結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年11月18日(土曜日)

遅ればせながらの「セブンティー」とニッポンの「前向き姿勢」

秋の空。
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日経新聞の記事。

セブン-イレブンが
「入れたて紅茶」を始める。

「セブンカフェ」の紅茶版。

名づけて「セブンティー」

東京都内などの数店舗で、
すでに実験販売をスタートした。
来2024年以降の全国展開を目指す。
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3年後をめどに1000店規模まで広げる。

もっと広がると思う。

セブン-イレブン芝浦4丁目店が、
実験店の一つ。

レジ横の「セブンカフェ」とともに、
紅茶の専用機器を置いた。

顧客はレジでカップを購入する。
それを専用機にセットして、
3種類の茶葉から選ぶ。
ダージリン、アッサム、
そしてアールグレイ。

機械は茶葉から抽出して、
1分ほどかけてティーを淹れてくれる。

紅茶だけ飲むか、
ミルク入りか。

レモンティーはない。

温冷も選べる。

アイスティーの通常サイズが、
価格は税別102円、
ホットミルクティーの大サイズは232円。

価格はコーヒーと同じ。

紅茶の愛好者の比率と同じだけ、
このセブンティーは売れるだろう。

遅かったくらいだ。

昨2022年のコーヒーの国内消費量は、
43万2875トンだった。
4年ぶりに前年実績を上回った。
しかし直近のピークの2016年は、
47万2535トンだった。

8%減。

一方、紅茶は伸びている。
紅茶専門店などの売上げは、
22年末で417億円。
コロナ禍中で前年比では微減だったが、
20年比では4%増。

23年以降も増加傾向が続く見通しだ。

画期的だったセブンカフェほどではないが、
セブンティーは確実に定着するだろう。

ローソンとファミリーマートも、
紅茶の店内提供を始めている。

セブンカフェは2013年にスタートした。
10年前のことだ。
鈴木敏文会長時代。

それがあっという間に定着し、
すべてのコンビニが模倣した。

セブンティーも同じように定着するだろう。

「遅かった」のは、
コロナの影響かもしれない。

いや、コロナだからこそ、
始めたほうがよかっただろう。

ドラマ「相棒」では、
杉下右京があんなに、
ティーを宣伝してくれている。
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ときにはコーヒーじゃなくて、
ティーもいいだろう。

暑い夏のアイスティー、
秋のミルクティー。

いい試みだ。

同じ日経新聞「大機小機」
「日本経済、60年前とこれから」

コラムニストは一礫(ひとつぶて)さん。

1959年に東京大学入学の人。
そのころのことを回想する。

「混沌とした時代だったが、
希望はあった」

「10年間で国内総生産を2倍にする」
所得倍増計画。

その後、高度経済成長期。
さらに失われた30年。

「欠如していたものは何だったか」

2023年、日本はドイツに抜かれて、
GDP4位に転落しようとしている。

経済は複雑の度を増している。

「最も求められるのは、
前向きに考える姿勢だ」

1945年8月25日。
焦土と化した祖国を前に、
石橋湛山(ジャーナリスト、元首相)は書いた。
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「単に物質的の意味でない
科学精神に徹底せよ。
しからばすなわち
いかなる悪条件の下にも、
更生日本の前途は、
洋々たるものあること必然だ」

同感だ。

前向き、上向き、外向き。

セブンティーも、
その一つだ。

「Seven Tea」

音(おん)がいい。

愛好者比率に応じて、
確実に受けるだろう。

〈結城義晴〉


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