結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年02月24日(火曜日)

ベイシアの「オトナリマート」とAlbertsonsの「Neighborhood」

午前中は整骨院で治療。
すごく良くなった。

しかし左膝と左股関節を完治させる。
さらに右肩の慢性的な痛みも治す。

だから3カ月ほどかけて、
この整骨院に通うつもりだ。

昼ごろ横浜商人舎オフィスに出て、
みんなでランチミーティング。

今日は山本恭広編集長が、
群馬県伊勢崎市に出かけた。

㈱ベイシアの新フォーマット1号店。
「オトナリマート伊勢崎下道寺店」
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売場面積166坪の小型店だ。
2月25日のオープン日の前日。
メディア向けの内覧会が行われた。beisia-press

2005年までベイシア本部があった。
その2317坪の敷地だ。

スターバックス、ダイソー、
そしてメガネのJINSが出店する。

プレス向けのリリースには、
「首都圏を中心に300店舗体制を目指す」とある。
力の入った新店舗だ。

ベイシアは、
5つの店舗フォーマットをもっている。
①スーパーセンター
②フードセンター
③スーパーマーケット
④ベイシアマート
⑤フーズパーク

オトナリマートは6つ目のフォーマットである。

近年の出店コストの高騰から
既存のフォーマットだけでは、
出店による成長戦略が描きにくくなった。

そこでベイシアは出店戦略本部を立ち上げた。
「小型業態」部門が中心になって、
2年前から研究した。

そして既存のベイシアマート4店舗で、
実験を重ねた。

店舗導入部はファストフードのコーナー。beisia-entranc

ドリンクやワンハンドのファストフードを提供する。

先頭は旬の果物売場。beisia-produc

精肉、水産加工品に続いて、日配品の売場。beisia-dairy

ゾーニングはオーソドックスだ。
最終コーナーは惣菜と冷凍食品。beisia-frozen-deli

惣菜は「QUICK MEAL」とネーミングされた。beisia-deli

おにぎりは店内製造。

小型店といっても冷凍食品は品揃えを充実させる。
冷凍パスタ各種は399円と手ごろ。beisia-frozen

オトナリマート専用のオリジナル商品の構成比は約15%。beisia-groce

メディア向けの説明は、
執行役員出店戦略本部・田中秀一本部長。beisia-tanaka

出店戦略とエリア戦略を語った。
他業態の店の「オトナリ」に出店して
相乗効果を上げるのが名前の由来。

ん~。

面白いバナーだが、
私は最初に聞いたときに、
「お隣」、つまり「近隣」のことかと思った。

英語で言えば「neighborhood」

米国ウォルマートのスーパーマーケット業態は、
「Neighborhood Market」と名づけられている。

それかと考えたのだが、
違っていたのか。
それとも暗に「neighborhood」を意味しているのか。

1939年からのアイダホ州。
33歳のジョー・アルバートソン。

そう、アルバートソンの創業者。
1990年代まで米国スーパーマーケット産業で、
エクセレントカンパニーの名をほしいままにした。
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現在はクローガーに次いで、
米国第2位のスーパーマーケット企業だ。

創業のころのジョーは、
出店の際には必ず車を飛ばして、
「三角巾のおしめ」が干してある地域を探した。

若いファミリーが多く住む地域である。
そこはサバーブと呼ばれて、
将来性の高いエリアだった。

ジョーはこれを、
「Neighborhood Marketing」と呼んだ。

小型業態営業事業部・橋本泰孝事業部長。beisia-hashimoto
個食シーンを狙った商品構成について語った。

小型業態一般食品部・青木慎祐部長。beisia-aoki
オトナリマート独自の開発商品について、
具体的に説明してくれた。

2026年度に首都圏近郊に1店舗。
2027年度には東京23区に5~10店舗の出店を計画。
2028年度以降、物流網を構築し、
300店舗に向けて出店を加速する。
詳細は月刊商人舎で報告する。

さて、日経新聞「夕刊あすへの話題」
元消費者庁長官の板東久美子さんのエッセイ。

「AI時代こそ求められる学び」

人文知応援大会で講演を聞き、
パネルディスカッションに出た。

テーマは「AI時代の大学教育」

社会学者の吉見俊哉さんの講演。
「今、学生のレポートの質が劇的に向上、
AI依存が疑われても判別困難な実態を紹介」

そうだろうな。

「思考を省き、考える力を失う危険」を、
吉見さんは指摘した。

「自ら問いを立てる」こと、
思考や体験にかける「時間」の重要性が、
パネル討論でも指摘された。

自ら問いを立て、考え抜き、
様々な体験をし、主体的に動くこと。

今、初等中等教育では、
「探究」の学びが重視されている。

この探求は、
「両利きの経営」の深化と探求の、
「探求」でもある。

生成AIリテラシーでは、
「プロンプト」がカギを握る。

「問い」である。

「三角巾のおしめ」が干してある地域を探す。

これこそ「探求」である。

どんなネーミングでもいいが、
自ら「問い」を発し、
それを求める姿勢こそ、
忘れてはならない。

〈結城義晴〉

2026年02月23日(月曜日)

2月の「夏日」の深刻な「貨幣錯覚」と「エブリデーロープライス」

Everybody! Good Monday!!
[2025vol⑧]

2026年第9週。
2月第4週。

今週で短い2月が終わる。

その月曜日は天皇誕生日の祝日。
三連休最終日。

ひどく暖かい。

関東甲信地方や近畿地方では、
気温25度を超えた。

「夏日」だ。

関東地方に春一番も吹いた。

東京新聞巻頭コラム「筆洗」

「指標それ自体を目的にすると、
その指標は良くない指標になる」
「グッドハートの法則」

英国の経済学者チャールズ・グッドハートが、
1975年にこの理論を提唱した。

イギリスの金融政策に関する論文に掲載された。

インフレターゲット論は、
この法則に当てはまってしまう。

日経新聞の経済コラム「大機小機」
匿名で書かれる。

「消費の回復に何が必要か?」

消費の本格的な回復への動きが鈍い。

総務省の「家計調査」
2025年12月の2人以上世帯の消費支出は、
物価の影響を除いた実質で、
前年比マイナス2.6%。
大幅に減った。

25年通年では前年比が、
3年ぶりにプラスに転じた。

しかしエンゲル係数は28.6%。
44年ぶりの高水準となった。
エンゲル係数は消費支出に占める食費の割合。

消費者はぜいたく品の購入を控え、
安価な品へとシフトしている。

節約志向は顕著だ。

小売業の現場の実感は正しい。

原因は足元で続く物価高騰である。
これも明白だ。

名目賃金は上昇するものの、
物価上昇がそれを上回る。

その結果、実質賃金の下落が続いている。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査」
25年の実質賃金は前年から1.3%減。
4年連続でマイナス。

実質賃金が上がらない限り、
消費は回復しないとの見方は有力。

しかし「仮に賃上げが進み、
実質賃金が上昇したとしても、
消費が本格的に回復すると考えるのは、
早計である」

その通りだ。

実質賃金が上がっても、
消費に直接結びつくわけではない。

なぜなら、
「消費者の多くが実感する物価上昇は、
実際の消費者物価上昇率より、
はるかに高いからである」

日銀の「生活意識に関するアンケート調査」

問いは、
「1年前に比べて物価は何%程度変化したと思うか」

25年11月から12月時点でも、
回答の平均値が17.8%。
中央値が15.0%。

顧客の意識は物価上昇率を、
二けたの後半と見ている。

同時点の消費者物価上昇率は、
実は3%未満だった。

消費者は物価高騰を過大に感じていた。

深刻な「貨幣錯覚」である。

「貨幣錯覚」とは、
貨幣価値が変動すると、
同一の貨幣額で表示された、
物やサービスの実質価値も変動するのに、
表示された貨幣額によって、
変わっていないような錯覚に陥ること。

消費者が貨幣錯覚を持ち続ける限り、
実質賃金が数字の上で上昇に転じても、
低迷する消費マインドを改善できない。

消費者行動に影響を与えるのは、
実際の数字ではなく、
所得が物価より上がったかどうかの、
「実感」である。

小売業やサービス業にとっても大事なことだ。

コラムニストの結論。
「値上がりを感じやすい食料品など、
日用品の価格を早く安定させること」

これは物価を安定させよ、ということだ。

店頭は小売業の企業が握っている。

不安定な物価ならば、
その不安定さへの「不安」を解消し、
顧客心理を掴んだ店が、
信頼される。

一つの有力な方法論は、
ウォルマートの「エブリデーロープライス」だろう。
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トレーダー・ジョーも、
「エブリデーロープライス」だし、
クローガーもHEBも、
コストコもホームデポも、
エブリデーロープライスを基本とする。

もちろん巧みなハイ&ローによって、
顧客の不安を払拭し、
さらに顧客に買物の面白さを供与すれば、
「物価上昇」の不安をぬぐうことができる。

コラムニスト。
「それによって貨幣錯覚を解消し、
消費者が所得上昇を実感できる環境を、
つくり上げていく」

日本全体の経済で言えば、
「貨幣錯覚」の解消であろう。

政府が実質賃金を、
上げろ、上げろ、
上げろ、上げろ、上げろと、
五回叫んだところで、
貨幣錯覚は払しょくされない。

ウクライナ戦争だとか、
パレスチナ問題だとか、
中国の脅威だとか、
戦争が近いだとか、
凶悪な犯罪が頻発するだとか、
所得格差が酷いとか。

将来の不安が煽られて、
それが「貨幣錯覚」の底辺となる。

国民の知る権利は必須だが、
マスメディアとSNSの責任は重い。

煽ってはいけない。
事実を伝えるべきだ。

そして。

飛び石の善意であっても、
お店に来れば安心できる、
買物するときは安らかだ、
生活は安穏だという、
この実感が「貨幣錯覚」を払拭する。

小売流通業の役割は重い。

では、みなさん、今週も、
ちいさな喜び、
ささやかな幸せ、
あすへの希望。

Good Monday!  

〈結城義晴〉

2026年02月22日(日曜日)

ミラノコルティナ冬季五輪の終幕と「オリンピズム」の哲学

三連休の真ん中の日曜日。

お陰様でめまいは治った。
完治したわけではないだろうが。

私の右眼は緑内障、白内障、
そして網膜剥離にかかった。
それで四度も手術した。

これも完治はしない。
ずっと付き合っていく。

耳と眼は悪い。
そのかわりに、
首から下は大きな病に侵されていない。

有難いことだと思う。

さて、
ミラノコルティナ冬季五輪。

もう終わってしまう。
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スポーツの世界、アートの世界に、
どうも人類の才能が集まっていくようだ。

ここには差別はない。
偏見もないし、
権力や武力はない。
カバン・カンバン・ジバンもない。

ただひたすら自分の能力を高めようという、
意志があるだけだ。

それが磨かれ、磨かれ、
磨かれ、磨かれ、磨かれて、
自分らしい成果をあげる。

その成果物を私たちは、
共有することができる。
そして成果物は歴史に残る。

過去・現在・未来がつながっていく。

オリンピックは、
より高く、より早く、より強く。

人間の精神と肉体によって、
それを追い求める。

アスリートたちは国や地域に属している。
しかしあくまでも、
一番大切なのは個人やチームだ。

国威発揚の側面がないとは言えない。
しかしもっとも大切なのは、
人間の尊厳である。

だから世界中の優秀な若者たちが、
ここを目指して集ってくるのだと思う。

政治の世界よりも、
オリンピックにこそ、
優秀な人間が結集される。

それがギリシャの時代に始まった、
オリンピックの現在である。

古代オリンピックは、
古代ギリシアのエーリス地方「オリンピア」で、
4年に一度行われた競技会であり、祭典である。

紀元前8世紀から紀元後4世紀にかけて開催された。

最盛期にはギリシア世界全域から、
アスリートが参加した。

ギリシア人たちは、
この大きな祭りを格別に神聖視した。

だから大会の期間と、
それに先立つ移動の期間、
合わせると3カ月は戦争をしていても、
休戦となった。

その古代オリンピックの起源には、
いろいろな説があるが、
そのひとつが伝染病蔓延説である。

パンデミックに苦しんだ、
エーリス王のイーピトスが、
アポローン神殿で伺いを立てた。

神は啓示を下した。
争いをやめ、競技会を復活せよ。

イーピトス王はまず、
スパルタのリュクールゴスと協定を結んだ。

イーピトスとリュクールゴスは、
仲が悪かった。

その両者が和解して、
ギリシャ全域のオリンピックが行われた。

「オリンピアの地に武力をもって入る者は、
神にそむくことになる」
これがテーゼだった。

この起源に私が惹かれるのは、
武力の否定が前提となっているからだ。

近代オリンピックは、
1896年のアテネから始まった。

ピエール・ド・クーベルタンの尽力があった。
クーベルタンはフランスの教育学者だ。
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その趣旨は、
「スポーツによって青少年教育を振興させ、
世界平和実現のために
古代オリンピックを復興しよう」

クーベルタンは「オリンピズム」を提唱した。
オリンピック哲学である。

それは世界を発展させ、国際理解を深め、
平和によって共存することである。
同時に社会や倫理教育の場で、
スポーツの役割を強調するものである。

オリンピックはオリンピズムを、
世界中の人々に広めるための祭典である。

オリンピズムの目的の大きな柱として、
「人間の尊厳」がある。

これが何よりも大切なことだ。

クーベルタンは、
「美にして善なること」を重んじた。

身体的な美しさがあるだけでなく、
心も道徳的であること。

クーベルタンは古代ギリシアの人々のように、
スポーツの力を活用することに着想を得た。

現在の「日本列島を強く豊かに」なるスローガンは、
言い換えれば明治時代の「富国強兵」である。

オリンピズムの哲学は、
19世紀末の「富国強兵」の思想に対して、
静かに対峙している。

昨日のこのブログで書いた、
糸井重里の「飛び石の善意」こそ、
このオリンピズムの哲学である。

善意に基づくオリンピックは、
飛び石のごとく4年に一度しかやってこない。

そのミラノコルティナ五輪が終わる。

飛び石の善意を日々のものとする努力を、
私たちは惜しんではならないと思う。

私はそれが商売と仕事を通じて、
成し遂げられるものだと固く信じている。

〈結城義晴〉

2026年02月21日(土曜日)

「よくないニュースばかり」の中の商売の「善意」・仕事の「善意」

朝、目覚めると、
天井がグルグル回っている。
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㈱商業界の社長をやっているころ、
メニエール症にかかった。

今も完治はしていないが、
それには慣れてしまった。

1年か2年に一度、
こんなことになる。

急遽、予定を取りやめて、
午前中、寝ていた。
午後にもうつらうつらしていた。

夕方からよく眠った。

結局は疲労なのかもしれない。
ニューヨークに8日間。
かなりのハードワークだった。

それにひどく寒かった。

帰国してからも、
休みなしで動き回った。

その疲れがたまっていたのだと思う。

久しぶりに、
ほぼ日刊イトイ新聞。
巻頭エッセイは「今日のダーリン」

糸井重里さんが毎日更新している。

「あらためて言うのも変だけれど、
いいニュースなんて
ちっとも見ない」

強く同感したい。
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「スポーツがらみでちょっとはあるかな、
ちょっとある」

これにも同感だ。

ミラノコルティナ五輪。

日本選手団の活躍はいいニュース。
スノーボードの4つの金メダル。
フィギアスケートの「りくりゅう」
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ヨハネス・ホスフロート・クレボ選手。
ノルウェーのクロスカントリーアスリート。
金メダル6つを獲得して、
このカテゴリー完全制覇。
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こんないいニュースもある。

糸井さん。
「しかし、ずっと毎日、
悪いことばかりが伝えられている」

「国内国外、過去も現在も未来も、
ご承知の通りである」

「それでも、よくない話、暗い事実について、
もっと知らないといけないのではないかと思い、
あらゆるよくないニュースについて
勉強もすることになる」

「どうしょうもないことのほうが圧倒的に多い」

ドナルド・トランプの関税政策。
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米国連邦最高裁判所が、
関税の大半を違憲とする判決を下した。

これはちょっといいニュースだが、
トランプはそれを非難している。
判事たちは「不誠実」で、
「外国の利益」に便宜を図っている、と。

ひどすぎる。

苦しんでいるのはアメリカ国民と、
アメリカの小売業や製造業だ。

糸井。
「どうしょうもないなりに
考えを持っていようとしたら、
それについて考えている時間も労力も多くなる」

「真面目によくないニュースに付き合っていると、
人生の大半を、よくないニュースについて
考え続け憂いている人になってしまいそうだ」

「生まれてこの方、ずうっと憂いてきて、
すべてを憂いながら
一生を終わる人だっているだろう」

「実際、そういう生活をしている人も
いるような気がする」

長い目で世界を見よう――。
私はそう考えている。

糸井さん。
「どうして、こんな
悪いことばかりの世の中にいて、
それなりに今日や明日を
生きていられるのだろうか」

そして、思う。
「たぶんそれは、どれだけ世界中が
よくないニュースにどっぷり浸かっていても、
ほっとする出来事だとか、
よろこばしい人間の善意だとか、
かわいい人や生きものだとか、
なにか美しいことだとかが、
ちょっとずつ『飛び石』のようには
あるからではないかな」

同感だ。

「暗いニュースの水面から
ちょっと顔を見せている石を、
ぴょんぴょん飛んでいる時間が、
ぼくらには残っている」

「そして、もしかしたらその飛び石、
総面積は少なくても、
しぶとく次々に生まれ続けているのではないか、
と、そんなことを思っているのかもしれない」

飛び石のいいニュース。
飛び石のいい話。

「『人の善意などどこにもない』と、
本気でみんなが信じるようになったら、
ほんとに『人の善意』には
居場所がなくなるのだろう」

そうそう、商売で、
人の善意を示そう。

日々の自分の仕事で、
人の善意を証明しよう。

そして最後の一言。
「きっと大昔から、
よくないニュースが
ほとんどなんだろうな」

そのとおり。
大半のよくないニュースのなかに、
飛び石の善意が混じっている。

それが人間の生きる力になっている。

商売で善意を示したい。
仕事で善意を証明したい。

などと考えていたら、
天井のグルグルは治った。

善意のことを思っていると、
病気まで退散する。

ありがたい。

〈結城義晴〉

2026年02月20日(金曜日)

アマゾンに年商で逆転されたウォルマートも店頭売上高は2.4倍

世界最大企業の順位が入れ替わった。
ウォルマートの営業収益が、
アマゾン・コムに逆転された。

その差は37億6100万ドル。
150円換算で5642億円。

両者のスケールから見ると、
ほぼ並んだと言っていい。

商人舎流通SuperNews。
ウォルマートnews|
’25年商アマゾンに抜かれる!!! 107兆円で過去最高更新

2026年1月末で決定した決算の営業収益は、
7131億6300万ドル(106兆9745億円)。
1年間で4.7%増。

4.7%といっても4兆8268億円。

2017年1月期以降、10年連続の増収である。
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商品売上高は7064億1300万ドル、
105兆9620億円。

会員費収入(サムズクラブ)は67億5000万ドル、
1兆0125億円。

一方、
Amazon news|

’25営業収益7169億ドル12.4%増/3年連続で2桁伸長

こちらは2025年12月期の決算。

営業収益7169億2400万ドル、
107兆5386億円。

なんと12.4%の増加。
11兆8447億円の伸び。

3年連続で2桁の伸び率を示した。
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ただしアマゾンの商品売上高は、
2962億6600万ドル、44兆4399億円。
8.8%の増。

アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高が、
4206億5800万ドルで、63兆0987億円。
こちらは15.0%増。

小売業としての売上高はまだ、
ウォルマートが約2.4倍。
61兆5221億円上回っている。

企業規模世界一はアマゾンで、
小売業規模世界一はウォルマートだ。
アマゾンの営業利益は776億7000万ドル、
11兆9963億円で16.6%増。
純利益は776億7000万ドル、
11兆6505億円で31.1%増。
大幅増益。

ウォルマートの営業利益は298億2500万ドル、
4兆4738億円で1.6%増。
純利益が218億9300万ドル、
3兆2840億円で12.6%増。

利益は逆に、
アマゾンがウォルマートの2.7倍。

小売業として店頭で販売する。
それは依然、ウォルマートがトップ。

少し安心する。

小売り現場の技術や力量は、
一朝一夕で変わるものではない。

人の手で一品ずつが売られる。
そのことが貴重なのだと思う。

2月1日にウォルマートCEOに就任したのが、
ジョン・ファーナー。
「小売業界の変化のスピードは加速していて、
非常に刺激的なことです」

その通りだ。

「ウォルマートの業績は、
私たちがこの変化を受け入れているだけでなく、
それをリードしていることを示しています」

「お客さまにとって、未来は迅速で、便利で、
パーソナライズされたものなのです」

一方のアマゾンCEOアンディ・ジャシー。
「AWSは24%成長し、
過去13四半期で一番伸びました。
宣伝広告も22%増加しました」

「我々がイノベーションを続け、
顧客の問題を特定して解決しているからです」

顧客はパーソナライズされていく。
つまり個人主義になっていく。

その問題解決をすることができる者が、
顧客から支持される。

ウォルマートの店頭サービスは、
かつての百貨店や高級スーパーのように、
カスタマイズされている。

ウォルマートもアマゾンもまさしく、
マス・カスタマイゼーションを実現させているのだ。

そこに生成AIが絡んできている。

今日は朝から、
㈱True Dataの取締役会。
オンラインで参加した。
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上場企業だから四半期ごとに実績が発表されている。

1年に20%くらいの成長を遂げている。
ゼブラ企業を志向しているとはいえ、
ベンチャー企業なのだから。

ただし考え方や意見が集団思考にならないよう、
気をつけねばならない。

いい会社になるために。
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私はオンライン会議のあと、
腰の整骨院へ。

ニューヨークに滞在している間、
治療が中断していた。

体調を万全にして三連休に臨み、
来週は講義講演の連続だ。

朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

〈結城義晴〉

2026年02月19日(木曜日)

スーパーマーケット・トレードショーは人の交流の宝庫だ。

今日は千葉県の幕張メッセ。

スーパーマーケット・トレードショー。
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2月18日(水)から20日(金)までの3日間、
多くの訪問者を集めて開催されている。

今年は記念すべき第60回。
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幕張メッセの1~11ホールには、
国内外の2151社・団体が出展。

昨日の初日は昨年より3000人も来場者が増えた。
中日の今日も会場には人人人。

真っ先に向かったのは㈱寺岡精工のブース。
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寺岡精工は昨年、100周年を迎えた。
商人舎も記念事業として、
寺岡和治会長のメッセージ集を単行本化した。IMG_4767

寺岡会長とアメリカ小売業について歓談。
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そして懇意の皆さんと記念写真。
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私の右は齋藤文克さん、
執行役員兼リテイル事業部長。
寺岡さんの左隣は渡邉直浩さん。
執行役員スケール・メディアソリューション事業部長。
そして北野靖さん。
執行役員包装事業部長。

㈱オカムラのブースにも立ち寄ってみた。IMG_1207

㈱プログレスデザイン。
スーパーマーケットの店舗デザインで、
数々の実績をあげている。
元気いっぱいの皆さんと写真。
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真ん中が代表取締役の西川隆さん。
その隣は取締役営業部長の柳本浩三郎さん。
左はゼネラルマネージャー福田真由美さん。

㈱日本アクセスのブース。IMG_4780
月刊商人舎1月号で、
服部真也社長CEOと対談した。

日本アクセスは昨年8月に
「朝食向上委員会」を発足させた。
日本人の朝食の欠食率を下げることで、
新たな市場の開拓を目指している。
そのデータパネルを大きく展示。
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そしてブルーチップ㈱。
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乾燥野菜の新製品を試食。
宮本洋一社長自ら用意してくれた。
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㈱マルトの安島浩社長も立ち寄ってくれて、
三人で写真。
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安島さんは変わらず精力的に活動している。
感服。

「BC SMART SAVE」は、
コスト削減のための新サービスだ。
その説明を聞いて感心した。
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その真向かいにあったのが、
㈱バローホールディングスのブース。
バローのベーカリー「北欧倶楽部」と、
グループ会社の製造業の商品を展示する。
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㈱大創産業も出展している。IMG_4792

昨年9月のドジャース観戦ツアーの話で盛り上がった。IMG_4790

矢野さんは3日間会場に詰めて、
トップセールスをする。
すばらしい。
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㈱マツモトのお二人とばったり。
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左が松本純さん。開発部マネジャー。
右は松本祐樹さん、不動産開発リーダー。

二人とも商人舎のUSA研修会に参加してくれた。

㈱とりせんの前原宏之社長。
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商人舎2月号「このひと・の・このひとこと」で、
根本的なミスをおかした。

そのミスを直接、お詫びした。
ほんとうに申し訳ありませんでした。

前原さんは快く了承してくれた。
ありがとうございます。

それから最近の群馬の競争環境について、
実に面白い話をしてくれた。
とりせんの人たちはよく頑張っていて、
ほんとうにうれしい限り。

自分らしさを追究すれば、
必ず成果はあがる。

「やり方は変えるが、
あり方は変えない」

その通りです。

さらに㈱成城石井のブースでは、
早藤正史さんに久しぶりに会った。
執行役員事業推進本部長。IMG_4801
販売営業部長、店舗開発部長、CX推進室長も兼務。

頑張ってほしい。

㈱いかりスーパーマーケットの行光恒夫社長。
コーネル・ジャパン実行の3期生。
IMG_4798
久しぶりにお会いした。
考えてみると、2月はいつも渡米していた。
だからSMTSは3年ぶりの訪問だ。

VIPコーナーで珈琲をいただいた。
ここでは多くの方にお会いした。

㈱紀ノ国屋ファウンダーの増井徳太郎さん、
IMG_4803
全国スーパーマーケット協会副会長。

北辰商事㈱の太田順康社長。
IMG_4806
プリペイド式のロヂャースカードを掲げているが、
顧客の保有率38%の高さには驚いた。
欧米流のオーソドックスなカードだ。

高倉照和さんは、
スーパーサンシ㈱専務取締役、
NetMarket事業本部長。
IMG_4808

㈱マルイチ社長の高木大さん。
IMG_4812
商人舎のダラス・ニューヨーク研修会に参加してくれた。

その時の話で盛り上がった。

㈱ユニバースの細越幸司さん。
取締役商品本部長。IMG_4809
細越さんも商人舎のUSA研修会に参加してくれた。

久々にお会いした。

通路から声をかけてくれたのが、
㈱平和堂の永井敬一さん。
執行役員教育人事部。IMG_4815

そして㈱スズキヤ会長の中村洋子さん。
IMG_4816
昨年、大創産業が企画したのが、
「結城先生と一緒に行く! ドジャース観戦ツアー」

洋子会長とご一緒した。

カーショーの引退試合だった。
その話でも盛り上がった。

荻田築さんも中村さんと再会。
荻田さんはタリーズコーヒージャパン㈱前会長。
ドジャースツアーに同行した木内美紀さんの4人で。IMG_4819

さらにブースを見て回る。
㈱フルックスホールディングスのブース。
IMG_4824

ここでは不破栄さんとばったり。
㈱万代ホールディングス社長。
黒田久一社長と3人で笑顔。
IMG_1221

レンゴー㈱のブースでは、
山本麻依子さんと縄田幸男さん。
パッケージ部門開発本部、
デザイン・マーケティングセンター所属。
IMG_4827

最後に再びVIPコーナーへ。
主催者の横山清会長にご挨拶。
㈱アークス会長。
IMG_4830

「あと100日で91歳。
まだゴルフをしているよ」
業界最長老の現役経営者。
しかもトレードショー実行委員長。
いつまでもお元気でいてほしい。
IMG_4831

1958年3月26日、
「日本セルフ・サービス協会」が発足した。
故倉本長治商業界主幹はこの設立に貢献した。

そして1964年には、
「セルフ・サービス・フェア」が開催された。

1991年には第25回を機に改称された。
行光博志いかりスーパーマーケット会長時代だ。
その名も、
「スーパーマーケット・トレードショー」。

これが素晴らしかった。
セルフサービスはシステムのこと、
スーパーマーケットは業態のこと。

2009年8月には、
日本セルフ・サービス協会が、
(旧)全国スーパーマーケット協会と合併。

協会の名称を、
新日本スーパーマーケット協会に変更。
その後、2018年に、
一般社団法人全国スーパーマーケット協会に改称。

現在に至る。

私は1978年のセルフ・サービス・フェアから、
毎年、取材を始めた。

㈱商業界は同じころ、
「マス・マーチャンダイジングフェア」を、
主体的に開催していた。

こちらは日本チェーンストア協会主催と変わり、
チェーンストアフェアと名を変えたが、
短期間で終わった。

スーパーマーケット・トレードショーは、
60回を数え、70回、80回。
そして100回まで続くに違いない。

スーパーマーケットは永久に不滅です。
それを支えるのは人である。

そんなことを考えた。
ありがとう。

〈結城義晴〉

2026年02月18日(水曜日)

Fast Retailing柳井正さんとの面会・討論はスリリングだった。

今日は朝10時に、
東京・六本木。

地下鉄日比谷線を降りて、
地下通路を歩いていくと、
「Team Japan」の写真が並ぶ。

みんな大活躍だ。
IMG_1199 (002)

地下1階にユニクロの店舗がある。
コンパクトだが実によく管理されている。IMG_1201 (002)

地上には東京ミッドタウン・タワー。
IMG_1200 (002)

もともとは防衛庁本庁檜町庁舎があった。

江戸時代は萩藩毛利家のお屋敷。
明治に入って帝国陸軍の駐屯地、
戦後は防衛庁本庁となった。

私がいた㈱商業界の最寄り駅は神谷町で、
六本木の隣りだった。
だからバブルのころは、
よく遊びに来た。

そのころはここは防衛庁だった。

その跡地が再開発されて、
2007年3月30日に開業。

このミッドタウン・タワー33階に、
㈱ファーストリテイリングの六本木オフィスがある。

10時半から柳井正さんとお会いする約束をした。
商人舎発足の会の発起人のお一人。

10時15分頃に受付に行くと、
すぐに会長室に通された。
IMG_1205 (002)

アメリカから帰って来たばかりなので、
お土産を用意した。

トレーダー・ジョーのクラッカーとジャム。
これはエンド陳列していたので購入して、
コミュニケーションルームで、
みんなで食べた。
いい商品だ。
IMG_0976 (002)

それからイチジクのドライフルーツ。
IMG_0979 (002)

ピーナツバターのチョコレート。

これらはどれも私の定番のアイテム。

それにゼイバーズブランドのコーヒーを加えた。
IMG_0813 (002)

それらを全部、
トレーダー・ジョーのバッグに入れて、
プレゼントした。

柳井さんも嬉しそうに受け取ってくれた。

それから11時過ぎまで、
45分くらいお話しした。

柳井さんはメモ帳を手元に、
ペンをもって、待ち構えていた。
そしてせっせとメモした。

故伊藤雅俊さんと同じだ。

アメリカのスーパーマーケットでは、
やはりトレーダー・ジョーを一番多く説明した。

創業者のジョー・コロームは、
1967年、カリフォルニア州パサディナに、
トレーダー・ジョー1号店を開業した。

最初のターゲット顧客は、
「Over Educated, Under Paid」
(高い教育を受けているが、
収入は少ない人たち)

彼らにワインやグルメフードを提供した。

最初のターゲティングは、
ごくごく限られた人たちだった。
けれど鮮明な顧客像があった。

ジョー自身がそんな人間だったからだ。

柳井さんは面白そうに聞いてくれた。

ターゲット顧客に好まれるようにするために、
自分で商品開発をした。
製造小売業である。

そしてそのポジショニングを確立していった。

手書きの壁面やトップパネル、
プライスカードなど。

方程式は、
[基本業態+ポジショニング=フォーマット]

ポジショニングを徹底すると、
客層が広がっていく。

その現象を私は、
「エクスパンディング」と呼ぶ。
「expand」は広がること。
「発展する、拡大する」といった意味だ。

これも柳井さんは面白そうに聞いてくれた。

ポジショニングに関して、
私がはっきりと気づいていなかったことを、
柳井さんは指摘してくれた。

ん~、なるほど。

それをファーストリテイリングは実践している。
次の本に書かねばならない。

ひとしきりトレーダー・ジョーのことを話して、
あとはウェグマンズ、イータリーなど。

そして日本のOICグループとロピアのこと、
高木勇輔さんのことを聞かれた。

前に話していたせいもある。

最近の成長を柳井さんは、
「うまくいくのかなあ」とつぶやいた。

続けて「かならず限界が来ます」

私もその面では同感だ。

ロピアのチーフ主体現場主義組織や、
全国の営業本部制のことも、
少し説明した。

柳井さんがもっとも大切にするのは、
「ゴーイングコンサーン」だ。

「企業の継続性」である。

それから社会のために「良いこと」をする。
「楽しい仕事」をする。
これも柳井さんは大切にする。

アメリカで見たPRIMARK(プライマーク)に、
話を向けたら、鋭く批判した。IMG_4217
「役に立つことをしていない‼」
商品を見ればわかる。

製造小売業であるだけではいけない。

良い仕事をして、よい商品を世に出す。
付加価値を生み出す。

小売業が海外に出ることも、
意見が一致した。

私は中産階級が膨れ上がる国やエリアに、
可能性があると思う、と言った。

「日本のチェーンストアは、
産業を変えなくてはいけない」
柳井さんは最後に力強く語った。

私はそれを「商業の現代化」と呼ぶ。

柳井さん。
「アメリカもおかしな社会になっている」

同感だ。

米国の長期の衰退傾向は、
もはや不可逆的なものになっていると、
私も思う。

エマニュエル・トッドは言う。
「崩壊に向かう米ソの両体制のうち、
ソ連が先に崩壊しただけだ」

「米国貧困層の中核は、
もはや労働者ですらない。
生産活動も行わず、
アジア製の安い製品を消費して生きつなぐ、
別の何かになった」

柳井さんの認識も同じだった。

そして恐ろしいことに、
日本の社会もそれを追っている。

だから自分の手でやれることをやろう。
産業を変えよう。

継続的な成長と良い仕事で。

「私の考えと同じなのは、
結城さんだけです」

最後にそう言ってくれた。

そして固い握手。
IMG_1204 (002)

いい日だった。

ありがとうございました。

トレーダー・ジョーのアイテム、
楽しんでください。

〈結城義晴〉

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