結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年11月19日(水曜日)

故水口健次先生の社葬「生かされて、生きる」に感動

昨11月18日、東京・青山斎場で、
故水口健次先生の社葬が行われた。

日本のマーケティングの権威。
株式会社戦略デザイン研究所代表取締役。
今年5月に癌の告知を受け、
10月29日午後7時29分転移性肝腫瘍によりご逝去。
享年76歳。

「10年は、早過ぎた」
そんな声が漏れた。
私も、ずいぶん、直接のご懇意をいただいた。

先週の土曜日、自宅に『食品商業』誌が届けられた。
パラパラとめくると、
キリン・チャレンジディスプレイのページが現れた。

そこに水口先生のお姿。

蘇った水口健次。
そんな気がした。

この社葬では、4人の方の弔辞。
(株)資生堂社長・前田新造さん、
キリンビール(株)社長・三宅占二さん、
カルビー(株)専務・長沼孝義さん、
そしてMCEI台北理事長・頼東明さん。

口々に、水口語録を語ってくれた。

「すべてのコストの負担者はお客様である」
「モノ単品からコト・コーディネートへ」
「マーケティングとは、
商品力と営業力の掛け算である」

最後に、葬儀委員長の澤田房子さん。

水口先生の言葉を、朗読。
「みぎ、ひだり、うえ、した。
どっちを向いても感謝。
私は生かされて、生きる」

水口先生は、言葉を大切にされた。
私も、言葉を大切に使いたい。
最後まで、ネットのコラムを書き続けられた。
私も、生涯、書き続けたい。

上野光平先生の最後の言葉を思い出した。
「私は少しもたじろがない。
たとえ死が訪れようとも。
やりたいことはやった、
これだけやらせてもらって
幸せだった」

葬儀の間、私はずっと、
菱食相談役の廣田正さんと、
隣り合わせで座っていた。
時々小声で、お話した。

廣田さんは、水口先生と同年であるという。
明星食品の「中華三昧」新発売の時に、
ご一緒に仕事された。

廣田さんは感慨深そうに、そんな話をされた。

水口健次、確かに、10年早いご逝去。
しかし、「生かされて、生きる」と言い切った。

私たちの中に、水口健次は生きている。

合掌。

青山斎場を後に、高島平へ。
ライフコーポレーション本部。
並木利昭常務取締役人事本部長を訪問。

ライフの人事制度改革のこと、
営業政策のこと、
日本スーパーマーケット協会のこと。
さまざま意見交換して、有意義な時間。
並木さんに感謝。

夕方は、池袋で田村洋三先生と打ち合わせ。
生ビールで献杯。

田村さんには、コーネル大学RMPジャパンの講師をお願いしている。
12月にその講義がある。

さらに田村さんはエコストア研究会の座長。
エコストア研究会も現在は、
日本の先進メーカーが、
コラボレーションで商品開発を進めるところまで来ている。

来年4月1日から「改正省エネ法」施行。
小売商業分野にも、特に店づくりに大きく変更点が出てくる。

省エネ法は「エネルギーの使用の合理化に関する法律」という。
石油危機を契機として昭和54年(1979年)に制定。
燃料資源の有効な利用の確保と、
エネルギー使用の総合的合理化が目的だった。
その後、内外のエネルギー情勢の変化などにあわせ、
4回の法律改正が行なわれ、来年4月、4回目の施行。

私たちは、今年を、
「日本のエコストア元年」と位置づけ
来年4月の改正省エネ法がその本格化のトリガーになると考えている。

そこで2月初旬、
「エコストア研究会公開セミナー」を開催することになった。
「改正省エネ法」の詳細な解説や、
開発されつつある環境対応システムの紹介が行われる。

詳細は、来週、公開。
乞う、ご期待。

エネルギー問題にも「生かされて、生きる」考え方が必須。
そして、これも欠かせない。
「みぎ、ひだり、うえ、した。
どっちを向いても感謝」

<結城義晴>

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