結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年01月01日(月曜日)

[Publisher’s Message」新年、おめでとうございます

1月1日元旦

本年も皆様にとって、
良い年でありますように。
そして、皆様のお客様にとっても、
良い年になりますように。
皆様の活躍によって。

心より、お祈りいたします。

(さらに…)

2006年12月20日(水曜日)

連載「誰がウォルマートを殺すのか?!」を書き始める。

2006年11月~12月の「20日〆行動日誌」

□あわただしい年の瀬。師への接近で終了。死との対面で生を得る。

□11月21日(火曜日)夜、そして22日(水曜日)から23日(木曜日)勤労感謝の日の朝まで、労働協約の話し合いと合意。全ての皆さんに感謝します。23日午前、青山のペガサスビルへ。日本リテイリングセンターチーフコンサルタント渥美俊一先生と面談。商業界の雑誌の編集方針についての議論。編集人としての私の仕事です。24日(金曜日)定例取締役会、GM会議。26日(日曜日)夜、虎ノ門のワインショップ「カーヴドリラックス」。先の壽里茂ゼミ稲門会総会の幹事会打ち上げ。ご苦労様でした。

□27日(月曜日)8時、月曜ミーティングと月例のマネジャー会議。この日は、午前中に第2編集部会、夕方、販売部会。10月から新しい組織になり、それぞれのシニアマネジャーが主催する会議体。ゼネラルマネジャーおよび本部長というポストが新設され、その職掌が文書化されてはいるものの、当面、私は、特別のことがない限り、部会には出ないで、報告を聞いて判断を下すことにしています。年明けからはまた、顔を出します。この日は午後1時、下期予算会議。28日(火曜日)、ペガサスクラブ政策セミナー。毎年2回、チェーンストアのトップたちが集まるセミナー。今回も多くの方々と面談。29日(水曜日)も。私は両日、招待されて参加し、勉強。ただし、申し訳ないのですが、講座ごとに出たり入ったり。29日は午後、商業界会館にダスキン社長・伊東英幸社長来社。12月に株式上場を控えてのご訪問。嬉しいことです。30日(木曜日)8時30分、業態開発プロジェクトミーティング。充実。

□あっという間に12月。1日。朝から池袋サンシャインシティに、この日オープンした「ヴィノスやまざき」の新店、訪問。おめでとう。種本均社長、祐子専務、ともに元気一杯。この店は、ショッピングゾーンの中の向かいのパン屋さんとのコラボレーションで、新しい商店街のあり方を模索している。夜は、虎ノ門パストラルで(株)商業界の年末懇親会。執筆者・お取引先にお集まりいただいて、今年一年のお礼をし、来年のご支援を仰ぐ会。毎年200人以上のご参加に感謝。今年は新しい組織のご紹介、司会は営業局ゼネラルマネジャーの中嶋正樹。執筆者代表ご挨拶は力石寛夫先生、乾杯の御発声は、鈴木國雄先生。有難う御座いました。その後いつものメンバーと二次会。コレも感謝。小森勝先生には来年早々、ドラマティックなノンフィクションをお願いします。

□4日(月曜日)月曜ミーティング。夜、ロイヤルパークホテルでイオン井元、堤、両常務と懇親。このところの取り組みに感謝。5日(火曜日)午後、再び虎ノ門パストラルで商業界関東山静連合同友会年末激励会。6日、朝、業態開発プロジェクト会議。午後、センチュリーハイアット。日本セルフサービス協会50周年記念事業推進委員会。私は、アドバイザーで出席。私には大きな構想があります。いずれ、ご披露。その後、懇親会。横山清名誉会長、増井徳太郎会長、ともにお元気で、私も元気が出てくる。7日、朝、オオゼキ戸越店視察。夜、麹町。中経出版阿部副社長と懇親。勉強になります。感謝。8日、朝から山王病院。血糖値の検査。3週間の必死の努力の甲斐あって、短期間で、体質大改善に成功。しかし、ゆめゆめ油断すべからず。

□11日(月曜日)いつもの月曜ミーティング。8時から。段々、家を出るとき、暗くなってきています。それも気持ちいい。午後、第3回商業界商人大賞大久保利春賞選考委員会。倉本初夫商業界主幹が座長。委員は法政大学矢作敏行教授、作家小林照幸さん、商業界全国連合同友会会長小松務さん、そして私と工藤澄人前『商業界』編集長。今回も内容の濃い議論の末、素晴らしい人物が選考されました。お楽しみに。『商業界』3月号、及び2月6日第75回商業界ゼミナールで発表、表彰されます。

□12日(火曜日)夜、ホテルニューオータニ。イオン1%クラブ主催のオーストラリアからの「小さな大使」歓迎会。小さな大使といっても、タスマニアからの高校生で、ほとんどの出席者の大人よりも体は大きな大使たち。岡田卓也理事長も嬉しそう。岡田元也イオン社長とも立ち話ながら、私は現在のイオンの問題点を指摘。海部俊樹、羽田孜元総理大臣も揃って、こじんまりしながらも、豪華なパーティ。
オーストラリア「小さな大使」「小さな大使」歓迎会

 

 

□13日(水曜日)昼は六本木ヒルズ。夜は柿の木坂でケノスの忘年会。店舗デザイン、CIのユニークな才能の集まり。日本カラーデザイン研究所・杉山朗子さん、プラクシス・進む原田さんほか。触発されることばかり。感謝。来年には仕事をつくります。それが私の役目。14日、朝8時30分、業態開発プロジェクト会議。続いて、『パチンコホール経営革新』コテンパン会議。マルハン、ダイナム、ピーアーク、トライ&トラスト、夢コーポレーション、各社の幹部に集まっていただいて、雑誌の合評会。この会は毎月、「勇気会」というネーミングで、定期的に開催されることになりました。皆さんに感謝。15日(金曜日)、16日(土曜日)原稿執筆。年の終わりにまとめて、原稿書き。私のライフワークです。

□18日(月曜)飽きずに月曜ミーティング。夕方、神田に日本セルフサービス協会訪問。協会顧問で、もとマルエツ社長の吉野平八郎さんと懇談。吉野さんは25年も前、私が『販売革新』編集部記者のころ開催した座談会にダイエー代表としてご出席してもらって以来の旧知の仲。マルエツ社長の時代には同社の再建に貢献された。今、スーパーマーケットへの指南役として活躍中。その後、銀座「汁八」。故大高善二郎さんを偲ぶ会。大高さんはヨークベニマル前社長で、日本最良のスーパーマーケットづくりを実質的に指導し、軌道を敷いた人物。善興現社長や善二郎さんのご子息大高愛一郎さんもご参加くださって、故人を偲んだ。68歳でのご逝去は、本当に惜しかった。私は、ずいぶん議論したし、沢山の教えをいただいた。私のスーパーマーケット経営論には欠かせない人だった。黙祷。

□19日(火曜日)、この日、『食品商業』の原稿を書き上げた。10ページ、31枚。タイトルは「誰がウォルマートを殺すのか」。20年ほど前に出版された名作「誰がケインズを殺したか」を捩ったタイトル。短期集中大型連載で、最近の私の持論を展開します。ご期待下さい。20日、飯能で杉山昭次郎先生と議論。私の師匠。今年一番のアドバイスをいただいた。私の人生、私の仕事、私の役割。先生はよく分かっていてくれる。

□こうして私の2006年が終わろうとしている。今年も、ずいぶん多くの人々に支えていただいた。「死に対面する以外に生は無い」。今年の総括。その中で「心は燃やせ、頭は冷やせ」。この言葉が引き続き、私のモットーとなります。来年も宜しくお願いします。新年の賀状、失礼することばかり。恐縮です。お許し下さい。この場をお借りして、お詫びしつつ、先取りして、新春のお喜びを申し上げます。

<2007年へつづく。(株)商業界代表取締役社長 結城義晴>

2006年12月13日(水曜日)

Publisher’s Message by Yoshiharu Yuki

「死に対面する以外の生はない」

正しきによりて滅ぶる店あらば、
滅びてもよし。
断じて滅びず。

ご存知、商業界初期の指導者・新保民八の言葉。

心の底から、勇気がわいてくる。
体の中から、力がみなぎってくる。
自分の全てが正義感に満たされることを実感する。

(さらに…)

2006年11月20日(月曜日)

「一味同心」と「商業社会学」

2006年10月から11月の「20日〆行動日誌」

■こんがらがった糸が不思議に解け始めたり、ずっと前に何気なくやっていたことが突然、役に立ったり。54年も生きていると、そんなことが起こります。今月は不思議な月でした。いや不思議なことの、始まりの月でした。

■10月23日(月)8時、月曜ミーティング&マネジャー会議。午後、ペガサスビルで㈱商業界と日本リテイリングセンター(JRC)の合同研究会。商業界側は編集長以上の編集・出版担当者、JRC側は渥美俊一先生をはじめとする事務局。おもしろい取り合わせで、渥美先生に感謝。24日(火)、GM会議。26日(木)、夕方、ブルーチップへ。宮本洋一常務、執行役員の松浦克幸、伊藤義明さんから同社特別プロジェクトのヒアリング。ブルーチップの電子マネー「ビーム」は、まさに「千客万来」のコンセプトとピタリ一致。私の持論と合致。その後、品川で懇親。楽しかった。27日(金)早朝、業態開発プロジェクト会議。その後、奈良誠君来社。私の教え子の一人。午後、川口信雄顧問とミーティング。29日(日)夕方、東京虎ノ門ワイン専門店の「カーヴドリラックス」。早稲田大学商学部産業社会学研究・壽里茂ゼミ稲門会総会の打ち合わせ。私の後輩・内藤邦夫君は有名なワインのインポーター兼同店オーナー社長。そして私たちの会の事務局長。議論しつつ9人でワイン15本空けた。三日酔い。

■30日(月)月曜ミーティング。その後、2月ゼミナール予算会議。31日(火)と11月1日(水)、赤坂の山王病院で人間ドック。例年は新年早々、あるいは2月ゼミナールが終了した後の、3月、4月といった時期が私の人間ドックシーズンでした。しかし今年は、同時期に予定していたものが仕事の関係で次々に延期となり、その後、網膜剥離の手術や中期三カ年計画策定、58期決算、プロジェクト発足、組織改革などに追われて、結局、11月となってしまいました。えてしてこんな時に、取り返しのつかない病気になったりすることが多いものですが、さて、どうなることやら。3週間後に、事実が判明します。三日酔いが気になりつつ、検査。

■1日は、夕方、山王病院から、秋葉原へ。コメリ会長・捧賢一さんの『微笑佛――商いのうた』の出版記念祝賀会。捧さんが書き溜めた短歌集。㈱商業界から発刊。当社としては初めてのことですが、水準の高い作品ばかりの短歌集として、全国主要書店に並べました。特に新潟県内の書店には、大量に並べていただきました。手にとってごらんください。私は出版人として、こういった本を発刊し、その発行者となることを誇りとします。ご挨拶は、金子兜太さん、黒田杏子さん、坪内稔典さん、和湖長六さんといった俳句会の重鎮と、渥美俊一先生、早稲田大学大学院教授の松田修一先生、藤原秀次郎しまむら会長、似鳥昭雄ニトリ社長、鏡味順一郎カーマ会長といった学会、チェーンストア&ホームセンター業界のお歴々という組み合わせ。捧さんと親しい小椋佳さんの歌唱にも胸を打たれた。捧さんの短歌にメロディをつけて歌ったものだ。まさに「微笑する仏」を体現したような捧さんの感謝のご挨拶も良かった。私は捧さんの歌をひとつだけ朗読して、挨拶に代えた。「父母とともに水田を育てきて店に変えゆく己を見つむ」。その後帰社して、シニアマネジャー会議。

■6日(月)8時、もう定着した月曜ミーティング。7日(火)、東京會舘。イオン常務堤是見さんと面談。私が㈱商業界に入社して、『販売革新』編集部に配属され、1年後に企画開催した「チェーンストア新人座談会」にジャスコの新入社員を代表して選抜され、出席してくれたのが堤さんでした。28年前のことになります。その堤さんが今、日本最大小売業の常務。私はその日本の流通業を応援する㈱商業界の社長。イオンに限らず、みんな私の同志みたいなものなのです。夕方、品川でIT関係の打ち合わせ。8日(水)夜、ベリテ前社長・大久保仁雄さんと暗闇坂で再出発の一献。9日(木)、8時30分、業態開発プロジェクトのミーティング。午後、神奈川県藤沢市の善行へ。ユータカラヤ本部訪問。年商200億円に届こうかという優良企業の本部が、農家を改装したままの建物。高木秀雄社長の経営理念が本部のあり方にもくっきりと表れている。ご子息で、取締役の勇輔君にも面談。さわやかな後継者。応援します。10日(金)、午後、アイセック(株)訪問。土屋健一社長は私の大学時代のサークルの先輩。小倉生まれの玄海育ち。夕方、ニューフォーマット研究所の日野真克君の独立10周年記念パーティ参加。商業界の理念を何度も口にしてくれて、これも嬉しかった。応援します。

■11日(土)午後、早稲田へ。リーガロイヤルホテル。私の恩師・早稲田大学名誉教授・壽里茂先生の瑞宝中綬章受賞と傘寿を兼ねたお祝いの会。先生のゼミ・産業社会学研究の卒業生は525人を数える。そのうちの100人ほどが参加。今回、ゼミOB会を、正式に稲門会に登録。正式名称は「壽里茂ゼミ稲門会」。ホームページもあります。先述の内藤君の司会の下、早稲田大学応援団などの出演もあって、盛り上がった。とりわけ壽里先生の江戸っ子のエスプリが効いた話は、泣けた。笑えた。壽里茂、健在なり。私たちに提示してくださった言葉は「一味同心」。最後に私は、幹事会から推されて、この会の代表幹事に就任。皆様、よろしくお願いします。壽里先生のゼミの端っこに落ちこぼれそうに在籍し、無頼派を気取りつつ、世の中を斜めから見て、それでも卒業してから何とか㈱商業界に入社し、今に至る。「産業社会学」が「商業社会学」へと姿をくっきりさせるプロセスを見てきて、それを振り返る。糸はこれから本格的に解ける予感。いや私自身で本腰を入れて、解く。不思議なことです。

■13日(月)、月曜ミーティング。午後、銀座。パチンコトラスティボード有識者懇談会。今回は連合会長・高木剛さんのご発言もあって、いよいよこの会は佳境を迎えます。私も大賛成。頑張りましょう。15日(水)、プロジェクトリーダー会議。16日(木)夕方、兵庫県尼崎市へ。尼崎商人塾で講演。講演会の後、参加者とともに深夜まで熱い懇談会。17日(金)夕方、帰浜。19日(日)、人間ドックの結果通知到着。食事管理・体調管理の厳命下る。糸は解けた。私の身体に関しては、ハッキリした。週が変わって20日(月)、月曜ミーティングから始まるさまざまな会議。このミーティングは前の週の事業・業務の進行を確認しつつ、この週の事業・業務の推進を図るもの。1週間のスピードをつけるために、最初にエンジンをふかすようなもの。もっと元気良くやりましょう。

■そしてこの1週間は、大変な1週間となった。<つづく>

〈結城義晴〉

2006年11月20日(月曜日)

壽里茂先生瑞宝中綬章受賞の「一味同心」と「商業社会学」

2006年10月~11月の「20日〆行動日誌」

□こんがらがった糸が不思議に解け始めたり、ずっと前に何気なくやっていたことが突然、役に立ったり。54年も生きていると、そんなことが起こります。今月は不思議な月でした。いや不思議なことの、始まりの月でした。

□10月23日(月)8時、月曜ミーティング&マネジャー会議。午後、ペガサスビルで㈱商業界と日本リテイリングセンター(JRC)の合同研究会。商業界側は編集長以上の編集・出版担当者、JRC側は渥美俊一先生をはじめとする事務局。おもしろい取り合わせで、渥美先生に感謝。24日(火)、GM会議。26日(木)、夕方、ブルーチップへ。宮本洋一常務、執行役員の松浦克幸、伊藤義明さんから同社特別プロジェクトのヒアリング。ブルーチップの電子マネー「ビーム」は、まさに「千客万来」のコンセプトとピタリ一致。私の持論と合致。その後、品川で懇親。楽しかった。27日(金)早朝、業態開発プロジェクト会議。その後、奈良誠君来社。私の教え子の一人。午後、川口信雄顧問とミーティング。29日(日)夕方、東京虎ノ門ワイン専門店の「カーヴドリラックス」。早稲田大学商学部産業社会学研究・壽里茂ゼミ稲門会総会の打ち合わせ。私の後輩・内藤邦夫君は有名なワインのインポーター兼同店オーナー社長。そして私たちの会の事務局長。議論しつつ9人でワイン15本空けた。三日酔い。

□30日(月)月曜ミーティング。その後、2月ゼミナール予算会議。31日(火)と11月1日(水)、赤坂の山王病院で人間ドック。例年は新年早々、あるいは2月ゼミナールが終了した後の、3月、4月といった時期が私の人間ドックシーズンでした。しかし今年は、同時期に予定していたものが仕事の関係で次々に延期となり、その後、網膜剥離の手術や中期三カ年計画策定、58期決算、プロジェクト発足、組織改革などに追われて、結局、11月となってしまいました。えてしてこんな時に、取り返しのつかない病気になったりすることが多いものですが、さて、どうなることやら。3週間後に、事実が判明します。三日酔いが気になりつつ、検査。

□11月1日は、夕方、山王病院から、秋葉原へ。コメリ会長・捧賢一さんの『微笑佛――商いのうた』の出版記念祝賀会。捧さんが書き溜めた短歌集。㈱商業界から発刊。当社としては初めてのことですが、水準の高い作品ばかりの短歌集として、全国主要書店に並べました。特に新潟県内の書店には、大量に並べていただきました。手にとってごらんください。私は出版人として、こういった本を発刊し、その発行者となることを誇りとします。ご挨拶は、金子兜太さん、黒田杏子さん、坪内稔典さん、和湖長六さんといった俳句会の重鎮と、渥美俊一先生、早稲田大学大学院教授の松田修一先生、藤原秀次郎しまむら会長、似鳥昭雄ニトリ社長、鏡味順一郎カーマ会長といった学会、チェーンストア&ホームセンター業界のお歴々という組み合わせ。捧さんと親しい小椋佳さんの歌唱にも胸を打たれた。捧さんの短歌にメロディをつけて歌ったものだ。まさに「微笑する仏」を体現したような捧さんの感謝のご挨拶も良かった。私は捧さんの歌をひとつだけ朗読して、挨拶に代えた。「父母とともに水田を育てきて店に変えゆく己を見つむ」。その後帰社して、シニアマネジャー会議。

□6日(月)8時、もう定着した月曜ミーティング。7日(火)、東京會舘。イオン常務堤是見さんと面談。私が㈱商業界に入社して、『販売革新』編集部に配属され、1年後に企画開催した「チェーンストア新人座談会」にジャスコの新入社員を代表して選抜され、出席してくれたのが堤さんでした。28年前のことになります。その堤さんが今、日本最大小売業の常務。私はその日本の流通業を応援する㈱商業界の社長。イオンに限らず、みんな私の同志みたいなものなのです。夕方、品川でIT関係の打ち合わせ。8日(水)夜、ベリテ前社長・大久保仁雄さんと暗闇坂で再出発の一献。9日(木)、8時30分、業態開発プロジェクトのミーティング。午後、神奈川県藤沢市の善行へ。ユータカラヤ本部訪問。年商200億円に届こうかという優良企業の本部が、農家を改装したままの建物。高木秀雄社長の経営理念が本部のあり方にもくっきりと表れている。ご子息で、取締役の勇輔君にも面談。さわやかな後継者。応援します。10日(金)、午後、アイセック(株)訪問。土屋健一社長は私の大学時代のサークルの先輩。小倉生まれの玄海育ち。夕方、ニューフォーマット研究所の日野真克君の独立10周年記念パーティ参加。商業界の理念を何度も口にしてくれて、これも嬉しかった。応援します。

□11日(土)、昼、ユータカラヤ高木勇輔君の結婚披露宴。帝国ホテル。仲人を立てない現代流の結婚式で、シンプルな演出には新郎のセンスが感じられた。隣席は経済産業大臣の甘利明さん。新郎側主賓が甘利さん、私の出番は新婦側主賓に次いで、三人目。乾杯の音頭とご挨拶。「ロイヤルカスタマー論」のさわりをご披露。甘利さんも挨拶の後、44分間一緒に食事してから退席。私、時間を計っていた。その間、流通業界のこと、政局のことなど、対話。勇輔君、おめでとう。心より祝福します。甘利さんを含めて、慶應一色の結婚式の後、早稲田へ。リーガロイヤルホテル。私の恩師・早稲田大学名誉教授・壽里茂先生の瑞宝中綬章受賞と傘寿を兼ねたお祝いの会。先生のゼミ・産業社会学研究の卒業生は525人を数える。そのうちの100人ほどが参加。今回、ゼミOB会を、正式に稲門会に登録。正式名称は「壽里茂ゼミ稲門会」。ホームページもあります。先述の内藤君の司会の下、早稲田大学応援団などの出演もあって、盛り上がった。とりわけ壽里先生の江戸っ子のエスプリが効いた話は、泣けた。笑えた。壽里茂、健在なり。私たちに提示してくださった言葉は「一味同心」。最後に私は、幹事会から推されて、この会の代表幹事に就任。皆様、よろしくお願いします。壽里先生のゼミの端っこに落ちこぼれそうに在籍し、無頼派を気取りつつ、世の中を斜めから見て、それでも卒業してから何とか㈱商業界に入社し、今に至る。「産業社会学」が「商業社会学」へと姿をくっきりさせるプロセスを見てきて、それを振り返る。糸はこれから本格的に解ける予感。いや私自身で本腰を入れて、解く。不思議なことです。

□13日(月)、月曜ミーティング。午後、銀座。パチンコトラスティボード有識者懇談会。今回は連合会長・高木剛さんのご発言もあって、いよいよこの会は佳境を迎えます。私も大賛成。頑張りましょう。15日(水)、プロジェクトリーダー会議。16日(木)夕方、兵庫県尼崎市へ。尼崎商人塾で講演。講演会の後、参加者とともに深夜まで熱い懇談会。17日(金)夕方、帰浜。19日(日)、人間ドックの結果通知到着。食事管理・体調管理の厳命下る。糸は解けた。私の身体に関しては、ハッキリした。週が変わって20日(月)、月曜ミーティングから始まるさまざまな会議。このミーティングは前の週の事業・業務の進行を確認しつつ、この週の事業・業務の推進を図るもの。1週間のスピードをつけるために、最初にエンジンをふかすようなもの。もっと元気良くやりましょう。

■そしてこの1週間は、大変な1週間となった。

〈結城義晴〉

2006年10月20日(金曜日)

商業界組織大変革と「商業界精神ここにあり」

2006年9月~10月の「20日〆行動日誌」

□今年の秋は暖かい。地球温暖化の影響なのでしょうか。それでも秋を感じることができる私たち日本に住む人々は幸せです。秋は不思議です。誰もいない海にも秋がやってくる(トワエモア、ちと古いか?)。希望が湧いてくる。

□9月21日(木)、朝から出版合同会議。午後、東京国際フォーラムで寺岡ニューバランスフェアの講演。寺岡和治社長とも話した。日々、改革の人。22日(金)、東邦大学付属病院。網膜剥離術後は、本当に順調。ご心配無用です。午後から、芝のチサンホテルで商業界部長研修。当社の歴史は58年を超えますが、おそらく初めてといってよい記念すべき部長研修。全員が集まって、当社顧問の先生方の講義を聞き、学び、プロジェクト別のグループに分かれて、討論。そしてまとめの発表。一人一人の決意表明。翌23日(土)の秋分の日の昼まで、こってりとした研修。夜は討論が終わってから、飲み会。朝4時まで。収穫は計り知れないほど大きかった。わが社が「変わる」ことにこの研修は、確実に大きな影響を及ぼす。私は確信した。

□25日(月)、月曜ミーティング。その後、プロジェクト事務局ミーティング。26日(火)、秋の人事異動の内示。午後、ヤオコー大塚明常務、来社。感謝。27日(水)、内示。28日(木)午後、病院。29日(金)、新横浜から、朝一番ののぞみに乗って、名古屋へ。ユニー本部。アメリカチェーンストア最新動向についてのレクチャー。90分。その後、いつものように前村哲路常務取締役営業本部長と本部食堂で昼食をとってから、共通の趣味の店舗視察へ。30日(土)、夕方、元白幡小学校校長の山本明先生、そのときの副校長の浅原茂夫先生らと、横浜のベイクォーターで会食。私が10年ほど前に同校PTA会長をやっていたときからのつながりで、現在も交流が続いている。教育者との交流はいつも原点を思い出させてくれる。今、私も教育者の端くれ。

□10月2日(月)、月曜ミーティングはお休み。代わりに8時30分からプロジェクト・リーダー会議。10時から『商業界』拡大媒体会議。これが最後の拡大媒体会議となりました。商業界は大きく組織を編成し直したからです。これによって、会議体も大変更。3日、辞令発令。そのための臨時部長会。今後はマネジャー会議と称します。従来の17部体制が、3つの局、6つの部、18のグループ(編集部含む)となり、従来の部長が、ジェネラルマネジャー(GM)、シニアマネジャー(SM)、グループマネジャーと呼ぶ三つの階層に分かれつつ、役割と責任の明確化を図る組織となりました。以下のようになります。
代表取締役社長    結城 義晴
取締役主幹      倉本 初夫
取締役経営管理本部長 小川  寛
経営管理局GM  鈴木由紀夫
取締役事業統括本部長 松井 康彦
編集事業局GM  三浦 美浩
営業局GM    中嶋 正樹
よろしくお願いします。ちなみに、編集事業局下の出版教育事業部SMは榊原清高、編集第1部SMは三浦兼任、編集第2部SMは千葉哲幸、営業局下の販売部SMは笹井清範、営業企画部SMは中嶋兼任、という布陣です。編集長も変わります。『商業界』編集長に矢作勉(『ファッション販売』編集長より異動)、『ファッション販売』編集長は昇格で楠瀬正行、『商業界』編集長の工藤澄人は出版第2グループマネジャーに転籍。よろしくお願いします。

□4日(水)、成田からシアトル経由でデンバーへ。秋の商業界スーパーマーケット米国視察セミナー。今回も「良いチーム、良いツアー」。5泊7日で、デンバー・オースティン・ダラス。『ウォルマートに出来ないことをやれる企業が生き残る』――このことを確認し、日本で生き残り、成長を続けるにはどうしたらよいかを探求するセミナー。ウォルマート・スーパーセンターもたくさん視察したし、ホールフーズも多数訪問し、HEバットも多業態を研究した。参加メンバーにも意欲的な人が多くて、相互に影響し合い、これがとても良かった。私の部屋は毎晩のように、議論の場と化した。バスの中では、私はノブ・ミゾグチと交代で、しゃべり続けた。それでもまだ伝えたいことを全部話したわけではなく、何かを忘れたような気分になりながら、最後にサンフランシスコ空港で解団式を行った。皆さんに感謝。商業界のセミナーや私のツアーの特徴は、参加者の相互交流と切磋琢磨にあります。理由は、私の持論が「コモディティ&ノンコモディティ小売業の調和」にあるからだと思います。競争と調和。そのためには互いに交流しつつ、競い合う。高い次元で。それが「店が客のためにある」ことに不可欠だと私は考えています。このことをアメリカ流通業は鮮明に私たちに教えてくれます。今回も、米国の小売業に感謝の気持ちで一杯になりました。
アメリカ

□10日(火)午後、成田着。今回は、そのまま帰宅。この2年間、アメリカツアーの帰りには必ず、荷物を宅急便で家に送り、すぐに会社に戻って会議する、というパターンでしたが、今回は少し余裕あり。皆に感謝。

□11日(水)、出社。残務処理。帰国してからまとめて新聞を読んだら、イオンの記事のオンパレードだった。12日(木)、役員会。夕方、鬼怒川温泉へ。オール日本スーパーマーケット協会のトップ経営研修会参加。食事は本当に久しぶりの大広間での大宴会方式。若い経営者の方々は、こんな宴会、知らないんじゃないか。ふと思った。夜は、荒井伸也会長ら幹部の面々と楽しい歓談。その後、熱い人々と熱談。翌13日(金)の朝は、私の講演。今回は珍しく商業界らしい内容の講義。いかがでしたか? しかしアメリカから帰国したばかりで、マクラに40分も予定外の米国スーパーマーケット情勢を語ってしまって、恐縮。

□10月16日(月)、月曜ミーティング。そして、新しい組織に従った新しい席への社内大移動。編集部・営業企画部の商業界のエンジン部隊は、媒体ごとに固まって、商業界会館5階に集合。私は6階に移動。入社以来、29年間、5階の編集部フロアに居続けたのですが、今回初めて6階へ。17日(火)、朝『コンビニ』会議。午後、出版教育事業部会議。榊原シニアマネジャーの主催。今回の新組織で、会議体の総数は減ることになります。夕方、役員会。18日(水)、箱根小涌園ホテルへ。商業界関東山静地区ゼミナール。19日(木)までの1泊2日。かつて商業界2月ゼミナールはこの小涌園の本館とホテルを借り切って開催されていました。私が商業界に入社した1977年のころには3000人近い参加者を集める大イベントでした。ところが本館の改装計画が上がって、3000人どころか1000人を超えるゼミナール参加者すら、収容ができなくなりました。1999年のことです。それ以来商業界ゼミナールは熱海、舞浜と拠点を移して、来年再び熱海に戻ります。こんな経緯があるものですから、私にとって小涌園は特別のものです。特に「蓬莱」という名のつけられたメーン会場には特別のものがあります。今回の関東山静ゼミナールの開講式はこの蓬莱で行われましたし、私の講演もこの蓬莱でした。そして今回この会場がこんなにも狭かったのかと、唖然としたのでした。なんというか、母校の小学校を数十年ぶりに訪れて、その小ささに驚く、といった感じでしょうか。それでも関東山静ゼミナールは、深夜まで熱気むんむんで、「商業界精神ここにあり」を体現したのでした。20日(金)、朝から、(株)商業界定例取締役会。その後、GM会議。午後、磯見精祐さん来社。川口信雄さんとミーティング。

□少しずつ何かが変わろうとしています。そのことを実感しています。希望が湧いてくるとは、こんなときのことをいうのでしょうか。

〈結城義晴〉

2006年09月20日(水曜日)

脱工業化社会と商業基幹産業化に「心は燃やせ、頭は冷やせ」

2006年8月~9月「20日〆行動日誌」

□お盆もなく、仕事。仕事。「心は燃やせ、頭は冷やせ」

□8月21日。朝から『ファッション販売』『飲食店経営』の拡大媒体会議。しかし私、欠席。午後、小社顧問の川口信雄さんを交えて、会議。夕方、4時から、新橋の料亭「金田中」。あの有名な料亭。ほぼ貸切り。今日は「渥美俊一先生の傘寿を祝う会」。先生80歳のお祝いの日。私は、総合司会。ご参集は、渥美先生主催のペガサスクラブメンバー企業のトップ50名で、なおかつ渥美先生よりも年下の人。だからイオン名誉会長の岡田卓也さんも、セブン&アイホールディングス名誉会長の伊藤雅俊さんも呼ばれていません。でも日本のチェーンストアを代表する人物ばかりで、超豪華版の会合。スピーチをしてくださったチェーンストア経営者だけ上げておこう。まず開会の辞は私。次に、岡田元也イオン社長、大高善兵衛ヨークベニマル相談役、安部修仁吉野家D&C社長。鏡割りは二木英徳イオン名誉副会長、友和・小林肇会長。乾杯のご発声はコメリ捧賢一会長。実行委員の挨拶はAOKIホールディングス青木拡憲社長、アルペン水野泰三社長、サイゼリア正垣泰彦社長、ニトリ似鳥昭雄社長といった面々。一般新聞一面トップを飾る人ばかり。それが、あの怖い渥美先生をものともせず、ずばずば本音で語るものだから、会場、爆笑の渦。閉会の辞は夏原平和・平和堂社長。とてもいい会で、日本に本気でチェーンストアをつくろうと燃える同志の集まりとなった。私は最後に「チェーンストアの基幹産業化」という言葉を使って、会を締めくくった。商業界50年宣言の言葉。もうひとつ。実は私の両親が渥美先生と同い年の傘寿を迎えている。大学時代の恩師・壽里茂先生も傘寿。皆さん、次は米寿です。頑張ってください。

□22日、熱海後楽園ホテルで第3回商業界ゼミナール企画運営委員会。今回から会場を変えるので、委員の皆さんに、熱海までご足労いただいた。良かった。ひとつに団結した感じ。23日、商業界第58期定時株主総会。無事、終了。第58期決算・第59期予算、さらに中期3カ年計画とも満場一致で承認され、その後の取締役会で、私は、3年目の代表取締役となった。古くからの株主で、九州の壽屋を創業した壽崎肇さんのご発言は一生忘れない一言だった。感謝します。そして、皆様、よろしくお願いします。

□24日、朝から出版合同会議。午後、役員会。翌朝も役員会。夜は、高田馬場で、壽里茂産業社会学ゼミOB総会のための幹事会。私は大学生活の最後に「産業社会学」という学問を壽里先生から教わったのです。「脱工業化社会とはどんなものか」――30年ほど前、私たちの大きなテーマでした。今、脱工業化のひとつのベクトルが、確かに「商業基幹産業化」に向かっていると認識することができます。私は現在、「商業社会学」の真っ只中にいるのです。その壽里先生が、この秋、瑞宝中綬章を叙勲されます。おめでたいことです。うれしいことです。

□28日、月曜ミーティング&部長会。その後、9月1日発足の商業界プロジェクト人事内示。29日も。30日、昼、技秀堂の宗像章社長とランチミーティング。夕方、小社監査役に就任していただいた田村和巳先生を訪問。31日、これも小社顧問に就任していただいた川口さんとディスカッション。

□9月に入って、1日。プロジェクトのキックオフミーティング。4つのプロジェクトと事務局。動き出しました。59年目の会社。変革に向けて。2日、私の54回目の誕生日。私の人生は6年サイクルで回っている。この夜、その9回目の循環を振り返ってみる。いざ、第10サイクルへ。

□4日、九州長崎へ。翌5日、6日と商業界九州ゼミナール長崎。4日は、前夜祭が長崎中華街のレストラン紅山楼で開催された。運営委員長はその紅山楼社長の王國雄さん。初日の夜は講義の後、4つの会場に別れて、飛び切りの食事と交流会。私は浜勝の卓袱料理。浜勝はご存知「リンガーハット」を生み出した会社。長崎を代表するちゃんぽんというメニュー。チェーンストア第1位はリンガーハットで、中華レストランナンバー1は紅山楼。私はそう思っている。長崎ちゃんぽんは商業界長崎同友会の代名詞なのです。素晴らしいゼミナールだった。私は初日の基調講演。最後は、王さんの親友のさだまさしさんが2時間40分のトークと歌を披露してくださった。話が2時間ほど。さださんのトークは、借金数十億円から立ち直った話。参集した商業者にも勉強になることばかり。感謝。帰郷して8日、朝から来客連続。16時、プロジェクト事務局とミーティング。

□11日、12日、札幌。日本セルフサービス協会の第41回スーパーマーケットトレードショー実行委員会。増井徳太郎協会会長、横山清実行委員会会長とも、すこぶるお元気。トレードショーもすこぶる好調。来年も楽しみ。商業界は全面的にご協力します。私自身も。「第40回の記念大会は、41回目のために存在した」――私はそう考える。その意気込みで取り組まねばならないと思う。13日、川口顧問とミーティング。14日午後、商業界リテールマネジメントスクールで講義。「商業界精神と商売十訓」。15日、商業界業態開発プロジェクトミーティング。出版社としてのわが社がどんな業態開発をするか。楽しみにしてください。週が変わって、19日。8時から火曜ミーティング。20日、会社でアメリカ視察セミナーの資料整理。秋のアメリカが私を待っている。

□秋に入っても、仕事、仕事。「心は燃やせ、頭は冷やせ」

〈結城義晴〉

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