結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年04月29日(木曜日)

司馬遼太郎の「商人の魂」とゴールデンウィークの始まり

今日からゴールデンウィーク。
ほぼ全国的に「晴れる日が多くなる」と気象庁。

そしてその最初の祝日の今日が、
「昭和の日」。  

一般に「祝日法」といわれる「国民の祝日に関する法律」では、
それぞれに意味づけがなされている。
その趣旨によると今日は、
「激動の日々を経て、
復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来に思いをいたす」
という日。

私も昭和27年生まれで、
「激動の日々」の中に誕生したことになる。
そして「復興を遂げた」この国を見てきた。

そのうえで今日は、
「国の将来に思いをいたす」日でなければならない。

私は結構、こういったことには素直に従う。
素直に従って、前向きにとらえる。
それが私のライフスタイル。

祖父は商人だったが、父はサラリーマンだった。
私には祖父の遺伝子が強く反映されているらしい。

商人は、そういった世間の決まりなどに、
素直である方がいい。

もちろん、自分の仕事に社会的理不尽が及ぶ時には、
「反骨の士」でなければならない。

だから、今日が、
2007年から加えられた最も新しい国民の祝日であるとか、
もともとは昭和天皇の誕生日で、
かつての「天皇誕生日」だったとか、
そんなことにはこだわらない。

「国の将来」に「思いを致す」。
司馬遼太郎の『この国のかたち』  
その中の「日本人の二十世紀」という文章。

「近代国家は、航海している」  
「芯の疲れること」だが、
「歴史がそのように選択してしまっている」
まさに現在も、この状況。

「明治元年に国家として出航してしまった以上、
我々は常に次なる目標を考えなければいけない」  

これもその通り。

「結局、物をつくって売って国を航海させている」わけだから、
「やはりお得意さん大事という精神」、  
「このリアリズムだけが、
日本を世界に繋ぎとめる唯一の精神」

そして司馬遼太郎は「日本は商人国家」といい、
こう総括する。
「歴史的に日本の商人は十分に魂の入った存在でした」  

元気の出る発言だ。

「勝海舟などはまったくの商人的発想です」
「出藍の弟子だった坂本竜馬を含めて」  

ゴールデンウィークのキックオフの今日。
司馬遼太郎さんの言葉を胸に、
「十分に魂の入った仕事」をしたい。

さて昨日は、東京・日本橋。
日本スーパーマーケット協会会議室をお借りして、
「商業経営問題研究会」の4月例会。

写真右の代表世話人・髙木和成さんから最初のご報告。
ライフコーポレーション会長の清水信次さんが、
7月の参院選に立候補する。

清水さんは日本スーパーマーケット協会名誉会長、
日本セルフ・サービス協会名誉会長。
日本チェーンストア協会でも会長を務めた重鎮。
全協会が清水さんを正式に支援することになった。

今日の例会の主題は、写真左の世話人、
RETEC商業技術研究所所長杉田幸夫さんの研究発表。
「大型店の衰退問題に関する考察」
その杉田さんのプレゼンテーションを聞いて、
全員が率直に意見を闘わせる。

内容は、この商人舎ホームページの中の、
「商業経営問題研究会」のブログに後日、掲載の予定。
「GMSと呼ばれた総合スーパー」。
その「業態の衰退」の原因を探り、
「業態進化」の方向性を考察する内容となる。
ご期待願いたい。

今年中には、この例会の議論をもとに、
小冊子を発刊する予定。

杉田さんの議論は、そのキックオフとなるもの。

杉田さんに続いて、私の報告。

総合スーパーの業態は、
国際的には「ハイパーマーケット」という。
アメリカのウォルマートのスーパーセンターは、
そのハイパーマーケットの一つの類型。

アメリカでは「スーパーセンター」が絶好調。
日本では「総合スーパー」が絶不調。  

なぜなのか。
そして日本の「GMS総合スーパー」は、
どのようにリモデルされるのか。

まだまだこの議論は続く。

このゴールデンウィーク、
モノを考え続けたい。

「魂の入った仕事」を成し遂げたい。
<結城義晴>  

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