結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年12月12日(木曜日)

セブン-イレブン北京の世界技術とウーマート初期近代化路線

北京の朝の渋滞。
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これがPM2.5の原因。
いわゆる微小粒子状物質。

中国に来るにあたって、
マスクは必需。

そう思い込んでやってきたが、
ちょっと肩すかし。

この3日ほどは、
街の中でマスクをしている人を見かけない。

北京市民も観光客も。

しかし朝7時半過ぎにもかかわらず、
すでに車が数珠つなぎ。
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これでも8時台のラッシュに比べれば、
車が流れる。

朝日に照らされた2つのビル。
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左の凱旋門のようなものが中央テレビ、
右が人民日報。

北京の町中はいまだに高層ビルラッシュ。

そんな街並みを見ながら、向かったのは、
セブン-イレブン北京の本部。
SEVEN-ELEVEN(BEIJING)。
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1階に店舗があり、これが北京1号店。

早速、店舗運営本部長の福田達也さんに、
店内を案内してもらう。
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おでんは北京で大人気。
朝から女性客が並んでいる。
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女性客が7割と多いのが、
北京の特徴。
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北京でスタートしたコーナー。
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調理済み食品を、店内で温めて提供し、
お客は好きなメニューを選んで持ち帰る。
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メニューは12種類。
定番メニューをのぞき、
毎週、新メニューが登場する。
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この取り組みが成功すれば
逆輸入されるかもしれない。

その後、同じビルの北京本部へ。
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受け付けには現地スタッフ。
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入るとすぐにこのパネル。
世界的7-ELEVEn。
現在5万0254店。
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福田さんにたくさんのスライドをみせてもらいながら、
中国マーケットの状況、
北京市場での取り組みを解説してもらう。
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福田さんは自分で名乗りを上げて、
北京にやってきた。
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実に優秀な40代。

こころから活躍を期待したい。
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この店舗に関しては、
月刊『商人舎』でレポートする予定。
ご期待ください。

さてその後、どうしても気になって、
イトーヨーカ堂へ。
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食品館 三里屯店。
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ショッピングセンターの中で、
食品スーパーマーケットだけで展開。
いわゆる同社の「食品館」。

今年3月オープン。

高級スーパー路線を走る。
これも北京での生き残りの模索案。

やるなら百貨店の地下か、
超近代的なショッピングセンターの地下。

そのセオリーに乗っているが、
これからの展開に期待がかかる。

もうひとつ気になったのが、
ウーマートの最大店舗。
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こちらは逆に「自由市場」を、
近代化させてスーパーマーケットにした店。
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白菜に顧客が行列。
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キャベツや大根も。
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インゲン豆もばら売りで、
顧客がつかみ取り。
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葉物もご覧のとおり。
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そして値付けに並ぶ。
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精肉部門も人だかり。
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加工食品は山と積み上げる。
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この近代化の初期の店。
実は現時点では、
なんといってもこれが一番強い。

この初期近代化のウーマートと、
最新の永輝超市との両方を、
中国企業が展開する。

外資のウォルマート、
カルフール、テスコは、
全てハイパーマーケット。
そして外資系は一時停滞気味。

日本のイオンとイトーヨーカ堂は、
郊外モール型と都市大衆百貨店型。

日本勢の大型店は特に、
外資系とは真正面で闘わない。

一方、セブン-イレブンは、
着々とドミナントを築いていく。
こちらに待ったをかける者はいない。

いや、中国行政府だけだろうか。

しかしそんな政治的な様相を度外視しても、
何より中国小売企業こそ侮れない。

イノベーションが起こりつつある。
それが今回の調査研究の収穫だ。

ここまでで、
急ぎ足の北京視察は終了。

大満足。

今年もアメリカ・ヨーロッパ、
そしてアジアはタイと中国。

そして世紀の大発見。
ありがたいことです。

満足と感謝をしつつ、
北京国際空港へ。
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天井が高い快適な空港。
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素早くチェックインを済ませて、
ランチを食べ、
そして関西国際空港行きの二人とお別れ。

ラウンジで仕事。

そして北京の空へ。
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眼下に工場の煙。
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これです。
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上空に茶色の層がある。
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白い雲も茶色に染まる。
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朝の渋滞を思い出しつつ、
一路、日本国へ。

こちらは青い空と白い雲。
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大いに満足したが、
あの茶色の一団が、
偏西風に乗って日本にやってくる。

これには深刻になってしまった。

〈結城義晴〉


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