商人舎バイヤー研修会2日目。
朝8時15分から理解度判定テスト。

学んだことをどれだけ理解しているか。
それを自分自身で確認する。
そのために実施する。

ミドルマネジメント研修会でも、
ラスベガスのUSベーシック研修会でも、
同じ目的で、理解度テストを実施する。
バイヤーのための52週マーチャンダイジングと、
ストアコンパリゾンを講義。

鈴木講師が提唱する「作・演・調」のなかで、
商品本部やバイヤーが果たす役割を、
資料をもとに講義してくれる。
とくにストアコンパリゾンについては、
調査資料のひな型を提供してくれて、
そのまま使える調査実施方法を伝授。

初めに理解度判定テストの回答確認。
いつも単に答え合わせをするのではなく、
私の考えを補足する。
中村講師の講義に、
私の視点を付け加えさせていただく。
これも好評をいただいている。
それからバイヤーの基本認識として、
絶対に了解しておかねばならないこと。
「コモディティ化現象」
メーカーも卸売業も、
そして小売業のバイヤーも、
コモディティ化現象と闘う。
卸売業と小売業はそれを逆手に取って、
強力なマーチャンダイジングを展開することもできる。
つまりコモディティ化を競争戦略に転嫁するのだ。
それからバイヤーの分析手法の紹介。
SWOT分析とPPM分析。
それからPFグラフの実務への使い方。
さらにバイイングの具体的な行動ポイント。
これは講義する講師は少ない。
最後にプライベートブランドの総整理。
私は欧米のチェーンストアの分類を使う。
それはデーモン・ワールドワイドの分類と一致している。
レギュラーブランドの誤解、
そしてコンペティティブブランドの必要性。
それが可能となる条件。
最後の最後はバイヤーの仕事の締めくくり。
バイヤーの情報提供の鍵を握るもの。
1泊2日の第2回商人舎バイヤー研修会。
工藤澄人さんが仕切ってくれた。
月刊商人舎編集長。

第2回目の商人舎バイヤー研修会。
1回目よりも進化したと思う。
鈴木哲男講師はいつも通り、
素晴らしかった。
中村徹講師は前回より数段、
いい講義をしてくださった。
結城義晴も説明の仕方を変えたし、
バイヤーのニーズをさらに掴めたと思った。
今回は卸売業からの参加も増えた。
バイヤーと取引する側だ。
そういった人たちにも、
ベンダーの立場に立って、
多くのレクチャーをした。
ちょっと失礼な話も出たかもしれない。
いつも小売り側から話をしているから、
ベンダーに対する言葉遣いも厳しかったかもしれない。
それぞれが担当している小売業に対しても、
私は辛辣な批評を加えたかもしれない。
けれどリテールとベンダーのWin Winなしには、
顧客に喜んでもらえるマーチャンダイジングは、
絶対に実現できない。
ここにメーカーも加わることになる。
だからメーカーのみなさんのご参加も歓迎したい。
手厳しく指摘した小売業は、
なんとか良くなってほしい。
それが私の真の願いだ。
そのために指摘することは指摘する。
産業の「ご意見番」にならねばならないと思っている。
耳の痛いことも率直に語らねばならない。
私の背後には93人の商人舎発起人のみなさんが、
ついていてくださる。
テキストの最終ページに掲載しておいた。
このホームページにも載せてある。
「商人舎発起人」
93名の方々のうち、
もう23名のみなさんがなくなられた。
心からご冥福を祈りたい。
しかしだからこそ、
その発起人のみなさんに対しても、
私には重い責任がある。
厳しいことを言い続けねばならない。
そして商業の基幹産業化と現代化を、
果たさねばならない。
受講生のみなさんには、
再びご清聴を感謝したい。
〈結城義晴〉



































