結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年11月11日(火曜日)

パチンコトラスティボード有識者懇談会のYes, We Can!

日本経済新聞の最終面「私の履歴書」。

良いシリーズだ。

JR東日本相談役の松田昌士さんが、今月の書き手。

こんな表現が出てくる。
「集団を相手に闘うときは、
それを構成する個々人に狙いを定める」

これが古くから伝わる兵法であるという。
それが旧国鉄の改革の時に、役立った。

人生の達人には、
こんな、実体験に基づいた深い蓄積がある。

アメリカのスチュー・レオナード。
その創業者の故レオナード氏は、語っている。
「リーダーの仕事は、
部下をリードすることではない。
部下を鼓舞することだ」

これにも深い含蓄がある。

松田さんの述懐とレオナード氏の言葉。

両方を知っていると、
ずいぶん楽になる。

さて、昨日は、東京・銀座へ。
パチンコ・トラスティ・ボード有識者懇談会。PTB

パチンコホール業界の「あるべき姿」や将来像等について、
自由に議論し、とりまとめた意見を広く社会に発信する会議体。

座長は元経団連事務総長の三好正也さん。
株式会社ミヨシ・ネットワークス代表取締役会長。

副座長は、元日刊工業新聞論説委員の岩崎秀雄さん。
ネットプレス株式会社代表取締役社長。

そして委員は、以下の皆さん。
和田裕さん 株式会社日本イノベーション代表取締役社長
川上隆朗さん 元インドネシア大使
松田修一さん 早稲田大学ビジネススクール教授
黒瀬直宏さん 専修大学商学部教授
星野供二さん 福島大学共生システム理工学類教授
落合清四さん UIゼンセン同盟会長
牛島憲明さん 元株式会社東京証券取引所上場審査部長
村井純さん 慶應義塾大学環境情報学部教授
三堀清さん 弁護士

そして結城義晴。

その第26回有識者懇談会が開催された。

活発な論議。
有益な提言。

今夏から、メンバーが変わって、
この有識者懇談会、動き始めた。

とりわけ、和田さん、黒瀬さんの新たな参加が大きい。

そして牛島さんの推進力が素晴らしい。

私は、この会議体、大好きだ。

11月中に、牛島さん起案の「メッセージ」が発信される。

メッセージ内容は、ここでは明らかにできないが、
ご期待いただきたい。

パチンコホールの世界は、大きく変わろうとしている。
小売業でも、外食産業でも、そうだった。
酒販店も薬局・薬店も、同様だった。

「自ら、変わる」ときには、
サポートする力が必要。

そしてChangeのときには、本物のリーダーの登場が不可欠だ。

Yes, We Can!
このバラク・オバマの言葉は、
人々を鼓舞するものだ。

Yes, I Can! ではないことが、
それを示している。

<結城義晴>

2008年11月10日(月曜日)

七五三はクリスマスに通じる、違いのわかる七五三に向けて週末は「失敗を恐れない」

Everybody! Good Monday!

大統領選挙直前の今回のアメリカ出張。
帰国後、1週間しか経過していないのに、疲れました。

1週間行って、2週間ほど空けて、
また1週間。

夏までは、11月にもう2回ほど、
渡米しなければならない計画になっていました。
しかしそれらが中止、順延になって、
結果として、良かった気がします。

自分では、大丈夫と考えていても、
体と頭に、疲労が蓄積される。

その証拠に、ブログアップの時間が、定まらなかった。

申し訳ありません。

今日から、再起。
心機一転。

自分の体と頭のリフレッシュは、
欠かせないことです。

さて、11月10日から始まる第2週。
今年は、七五三が土曜日。
まことに都合がいい、ありがたい。
お客様も、店も。

景気が良ければ、消費に活力があるときならば、
金曜日あたりに七五三があって、
雪崩れるように土日に突入する。
そんな曜日めぐりがいい。

しかし現在は、世界的不況。
今日の日経株価平均も9000円に届かない。
物の値下げは、「高速道路渋滞で、タイムラグが長い」。
だから消費マインドは衰え、
ファッションのH&Mなど、
値ごろ、ディスカウントに人気が集まる。

こんな時勢だからこそ、土曜日の七五三はありがたい。

ウィークデーは
「節約、倹約。もったいない」
ウィークエンドは
「失敗を恐れない」

今週こそ、このパターンの典型。

七五三も、もともとは、
収穫の月11月の満月の日の感謝の祝い。
満月は15日。
それが「7+5+3=15」でもある。

多神教の中の氏神に、収穫の感謝を兼ねて子供の成長を祝う。
加護を祈る。
それが七五三となった。

こういう祝いは、強い。

収穫の祝い、子供の成長の区切り、満月を楽しむ。

男の子は5歳、女の子は3歳と7歳の年。
地域によっては男の子の3歳も七五三に含まれる。
成長を祝って神社、場合によっては寺などに詣でる年中行事。
本来は旧暦だし、数え年だが、
明治改暦以降は新暦の11月15日、
さらに現在は満年齢で行われる。

もう、全国版の重要な行事で、盛んに行われているが、
もともとは関東圏における地方風俗だったそうだ。

北海道をはじめとする寒冷地では、
11月15日前後の時期は寒くなっていることから、
1カ月早めて10月15日に行なう場合が多い。

3歳は、髪を伸ばす「髪置(かみおき)」、
5歳は、初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」、
7歳は、「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」。
その名残りで、3歳、5歳、7歳を祝う。

「帯解(おびとき)・紐落(ひもおとし)」は、
それまでの紐付きの着物に代わって、
本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをすること。

現代では、正装に準じた晴れ着で臨む。
洋服の場合もあるが和服の方が多い。

少女は、この時に初めて化粧をして貰う。
これも、女の子本人にとっては、一生の記憶に残ること。

晴れ着で神社に参拝。
旧暦の15日はかつては二十八宿の「鬼宿日」にあたった。
鬼宿日とは、鬼が出歩かない日で、
何事をするにも吉であるとされた。

その七五三は子供のお祭りであるから、
七五三のときに訪れたお店には、
クリスマスにも、必ず訪れる。

七五三はクリスマスに通ず。

七五三商戦での圧勝は、
クリスマス商戦の圧勝をもたらす。

商人舎今月の標語。
「満足した顧客だけが再び来店してくれる」

ただし、重要なこと。
「七五三」と「こどもの日」を、
同じものと考えて、
同じ展開をするのはいただけない。

七五三には、七五三の由来としきたりがある。
この細かいことを重視すると、
それが顧客の琴線に触れる。

「あれっ」と思ってもらう。
それが大切。

そして、店全体で、祝う。

3歳、5歳、7歳の子供たちのために、
それ以外の子供たちも、
両親も、祖父母も、親戚も、みんなで祝う。

こどもの日は、子供みんなが主役。

この違いを出す。

違いを知り、違いがわかる。
違いを表現し、違いを実行できる。

そんな人が尊敬される。
そんな店が繁盛する。

いざ、違いのわかる「週末の七五三商戦」へ。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2008年11月09日(日曜日)

ジジの体重[日曜版]

おはようございます。

あさ、ボクは、
顔をあらっていました。
ジジ顔洗い1

右手を、舌で、
ぺろぺろする。
ジジ顔洗い2

その右手で、
顔をあらう。
ジジ顔洗い3
いい気持ち。

と、ユウキヨシハルのお父さん、
「タイジューケー」と叫んで、
こんなもの、だしてきました。
体重計

重さを、
はかるもの。
体重計2

ボクの重さを、
はかるらしい。
体重計3

なんのために?
体重計4

で、お父さん、
自分がタイジューケーに、
のった。
体重1
「61.4キロ」

それから、
ボクとお父さん、
ふたりで、
タイジューケーに、
のった。
taijuu2
「65.8キロ」

それで、ふたりの重さ、
わかりました。

お父さんの重さ、61.4キロ。
ボクの重さ、4.4キロ。

めでたし、めでたし。

ボクは、ことしの夏、
3.9キロだったそうです。
あの、毛をかったときの、
やせっぽちのとき。

だから、ふとった。

お父さんも、
58キロくらいがいい。

3キロくらいふとった。

ジジの体重
冬にむかって、
ボクたち、
ふとりぎみです。

でも、
めでたし、
めでたし。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2008年11月08日(土曜日)

PCSAと学習院で連続講義、青山紀ノ国屋リニューアルオープン訪問

自動車産業は、
世界的に大きな曲がり角に来ている。

ゼネラルモーターズは2500億円の赤字。
トヨタも70%を超える減益。

20世紀を支えてきた、きわめて20世紀的な産業が、
21世紀のパラダイムの転換のときに、変身を求められている。

わが商業・ホスピタリティビジネスには、
これは違う意味で転換が必要だ。

命の充実を図り、心の充足を支える産業。
その命の充実と心の充足を、
自ら意図しなければならない。

さて、昨日は久し振りに横浜の商人舎オフィスへ出社。
その後、東京銀座へ。
PCSA人事問題研究部会主催の
『拡大研究部会』。

パチンコホールのために、
「一から学ぶチェーンストア初級講座」と題して、
1年間にわたって講義する。
その第1回。
PCSA1
人事問題研究部会リーダーは、㈱ニラクの末次秀行さん。
商人舎ファミリー。
末次さんの司会でスタート。

第一回のテーマは、
『誤解も甚だしい「チェーンストアの意味」』
35名が熱心に聞いてくれた。
質問も出た。

分かりやすく、丁寧に、
チェーンストア経営を語る。
PCSA2
チェーンストアとは「鎖のようなもの」。
鎖の強さと重さ、すなわち強度と重量。
その整合性が、チェーンシステムの優秀性となる。

その後、青山へ。
紀ノ国屋1
リニューアルオープン間もない紀ノ国屋青山店に立ち寄る。
花に囲まれた入り口からエスカレーターで地下へ。
紀ノ国屋2
スタッフの笑顔に迎えられる。

店内は白地の壁に低めのゴンドラとショーケース。
清潔でシンプルな印象。
天井の空間には、斜めに張られた木目の板。
ゴンドラの上には、お祝いの花や観葉植物、かごなどが、
ディスプレイされている。
入り口から壁面に沿って、
青果、デイリー、精肉、鮮魚、デリ、ベーカリー、ワインと売場が続く。
チーズとワイン、パンなどの試食販売も充実。
紀ノ国屋3
店舗左奥の「Specialities」の対面コーナーが意欲的。
もちろん店全体が、極めて意欲的で斬新だが、
奇をてらったところは一点もない。
実に、すっきりとした店。

月曜日にニューヨークから戻ったばかりの私の目に、
ニューヨークのプレステッジ・ストア以上の出来栄えと映った。

売場を視察していると、今泉健専務取締役にばったり。
紀ノ国屋4
「これから育てていかねばなりません」
こう決意を語ってくれた。

紀ノ国屋は、お店を、
人格ある者と捉えている。
だから社長も専務も幹部も、
そして一人ひとりの社員も、
お客様も、
お店を人間のように愛している。

それが、店全体に表れている。

お店も愛されていることを感じとって、
愛に応えようとしている。

私は、そんな「愛」を感じた。

青山店を出て、表参道から原宿へ散策。
表参道ヒルズやオープン前日のH&Mをチェック。

そして、学習院大学へ。
学習院1
18時半からは、学習院マネジメントスクールで、
今日二つ目の講義。
「潮目が変わる時代の流通概論」
2時間の予定が、熱が入って3時間近くになってしまった。
まことに恐縮。
学習院2
考えてみると、アメリカから帰って、
まだ1週間も経っていない。
ディテールを、丁寧に語ることに、
頭と体が慣れてしまっている。
不思議な、感覚。

いつも、帰国したばかりの1週間ほどは、
こんな感じ。

講義の後は、学生さんたちと交流。
gakusyuuinn
しっかりと聴講してくださって、心から感謝。

今日も一日、濃密な時間だった。

ありがたい。

そして週末へ。

<結城義晴>

 

2008年11月07日(金曜日)

3週間分まとめて林廣美この3品「新米赤飯・唐揚げ・鶏肉入り煮しめ」

不二家が山崎製パンの傘下に。

こういった統合話は、
今後、まだまだ増えるでしょう。

昨日、ライフコーポレーション会長の清水信次さんが、
いみじくも仰った。

「昔は、みんな、自分の領分の仕事をしていた。
カゴメはカゴメ、味の素は味の素、
キューピーはキューピー、日清食品は日清食品の。
身の丈の仕事がいい」

私もそう思う。

無理に領分を広げる必要はない。

ただし、横断的に事業領域が拡大していくことは、避けがたい。
だからこそ、
プロフェッショナルな人材と技術は、
大事にされねばならない。

これは忘れてはいけない。

さて、金曜日。
アメリカ出張などで、やむなく中断していた企画。
「林廣美の金曜日のこの一品」
3週分まとめてお届けします。

七五調で、いざ。

まず、11月の4回の週末に向けての、
惣菜の基本的戦略。

家庭の食卓リズムあり。
一週目は節約です。
二週目はぐっと我慢で、
三週目はちょっと余裕。
四週目はご馳走でふんぱつ。
メニューもリズムに合わせてこの一品。

その11月一週目
「ふっくら柔らか新米赤飯」

500グラム(大)580円。人気があるのは翌日柔らか。
ここにグルメの技がある。
お店の赤飯いかがかな。
心のふるさと定番です。

少しさかのぼって、10月24日分。
「ゆず風味唐揚げ」

秋の味。
ゆずは細かく刻むこと。
揚げた唐揚げ、そのうえに、
たっぷりゆずをふりかける。

10月31日分。
「鶏肉入り煮しめ」

秋の野菜を使います。
鶏肉加えて、土産土法。
ボリューム満点、忘れるな!

今週末のこの一品は、
さかのぼること3週分くらいを、
まとめて回すのがよい。

もちろん、今週の新品は一番派手にアピールしたい。

今週も、あわただしかった。
しかしコーネル大学RMPジャパン。
無事、船出した。

私は、連日、睡眠不足を気力で補って、
乗り越えた。

今日は、これからPCSAで講義。
「一から学ぶチェーンストア初級講座」

夕方は、学習院マネジメントスクールで講義。
「潮目が変わる時代の流通概論」

明日は、立教大学大学院の講義。
2時限、3時間。
こちらは、「クレド」のプレゼンテーション。
学生の発表を聞いて、ディスカッションしつつ、
評価する。

楽しい講義。

そして、その間に、雑誌やサイトの原稿書き。
講演のレジュメづくり。

もう少し、もう少し。
あそこまで、あそこまで。

いつもいつも、そう思って、頑張る。

もう少し。あそこまで。

<結城義晴>

 

2008年11月06日(木曜日)

コーネル大学RMPジャパン第二回講義と公開講座抄録

バラク・オバマ氏の大勝を受けて、
世界がその動向を注目している。

まずは、米国の経済再生と景気浮揚だとの指摘。
しかし、貨幣経済と実体経済の問題こそ、
最重点課題であることは変わりない。

伊藤忠商事会長・丹羽宇一郎さんの見解通り。

さて、11月5日、
コーネル大学RMPジャパン講義。
東京・市ヶ谷の法政大学。
私たちのクラス。

荒井伸也首席講師の講義は
「スーパーマーケット原論
」。
「日本でスーパーマーケットを作るとはいかなることか」
サブタイトルがつけられている。

最初は、「サミットストア物語」から自伝的な経験のストーリー。
『チェーンストアエイジ』に長きにわたって連載されている物語だ。

その後、スーパーマーケットとは何か。
業態の一般論。日本人の内食事情。
日本における生鮮食品の難しさ。
消費者に見放された初期のスーパーマーケット。
職人問題の解決。
こういった日本のスーパーマーケットの原点問題を、
荒井先生は丁寧に、論理的に整理してくださった。

メーカーのプロダクトが「商品」であるのに対して、
スーパーマーケットのプロダクトは「店舗」である。
これが荒井先生の持論。

見事なスーパーマーケット本質論であった。

私は、「商業の理念と現代化の思想」。
まさに、ミッションそのものを論じた。
世界の商業の近代化の歴史から解き明かし、
小売業のポジショニング、
ご存知「働きたい企業ランキング」とCS&ES。
商業現代化のビジョン。

法政大学教授で主任講師の矢作敏行先生は、
「小売イノベーションモデル①」

小売業におけるイノベーションとは何か。
いかにイノベーションが発生するか。
そのために小売業務の革新はどんなところで起こるか。
そして業態はいかに発展するか。
業態のライフサイクルとは何か。
小売イノベーションの連続性と累積性に関する考察。
アカデミックに小売業の革新を説いてくださった。

良い講義の一日目は、終了し、
6日、二日目は公開講座。

場所は、東京・芝公園の東京グランドホテル。
朝9時から、150人の参加者が集まった。
もちろん第一期生の26人は最前列で熱心に学んだ。

冒頭で、副学長の挨拶。
何度も何度も、私は語る。
コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパンの主旨と意義。

日本のスーパーマーケットと食品産業のための、
「産業内大学」であること。
次の50年に向けて、
「本物のリーダー」を残す目的であること。
開講挨拶

第一講座は、河津司さん。
経済産業研究所総務ディレクターにして第一期生でもある。
河津さん
「経済産業省の流通政策」
商業統計や家計調査年報を駆使して、
現在の流通業の位置づけを明確にしたあと、
通産省から経産省に至る流通政策の系譜を、
わかりやすく解説。
流通政策

そして自身の関与した「街づくり三法」まで。

よく整理されたプレゼンテーションだった。

第2講座は、
ライフコーポレーション会長の清水信次さん。

日本スーパーマーケット協会会長。
清水会長
明治維新から、ご自分の生まれた大正時代の日本の動き。
太平洋戦争とその後の闇市の中から商売を始めたエピソード。

83歳の清水さんは1時間半、立ちっぱなし。
よどみなく数字と固有名詞が繰り出され、
一人の商人の生きざまが描かれた。

ライフコーポレーション
一同、その元気ぶりと記憶力と描写力に、あっけにとられた。
感動した。

化け物級の商人のミッションは、皆にしっかと、伝わった。

昼食休憩後、第3講座は、
ヤオコー会長の川野幸夫さん。
川野会長
ヤオコーの生い立ちと、
「絶対に商人になりたくなかった自分」が、
流通革命論に燃えて、この世界に入ったこと。

そしてヤオコーは、エクセレント・カンパニーを超えて、
「アドマイヤード・カンパニー」を目指すこと。
このことを繰り返し、繰り返し、語り続けていること。

ライフスタイル・アソートメント型スーパーマーケットを、
つくってきたこと。

これからも「アドマイヤード・カンパニー」を、
目指し続けること。
ヤオコー

川野さんの考え方の、見事な集大成であった。

その後、質問タイム。
質問
「ヤオコーの店長塾」に関する質問、
「食の安全問題」に関する質問など。

最後に川野さんは、
スーパーマーケットの社会的地位の低さについて、語った。

ある新卒社員の母親が言った。
「うちの娘は高校まで出て、どうしてヤオコーなんだ」
悲しかった。悔しかった。
川野さんは今も、この母親の言葉を忘れない。

第4講座は、アークス社長の横山清さん。
全国スーパーマーケット協会理事長、
日本セルフ・サービス協会名誉会長。
アークス
「アークスグループの経営ビジョン」とタイトルされ、
「スーパーマーケットの地政学」とサブタイトルされている。
横山社長
創業の苦労から始め、
地政学とスーパーマーケットの店舗展開の関係性を説き、
八ヶ岳連峰経営、クリティカル・マスといった横山理論を展開。

私は、横山さんからも多くを学んで、持論を構築している。

だからほんとうにうれしかった。

横山さんの講義は、ユーモアにあふれ、
ウィットに富み、
批判精神に満ちていた。

その上に、業績がついてきている。

この講座も、見事なミッションの提示であった。

最後に、荒井伸也首席講師のまとめ。
オール日本スーパーマーケット協会会長。
荒井首席講師
「三人のリーダーのコミュニケーション能力の高さこそ、
日本のスーパーマーケット経営者に共通する特徴です。
そしてそこには“愛”があふれている。
清水さんには、日本に対する愛、
川野さんには、小売業に対する愛、
横山さんには、地域社会に対する愛があります」

荒井さんのまとめは、いつもながら鋭くて、的確。

無事終了したコーネル大学RMPジャパン公開講座。

近来にないセミナーだった。

すべての皆さんに、心から感謝。

<結城義晴>

 

2008年11月05日(水曜日)

バラク・オバマ大勝、「Change」そして「自ら、変われ」この信念を貫くためには死すら恐れてはならない

バラク・オバマ大勝。
アメリカ合衆国大統領選挙。

現時点では297対124で、民主党が8年ぶりに政権を奪回。

民主党というよりも、
初のアフリカ系アメリカ人が勝った意味が大きい。

「黒人」大統領の誕生である。

「Change」を唱え続け、
「Change」を実現させるために、
米国、そして世界最高のリーダーに就任した。

重い、重い責任を担った47歳。

考えてほしい。

47歳にして、
しかも「二グロ」と呼ばれたり、
「ブラック」と言われたりした人たちの子孫の人物が、
この貨幣経済危機のときに、
全責任を負う職務に就く。

私は、この半年間、
何度もアメリカに行って、
肌で感じつつ、
オバマ氏の勝利を確信していた。
別に民主党支持ではないが、
それが実現すると、
逆に、大変さも実感することとなる。

チェンジ。

すなわち、変わること。

私の唱える「自ら、変われ」と似ている。

自ら、変われない者は、去る。

共和党マケイン候補は、
ブッシュ政権の失策が原因で負けたのではない。
「自ら、変わる」姿勢を、マケイン候補自身が、
体現していなかったから大敗した。

だから負けるべくして負けた。

翻って、私たちの商業。

「自ら、変われ」
私は、言い続けている。

私自身が、日々、「自ら変われ」を、
自らに言い聞かせ、
実践するよう励んでいる。

今日も、多くの人から、
愛のこもった言葉をいただいた。

「あまり無理をしないように」

しかし、私は、自分に課している。

「Change」を掲げたバラク・オバマ同様に、
「自ら、変われ」を言い続ける結城義晴は、
それこそ、死ぬまで、信念を貫かねばならないと。

今日、コーネル大学RMPジャパンの第2回講義があった。

荒井伸也首席講師、
矢作敏行主任講師、
そして私が講義した。

素晴らしい授業だった。
矢作主任講師

講義内容は、コーネル大学RMPジャパンの公式ホームページで、
紹介されるだろうが、
その中で矢作先生が野中郁次郎先生の言葉を引用された。

「知識とは個人の信念である」

野中先生は、ナレッジ・マネジメントの日本の権威。

私は、信念こそ、大切であると思う。
その信念のためには、死すら、恐れてはならない。

私は、そう思う。

<結城義晴>

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