結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年08月03日(日曜日)

横浜市長選挙を「動詞で考える」

木陰がうれしい。
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夾竹桃は強い植物だ。
毒をもっているが、
強いから道路わきなどに植えられる。
暑さにも強い。
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妙蓮寺。
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長光山。
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住職が門前に言葉を供する。

心 浄(きよ)き者には
常に春祭あり
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横浜市立河北小学校。
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横浜市長選挙。
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私の投票所。
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投票しました。
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現職の山中竹春市長が再選。
52歳。

もう1期やらせてみよう、
そんな市民の意志があった。

田中康夫元長野県知事は落選。
69歳。

長野県知事として、
2000年と2002年に二度選ばれ、
2007年の参議院議と2009年の衆議院には、
それぞれ一度ずつ新党日本から当選した。

多くの市民同様に私も、
田中には入れなかった。

ほぼ日刊イトイ新聞の巻頭、
糸井重里の「今日のダーリン」

2022年9月19日のエッセイ。

私のメモに残っていたもの。

「じぶんで言い出したことなのですが、
おもしろいのです」

“動詞で考える”
「ずっとやってます」

「たとえば、
『ホームラン』を動詞で考える」

「観客のぼくらなら
“見る”ということになります。
”よろこぶ”とか”おどろく”とかも、
あるかもしれない」

「スワローズの村上選手だったら、
“打つ”でしょう。
絶対にホームランの動詞は、
“見る”じゃないはずです」

この年、村上宗隆は、
ホームランを56本打った。
もちろん本塁打王。
スワローズはセリーグを制覇した。

横浜の山中竹春も田中康夫も、
今回、動詞で考えれば、
「立つ」だった。

その前に山中は、
市長として「働く」だった。

二人とも選挙戦では、
「話す」「語る」「訴える」だった。

そして山中は「勝つ」になったが、
田中は「負ける」だった。

私は「知る」「考える」「決める」、
そして「行く」「選ぶ」「入れる」だった。

山中はこれからまた、
みんなからお金を集めて、
それを「つかう」「つかう」「つかう」

そしてよい市を「つくる」

私たちはそれを、
「見る」「見る」「見る」

心 浄ければ
常に春祭あり 

それを信じていよう。

〈結城義晴〉

2025年08月02日(土曜日)

6月決算の「ジョイフル本田とゲンキー」と「天才の日課」

商人舎流通SuperNews。

6月決算企業の本決算。

小売業は2月期と3月期が圧倒的に多い。
けれどそれとは違うチェーンもある。
結構、ユニークな会社ばかりだ。

私はそれもいいと、思っている。

6月はドン・キホーテのPPIHと、
トライアルホールディングス。

8月は、ファーストリテイリング。
ビックカメラ、
そして良品計画。

その6月決算企業。

ジョイフル本田news|
’25年商1290億円1.6%増・経常利益119億円4.9%減

2025年6月期売上高は1290億円、
前年同期比1.6%増。

ホームセンター番付で8番手。
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しかし確かなポジショニングがある。

営業利益は107億4800万円(1.7%増)、
経常利益は118億7800万円(4.9%減)。

営業利益率8.3%、経常利益率9.2%。

この収益性の高さが特長だ。
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創業50周年を迎えた。
そこで従業員持株会を通じて、
従業員へ譲渡制限付株式を付与した。

さらに女性の売場担当責任者を増やしている。

店舗に教育課を設置して、
売場担当者の「スキルマップ」を作成。
専門知識の習得・技術承継による接客力を強化する。

人を大事にする会社。

第8位だがそれがポジショニングとなる。

ゲンキーnews|
年商2008億円8.6%増・経常利益6.8%増

Genky DrugStores㈱。
売上高2008億円、前年比8.6%増。
営業利益96億5800万円(7.1%増)、
経常利益98億9900万円(6.8%増)。

増収増益で営業利益率4.8%、経常利益率4.9%。
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300坪クラスの標準店「R店」と、
900坪までの「大型店」。
2フォーマットを展開している。

R店が1699億円、大型店は306億円。
R店441店、大型店39店の計480店。

商品別売上高の内訳は、
「食品」1414億円、「雑貨」235億円、
「化粧品」188億円、「医薬品」156億円。

食品構成比率70.4%。

これをフード&ドラッグと呼ぶ。

6月決算企業。
なかなかよろしい。

さて、僕自身のこと。
土曜も日曜も原稿執筆。

そこで勇気づけられる本が、
『天才たちの日課』
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拾い読みして、これだこれだ、などと、
自分を励ます。

今日はデイヴィッド・フォスター・ウォレス。
1962~2008年

僕より10歳若いが46歳で亡くなった天才。
ポストモダン文学の旗手と称される、
アメリカの作家。

1996年刊『インフィニット・ジェスト』が凄い。
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「午前11時か正午に起きて、
午後2時か3時まで仕事をするんだ」

「たいてい、3、4時間続けて仕事して、
ほかのことをして、
また3、4時間仕事をする」

「ほかのことっていうのは、昼寝とか、
だれかといっしょになにか、
おもしろいことをやるとか、
そういうこと」

1996年ごろのインタビューはもっと詳しい。

「仕事はうまくいくこともあれば、
いかないこともある⋯⋯⋯
いまもあることに取り組んでいるんだけど、
どうもよくわからない」

「四苦八苦しているよ。
で、そういうときは仕事をしたくないから、
自分ですごく厳しいノルマを課すんだ」

「いいか、今朝は7時半から8時45分まで、
5分の休憩を1回だけはさんで仕事するぞ」

そういうおおげさなたわごとを言う。
これは僕も真似よう。

「それを5回か10回か12回か、
本によっては50回くらいやってると、
突然、うまくいきはじめる」

「いったんそうなったら、
あとはもう努力する必要もない」

「実際、そういうときに必要なのは、
意識的に仕事から離れることだ。
忘れちゃいけないことを思い出すためにね」

「おっと僕には、
大切にしないといけない人間関係があるし、
食べるものを買いに行かなくちゃいけないし、
請求書の支払いをすませなきゃいけない、
とか、そういうこと」

「だから決まった習慣なんてまったくない」

「なぜかというと、
僕が規則正しい習慣を作ろうとしているときは、
書いても書いても成果がなくて、
苦しいだけ、というときだから」

ん~、同感だ。

まずは「規則正しい習慣」から始めよう。
うまくいき始めたら、
僕も速いし、凄いよ。

〈結城義晴〉

 

2025年08月01日(金曜日)

商人舎8月号の「責了」とイオンの「おせち商戦」開始

8月1日。

月刊商人舎8月号、
責了しました。IMG_4711 (002)
執筆者の先生方、
デザイナーの皆さん、
そして編集部の皆さん、
ほんとうにありがとうございました。

どうしても戦略的な視点の特集が多くなります。
私の好みでもあります。

しかし専門技術こそ、
産業のレベルを高めるものです。

その技術論を第1特集、
店舗スタディを第2特集にしました。

1977年に商業界に入社して、
販売革新編集部に入ってすぐに、
先輩の高橋栄松さんから教わりました。

自動車雑誌は、
新しい車の情報が一番価値がある。

チェーンストアの雑誌は、
新しい店の情報が喜ばれる。

トヨタは車をつくり、
ダイエーは店をつくるんだ。

私はそう思いました。

小売業は何をつくるか。

荒井伸也さんは言いました。
「小売業のプロダクト(製品)は店である」
(『日本スーパーマーケット原論』)

思い返せばこの「原論」というタイトルは、
私が密かに温めていた言葉ですが、
荒井さんの最初の理論書のために、
編集を担当するとともに、
差し上げたものです。

一方、矢作敏行法政大学名誉教授は、
「小売業のつくるものは業態である」

結城義晴はその延長線上で、
「小売業は今、フォーマットを創る」

まあ、小売業は「店」をつくるというのが、
一番シンプルで、いい定義でしょう。

その意味で8月号も、
実にいい雑誌になりました。

読者の皆さん、
楽しみにしていてください。

今月は進行も理想的でした。
今後もこの調子で継続したいものです。

秋にはまた有力なメンバーが、
商人舎に参加してくれます。

心強いものです。

8月は9日から17日まで、
土日曜と祝日を含んで、
商人舎は夏季休業に入ります。

その間に私は、
単行本の執筆に全力を挙げます。
正念場です。

2023年に『チェーンストア』を刊行して、
それから2年のあいだ片時も忘れずに、
その内容をいかに昇華すべきかを考えてきました。

『チェーンストア――産業ビジョン』
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そして今月の特集のなかからも、
実に大切な鍵となるテーマを見出しました。

いよいよです。

書きます。
ご期待ください。

そのまえの8月上旬は、
寺岡精工の単行本の仕事をします。

インタビューや取材も入っています。

8月下旬の27日(水)28日(木)は、
紀文正月フォーラムです。

いつもの東京・東銀座、時事通信ホール。
スケジュールを入れておいてください。

商人舎流通SuperNews。

イオンnews|
「2026おせち」8/1から受注開始、トップバリュ過去最大75品

イオンは8月1日からすでに、
年始商戦に入る。

まずECサイト「イオンショップ」から。
「2026おせち」の受注開始。

9月1日(月)からは約380店舗でも、
約160品目の予約を受け付ける。

トップバリュ「饗宴」は、
品数をトップバリュ史上最大の「75品目」に増やす。
価格は据え置きの本体1万9800円。
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最高価格となるのは和五段重「氣生根(きふね)」
京都の料亭「貴船 右源太」監修で10万円。20250731-003_aeon

おせちの予約は12月26日(金)まで、
商品の引き渡しは店頭では12月31日か1月1日。
ネットスーパー予約は12月31日のみ。

もう年末年始商戦は始まっている。

日本全体のキックオフは、
8月27日(水)28日(木)。
紀文正月フォーラムです。

それから9月に入って、
2日(火)・3日(水)・4日(木)は、
商人舎ミドルマネジメント研修会。
第25回の節目を迎えます。
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すでに90人の申し込みをいただいています。
まだまだ席はあります。

メーカー、卸売業の皆さんも、
サービス業の皆さんも、
遠慮せずに申し込んでください。

申し込みフォームはこちら。

スーパーマーケットの精鋭たちと一緒に、
学んでほしいと思います。

それから9月24日(水)・25日(木)には、
懸案の「商人舎バイヤーセミナー」が、
開催されます。
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これはバイヤーの「技術と精神」をテーマにします。
トランプ関税で日本には15%の関税がかけられます。
それによってソーシング活動は大きく変わります。

バイイングもマーチャンダイジングも、
大きな転換点を迎えます。

そのときバイヤーに求められるのは、
「技術と精神」なのです。

暑い夏、その8月。

強い意志をもって、
ぐんぐん前に進みたい。

一緒に前進しましょう。

〈結城義晴〉

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コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

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新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

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