結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年05月15日(月曜日)

IBMの「Think, Think, Think」とコンビニの「再定義」

Everybody! Good Monday!
[2017vol20]

2017年第20週、
そして5月第3週。

母の日や三代つづく片笑窪
〈朝日俳壇より 新潟市・斎藤恵〉

5月第2日曜日の母の日が終わると、
6月第3日曜日の父の日が待っている。

母から父へ。

アメリカでも昨日が母の日。
ウォルマートなど今朝からもう、
次のイベントに向けて、
店を衣替えしている。

5月最終月曜日の、
メモリアルデーへ。
戦没者追悼記念日へ。

特にウォルマートは、
この切り替えがすごい。
例外がない。
徹底している。

日本では、母の日から、
父の日へ。

そして来週の日曜日は、
二十四節気の小満(しょうまん)。
「万物が次第に成長して、
一定の大きさに達して来るころ」

アメリカでは5月最終月曜日、
メモリアルデーから夏が始まり、
9月第1月曜日、
レイバーデーで夏が終わる。

日本の暦の6月から8月よりも、
ちょっと長いか。

私は明日から1週間、
Las Vegas。
20140515163915.jpg商人舎USA研修、
ベーシックコース。

2008年2月に会社を設立してから、
商人舎主催のUSA研修会は、
今回で第24回になる。

ありがたいことに、
毎回毎回、一定以上の参加があって、
しかも中身の濃い研修会となっている。

考へに考へぬいてほうほけきよ
〈伊勢崎市・小暮駿一郎〉

2007年8月発刊
『岡田卓也の十章』
その第九章は、
「やり方を考えて考えて考え抜く」

1924年に創業されたIBM。
正式社名は、
International Business Machines Corporation。

その創業時の社長トーマス・ワトソンは、
「Think」をモットーにし、
「Think」という社内報を発刊し、
「Think」とタイトルされた手帳を、
全従業員に持たせた。

「Think, Think, Think」が、
世界を席巻するときの、
IBMの基本だった。

岡田さんはそのことを言った。

商人舎ベーシックコースも、
「Think, Think, Think」である。

この「Think, Think, Think」は、
6月20日(火)21日(水)22日(木)の、
ミドルマネジメント研修会でも、
当然のように貫徹される。

考え抜く知識商人を、
ひとりでも多く養成する。
それを使命とする研修会。

是非、ご参加を、ご派遣を。

さて今日の日経新聞「経営の視点」
セブン、成長神話を棚卸し

「43年前のきょう、東京・豊洲で
産声を上げた『セブンイレブン』」

「大雨の中、初日の売上高は50万円。
来店客は約900人」

「ダイエー創業者の中内功氏もこの日、
約70㎡の店の視察に訪れた」

「店主の山本憲司さんは当時、
20歳代半ば。
今も店を切り盛りし、
日販は200万円にもなる超繁盛店だ」

そのセブン-イレブンが、
聖域に踏み込む。

井阪隆一セブン&アイHD社長。
「この環境下では
制度変更しないといけないと考えた」

聖域とは「ロイヤルティー料率」
創業以来、かたくなに守り続けてきた。
フランチャイズ契約の生命線を修正する。

日本のコンビニは、
粗利分配方式を採用する。
すなわち加盟店の粗利益高から、
本部にロイヤルティを払う。

日経の表現では、
「店で稼いだ粗利額を
本部と加盟店で分け合う」

セブン-イレブンの場合、
二つの契約タイプがある。
土地建物を加盟店が保有するAタイプは、
粗利益の43%がロイヤルティになる。

土地建物を保有しないCタイプは、
粗利益にスライドチャージ率を乗じた額が
ロイヤルティになる。
このスライドチャージ率は、
例えば1カ月の粗利額550万円以上ならば、
76%がロイヤルティとなる。

その料率が1%、
引き下げられる。

加盟店は1店平均1年に約80万円潤う。
逆に本部は約160億円を失う。

右肩上がりが続けば、
本部もほとんどの加盟店も潤う。
だからロイヤルティは変わらなかった。

だが、小売業六重苦。

人手不足による人件費高騰、
社会保険加入の適用拡大。
店の粗利益の中から、
加盟店側がこうした諸経費を支払う。
その負担増がもう無視できないところまできた。

コンビニのフランチャイジーも、
旧来の商店主から、
事業会社や脱サラ組が多くなった。
セブン-イレブンでいうCタイプである。

またAタイプも、
加盟店主らが高齢化し、
後継者問題に悩む。

取扱商品はもちろん変わったが、
サービス商品も多種多様になった。

レジ周りの店内調理品から、
ネット通販商品の受け渡し、
公共料金や税金などの収納代行、
ご用聞きのような宅配まで、
コンビニの店舗業務は、
本当に煩雑になった。

日経は言う。
「持続的成長のために、
ビジネスモデルの棚卸し、
コンビニの再定義が必要だ」

その通りだろう。
ただしその棚卸しの結果が、
現在、1%の料率ダウンなのか。

どんな再定義をするのか。

それを創業の鈴木敏文さんが、
納得するかどうかにも、
私には興味がある。

しかし、コンビニ業態も、
セブン-イレブンも、
大きな転換点を迎えている。

朝日新聞「折々のことば」
昨日の第753回。

いま、一をたくさん
売る人のことを
拍手し過ぎ……

面白くないですよね。
何もないところから
一をつくれる人の方が
すごいですよ
輿水治比古(こしみずはるひこ)、
東京・赤坂のレストラン「燻」のシェフ。

京都・錦市場の「有次」(ありつぐ)に、
包丁づくりを依頼している。
有次は1560年創業の老舗。

何を頼んでも絶対“ノー”と言わない、
有次現社長の意地。

それを使いこなす敏腕シェフ。

両者の技量のバトルは、
「金もうけや便利」ではなく、
次の世代のハートに、
ずしんと伝わるものを追い求める。

コンビニ経営も、
次の世代にずしんと伝わる、
再定義が必要だ。

では、皆さん、今週も、
「Think, Think, Think」で、
Good Monday!

〈結城義晴〉

[追伸]Daily商人舎 流通SuperNews。

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年商45億ドル企業がケイト・スペードを24億ドルで買収
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