結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2024年01月29日(月曜日)

桐島聡「最後は本名で迎えたい」と「人生で大事な二日」

Everyone, Good Monday!
[2024vol⑤]

2024年1月最終週。

「一月、往ぬる。」

しかし今年の1月は、
どうしたことか長く感じられる。

木曜日から2月。
「二月、逃げる。」になる。

今、1年で一番寒い季節。

今週は原稿執筆に勤しむ。
ただし明日の火曜日だけは、
オンラインの会議やミーティングが4本。

そして日曜日の2月4日はもう立春。

あの男はきっともう一度、
桜が観たかったんだろうな。

桐島聡を名乗る人物。
私より一つ年下の70歳。

1974年から75年にかけて、
連続企業爆破事件を起こした。
三菱重工、三井物産、
大成建設、鹿島建設、間組本社などを、
手製の爆弾で攻撃した。

三菱重工爆破では、
8名が死亡し、376人が重軽傷を負った。

そして爆発物取締罰則違反容疑で指名手配された。

桐島は1954年1月9日、広島生まれ。
東京・白金台の明治学院大学に進んで、
在学中に東アジア反日武装戦線に加わった。

そして爆破テロに走った。
20歳から21歳のときだ。

それから50年ほど逃亡生活を続け、
今年、神奈川県鎌倉市の病院に、
末期癌で入院した。

男は数十年間、
藤沢市の土木会社に、
住み込みで働いていた。

入院して名前を明かした。

しかし、癌は進んでいて、
今日、病院で死亡した。

「内田洋(うちだひろし)」の仮名を使っていたが、
「最期は本名で迎えたい」と話していた。

自分の本当の名前とは、
自分の存在価値のようなものだ。

脚本家の三谷幸喜。
「それを言って死んでいきたい
というのがあるのかもしれない」

公安に対する「勝利宣言」か。
逃げおおせたという満足感か。

しかし彼の50年間は、
いったい何だったのか。
202102_cover-pic2

マーク・トウェインの言葉。
“The two most important days in your life
are the day you are born
and the day you find out why.”
「人生でとても大事な日が二日ある。
あなたが生まれた日と、
なぜ生まれたかがわかった日である」
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朝日新聞「折々のことば」
第2982回。

それよりも、掃除をします。
(仙台の小さな書店にて)

店主は言う。
「開業してすぐコロナ禍になったが、
辛抱強く店を開いてきた」

編著者の鷲田誠一さんが、
「特別な工夫とかしたの」と訊(き)く。

店主は答える。
「持ちかけられたイベントに乗りもしたが、
最後はやっぱり”店の中に手をかける”ことだった」

「掃除をしたり、
本を少し動かしたり、
本の紹介文を書き、
それを買ってもらった本の袋に
そっと入れたり」

「そんな小さなことを重ねているうち
店はまた動きだすみたい」

商売の本質だ。

逃亡を続けた内田洋こと桐島聡に、
こんなエピソードがあったのだろうか。

なぜ生まれてきたかが、
わかったのだろうか。

本名で死ぬことだけが、
人生の意義だとしたら、
寂しすぎる。

しかしそれが犯罪者への罰なのかもしれない。

合掌はしない。

2024年1月の残された3日間を、
私は精一杯生き抜こうと思う。

生き抜くことができるだけで、
幸せというものだ。

では、みなさん、今週も、
精一杯生き抜こう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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