結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年01月10日(土曜日)

月刊商人舎新年号・本日発刊! イータリーとチェルシーの共通項

月刊『商人舎』2015年1月号、
本日発刊。

20150111023447.jpg

商人舎magazine1月号も、
本日公開。

新年号なので、
巻頭に新年特別提言「2015年を見透す」
とんがれ★こだわれ この道しかない!
〈結城義晴〉

川野澄人(株)ヤオコー社長
「2014年の総括と2015年の意図」

新年度「5つの戦略課題」
〈経営評論家 保科篤〉

[2015年の天候を見透す]
極端気象に備えよ!! 〈常磐勝美〉

そして特集。
Conscious Retailing
最高意識企業ホールフーズ・マーケットの理論的根拠

天才モーツァルトにも、
奇跡のビートルズにも、
最も輝く一瞬があった。
ダ・ヴィンチやミケランジェロにも、
ヴァン・ゴッホにも、
ひときわ凄い旬の時期があった。

2015年1月時点のホールフーズ・マーケットが、
まさしくそれだ。
そしてまことにありがたいことに、
その理論的根拠が明らかになっている。
創業者で共同CEOのジョン・マッケイが
自ら著した『Conscious Capitalism』が
2013年1月に発刊されているからだ。

本というメディアは、
ビジョンやコンセプトを鮮明に理論化してくれる。
そしてそれがホールフーズの
すべてのアソシエーツの意識をさらに高めた。
まさにコンシャス・カンパニーが一段と高みに至った。

もはやウェグマンズを完全に抜き去った。
トレーダー・ジョーすら離され始めた。
ウォルマート、クローガーも無視できなくなった。

このコンシャス・リテイリングのコンセプトにおいて。
日本のすべての小売企業にとっても、
2015年を通じて、必死で追いすがらねばならない
新次元の本命マネジメントである。

Conscious Retailerの四要件
ジョン・マッケイ著『コンシャス・キャピタリズム』が
組織を躍動させる!

Company Info
全米42州に400店・年商142億ドルのエクセレント・チェーンストア

[Photo Report]
Whole Foods Market秀逸5店舗 

Head-office Lamar店(テキサス州)
全米から粋を集めた集大成の旗艦店
Austin Domain店(テキサス州)
スペース・エンターテインメントの6000㎡標準店
Third and 3rd, Brooklyn店(ニューヨーク州)
環境対策+THE ROOFの斬新な実験店舗
West-Berkeley Gilman店(カリフォルニア州)
自由自在の店づくりを見せる4000㎡中型店
Chicago Lincoln Park店(イリノイ州)
重厚なヨーロピアンスタイルの大型店

そして[特別企画]は商人舎magazineで二本立て。
フランス冷食専門店「ピカール」の深掘り研究 
[現場報告]
提携イオン多摩平の森の商品と売場づくり
[体験記]
パリのピカールで買物・調理してみました。

結城義晴の今月のブログ・エッセイ
夭折した天才小野貴邦からの贈り物

【Monthly連載 2015年1月】
白部和孝の「売場の計数の使い方Q&A」
嶋内仁の〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論
朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」
常盤勝美のこれからのウェザーMD計画
當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論
相楽・長咲の「労務&人事」最新講座
武藤麻代の「医食同源の現場訪問」

今月号のコンシャス・リテイリング。
今年を通して、最重要テーマとなるだろう。

さて日本の報告から。
一昨日の木曜日8日、
横浜ベイホテル東急。
オール日本スーパーマーケット協会(AJS)
2015年新年トップ研修会が開かれた。

私は30年以上もこの新年の会に、
参加し続けて、欠席したことがない。

しかし今年はニューヨーク。
残念ながら、欠席。

まずAJS/コプロの事業活動の報告会の後、
特別講演は若田部昌澄さん。
早稲田大学政治経済学術院教授。

テーマは「2015年 日本経済の成長戦略」

残念ながら撮影禁止だったので画像はないが、
豊富なスライドでアベノミクスの本質と、
世界情勢、日本経済の今後を解説してくれた。

その後17時からは、恒例の夕食懇親会。
20150108214546.jpg

参加者は621名。
協会会員の小売業、
賛助会員のメーカー、卸。
その経営トップと幹部がテーブル席に集った。
20150108214559.jpg

懇親会の初めに、
「くらし良好販売コンクール」の表彰式。
3社4名の店長が登壇。
20150108214629.jpg

荒井伸也会長から表彰状を授与。
20150108214730.jpg
授賞者の皆さん、おめでとう。

会場も注目。
20150108214611.jpg

そして受賞企業のトップも登壇して
記念写真。
20150108214527.jpg
公の場で、現場の店長表彰。
とてもいい。

19時まで2時間の懇親会。

しかし各協会には、
大きな試練の年が待っている。

褌を締め直して、かからねばならない。

一方、㈱ロピアのニューヨーク研修。
第1班は1月6日に発って、
10日に帰る。
3泊5日。

チーフ以上の全幹部が参加する。
だから5日間で帰らねば、
店が回らなくなる。

その帰国の日。
朝から雪が降った。

リムジンバスは45分遅れて、
ホテルに到着した。

その上で雪のニューヨーク。
大渋滞。

バスの中で2時間くらい。
私が1時間20分くらい最後の講義をして、
浅野秀二先生も20分くらいレクチャーして、
福島道夫取締役と、
高木勇輔社長が方針を語った。

これがとても良かった。

そしてJFケネディ空港。

雪でパイロットも到着が遅れた。

なんとかチェックインして、
全員写真。
20150111012245.jpg
考え方や見方が変わればいい。
マザー・テレサが言うように、
まず「思考に気をつけなさい」

そして「自ら、変われ!」

みんな、ありがとう。

第2班は11日に出発してくる。

最後に、昨日の第3日目の最後。
イータリーとチェルシー・マーケット。

大繁盛の2店。
共通項がくっきりしてきた。

まずイータリー。

20150111012601.jpg

午前11時頃で、
各部がミーティングをやっていた。
20150111012714.jpg

顧客が座る椅子に座って、
中心にリーダーがいる。
20150111012748.jpg

そのリーダーは全員、女性。
20150111012733.jpg

こちらは立って、ミーティング。
20150111012805.jpg

そのイータリーのスローガン。
20150111012826.jpg
We Cook what we Sell,
and we Sell what we Cook.

「売るものを調理する。
調理するものを売る」

顧客は買って、食べて、学ぶ。
買うものが調理されているから、食べる。
食べるものが売られている。

日本でも惣菜コーナーやイートイン・コーナー。
素材や売り場の商品と同一のものでなければ、
シナジー効果は出ない。
顧客は喜ばない。

これが「内食と外食の融合」の本質である。
20150111012844.jpg
あとは語ることなし。

そしてチェルシー・マーケット。

20150111012903.jpg

入口。
20150111012917.jpg

ナビスコの工場跡を利用した、
ショッピングモール。
20150111012931.jpg

いつ行っても、すごい混みよう。
20150111014215.jpg

その核店舗は、
魚屋。
20150111013012.jpg
「ロブスター・プレース」。

ここも素材を売る。
20150111013041.jpg

鮮度のいい魚や貝類。
20150111013058.jpg

そして寿司はテイクアウト。
20150111013114.jpg
これは惣菜と考えられる。

そして食べさせる。
20150111013144.jpg

マンハッタンでも、
五本の指には入るだろう寿司屋。
20150111013201.jpg

そしてシェフはフレンドリー。
20150111013222.jpg

大きな大きなウニ。
20150111013238.jpg

注文すると、
調理して・・・・・・。
20150111013252.jpg

食べさせる。
20150111013313.jpg

レジはイータリーやトレーダージョーと同じ。
20150111013402.jpg

イータリーの影響が、
チェルシーの魚屋に出ている。
20150111013421.jpg

これは「パスタ工場とキッチン」、
店名はラナ。
20150111013443.jpg

この店も、素材を売っている。
20150111013459.jpg

テイクアウトは惣菜。
20150111013518.jpg

そしてレストランとバー。
20150111013535.jpg

レストラン&バー、
ストアー。
20150111013554.jpg
レストラン、
テイク・アウェイ、
ストア、
バー。

これ、イータリーそのもの。

超有名なパン屋。
20150111013623.jpg
「サラベス」。

製造工場。
20150111013640.jpg

ここは作って、売って、
食べさせる。
20150111013658.jpg

ワインショップも。
20150111013950.jpg

売り場で買わせる。
20150111014025.jpg

店頭で飲ませる。
20150111014041.jpg

スパイス&ティーズ。
20150111013733.jpg

ここは販売と調理コンサルティング。
20150111013800.jpg
大皿盛り。

テイスティングさせてくれる。
20150111013819.jpg

長い匙。
20150111013832.jpg

買うものが決まると、
すくい取ってくれる。
20150111013847.jpg

そしてビンに詰める。
20150111013901.jpg

もちろんティーも同じだ。
20150111013916.jpg

最後にチョコレート屋。
20150111014106.jpg

人気のザ・ブラウニー。
20150111014123.jpg

いろいろ買った。
20150111014138.jpg

社長の高木勇輔くんが、
第1班全員にプレゼント。

「奥さんや子供たちが支えてくれるから、
ニューヨークに来ることができた。
だから家族に、お土産として、
是非とも渡してください。
ラブラブ・ロピアを実行してください」

そんな思いが込められた、
若い社長から、
全員へのプレゼント。

ロピア・ニューヨーク研修。
第1班、成功裏に終わる。

(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月09日(金曜日)

ユニー創業者の西川俊男氏の訃報とNYユニオンスクエア4競合

ユニー創業者の西川 俊男さんが、
1月1日に亡くなった。

満89歳で享年91。

イオンの岡田卓也さんが同年、
イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊さんは、
ひとつ上。

ライフコーポレーションの清水信次さん、
故渥美俊一先生はひとつ下だった。

1949年(昭和24年)、㈱西川屋を設立、
1959年には伊勢湾台風来襲。
この時、西川さんは、
商売の尊さに改めて目覚めさせられた。

1963年に、㈱西川屋チエンを設立。
1971年、ほていやとの合併で、
ユニー㈱が設立され、取締役副社長就任。

さらに、1976年、代表取締役社長、
1990年、代表取締役会長。
1993年(平成5年)  5月同社取締役会長。

その後、1997年、名誉会長、
2003年、特別顧問。

ユニーは2012年に、
ユニーグループ・ホールディングスとなって、
小売業第7位。

しかしチェーンストアとしては、
イオン、セブン&アイについで第3位。
その礎を築いたのが、
西川俊男だった。

ダイエーの中内功さん、
イトーヨーカ堂の伊藤さん、
ジャスコの岡田さんに対しては、
一歩引いて控えめのように見えたが、
いい意味での名古屋人らしさを持っていて、
それがユニーを日本で、
三番手のチェーンストアに押し上げた。

1980年5月から1984年5月までの4年間、
日本チェ-ンストア協会会長。

西川さんはこの時期、
「チェーンストアフェア」を主催し、
私は『全記録』の編集に携わった。

お別れの会は、
2月11日〈水〉の建国記念日、
14:00から15:00まで。
ウェスティンナゴヤキャッスルで行われる。

そのユニーグループ・ホールディングス。
会長・社長が退任して、
佐古則男取締役がホールディングス社長に就任する。
事業子会社ユニー社長。

前村哲路会長兼最高経営責任者、
中村元彦社長兼最高執行責任者は、
相談役として、現役を離れる。

そのユニーグループ、
2014年第3四半期までの成績。
売上高は7461億円で、前年同期比マイナス1%。
営業利益はマイナス18%、純利益はマイナス21%。

日経新聞には、
3期連続営業減益の「引責辞任」と、
書かれてしまったが、
前村さんは「結果責任をとった」と発言。

西川さんの逝去、
前村さんの辞任。

ユニーグループも、
大きく変わるに違いない。

さてニューヨーク3日目。

寒風吹き荒ぶ中、
ユニオンスクエアへ。
20150109211352.jpg

真ん中にホールフーズ。
20150109210452.jpg
コンシャス・カンパニーは、
いつでも、どこの店も、
レベルが高い。

すぐにメイン売り場の地下1階へ。
20150109210523.jpg

それはプレゼンテーションに表れる。
20150109210508.jpg

前進立体陳列の斜め陳列。
20150109210551.jpg

最近のホールフーズの特徴。
20150109210603.jpg

しかし一方で、
ウォーターフォール陳列。
20150109210626.jpg
〈用語解説は月刊『商人舎』2014年12月号〉

この取り合わせが、
実に、いい。

鮮魚部門は長い長い対面売り場。
20150109210642.jpg

そして量り売りのコーヒー売り場。
20150109210654.jpg
1階のデリ売り場、
2階のフードコート、
ともにレベルダウンの気配がない。

ユニオンスクエアでも、
ライバルはトレーダー・ジョー。
20150109210723.jpg
こちらはリミテッド・アソートメントの、
エブリデーロープライス。

入口花売り場の壁面に、
ユニオンスクエアの風景が、
見事に描かれている。
20150109210736.jpg

多段ケースの上にも、
この店らしいプレゼンテーション。
20150109210749.jpg

そしてリカーショップ。
20150109210804.jpg

州法で別棟。
しかし専門店としてみると、
TJのリカーショップは、
強力な店舗。
20150109210819.jpg
このリカーショップだけでも、
チェーン展開できそうだ。

両雄に取り残された店。
フード・エンポリアム。
20150109210835.jpg

A&Pのアップスケール・フォーマット。
20150109210848.jpg

しかし伝統型の域を出てはいない。
20150109210859.jpg
それが客数に表れる。

その一方で、
ガーデン・オブ・エデン。
20150109210914.jpg
訳せば「エデンの園」。
単独店のスーパーマーケット。

この美しさ。
20150109210947.jpg

入口のセンター売り場。
20150109210935.jpg

天井にも趣向が凝らされ、
壁面の隙間がない。
20150109211001.jpg

こちらも天井。
20150109211049.jpg

グロサリーのゴンドラは、
木製でいい雰囲気。
20150109211035.jpg

チーズ売り場も、
この店独特の品揃え。
20150109211102.jpg

加工肉売り場は対面方式。
20150109211114.jpg
マーケット・ニッチャーだが、
独特のポジショニングを構築している。

このユニオンスクエアの、
スーパーマーケット競争。

マーケット・リーダーと、
マーケット・チャレンジャーの、
ホールフーズとトレーダー・ジョー。

A&Pフード・エンポリアムは、
マーケット・フォロワー。

そしてガーデン・オブ・エデンは、
マーケット・ニッチャー。

コンテスト型競争の構図が、
オーガニック領域の中で、
綺麗に図式化されている。

それ以外に、
ウォルグリーン。
20150109211217.jpg

入口にはアップ・マーケット。
20150109211233.jpg

日本のコンビニ機能を、
コンバインしたドラッグストア。
20150109211246.jpg
2階へのエスカレーターがあって、
そこが調剤薬局とヘルス&ビューティ。

その隣のビル1階に3店。
20150109211309.jpg
左からベストバイ、
米国最大の家電チェーン。

ノードストローム・ラック、
百貨店のオフプライスストア。
20150109211326.jpg

百貨店のノードストロームの、
売れ残り品を集めたフォーマット。
20150109211339.jpg
だから超一流ブランドが、
驚くほど安い。

ただし、探し出さねば、
自分の欲しい商品はない。

デュアン・リード、
マンハッタン第1のドラッグストアで、
ウォルグリーン傘下。
20150109211422.jpg

ユニオンスクエアのあたりで、
2時間半各自視察。

しかし耳が痛くなるほどの寒さ。
フード付きコートは、
こういったところで着用すべきだ。
東京・横浜でのコートのフードは、
単なるお洒落の飾りだ。

そんなことを思いつつ。
バスに乗って、
イータリーへ。
20150109211629.jpg

それからチェルシー・マーケットへ。
20150109211443.jpg

世界最先端の「フードストア&サービス」。
イノベーションは確実に、
このトレンドのベクトルにある。

詳細は明日のこのブログで。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月08日(木曜日)

ニューヨーク2日目、10店舗を駆け巡り、買った、食べた、学んだ。

日経新聞の経済コラム『大機小機』。
タイトルは「米国経済1強時代の再来」

原油相場が下がって、
1バレル50ドルを切った。
石油戦争の行方はいかに。

非在来型のシェール石油産業、
サウジアラビアなどの在来型石油産業、
両者による市場シェア争奪戦。

国際エネルギー機関の予測。
今年度中に米国が、
世界最大の産油国になる。

つまり世界石油市場の覇権は、
サウジに代わり米国が握ることになる。

そして原油安は、
米国内に消費ブームをもたらし、
アメリカ経済には大いにプラス。

かくてアメリカ経済は力強く回復し、
「世界経済は2012年以来続く低成長でも、
安定した軌道に戻る」

「米経済の一人勝ち状況は続き、
今年もドル高・米株高の勢いが
衰えることはない」

日本はその恩恵に浴することができるか。
少なくとも中国頼みより、
安定していることは間違いない。

そのアメリカ、ニューヨーク2日目。
㈱ロピアの若手研修会第1班。

朝から講義。

一番初めに、
ロピアの経営理念の唱和。
20150108221209.jpg

リーダーの発声に合わせて、
みんなで唱和する。
20150108221220.jpg
とても良かった。

そのあと、2時間の講義。
20150108221234.jpg

店舗のチーフクラスが中心。
だから丁寧に分かりやすく、
言葉を選んで講義した。

みんな真剣な眼差しで、
しっかり聴いてくれた。
20150108221246.jpg

ロピアをコンシャス・リテイラーにする。
つまり高い意識をもった小売業。

それがこの研修会の、
私なりの目標。
20150108221313.jpg
小難しいことはいらない。
しかし知識商人になってもらいたい。

食品や飲料の専門家、
スーパーマーケットの専門家、
お客さまを喜ばせることの専門家。

それを目指して、
とんがれ、こだわれ。

最後に福島道夫さんが、
再確認のために、
ロピアの方針を語ってくれた。
ロピア取締役。

これがとても良かった。

講義が終わると、店舗へ。

まずウォルマート。
20150108221341.jpg

アメリカに来て、
ウォルマートを見ずに、
帰るなかれ。

初めての海外、
初めてのアメリカ視察、
そんなメンバーが9割。
20150108221353.jpg
ウォルマートを訪れれば、
アメリカ人の生活がわかる。

入口で、ロールバック。
20150108221411.jpg

フランスパンが1ドル。
20150108221425.jpg

こちらでも、
ロールバック。
20150108221443.jpg

生鮮がどんどん良くなっている。
20150108221458.jpg

精肉も安くて、良い。
20150108221515.jpg

主通路のアクション・アレー(島陳列)は、
クリスマス商戦の在庫処理にも使われる。
20150108221534.jpg
ウォルマートの主通路のアクション・アレー。

真似をする企業はHEBくらいだが、
実に使い勝手の良い売り方だ。

なんだかんだいっても、
ウォルマートはどの店も、
そこそこ客がやってきて、
買い物をしてくれる。
20150108221556.jpg

次に向かったのが、
ストップ&ショップ。
このマンハッタンを中心にしたエリアの、
占拠率ナンバーワン企業。
20150108221624.jpg
アホールドUSA傘下のローカルチェーン。

それが典型的なコンベンショナル型。
20150108221637.jpg

青果部門が弱すぎる。
20150108221650.jpg

サラダバーやプリペアードフードなど、
新しいトレンドの売場を導入しているが、
それも時代遅れの感が否めない。
20150108221704.jpg

奥主通路中央の対面精肉売場。
20150108221719.jpg
ハムをスライスするサービスをしていて、
そこには顧客がパラパラと並んでいる。

コモディティグッズは、
プライベートブランド。
20150108221732.jpg

店づくりに関して、
ポジショニングの概念が、
決定的に欠落している。

それがこんなところに表れている。
20150108221746.jpg

冷凍食品のリーチインケース売場。
20150108221802.JPG
要は、商品の置き場。
天井や床、壁面、照明など、
自社らしい主張がない。

有形財のブツを並べて、
安さを競う競争。

自社の特徴や個性が、
全く感じられない。
20150108221815.jpg
それでいて、
「違いをつくること」を、
顧客に約束している。

その違いといえば、
ウェグマンズ。
20150108221833.jpg
1986年から全米で一番早く、
調理済み食品の実験を始め、
1990年代には、
ミールソリューションのブームを生み出した。

その自慢の青果部門。
20150108221852.jpg

インストアベーカリーからは、
いい香りが漂う。
20150108221925.jpg

そして店舗左翼のフードサービス部門。
20150108221937.jpg

セルフデリのコーナーは、
全米最高レベル。
20150108221951.jpg

グロサリーは、
ファミリーパックの大容量商品をアピール。
20150108222009.jpg
大小の容量で、
SKUを増やし、
買いやすさを生み出す。

それがウェグマンズの、
1店平均80億円超の売上げを
つくり出す。

列車の模型を走らせる。
お馴染みの楽しい演出。
20150108222027.jpg

2000坪の売場は、
広大なスーパーマーケットだが、
密度の濃いマーチャンダイジングで、
広さを感じさせない。
20150108222040.jpg

リカーは州法で別棟。
20150108222053.jpg
しかしここにも、
ウェグマンズらしい違いがある。

まずウォルマートを見て、
コンベンショナル型と、
ポジショニング型の、
両方のスーパーマーケットを訪れた。

そのあとは、
アルディ。
20150108222115.jpg
280坪の小型ハード・ディスカウンター。

安いけれど綺麗、
安いけれどフレンドリー、
安いけれど良い。
20150108222131.jpg

それがアメリカのディスカウンターの、
最新トレンド。
20150108222148.jpg

アルディの前に、
ワーワー(WaWa)。
20150108222200.jpg

サービス&クォリティ型のコンビニ。
20150108222217.jpg
これも個性を競うコンビニエンスストア。

その後、マンハッタンに戻って、
ゼイバーズ。
20150108222242.jpg

フェアウェイマーケットの本店。
20150108222319.jpg

その隣のデリショップ・シタレラ。
20150108222303.jpg

そして最後に、
トレーダー・ジョーと、
デュアン・リード。
20150108222339.jpg

いずれも個性豊かな繁盛店。
コンテスト型競争時代の、
より良き生き残り企業。

ロピアの若手には、
こういった繁盛店を学習することが、
有効だ。

首都圏の大商圏型スーパーマーケット企業だからだ。

十二分に学んで、
しかも買い物もそれぞれが、
たっぷりとして、
ホテルに戻る。

ホテルはタイムズスクエアの近くだが、
キッチン付きの部屋。

各自が、自分らしい料理を作って、
余分に確保したスイートルームに集合。

まず、ローストビーフ。
20150108222512.jpg

取締役の福島道夫さんの作品。
20150108222523.jpg
私も堪能した。

それから各種スープ。
20150108222538.jpg
クラムチャウダー。

ミネストローネ。
20150108222549.jpg

そして最後のスープを、
持ち込んでくれた。
20150108222601.jpg

さらにこれ。
20150108222619.jpg

ロブスター入りのパエリア。
20150108222629.jpg

ローストビーフ入りサラダ。
20150108222640.jpg

トウモロコシの料理。
20150108222657.jpg

これは手づくりハンバーガー。
20150108222708.jpg

ウェグマンズの冷凍食品。
20150108222722.jpg

これも独自の工夫を加えて作った料理。
20150108222732.jpg

これも。
20150108222746.jpg

最後は、女性陣のパスタ。
20150108222758.jpg
私もいただきました。

ロピアのメンバーは、
とにかく食べる。
それがコンシャス・カルチャー。

ただ店を見るだけ、
写真を撮るだけでは、
勉強にならない。

そこで買い物して、
買ったものを食べる、
買ったもので生活する。

そうしなければ、
店舗の価値はわからない。

初めてのアメリカでも、
買って、食べて、学ぶ。

それがこの研修会の考え方。

大量に買い込んだビールとワインで、
深夜まで懇親。
20150108222406.jpg

スイートルームを一晩だけとって、
料理の競演と懇親。

楽しかった。
勉強になった。
20150108222810.jpg

ロピア・ピープルのコンシャス、
最高に高まった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月07日(水曜日)

トレーダー・ジョー、ホールフーズとスチュー・レオナードの明暗

第114回アメリカ合衆国議会が開幕。
下院・上院ともに共和党が多数派。

バラク・オバマ大統領は民主党だから、
ひどいねじれ状態。

日本の場合はその逆。
12月の衆議院選の自民党圧勝で、
衆参両議院とも与党が圧倒的多数。

その日本から、
アメリカへ。

成田空港は3月並みの暖かさ。
20150107145936.jpg

11時間のフライトで、
ニューヨーク・JFケネディ空港は、
雪景色。
20150107145952.jpg

到着後、イミグレーションが混んで、
2時間近くも立ったまま待たされた。

直ぐにトレーダー・ジョーへ。
20150107150006.jpg

ブルックリンのこの店は、
銀行の建物を居抜きで活用。
天井が高くて、快適な店舗。
20150107150028.jpg

青果部門をはじめとして、
生鮮食品の品揃えが増えて、
スーパーマーケットらしくなってきた。
20150107150044.jpg

新製品のエンド。
20150107150056.jpg
トレーダー・ジョーのイノベーションは、
この商品開発にある。

あとは極めてシンプルな経営。

だから顧客が次々に訪れる。
20150107150113.jpg

火曜日の午前中だというのに、
30台のレジは全部開放。
20150107150126.jpg

ブルックリンのホールフーズ。
20150107150306.jpg

屋上はハウスの菜園。
20150107150330.jpg

駐車場の屋根はソーラー。
20150107150412.jpg

雪をかぶって、
それも今は、役には立たないけれど。
20150107150432.jpg

環境対応型店舗として、
ホールフーズの顔の役目を果たす。
20150107150758.jpg

ここでインタビュー。
20150107150818.jpg

ダニエルさんが、
コア・バリューについて、
丁寧に語ってくれた。
20150107150838.jpg
これは月刊『商人舎』1月号で、
私が書いていること。
1月10日発売。

乞う! ご期待。

青果部門のプレゼンテーションは、
相変わらずため息が出る。
20150107150902.jpg

シーフード部門も、
対面売り場にチームメンバーが入って、
盛んに声をかけてくれる。
20150107150936.jpg

精肉はシースルーで、
バックヤードを見せる。
20150107151114.jpg

そこの枝肉が吊るされていた。
20150107151129.jpg
こういった試みも、
そのチームのメンバーたちが、
自己管理で決める。

これも見事なチーズ売り場。
20150107151004.jpg

そしてセルフデリの部門。
20150107151029.jpg

私たちは十二分に堪能して、
2階のザ・ルーフでランチ。
20150107170814.jpg
それから郊外のヨンカースへ。
20150107151539.jpg

スチュー・レオナード。

20150107151632.jpg
ご存知、ディズニーランドのような店。

しかしエントランスでは、
イベントが行われておらず、
がらんとしている。
20150107151658.jpg

入口のところも、
顧客の数が少ない。
20150107151735.jpg

バナナ娘も寂しそう。
20150107151753.jpg

冷凍食品コーナーも寒々しい。
20150107151811.jpg

酪農家だったスチュー・レオナード、
その看板部門の牛乳売り場にも、
人影がない。
20150107151826.jpg

そして昨年後半に改装したデリ売り場。
20150107151849.jpg
ホールフーズの真似をしたが、
うまく回っていないようだ。

ポリシー・ロックも、
虚しく映る。
20150107151915.jpg

真冬の零下6度という悪条件があるのだろうが、
それよりもスチュー・レオナードの変化の少なさ。
変化があっても単なる模倣。

これでは顧客は土日曜に、
子供を連れてくる以外は、
この店に寄り付かない。

客層も狭まっている。

イノベーションこそ、
顧客が望むものだ。

最後に、
フェアウェイマーケット。
20150107151951.jpg

もう外は暗くなって、
寒さはひどくなる。
20150107152020.jpg

一丁目一番地の青果部門。
20150107152037.jpg

ボリューム陳列は相変わらず。
20150107152121.jpg

美しい。
20150107152158.jpg

こちらも。
20150107152224.jpg

惣菜は対面方式。
20150107152335.jpg

グロサリーも、
前進立体陳列。
20150107152252.jpg

オリーブオイル売り場は充実。
20150107152401.jpg

この店の特徴は、
「コールド・ルーム」。
20150107152434.jpg

500㎡位の売り場全部が、
冷蔵庫になっている。

正面にはドライ・エージのビーフ。
20150107152450.jpg

ルーム全体が冷蔵庫だから、
肉類もラックに並べられている。
20150107152511.jpg

飲料、ビールなども、
部屋全体で冷やす。

鮮魚もコールド・ルーム内にある。
20150107152543.jpg
しかしこの店にも、
火曜日夕方なのに、
客の姿は少ない。
20150107152604.jpg
寒さのためか。
イノベーションがないためか。

両方に違いない。

初日から考えさせられることばかり。

ホテルに到着して、
荷物を置いて、
すぐにディナー。
20150107152626.jpg
ウルフギャング。

一番繁盛しているステーキハウス。
20150107152705.jpg

44人全員揃った。
20150107152726.jpg

私も入ってスナップ。
20150107152749.jpg

ワインはこれ。
20150107152808.jpg
SIMIのマグナム・ボトル。

㈱ロピア取締役の福島道夫さん。
20150107152827.jpg
5000ml瓶。

コルク・キャップもこの大きさ。
20150107152853.jpg

ウルフギャングのグラスで、
美しい色。
20150107152915.jpg

料理は次々に出てくる。

まずベーコンとロメインレタスの、
シーザース・サラダ。

そしてモッツァレラチーズとトマト。
20150107152936.jpg

それ以外にも前菜が2種類。

そしてパン。

メインはシーフード。
20150107152954.jpg

さらにドライ・エージ・ビーフの、
ポーターハウスステーキ。
20150107153016.jpg
ロピアの社風。
「食べる集団」。

それが遺憾無く発揮された。
そんな夕食会だった。

組織風土。

今回の研修会では、
ロピアのコンシャス・カルチャーを、
さらに磨き上げたい。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2015年01月06日(火曜日)

イオンモール多摩平の森とロピア・ニューヨーク研修出発

年明けとともに値上げラッシュ。
我慢に我慢を重ねたメーカーの、
その上での値上げ。

小売業はそれでも、
顧客とともにある。

顧客のために、
いかに貢献できるか。

それが小売業の使命だ。

今朝の日経新聞。
単独インタビューに答えたのは、
イオン㈱社長の岡田元也さん

内容は昨日のこのブログと変わらない。
つまりニュースリリースのまま。

強調したのは、
「経営のスピードを高めるには
地域密着が必要」

つまり事業会社に権限を委譲して、
総合スーパー事業の立て直しに取り組む。

「持ち株会社制は一定の成果を上げた」

イオンリテールには、
6つの地域カンパニーがあり、
それぞれに執行役員がいる。
彼らを取締役に昇格させ、
責任を明確にする。

「改装や販促などほとんどを
権限委譲し、自己完結させる」

トップバリュに関しても、
各社が新商品を提案する体制に改める。

これはセブン&アイとは正反対。

セブンの方は、
イトーヨーカ堂の独自ブランド
「顔が見える食品。」が廃止され、
セブンプレミアムに統合される方向。

さて私は昨日、
イオン多摩平の森へ。
「たまだいらのもり」と読むが、
通称は多摩平。
20150106080356.jpg

東京都日野市に、
昨2014年11月20日に開業。

敷地面積約3万m²、
賃貸面積約2万4000m²。
核店舗はイオンスタイル多摩平の森店、
テナント店舗数130店。
20150106080447.jpg

都市再生機構と日野市が共同で、
団地の建て替え事業を進めている。
その用地の一角を、
27年間の定期借地権で
イオンモールが借りた。

鉄骨造り地下1階・地上6階建ての
駅前コンパクトモール。
20150106080504.jpg

JR豊田駅北口から約200m。

だから近隣住民が対象。

「毎日来店してもらえる」
これがコンセプト。

そのためイオンリテールは、
1階食品スーパーマーケットを担当。
イオンスタイルと銘打っている。
20150106080559.jpg

よくできた売り場。

七草はしっかり販売。
20150106080617.jpg

青果、鮮魚、精肉、グロサリー、
イオンリテールらしい形ができてきた。
20150106080639.jpg

その売り場中央に、
「ピカール」の売り場。
20150106080703.jpg
フランスの冷凍食品専門店チェーンと、
イオンとが提携して開発した売り場。
この多摩平が第1号店。

ピカールに関しては、
商人舎magazine1月号で、
特集した。

ぜひ読んでいただきたい。

フランスでの取材や現地試食の記録記事も、
掲載した。

セルフデリ売り場は、
もう定着した感がある.
20150106080740.jpg

この店では、衛生のために、
フードを被せたケースを開発した。
20150106081156.jpg

天井は高く設定し、
黒く塗った。
20150106081229.jpg

セルフレジも入れた。
20150106081243.jpg

比較的小商圏のモールで、
フード&ドラッグにしたイオンリテール。
この判断は間違っていない。

イオンリカーも実に良くなった。
20150106081301.jpg

約750席のフードコート
「森のキッチンコート」
20150106081405.jpg
最近のイオンは、
大人のフードコートを作る。

これがいい。

ヘルス&ビューティーケア専門ショップ
「グラム・ビューティーク」
20150106081423.jpg
イオンの専門店の一つ。
モールに入るヘルス&ビューティ。

2階には、
イオンリテール直営の、
レディスインナーショップ。
20150106081443.jpg
デビュ

無印良品のショップも、
よくできている。
20150106081509.jpg

小商圏型ということで、
ファーストリテイリングは、
guが入った。
20150106081526.jpg

3階はキッズ・フロア。
20150106082058.jpg
この分野もイオンの領域になりつつある。

岡山倉敷のキッズ・リパブリックが、
旗艦店の役割を果たし、
それが各地のモールの中で、
十二分に機能している。

モールの天井は、
採光システムを取り入れて明るい。
20150106082129.jpg

イオンは郊外型モールだけでなく、
駅前立地のモールも、
積極的に展開中。

京都桂川、岡山。

それらがことごとく、
成果を上げている。

今日の私は、
朝一番でリムジンバス。
20150106100051.jpg
横浜港を臨む。

そして成田空港。

㈱ロピアのニューヨーク研修
20150106100108.jpg
1月上旬に第1班・第2班。
2月に第3班・第4班。

総勢160名が、
アメリカで学習し、研修する。
20150106100135.jpg
私も全力投球。

知識商人を続々、
養成する。
20150106100158.jpg
では、しばらく、
行ってきます。

〈結城義晴〉

2015年01月05日(月曜日)

イオン「トップ人事刷新」・セブン「チェーンストア全面見直し」

Everybody! Good Monday!
[2015vol1]

2015年第2週です。

毎年のことだけれど、
1月第1週は半欠け。
今年も元旦は木曜日だった。

第2週の今週から、
正常な7日間。

来週は第3週。

私はウィークリー・マネジメント主義者。
だから、このブログは今年も1年間、
1月最初の半欠けの第1週から数えて、
毎週を第〇週と位置づけていきます。

よろしく。

もう一つのルール。
週の初めの日は何曜日か、
という問題。

1週間の区切りの考え方は、
旧約聖書『創世記』から始まった。

ご存知、ユダヤ教・キリスト教、
さらにイスラム教の聖典。

その冒頭にある。
有名な「天地の創造」の物語。

1日目、暗闇がある中、
神は光をつくり、昼と夜ができた。
2日目、神は空(天)をつくった。
3日目、神は大地をつくり、
海が生まれ、地に植物を生えさせた。
4日目、神は太陽と月と星をつくった。
5日目、神は魚と鳥をつくった。
6日目、神は獣と家畜をつくり、
神に似せた人をつくった。
そして7日目、神は休んだ。

この第1日目は日曜日だった。
7日目が土曜日。

だから最も原理主義のユダヤ教では、
天地創造に由来する土曜日が安息日。

キリスト教の礼拝日は、
天地創造の安息の日ではなくて、
イエス・キリスト復活の日曜日。

天地創造は神話の世界の物語で、
1週間を7日として生活し始めたのは、
古代バビロニア。

毎月7、14、21、28日を休日にした。
それがヨーロッパに伝わった。

しかし曜日が法制化されたのは、
西暦321年のユリウス暦。

それが現在のグレゴリオ暦に継続された。

だから正式な暦では、
日曜日が週の初め。

印刷されたカレンダーでは、
アメリカと日本が日曜日から始まる。
ヨーロッパは月曜日を左端において、
週の初めとして記述する。

歴史的、宗教的、文化的には、
日曜日が1週間のはじめだけれど、
実務上、実用上は土日曜をまとめて、
「週末」や「ウィークエンド」とするのが便利。

国民も消費者も、
月曜日を週の初めとして生活する。

ISO規格でも、
業務や情報の処理に関しては、
月曜日が週初と定められている。

だから商人舎毎日更新宣言では、
月曜日を週の初めとする。

リアリズムのヨーロッパスタイル。

そしてその月曜日に、
Good Monday! と、
挨拶する。

だから今日は、
1年間の第2週で、
第1回目のGood Monday!

そこんとこ、よろしく。

小氣味よく強霜踏みて月曜日
〈現代俳句協会 山本富枝〉

冬の月曜日の気分。


荒地あり月曜日が届けられる

〈現代俳句協会 川名つぎお〉

こちらは自由律俳句。
季語もない。

しかし月曜日に対しては、
俳人も特別の思い入れをもつ。

今週のプロモーションについては、
商人舎magazineの日替わり連載。
月曜朝一「今週の販促企画」。

これも1年間、よろしく。

さて仕事始めの内閣。
安倍晋三首相はじめ、
ずらり揃って伊勢神宮参拝。

その後の年頭記者会見。
「日本経済を必ずや再生する」

「今年はあらゆる改革を
大きく前進させる1年にしたい」

いかにそれをやり遂げるか。
それが問題だが、
この意気込みは期待しよう。

今月の通常国会を、
「改革断行国会」と位置づけた。

まあ、期待しよう。

一方、イオン。
元旦にダイエーを完全子会社にしたあと、
今日5日には、
事業会社3社のトップ人事変更を発表。

2月1日付。

イオンリテール社長に、
イオンモール社長の岡崎双一さん。

そのイオンモール社長には、
常務の吉田昭夫さんが昇格。

ダイエー社長には、
取締役の近澤靖英さんが昇格。

岡崎さんは56歳、
吉田さんは54歳、
近澤さんは59歳。

現イオンリテール社長の梅本和典さん、
現ダイエー社長の村井正平さんは、
ともに代表権のない会長に就任。

梅本さんは63歳、
村井さんは64歳。

つまりは若返り。

もちろん梅本さん、村井さんには、
まだまだ大仕事をやってもらわねば困る。
純粋持株会社のイオンは、
現在500人ほどの執行役と従業員を、
来年度2015年度から半減していく。

トップを若返らせて、
ホールディングカンパニーの人員をスリム化。

ニュースリリースのタイトルは、
「事業会社中心の
新たなグループ経営体制への革新」

リリースの文言がイオンの意思を表す。

「2020年に向けた更なる成長の実現」が目的。

「グループ各事業・企業が
業界や地域でナンバーワンへと成長し、
それらナンバーワン事業・企業が
有機的に結合することにより
高い総合力を発揮する企業グループへと
進化することを目指し、
『事業の専業化』や『1業態ワンブランド化』、
『地域密着』等を柱とする
グループ構造改革を推し進めてきました」

「GMS事業、SM事業、
ディベロッパー事業においては、
国内で圧倒的ナンバーワンのスケールを
確立することができました」

「総合金融事業においても、
イオンフィナンシャルサービス㈱の発足により
グループ業績の牽引役へと成長しております」

「ドラッグ・ファーマシー事業においては
ウエルシアホールディングス㈱の連結子会社化
並びに㈱CFSコーポレーションとの経営統合により
2015年9月には
国内ナンバーワンのドラッグ企業が
誕生する見込みです」

以上の結果、
連結営業収益8兆円を視野に入れる。
それもナンバーワンの事業・企業が、
結集したグループ。

これからも各事業会社は、
三つのテーマを実現する。
①お客さま第一
②地域密着経営
③現場主義

そのためのトップ人事の刷新。

ダイエーを子会社化して、
来年度を目指す仕事始めの今、
イオンはトップ人事によって、
その動きを顕示した。

一方のセブン&アイ・ホールディングスは、
鈴木敏文さんのメッセージ。
最高経営責任者で代表取締役会長。
82歳。

「今年、私たち
セブン&アイグループは、
チェーンストアのあり方を
全面的に見直します」

「従来チェーンストアの多くは、
本部(商品部)がお取引先から
提案された商品を仕入れ、
各店舗に供給していく
という方法をとってきました」

「しかし、買い手市場の時代、
お客様や地域のニーズに
きめ細かく対応するためには、
店舗が主導権をもって
品揃えしていく必要があります」

こちらは従来のチェーンストア方式の否定。

いまや、「店舗は自動販売機」、
などというチェーンストア論は、
全く通用しない。

私はチェーンストアの現代化を標榜し、
近代化チェーンストア論を、
包含しようと考える。

だからセブンのメッセージは至極、
当たり前のことのように感じられるが、
鈴木さんが言うのだから、
それを徹底させるということだ。

イオンは、
事業会社のトップ人事刷新で示した。
セブン&アイは、
鈴木さんの言葉で意思を見せた。

両雄の仕事始めの日の意思表明。
それぞれのあり方でよろしい。

どちらが成果を上げるか。
それによって評価は決められる。

ただし、今、
鮮明な意思の表明は、
必須だ。

会社も、事業部も、店舗も、
そして一人ひとりも。

では、みなさん、今年も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2015年01月04日(日曜日)

ジジと2015年の正月[日曜版2015vol1]

ジジです。
20150104234309.jpg

2015年が、ひょいと、
やってきました。。。
20150104234322.jpg

ボクはなんにも、
かわりません。
20150104234332.jpg

去年は、おじいさんが、
なくなりました。
20150104234527.jpg

11月にお葬式。
20141109230630.jpg

でも、おとうさんは、
アメリカにいました。
20141109212955.jpg

おじいさん。
20141109230643.jpg

たかいところに、
いってしまいました。
20150104234537.jpg

ボクにもスケッチがあります。
20150104234601.jpg

それを、みてみる。
20150104234623.jpg

ねえ、おとうさん、
なかなかいいですよね。
20150104234636.jpg

おじいさんのフォトも、
よかった。
20150104234652.jpg

5月には、あんなに、
げんきだったのに。
20140506230113.JPG

もう、かえってこない。
20150104234704.jpg

おじいさん、さようなら。
20150104234713.jpg
だからことしのお正月は、
ふつうです。

では、ソファで、ごあいさつ。
20150104234726.jpg

ことしも、よろしく、
おねがいします。
20150104234735.jpg

ボクたち、
より良く、生きていきます。
20150104234745.jpg
みなさんも、
どうぞ、より良く。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
ミドルマネジメント研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.