのときは、ボクは疾駆する?

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でも豆撒きが終わると立春です。

春がもうそこまで、
やってきています。

(『猫の目博物誌』〈未刊〉より by yuuki)

2018年02月03日(土曜日)

節分の「恵方巻」と[2月の商人舎標語]優れた商人・優れた人間

節分。
季節を分ける日。

暦の上では明日から春。
つまりは立春。

今日までが冬。

季節を分けるから、
1年に4回ある。

春の節分と、
夏、秋、冬の節分。

その中で最もポピュラーなのが、
冬から春への節分の今日。

季節の変わり目は、
邪気が生じると考えられた。
これは世界中にある民衆感覚。

邪気は「鬼」のこと。

だから節分には、
鬼を追い出して、邪気を払う。
邪気を追い払うために、
豆を撒く。

「鬼は外」がそれだ。

豆を撒き、
その撒かれた豆を、
自分の年齢の数だけ食べる。

ただし、数え年でなければいけない。

そして節分には、
恵方巻。
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最もシンプルなのが、
セブン-イレブンの「七品目の恵方巻」
218キロカロリー。

太巻きはひとりにつき1本。
七福神にあやかって、
7種類の具が入った太巻き。
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そして「恵方」を向く。

「恵方」とは、
その年の年神様のいる方角。

今年は南南東やや南。

最後に願いごとをしながら、
太巻きを最後まで食べる。
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形だけだけれど、
やってみた。

写真は自撮りで、恐縮。

今日の土曜日は、
朝から横浜商人舎オフィス。

今日も夜中まで、
月刊商人舎2月号の入稿、
そして校正と責了。IMG_4146.JPG8

ゼネラルマネジャーの亀谷しづえ。IMG_4150.JPG8

経理担当の城山佳代子。
取材もするし、原稿も書けば、
編集も、校正もする。IMG_4154.JPG8
お疲れ様。

その2月号の巻頭言。
[Message of February]
2月の商人舎標語でもある。

優れた商人・優れた人間

優れた店長、
愚かな店長。
結果だけがそれを明らかにする。

優れたマネジャー、
愚かなマネジャー。
長期にわたる成果がそれを証明する。

優れたリーダー、
愚かなリーダー。
優劣が判明するのは未来である。

ウサギとカメの競争にも、
アリとキリギリスのライフスタイルにも、
決定的な結末は示されていない。

優れたマネジャーは、
一人ひとりの強みを見つけ出し、
それを最大限に発揮させる。

優れたリーダーは、
よりよい未来に向けて、
人々を団結させる。

そして優れた店長は、
優れたマネジャーであり、
優れたリーダーである。

その両者の役割を担うことができる。
そのギアの切り替えどきを心得て、
マネジャー・リーダーシップを発揮する。

Managerは一人一人の強みから出発する。
Leaderは自分が描く未来像から始める。
優れた店長はその両者の機能を果たす。

さあ、あなたも、
優れたマネジャーを目指そう。
優れたリーダーを志向しよう。

それが優れた店長をつくり、
優れた部長、優れた社長を生み出す。
優れた商人、優れた人間を誕生させる。
〈結城義晴〉

では、今日はこれにて、
お疲れ様。

いい雑誌です。

〈結城義晴〉

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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