結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年12月12日(木曜日)

セブン-イレブン北京の世界技術とウーマート初期近代化路線

北京の朝の渋滞。
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これがPM2.5の原因。
いわゆる微小粒子状物質。

中国に来るにあたって、
マスクは必需。

そう思い込んでやってきたが、
ちょっと肩すかし。

この3日ほどは、
街の中でマスクをしている人を見かけない。

北京市民も観光客も。

しかし朝7時半過ぎにもかかわらず、
すでに車が数珠つなぎ。
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これでも8時台のラッシュに比べれば、
車が流れる。

朝日に照らされた2つのビル。
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左の凱旋門のようなものが中央テレビ、
右が人民日報。

北京の町中はいまだに高層ビルラッシュ。

そんな街並みを見ながら、向かったのは、
セブン-イレブン北京の本部。
SEVEN-ELEVEN(BEIJING)。
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1階に店舗があり、これが北京1号店。

早速、店舗運営本部長の福田達也さんに、
店内を案内してもらう。
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おでんは北京で大人気。
朝から女性客が並んでいる。
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女性客が7割と多いのが、
北京の特徴。
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北京でスタートしたコーナー。
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調理済み食品を、店内で温めて提供し、
お客は好きなメニューを選んで持ち帰る。
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メニューは12種類。
定番メニューをのぞき、
毎週、新メニューが登場する。
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この取り組みが成功すれば
逆輸入されるかもしれない。

その後、同じビルの北京本部へ。
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受け付けには現地スタッフ。
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入るとすぐにこのパネル。
世界的7-ELEVEn。
現在5万0254店。
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福田さんにたくさんのスライドをみせてもらいながら、
中国マーケットの状況、
北京市場での取り組みを解説してもらう。
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福田さんは自分で名乗りを上げて、
北京にやってきた。
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実に優秀な40代。

こころから活躍を期待したい。
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この店舗に関しては、
月刊『商人舎』でレポートする予定。
ご期待ください。

さてその後、どうしても気になって、
イトーヨーカ堂へ。
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食品館 三里屯店。
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ショッピングセンターの中で、
食品スーパーマーケットだけで展開。
いわゆる同社の「食品館」。

今年3月オープン。

高級スーパー路線を走る。
これも北京での生き残りの模索案。

やるなら百貨店の地下か、
超近代的なショッピングセンターの地下。

そのセオリーに乗っているが、
これからの展開に期待がかかる。

もうひとつ気になったのが、
ウーマートの最大店舗。
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こちらは逆に「自由市場」を、
近代化させてスーパーマーケットにした店。
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白菜に顧客が行列。
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キャベツや大根も。
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インゲン豆もばら売りで、
顧客がつかみ取り。
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葉物もご覧のとおり。
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そして値付けに並ぶ。
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精肉部門も人だかり。
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加工食品は山と積み上げる。
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この近代化の初期の店。
実は現時点では、
なんといってもこれが一番強い。

この初期近代化のウーマートと、
最新の永輝超市との両方を、
中国企業が展開する。

外資のウォルマート、
カルフール、テスコは、
全てハイパーマーケット。
そして外資系は一時停滞気味。

日本のイオンとイトーヨーカ堂は、
郊外モール型と都市大衆百貨店型。

日本勢の大型店は特に、
外資系とは真正面で闘わない。

一方、セブン-イレブンは、
着々とドミナントを築いていく。
こちらに待ったをかける者はいない。

いや、中国行政府だけだろうか。

しかしそんな政治的な様相を度外視しても、
何より中国小売企業こそ侮れない。

イノベーションが起こりつつある。
それが今回の調査研究の収穫だ。

ここまでで、
急ぎ足の北京視察は終了。

大満足。

今年もアメリカ・ヨーロッパ、
そしてアジアはタイと中国。

そして世紀の大発見。
ありがたいことです。

満足と感謝をしつつ、
北京国際空港へ。
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天井が高い快適な空港。
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素早くチェックインを済ませて、
ランチを食べ、
そして関西国際空港行きの二人とお別れ。

ラウンジで仕事。

そして北京の空へ。
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眼下に工場の煙。
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これです。
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上空に茶色の層がある。
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白い雲も茶色に染まる。
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朝の渋滞を思い出しつつ、
一路、日本国へ。

こちらは青い空と白い雲。
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大いに満足したが、
あの茶色の一団が、
偏西風に乗って日本にやってくる。

これには深刻になってしまった。

〈結城義晴〉

2013年12月11日(水曜日)

岡田屋&イトーヨーカ堂の家訓・社是と北京での大発見news

2013年度、中華人民共和国政府は、
「7.5%成長」を目標に掲げている。

昨日11月の中国経済統計が発表されて、
それが確認された。
日本経済新聞が報じた。

まず11月の工業生産。
前年同月比10.0%のプラス。

4カ月連続の二桁成長。

11月の社会消費品小売総額は、
なんと13.7%プラス。

前月比で伸び率は0.4ポイント増大。

輸出も二桁の伸び、
固定資産投資は前年同期比19.9%増。

そこで政府系シンクタンクの中国社会科学院は、
今年の実質経済成長率を7.7%と予測。

政府通年目標「7.5%成長」の達成は、
ほぼ間違いない。

もちろん、先行き不安はないわけではないが、
店頭を見ていると、
社会消費品小売総額13.7%増も、
おおいに納得できる。

昨日も書いたが、
イオンの前身・岡田屋の家訓に、
「大黒柱に車をつけよ」がある。

一方のイトーヨーカ堂の信条は、
「基本の徹底と変化への対応」。
イオンもセブン&アイも、
大黒柱に車をつけて、
この地にやってきた。
日本小売業としての基本を徹底しつつ、
変化への対応に励む。
それは成長するところでの、
マーケティングやイノベーション。

そこで成長の実感を体験する。
そして国際競争を経験する。

その結果、
イノベーションが起こったら、
イノベーションの体験こそが、
最大の収穫だ。

2008年まで、
中国の商売は、
右肩上がりだった。

日本からこの地に進出した小売業も、
それを体感した。

このことは実に、
大きな体験だった。

それから陰りが見えている。
しかしそこにイノベーションが起これば、
それが何よりも貴重な経験だ。

さて中国・北京での2日目。

朝8時から夜7時まで、
11時間の店舗視察。

何だかいつもよりも忙しい。

初めに華糖洋華堂商業有限公司へ。
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事務所内の会議室には、
ずらりと並ぶ歴代の担当役員。
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真ん中右に、
イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊さん、
真ん中左は現会長の鈴木敏文さん。

話をしてくれたのは、
董事・総経理の国見和美さん(左)と
華糖洋華堂亜運村店店長の斎藤秀一さん。
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伊藤さん、鈴木さんたちの視線を感じつつ、
北京・天津中国マーケットの変化、
競合店との差異化された取り組みを聞いた。
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本部があるビルに立地するのが亜運村店。
2001年12月に出店。
北京2号店になる。
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日本でいうGMSではない。
国際的に分類されるハイパーマーケットでもない。
それらより一歩洗練され、
アップグレードした層を狙う、
いわゆるジュニアデパートを目指していると、
私は見た。

むしろ「大衆百貨店」と称したほうがいい。

そこにSTPのマーケティングを展開している。
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広めの通路、洗練されたプレゼンテーションが、
他店との違いを出す。
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食品売場も、鮮度感を前面に出して、
充実した品ぞろえ。
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日本流の接客を絶対崩さない。
いや、昔からあるイトーヨーカ堂の接客が、
中国人社員によって展開されている。

日本のイトーヨーカ堂よりも、
ヨーカ堂らしい。

私は勝手に、
そんなことを感じた。

次に訪れたのが、
WuMart。

北京の食品市場35%のトップシェアを誇る。
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北京物美商業集団の渉外担当の張賀さんに、
インタビュー。
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28歳の好青年。
大学を出てイギリスに留学して、
その後、物美入社5年目だが、
実に丁寧にウーマートの戦略を語ってくれる。

この店はハイパーマーケットだが、
ウーマートはスーパーマーケットと、
コンビニ型ミニスーパーとのマルチフォーマット戦略。

店を案内してくれつつ、
作業システムの新たな取り組みを解説してくれた。
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つまり生鮮食品のロス管理。
イノベーションが起こっている。

三番目に訪れたのは、
外資代表フランスのカルフール。
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北京市場の10%のシェアを持つ。
つまりいまだに2番手。
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ハイパーマーケットでの進出。

相変わらず雑な売場づくりだが、
この店は活況を呈している。
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2フロアで食品が強い。
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かたやアメリカのウォルマート。
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この店は北京最大の売上高を誇る。
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こちらもハイパーマーケット。

北京でも頑張っているが、
残念ながらウーマートにはかなわない。
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売場管理はさすが、
そしてクリスマス・デコレーションも。
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ウォルマートは、
北京にスーパーセンターを12店舗、
サムズクラブを2店舗。

この店では入社3年目の劉さんにインタビュー。
ウォルマートが好きで入社したプロパー。
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店舗のコミュニケーション担当。
それぞれの小売業が好きで入社したという中国の若者たち。
ぜひ頑張ってほしいものだ。

こちらはイギリスのテスコ。
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この店も一応は、
食品強化型のハイパーマーケット。

商業ビルの中にある。

ところが唖然、
売場は閑散としている。
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こんなテスコは見たことがない。
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従業員が手持無沙汰にぶらぶらしている。

何があったのかスタッフに聞くと、
いつもこんな感じだという。
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何が起こっているのか?
その答えは500メートルほど先にあった。
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永輝超市。

福建省出身の中国資本スーパーマーケット。

驚いた。
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生鮮が強く、品ぞろえはどこよりも豊富。

管理レベルもすばらしい。
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北京駅前にあるもうひとつの店舗も見てみる。
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振り返れば鉄道の中心・北京駅。
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ビル入り口には、永輝の強さを示す看板。
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中国のチェーンストアでは13位。
ハイパーマーケットやスーパーマーケットでは7位。
永輝超市は、スペインのMERCADONAに劣らない発見。

近い将来、必ず、中国第一の、
スーパーマーケット・チェーンになるに違いない。
ここで結城義晴が予言しておこう。

その現状については、
あらためて詳細をレポートしたい。

今年は当たり年だ。
MERCADONAに永輝超市。

そして中国でも、
地元資本に大きなイノベーションが見られ、
欧米外資は停滞気味。

時代が変わりつつある。

Newsにはふたつある。

第一は誰も知らないことを知らせる。

第二はみんなが知っていることの中から、
大きな誤解や錯覚を解き明かして知らせる。

永輝超市もMERCADONAも、
第一のNewsだ。

最後に夕食は、
シーフードで有名な広東料理レストラン。
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キュイジーヌの店。
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前田仁さんとビールを交わして慰労しあう。
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名物料理の鳥のロースト。
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絶品だったロブスターのスープ。
お米が入っている。
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こちらもロブスター。
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大きな白身魚。
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店内のいけすには、
さまざまな魚が泳いでいる。
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疲れた体に美味しい広東料理と、
中国製ビールと中国製ワイン。
今日もいい一日だった。

新しいニュースの発見が、
ちょっと私を興奮させていた。


朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

(つづきます)

〈結城義晴〉

2013年12月10日(火曜日)

中国北京の三大話「イオンモールと万里の長城・北京ダック」

月刊『商人舎』12月号、
本日発売!!

特集は、
「ポスト・モダニズムVC(ボランタリーチェーン)
サブタイトルは、
「全日食チェーンと商業現代化現象を追う」

雑誌の表紙のCover Message。

2013年最大のショックは
「小売店舗数の激減」である。

11月末発表の最新経済センサスの報告で、
それは100万件を割り込み、
99万店に減少。
最大で172万軒もあった小売店舗は、
ピーク時に比して72万店、
42%も減った。

卸売業も機能喪失して、
流通の毛細血管に血が通わず、
「買い物難民」の消費者ならぬ
「仕入れ難民」の小売業者が出現している。

かつての通商産業省の「流通近代化」の
目玉の一つが
ボランタリーチェーンの構築だったが、
低迷するこの業態に
脱近代化の兆候がほの見えている。

「近代化主義」のモダニズムに
行き詰まりが見えて、
だから「脱近代化=現代化」の
「ポスト・モダニズム」現象が現れる。
日本の小売業にも、まさに
「現代化」が必須となってきている。

「コスモス・ベリーズなど
ポスト・モダニズムの
ボランタリーチェーンを追うことで、
商業現代化の大きな図柄を描こう。

今年最後の号は、
思い切って、
商人舎の主張を前面に出しました。

すなわち「現代化」。
ポスト・モダニズム。

パラダイムの転換が起こっています。

それをボランタリーチェーンを舞台に、
大きな絵柄で描いてみました。

私自身の原稿では、
故堤清二さんの『変革の透視図』が、
大いに参考になりました。

驚くべき予言力を持った書物。
堤さんに感謝の意を表明しつつ、
再びご冥福を祈りたいと思います。

合掌。

さて私は、
今日から12日までの3日間、
中国の首都・北京へ。

羽田空港国際線。
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出発です。
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朝9時25分羽田発の全日空機。
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あいにくの雨。

でも元気に出発。
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4時間弱のフライトで、北京へ。

今の北京国際空港は
2008年のオリンピック開催年につくられた。
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ガラス張りで壁のないデザイン。

快適な空港。
すぐさま、同じく2008年にできた
昌平区のイオンショッピングセンターへ。
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イオンは北京市内に2店を出店している。
この店は北京1号店。
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入り口はクリスマスのデコレーション。
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核店舗は総合スーパーのイオン。
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全体はリージョナルショッピングセンター。
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イオンモールが担当。
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1階が食品フロアとGMS部門。
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2階が衣料のイオンスタイルストア。
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1階スーパーマーケット。

その入り口。
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青果部門は強力。
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精肉はロノ字型の作業場の真ん中に、
豚の枝肉を3本吊るして演出。
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惣菜も強い。
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店はクリスマスプロモーション一色。
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早仕掛け。
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お客も実によく入っている。
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主通路でもクリスマス商品をボリューム展開。
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ワイン売場もクリスマス。
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ハーゲンダッツも。
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2階はイオンスタイルストア。
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その主通路。
天井に赤と緑の大きなリボンを装飾。
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モールへの通路でも、
顧客が寄りつき、店員が対応する。
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日本のイオンよりも、
明らかに店に元気がある。

売場づくりも日本より、
思い切りがあっていい。

そんな感想を抱くほど。
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つくづくと思った。
商売は人が多いところでやるべし。

まさに岡田屋の家訓。
「大黒柱に車をつけよ」

詳細は『商人舎magazine』で、
近々に紹介しょう。

最後にイオン管理の吴さん、
サービスカウンター部門のみなさんと。
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みなさん、がんばってください。

それから北京市郊外の八達嶺長城へ。
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いわゆる中国が誇る「万里の長城」
世界文化遺産。

首都を外敵の匈奴から守るための城壁。
2012年に新たに発表された総延長は、
2万1196km。

2000年以上前の春秋戦国時代に基礎が築かれ、
秦の始皇帝がばらばらだった長城を繋いだ。

明の永楽帝が外長城と内長城を築いて、
防御態勢を強固なものにした。
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尾根に築かれた建造物。
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さっそく、登ってみることにした。
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長城入口。
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急こう配の階段。
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長城の回廊。
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大砲は余興。
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城塞から発して、
回廊はつづく。
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少し上ると景色が一変する。
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この山々の先から、
匈奴が攻めてきた。

それを防ぐために尾根伝いに、
ながい長い城壁をつくった。

想像を絶する壮大な事業。
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石畳にして登りやすく整備されたのは1980年代。
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それでも急こう配。
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城壁から覗いてみた。
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絶景。

その中で写真。
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右から案内役の徐さんと
MDD会事務局長の前田仁さん、
JTB西日本の小阪裕介さん。

そして夜は北京ダック料理へ。
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その北京第一の名店「全聚徳」。
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入口に北京ダック。
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そして出迎え。
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当然ながら、一緒に写真。
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回廊。
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食堂。
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パフォーマンス。
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最高です。
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堪能した。
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しかし今朝まで日本にいたのに、
今は、万里の長城や北京ダックを、
楽しんでいる自分たち。

不思議な気がした。

食事の後は、
天安門広場のイルミネーション。
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滞在初日。
イオンモールの繁盛ぶりとともに、
北京の文化に触れた一日だった。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2013年12月09日(月曜日)

商人舎magazine24時間公開とグレートアイランドの日野皓正

Everybody! Good Monday!
[2013vol49]

2013年第49週。
あと4週で今年が終わる。

12月第2週の月曜日。
商人舎magazine
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話題となったトレーダー・ジョー特集やホールフーズ特集も、
いつでも読むことができます。

相当のボリュームです。

②Weekly商人舎
⇒日替り連載の「月・火・水・木・金」の5本が、
毎週アップされています。
⇒週刊特別企画〈WeeklySpecial〉
週刊誌のように何か特ダネ記事があれば掲載します。
それがない時にも特別の記事を探して載せます。

③Daily商人舎
平日の毎日、
日本国内または世界のニュースを配信します。
最近、一番アクセスが多かったのは、
11月26日の記事で、
「ウォルマート後任CEOは
47歳の若きリーダー」

これも時系列でご覧ください。

商人舎Magazine画面の右上に、
空欄がありますが、
これが「検索」欄。

例えば「ウォルマート」と打ち込むと、
「ウォルマート」という言葉が使われた記事が、
すべて表示されます。

④Photo Gallery
日本と世界の店舗写真を検索して、
活用することができます。

⑤DATA BASE
これも日本と世界の重要なDataが、
その都度、グラフや表で掲載され蓄積されていきます。
ご活用ください。

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中身を充実させていくしかありません。

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赤字です。
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本体価格は、
1年で3600円、
1カ月300円。
1日10円。

いかがでしょう。

ご購読、よろしくお願いします。

そのWeekly商人舎の日替り連載。
今日は、
「月曜朝一 今週の販促企画

今朝の朝刊各紙は休刊です。

つまりは今週が、
12月の中でちょっと休める集ということ。

商売も12月第2週がやや空白気味。
しかし「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」。
これを知る者は手を抜かない。

今、きちんとして売場や提案をしておけば、
際の勝負で大勝を収めることができる。

ゆめゆめ怠りなく。

匂ひだけでもと松茸配りけり
〈日経俳壇 有田市・梅本哲夫〉

もう一度夕餉の前に落葉掃く
〈同 野田市・塩野谷慎吾〉

顧客はいつもいつも、
こうして生活している。

その顧客の暮らしに、
怠りなく貢献したい。

明け暮れてただあけくれて冬である、
ただただ寒いいのちでもある

〈日経歌壇 和泉市・佐久間雄二郎〉

こんな人もいる。
しかし人の情に触れることが、
人間の生きるエネルギーを蘇生させる。

そんな小売りサービス業でありたい。

さて昨日の日曜日は、
千葉県茂原へ。
名門グレート・アイランド倶楽部。
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このクラブが主催するイベント。
「クリスマス・ジャズライブ&ゴルフ」に参加。

倶楽部の名誉会員には、
先日亡くなった堤清二さんの名前も見える。
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伊藤園が所有・経営・運営するゴルフクラブ。
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一日、スルーで回って、
存分に楽しんだ。

通常、日本のゴルフコースでは、
ハーフラウンドした後で昼食休憩する。

それをせずにワンラウンド18ホールをプレーする。
私もこれが大好きだ。

そのあと、ふろに入って、
3時ごろからクリスマスツリーが飾られた食堂へ。
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ゆっくりと食事を楽しむ。
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一緒にラウンドしたのは本庄周介さん。
伊藤園副社長。
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真ん中はゴルフキャスターの戸張捷さん。

その戸張さんの司会で、
100人参加のゴルフコンペの表彰式。
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まずはこの日、
ホールインワンが出た。
その発表。

ホールインワン達成者は、
本庄照子さん。
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故本庄正則夫人。
現伊藤園社長の本庄大介さんの母上。

まさに奇跡のようなホールインワン。
おめでとうございます。

優勝者は関智弘さん。
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こちらもおめでとう。

それから日野皓正カルテットの生演奏。
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熱演に次ぐ熱演。

こんなに近くで聴くことができるなんて、
贅沢この上ない。
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ゲストは元サーカスのお二人。
原順子さんと叶央介さんはご夫婦で、
ライブユニット”J&O”を結成して活動している。
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日野皓正カルテットとJ&Oの競演。
素晴らしかった。
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日野さんはソロで演奏するのももちろんいいが、
脇に回って吹くのはすごく渋い。

さらにゲストは渡辺友子さん。
ジャズ・シンガー。
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今日はゴルファーとして、
イベントに参加したが、
日野さんのご指名で一曲歌ってくれた。

さらに戸張捷さんも歌った。
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「世界最高の贅沢なカラオケをさせてもらいました」
そう謙遜したが、落ちついて、
霧のサンフランシスコを熱唱。
なかなか良かった。

ここでも日野さんの脇の演奏が光った。

スルーでゴルフ・コンペを楽しみ、
日野皓正の生演奏を堪能する。
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いい企画だった。

最後に日野さんと写真。
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本庄さん、松井康彦さんも、満足顔。
松井さんは商人舎エグゼクティブ・プロデューサー。

最後にゴルフコースのファサードで、
このお二人と写真。
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左が伊藤園社長の本庄大介さん、
右が副社長の江島祥仁さん。

ありがとうございました。

しかしホールインワン。
めったに出るものではない。

本庄照子さんに、
お祝いを言っておこう。

さてさて今週の結城義晴。
月曜日は一日、横浜商人舎オフィス。
午後、㈱ロピア社長の髙木勇輔さんが、
やってきた。
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90分ほど、
いろいろな相談にのって、
アドバイス。

ときどき悩みがあると、
やって来て話をする。

いい関係にある。
頑張ってほしいものだ。

今日はこのあと、
夕方から東京・池袋。
立教のサービスマーケティング講義。

明日は羽田から、
中国・北京へ。
3日間の調査・視察出張。

寒いです。
スモッグもすごいと聞いている。

しかし北京の商業、
今年中に見ておきたい。

帰ってきて金曜日。
岡田卓也さんのインタビュー。
イオン名誉会長相談役。

楽しみです。

この日は千葉の店舗視察もします。

そして金曜日はいつもの結城ゼミ。
立教大学X101号教室。
みなさん、最後の踏ん張りどころです。
この1週間を、
無駄にしないように。
悔いのないように。

私も頑張る。
ともに頑張ろう。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2013年12月08日(日曜日)

ジジの冬支度[日曜版2013vol49]

ジジです。
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ヨコハマも、
さむくなってきました。
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空も冬色。
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明け方のあつい雲。
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陽ざしもよわい。
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街もかわってきた。
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イチョウの葉がおちる。
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ふりかえれば、
こちらも。
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あっという間に、
葉がおちる。
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オフィスのうらの遊歩道も。
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いつもおとうさんは、
rikkyoにいきます。
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そこにも、冬がきた。
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イチョウの葉がちる。
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でもちょっと不思議です。
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こんなに元気なイチョウもあります。
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それでも、
空は青くて、
木々はさむそう。
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木々はやせ細っています。
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ほんとに、
やせてる。
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ん~。

おとうさんは、
いそがしい。
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富士山をみながら、
でかけた。
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また、富士をみながら、
かえってきた。
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むこうのシゴトも、
あわただしい。
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おおくの人があつまった。
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講演にも力がはいった。。
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それからたくさんの人にあった。
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関西コーネル。
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スギヤマ先生のしのぶ会もあった。
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いい先生でした。
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ボクはずっと、
まっていました。

そしてたくさんごはんをたべて、
まるまると、ふとってきました。
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たべては、ねる。
たべては、ねる。
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それがボクの冬支度。

おとうさんも、
そろそろ冬支度。
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どうですか?

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年12月07日(土曜日)

特定秘密保護法成立とデニーズの改善、大久保恒夫さん忘年会

商人舎magazine
24時間無料公開。
それまで、あと1日。

それから昨日のDaily商人舎。
「SEIYUドットコム
年末キャンペーン実施中」

アメリカのサンクスギビング商戦は、
クリスマス商戦の前哨戦だが、
その伸び率はネットの圧勝に終わった。

日本でもこの傾向を、
止めることはできない。

もちろんだからといって、
店頭の大事さは変わらない。

両方必要。
オムニチャネルなどと大げさに言わずとも
マルチチャネル対策だ。

さてサッカーの話題。
ワールドカップ・ブラジル大会。

組み合わせが決まって、
日本の報道はややはしゃぎ過ぎ。

コロンビア、ギリシャ、コートジボワール。

ブラジルだのアルゼンチンだの、
あるいはドイツ、イタリアといった超強豪国は入っていない。

それでも大変なことなんだと思う。

一方、案の定、
特定秘密保護法が成立した。

朝日新聞の社説は、酷評。
「憲法を骨抜きにする愚挙」

「急ぎ足でどこへ行こうとしているのだろう」
そう疑問を投げかける。
日経新聞も、
1面、巻頭コラム、
社説、政治面、総合2面、社会面、
6つのコーナーで批判した。

社説は、
「『知る権利』揺るがす秘密保護法成立を憂う」
憂うだけでは情けないが。
巻頭の『春秋』は、
菅官房長官の発言の矛盾を取り上げる。
「法案の内容についてまだご理解いただいて
いないんだろうというふうに思う」
「成立後も、1年後の施行までに
真摯に説明していけばご理解いただけると思う」

そこでコラムニスト。
「どう考えても成立と説明との順が逆である。
ご理解いただけないというシナリオが
浮かばぬことが理解できない」

国民が理解していない。
なのに法案を成立させる。

朝日新聞ではないが、
妙に急ぎ足。
どこに行くんだろう。

毎日新聞社説は、
「民主主義を後退させぬ」
と、自ら決意表明までする。

「情報公開は民主主義の通貨である」
ラルフ・ネーダーの言葉を引用。
アメリカ人消費者運動家。

東京新聞社説も、
「民主主義を取り戻せ」と叫ぶ。

「国会の荒涼たる風景に怒りを禁じ得ない」

しかし反対の論調もある。
読売新聞社説。
題は「国家安保戦略の深化につなげ」

こう始まる。
「日本にもようやく米英など
他の先進国並みの
機密保全法制が整った」

産經新聞社説。
「適正運用で国の安全保て」
そして「知る権利との両立忘れるな」

今日は両論併記を試みた。

しかし朝日新聞のコメント。
「こんな事態が起きたのは、
政治が私たちを見くびっているからだ」

朝日新聞は「私たち」を
「国民」と解釈しているが、
自民党政権は「私たち」を、
文字通り「新聞」と考えているように、
私には感じられた。

紙の新聞。
それだけでは、
力がない。

メディアこそ、
オムニチャネルでなければならない。

さて昨日は、朝一番で、
川崎市のユースキン製薬本社へ。
野渡和義社長と面談。

野渡さんは、高校の先輩。

その高校の後輩も同道。
石井賢治君。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱執行役。

カスタマー・コミュニケーションズの、
ユースキン製薬担当・船越万史君も
一緒に行ってくれた。

有意義な面会だった。

その後、横浜の商人舎に帰って、
原稿を一本書いて、
手紙を書いて、
また東京・馬喰町に向かった。

大久保恒夫さんと忘年会。
㈱セブン&アイ・フードシステムズ社長、
セブン&アイ・ホールディングス取締役。
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会場は弁天庵。
フードシステムズの一つのフォーマット。

ずいぶんと進化していて、
蕎麦と蕎麦焼酎を堪能。

ところでこの懇親のなかで、
デニーズの消費者からの認知度が、
飛躍的に向上していることを教えられた。

野村総研の調査。

2012年10月と2013年11月の比較。
居心地がよくなった 5.0%⇒14.9%
お店が清潔になった 6.0%⇒15.7%
接客サービスが良くなった 7.0%⇒14.6%

さらに、
健康志向メニューが増えた 22.0%⇒23.9%
味がおいしくなった 11.7%⇒16.4%
お得感が増した 5.3%⇒9.7%

大久保さん、すごくうれしそうだった。

大久保恒夫の成果が出ている!

私もすごく、うれしかった。

逆に、大久保さんは、
月刊『商人舎』11月号を、
べた褒めしてくれた。
特集「奇跡のMERCADONA!」

「結城さんじゃなきゃあ、つくれない」

心より、ありがとう。

互いに感謝しつつ、
それから恵比寿のカラオケへ。
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たっぷりと歌って、
最後はデュエット。
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ここのところ毎年末、
商人舎の忘年会で、
デュエットしている。
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息はピッタリ。

今年5月22日、
商人舎最高顧問の杉山昭次郎先生が、
お亡くなりになった。

だから商人舎は喪中で、
忘年会は中止。

その分、大久保さんとは、
昨夜の忘年会で歌った。

まだ風邪気味ではあるものの、
瞬間的に気分爽快。

ありがとう。

〈結城義晴〉

2013年12月06日(金曜日)

ネルソン・マンデラ元南ア大統領逝去と杉山昭次郎先生を偲ぶ会

ネルソン・マンデラさん、逝去。
南アフリカ共和国元大統領。
心から哀悼の意を表したい。

95歳。

長寿はこの人に、
天が与えたご褒美。

ノーベル平和賞を共同受賞したのは、
デクラーク元南アフリカ大統領。
そのマンデラ評。
「静かなオーラを発していて
威厳を感じる人物」

自伝には明記されている。
「厳しさと武装闘争でこそ、
自由は勝ち取れる」

「私は天使ではない」

だから、捉えられて、
獄中生活が27年。

大統領に就任した94年、
アメリカ議会の演説。
「アフリカにおける民主主義と
平和、繁栄は、
我々だけでなく、
あなたがた先進国の
国益にもかなう」

ご冥福を祈りたい。

そして昨日は、
杉山昭次郎先生を偲ぶ会。
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㈱商人舎最高顧問、
元流通システム研究所所長。

5月22日に亡くなられた。
享年87。

会場は東京・八重洲の北大路。

親しかった人々が、
集まって下さった。

司会は、高木和成さん。
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商業経営問題研究会代表世話人、
リテイルマネジメントオフィス代表。

結城義晴の開会の辞で始まった。
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『マス★カスタマイゼ―ション』を紹介しながら、
お礼の言葉を述べた。

全員で黙とう。

そのあと、
奥様の杉山英子さんからのメッセージを、
亀谷しづえさんが読み上げた。
商人舎ゼネラルマネジャー。

さらに荒井伸也さんが贈る言葉。
オール日本スーパーマーケット協会会長。

語り終わって荒井さんは、
杉山先生の著書にじっと目を落としていた。
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そして献杯。
ご挨拶は村上篤三郎さん。
㈱たいらや社長。

献杯をし、食事懇親会が始まってから、
全員に一言ずつ、ご挨拶をいただいた。

最初はセイミヤの田崎洋さん。

それから、㈱L・S MODE顧問の藤田春雄さん、
品川エコ・エコノミー研究所代表の品川昭さん。
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左から村上さん、藤田さん、品川さん、古川さん。

古川芳之さん、
㈱エイ・ディ・エフ代表取締役。
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和田光誉さん、
㈱SJ流通戦略研究所代表。
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鈴木國朗さん、
㈱アイダスグループ代表取締役。
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當仲寛哲さん、
USP研究所代表取締役所長。
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宮本洋一さん、
ブルーチップ㈱代表取締役社長。
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松浦克幸さん、
ブルーチップ㈱常務取締役。
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日中商会㈱からはお二人。
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代表取締役社長の吉居憲治さんと、
常務取締役の謝智慧さん。

松井康彦さん、
商人舎エグゼクティブ・プロデューサー。
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山本恭広さん、
㈱商業界取締役販売部長。
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工藤澄人さん、
㈱商業界教育事業部長。
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竹下浩一郎さん、
㈱商業界月刊食品商業編集部。
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亀谷さんがあらためて、
『マス★カスタマイゼ―ション』を紹介。
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そしてこの本の印刷を担当した原田俊美さん、
㈱ニッケイ印刷代表取締役。
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さらに昔話に花を開かせながら懇親。
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最後に杉山啓介さんから謝辞。
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杉山先生のご長男。

閉会の辞は浅香健一さん。
㈱リテイルマーケティング研究所代表取締役。
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こうして、偲ぶ会は終った。
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杉山昭次郎の話をしながら、
杉山昭次郎の話を聴きながら、
全員が自分の人生を振り返っていた。

杉山先生は、
そんな人だった。

心から感謝し、
ご冥福を祈りつつ、
杉山先生のご遺志を継ぎたい。
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合掌。

〈結城義晴〉

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