結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年08月03日(木曜日)

第3次安倍内閣の「第3次改造」と8月の「おためしください」

長期政権の安倍晋三内閣、
第3次の第3次改造。

第1次安倍内閣は、
2006年9月26日からほぼ1年間。

第2次安倍内閣は、
2012年12月26日から、
2014年12月24日まで。

そして第3次安倍内閣は、
第1次改造、第2次改造ときて、
今日、第3次改造内閣発足。
アベノミクス効果で長期政権。

日本の戦後の長期政権ランキング。
第1位は佐藤栄作内閣の2798日、
第2位は吉田茂内閣の2616日。

そして第3位に安倍晋三内閣で、
今、2048日。

何しろ第4位が、
あの小泉純一郎内閣の1980日。
そして第5位が中曽根康弘内閣の1806日。

第6位は池田勇人内閣の1575日。
最後に第7位の岸信介、1241日。

ここまでで戦後ならば、
1000日以上。

まあ、安倍さん、よく頑張っている。
新しい内閣にも期待しよう。
しかし前第二次改造内閣の諸々のこと、
忘れてもらっては困る。

今回の第3次改造を、
自ら「仕事人内閣」と命名。
距離のある野田聖子総務大臣と、
河野太郎外務大臣を起用して、
経済ファーストの体制づくり。

一方、小池百合子東京都知事。
改造内閣の顔ぶれを「3R」と表現。

「スキャンダルをReduce(削減)、
閣僚経験者をReuse(再使用)、
ちょっとRefresh(元気回復)」。

マスコミは取り上げるけれど、
私はあんまり、おもしろいとは感じない。

第一、東京都知事が言うことではない。
黙っていればいいのにと思う。
余計なお世話だろうが。

今日は、月刊商人舎8月号の、
最終責了日。

「責了」は、「責任校了」の略。
あとは任せますよ、と、
後工程にお任せして、
校了とすること。

その「校了」は、
校正がすべて終了すること。

ああ、お疲れ様。
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月刊商人舎をスタートさせてから、
52冊目が終わりました。
12冊ずつ4年間で48冊と4カ月の4冊。

ありがとう。

朝日新聞「折々のことば」
第832回。
ものをつくる人には、
人が気づかないようなところを
掘り下げる役割がある
(絵本作家・荒井良二)

はい、心がけております。

遅いランチはイタリアン。IMG_3569.JPG7
シェ・フルール横濱(chai fleurs)。

唐辛子とペッパー。IMG_3566.JPG7

ワタリガニのクリームパスタ。
これが絶品。
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力をつけて、責了を目指した。

最後に今月の商人舎標語。
[Message of Augast]でもある。

「おためしください」

「おためしください」
…「では、いただきます」
「はい、喜んで!」

食べものは、
食べてみなければ、
良さがわからない。

だから「おためしください」。
だから、試食・試飲。
So, give it a try!

着るものも、
使うものも、
楽しむものも。

試してみなければ、
モノがもつコトは判明しない。
つまり価値は体験できない。

しかし「おためし」は、
誰のためにするのか。
顧客のためか?

いや、違う。
自分のためだ。
自分たちのためだ。

自分が選んだ商品、
自分たちがつくった商品。
それを顧客に評価してもらう。

その顧客の評価が、
次の商品の選別につながる。
次の商品の開発に結びつく。

しかしそれ以上に、
「おためし」で喜んでもらったら、
うれしいじゃないか。

そのうえ買ってもらったら、
幸せじゃないか。
君は、どうだ?

「おためしください」
…「では、いただきます」
「はい、ありがとう」
〈結城義晴〉

生きてゐる証暑さに立ち向かふ
〈朝日俳壇より 長崎市 徳永桂子〉

(稲畑汀子選評)
暑さに立ち向かう気力を、
生きている証と納得する作者の力。

今月のお盆商戦も、
「おためしください」で、
がんばろう。

〈結城義晴〉

[いつもの追伸]
商人舎流通SuperNews。

ユニクロnews|
アプリサービスに音楽「UNIQLO MUSIC」雑誌「タブホ」
ユニー・ファミマnews|
ファミリーマート公式アプリに「モバイルTカード」追加
そごう・西武news|
そごう千葉店「ジュンヌ」コト発想の体験型専門店館に
ドンキnews|
長野駅前ウェストプラザに3層447坪ピュアドンキ出店
セブン-イレブンnews|
横浜市内コンビニ2店舗に「ベイバイク」ポート設置
あらたnews|
日用雑貨卸トップは第1Q売上高3.6%/経常利益23%増
山崎製パンnews|
上半期は食パン・調理パン好調だが経常利益10%減
カワチ薬品news|
7月は医薬・化粧の季節関連堅調も既存店2%減

そごう千葉店別館のJUNNU。
GINZA SIXの大成功を見て、
「コト発想の体験型専門館」として、
全面刷新。

さて、銀座と千葉の違いを、
どう乗り切るか。

どんな経験価値マーケティングが、
具体的に展開されるか。

お手並み拝見。

2017年08月02日(水曜日)

「ことばを学ぶ場所」と早稲田大学での第6回ASEP開講式

今日は朝から、
都の西北へ。
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わが母校、早稲田大学。
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大隈記念講堂。
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私の時代のキャンパスは、
入口にはバリケードで、
中はタテカンだらけだった。
いつも機動隊が待機していた。

しかし、今は、こんなに様変わりした。
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早稲田大学校歌「都の西北」の石碑。
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大隈重信像。
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一礼。
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キャンパスにメッセージボード。
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………………………………………

世界が間違いを犯そうとするとき、
君はそれを止める力を持てるか。
君はそれを止める言葉を持てるか。

世界が愛を見失いそうになっているとき、
君はそれに光をあてることができるか。
君はその光に仲間をあつめることができるか。

世界を動かそうとするとき、
君はまず目の前にいるひとりを
動かさなければならない。

そのひとりの胸のなかにある心を
動かさなければならない。

つまりそれは、
ひとりの心を動かすことができたなら、
世界を動かすことができるということだ。

君の言葉は、
国境を越えて、人種を越えて、
時を越えて、文化を越えて、
それを必要とするひとに届くか。

世界に届く言葉をもて。
その言葉で責任をもて。

WASEDAは、
そういう人間をつくる場所だ。
その言葉を学ぶ場所だ。

WASEDAよ、
そして未来をつくり出せ。
………………………

私はここに来るといつも、
自分の至らなさを痛感する。
自分の未熟さを思い知る。

しかし私は、
この場所で、
言葉を学んだ。

それを必要とする、
ひとに届けよと語りかける、
言葉を知った。

そして今、私は、
言葉で仕事している。
言葉で生きている。

だからここに来ると、
いつも私は感謝する。
そしてまた未熟さを思い知る。

大隈記念講堂へ。
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第6回ASEPの開講式。
アジア学生交流環境フォーラム。

講堂内は覚えているよりも、
狭くなっているように感じた。
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私たちは学生時代、
大隈小講堂を使って、
コンサートを開いた。

大講堂のライトはまぶしい。
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10時30分、始まった。
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公益財団法人イオン環境財団の主催。
協力は早稲田大学と神田外語大学。
お歴々が並ぶ。

真ん中に岡田卓也さん。
イオン環境財団理事長。
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冒頭のスピーチは、
財団を代表して、
イオン(株)社長の岡田元也さん。
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第6回ASEPのテーマは、
「生物多様性と再生」

岡田さんは語った。
「宗教や国家や地域、
人種や肌の色やジェンダーなど、
そういった多様性もあるでしょうが、
人間の頭の中、
つまり考え方の多様性をこそ、
大切にしなければいけません」

私もまったく同感した。

続いて早稲田大学の鎌田薫総長。
アジアの学生の交流の意義を語った。
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そして来賓挨拶は、
チア・キムタ閣下。
カンボジア王国大使館特任全権大使。
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今回のプログラムの紹介の後、
参加学生を代表して、
齋藤イングリッド小巻さんがスピーチ。
早稲田大学学生。
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日本語と英語で、
この研修や交流に臨む決意を表明した。
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そのあと、正門前に集合。
8カ国8大学64名の大学生を囲んで、
記念写真。
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岡田理事長、鎌田総長もうれしそうだ。
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学生たちは昨日8月1日に参集して、
8月6日まで環境と生物多様性の問題を、
現場で学びつつ、交流する。

カンボジアの王立プノンペン大学、
中国の精華大学、
インドネシア大学、
韓国の高麗大学、
マレーシアのマラヤ大学、
タイのチュラロンコン大学、
ベトナム国家大学ハノイ校、
そして日本の早稲田大学。

明日から東北へ。
まず南三陸町でカキ養殖場を視察、
東松島市では森の学校を訪問、
明後日は亘理町で植樹活動、
土曜日は東京で花火を楽しんで、
日曜日に成果発表と閉講式。

意義のある交流フォーラムである。

その後、リーガロイヤルホテルで、
レセプションパーティ。

帰りはキャンパスの周辺を散策。

まずは旧第一学生会館。
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私がほとんど毎日、
通い詰めた学館も、
完全に再建されて様変わり。
かつては革マル派の拠点だった。
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そして早稲田大学西門。
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その前の高田牧舎。
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1905年創業の洋食屋。
すっかり改装して見違えるほど。
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その隣に、なんと、雀荘の「早苗」。
見間違えるほど小洒落てしまった。
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ああ、懐かしい。

ブックス・ルネッサンス。
いわゆる古本屋。
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馬場下町のそばや三朝庵も、
まだ残っている。
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昨日の日経新聞夕刊。
「あすへの話題」は、
社会学者の橋爪大三郎さん。

映画「ラ・ラ・ランド」を10回も観て。

「努力したから報われると限らない。
才能があるから道が開けるとも限らない。
才能があり努力しているなんて、
ありふれている。
競争が厳しいのは当然だ。
長い下積みも我慢できる」

「けれども、機会さえ開かれず、
ポスト配分の仕組みも公正でないなら、
心折れるこの苦しさをどうしたらいい。
それを何とかするのは上の世代の責任だ」

「志を持つとは、犠牲をいとわぬこと。
そして、犠牲が報われなくてもよいと
覚悟すること。
そう身を処するしかない若い人びとに、
この社会は応えているだろうか」

早稲田に来ると私はいつも、
自分の至らなさを痛感する。
自分の未熟さを思い知る。

ああ。

〈結城義晴〉

[今日も追伸]
商人舎流通SuperNews。

ユニクロnews|
7月は夏物好調で既存店104%/客数106%/客単価98%
サンエーnews|
沖縄県読谷村に「大湾シティ」2200坪を8/9開業
イオンnews|
沖縄のホームセンター・メイクマンがWAONを全店導入
オークワnews|
17年目「ロマンシティ御坊店」(2480坪)食品現代化改装
東急ストアnews|
横浜地下鉄「センター北駅前東急ストア」250坪開業
ココカラファインnews|
福祉用具レンタル・販売の(株)愛安住を完全子会社化
ヤマザワnews|
ベニマル進出前に天童北店(560坪)を酒・惣菜強化改装
ファミマnews|
地域限定社員制度「エクセレントトレーナー導入
イオンnews|
広東省東莞市にイオン華南の1995坪「大朗店」開業

2017年08月01日(火曜日)

イオン岡田元也「Transformation」とUber・EATALYの共通点

8月1日です。

一月、往ぬる、二月、逃げる。三月、去る。

これでいくと、
四月、五月、六月ときて、七月が終わり、
八月、跳ねる。

跳ねたいですねえ。

今日、機関誌と季刊誌、
2冊が届いた。
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どちらももう10年間、
続いている。
AJSネットワークと、
明治マーケティングレビュー。

ありがたい。

昨日は「毎日更新8月宣言」
つまりは初心に戻って、
短いブログに挑戦することを宣言。

Weekly商人舎の月曜朝一。
2週間販促企画。
8月のスケージュールをダイジェスト。

まず、今週日曜日の8月6日が、
土用丑の「二の丑」
同時に「夏の節分」

鰻だけでなく、夏の恵方巻も、
やれることはみんなやる。
それが「八月、跳ねる」の意味。

金曜日の8月4日からは、
世界陸上ロンドン。
13日(日)までの10日間。

100mのウサイン・ボルトの引退試合。
盛り上がる。
これも「八月、跳ねる」

国内では来週月曜の7日から、
第99回全国高校野球選手権大会。
8月21までの予定。
野球も「八月、跳ねる」

一方で、6日は広島平和記念日、
9日(水)が長崎原爆の日。
旧盆の15日(火)は終戦記念日。

6日から15日までが、
毎年、慰霊の10日間。

11日(金)は祝日の「山の日」

お盆に関しては、
迎え日の盆入りが8月13日(日)、
中日が8月14日(月)、
盆明けが8月16日(水)。

このころを過ぎると、
秋はもうすぐ。

そして一気呵成に8月が終わる。
子どものころの夏休みは、
いつもそうだった。

さて、Weekly商人舎に、
特別企画を掲載。
イオン社長 岡田元也独白
「トランスフォーメーションしたい!」
〈写真は決算発表のときのものです〉
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独白の後に、
[結城義晴の述懐]を書いた。

圧倒的にクォリティの高い経営を、
「システムズ・アプローチ」を徹底して、
実現させていく。

「忍耐」と「徹底」
その使い分けが、
今回の岡田さんの決意だった。

さて、日経新聞朝刊に、
「410円タクシー 6%増収」

東京都のタクシー大手4社、
初乗り運賃を1月30日に改定。
半年間の営業収入の合計は、
前年同期比6.8%増。

2kmまでの利用回数は、
2割増の740万回。
短距離の「ちょい乗り」需要が、
利用回数を増やした。

ただし、会社によって、
ちょっと明暗が出た。

都内最大手の日本交通が8.8%増、
2位の国際自動車も8.0%増。

3位の大和自動車交通は1.5%、
4位の日の丸交通は1.3%。

初乗り運賃低下で、
タクシー利用のハードルが低くなった。

国際自動車は2kmまでが24.4%増、
日本交通は18.8%増。

ただし長距離の利用回数は差が出た。
6.5kmを超える距離では
日本交通7.0%増、国際自動車5.6%増。
しかし大和は1.6%減、日の丸は2.7%減。

中小所属のタクシーは、
「当社はタクシーチケットがない分、
顧客をつなぎ留めにくい」
売上げは1割近く減った。

低価格化は大手に有利?
そして寡占化が進み、
三占、複占に至る。

中小は最高のサービスや、
ロイヤルカスタマー作りに励むしかない。

さらにそのうえに、
ウーバー(Uber)のような、
画期的なイノベーションが起こる。

Uberは1台も車を持たず、
配車のウェブサイトとアプリで、
マーケットを変えてしまった。

一般の人が、
空き時間と自家用車を使って、
他人を運ぶ仕組みを構築。
つまり「白タク」の組織化。

さらに顧客が運転手を評価する。
同時に運転手も顧客を評価する。
つまり「相互評価」を実施する。

これはEATALYの、
「Our Policy」
に通じる。

The customer is not always right
顧客はいつも正しいわけではない。
Eataly is not always right
イータリーもいつも正しいわけではない。
Through our differences, we create harmony
両者の差異が調和を創り出す。

創業者のひとり、
トラビス・カラニックは首になったが、
コンセプトやシステムの革新性、
その評価は変わらない。

ここにも、
システム開発のプロセスに、
「忍耐と徹底」があったはずだ。
私はそれを確信している。

〈結城義晴〉

[追伸]
今日、8月1日の、
商人舎流通SuperNews。

いなげやnews|
第1Qは売上げ・粗利減少も販管費改善して黒字復活
スタートトゥデイnews|
第1QのZOZOTOWN取扱高41%増/営業利益59%増
ダイイチnews|
第3四半期は累計売上高292億円・既存店2.1%増と好調
三越伊勢丹news|
7月・高額品需要で基幹3店好調/地方不調で全体2.2%減
6月大店立地法届出|
サンエー5.8万㎡・港明用地開発4.6万㎡、超大型続々
国分news|
防災備蓄品「K&K 非常用缶詰・食事セット」8/21発売
セブン&アイnews|
秋田県の湯沢山田店で「セブンあんしんお届け便」開始
ココカラファインnews|
イズミヤから調剤薬局事業譲受で6店舗を取得
東急ハンズnews|
札幌店「東急百貨店さっぽろ店」へ移転し2018年春開業
赤ちゃん本舗news|
創業85周年イベント「スマイルプレママフェスタ」開催

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

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