結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年11月11日(火曜日)

商人舎11月号の「ドラッグストア3類型」とヤオコー中間決算

11月11日、ポッキーの日。
どれくらい売れたでしょうか。

さて月刊商人舎11月号特集。
「薬+食」の正体
ドラッグ&フードに傾いていく日本消費市場202511_coverpage

いつものように[特集のまえがき]に書いた。
これが商人舎の分析。

日本のDrugstoreの食品の取り扱い戦略は、
三つに分けられる。

第1の類型「ドラッグ&フード型」
ウエルシアホールディングスと、
ツルハホールディングスが経営統合する。
その新生ツルハホールディングスが第1類型。
スギホールディングスも第1類型。
食品の比率が25%くらい。

主力がドラッグストア、
サブがスーパーマーケット。
店舗はそのコンバイン(結合)型フォーマット。

第2類型は「純粋ドラッグストア型」、
あるいは「HBC強化型」
マツキヨココカラ&カンパニー。
食品構成比9.3%。

第3の類型が「フード&ドラッグ型」
コスモス薬品は食品構成比61.2%、
Genky DrugStoresは70.4%、
クスリのアオキホールディングスの51.3%。

サンドラッグ40.2%、
クリエイトSD ホールディングス43.3%、
カワチ薬品46.0%などは、
第1の「ドラッグ&フード」から、
第3の「フード&ドラッグ」に移行中。

それらをケーススタディで分析した。

[目次]
202511_contents

ウエルシアつくば小茎(こぐき)店。
01 (1)

島田諭ドラッグ&フード戦略部長に語ってもらった。
ウエルシア薬局業態開発本部執行役員。
マックスバリュ関東の社長だった。
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丁寧に語ってくれた。

クスリのアオキ馬立店。title.IMG_1620
2024年8月に㈲木村屋を吸収合併した。
その「スーパーガッツ馬立店」を改装。
典型的な「フード&ドラッグ」への移行型。
01.IMG_E1703-1

[食品61.2%]の「コスモス薬品」研究
年商1兆円/食品6200億円の「正体」を明らかにする202511_cosmos

コスモスは三人の専門家に、
クリニック分析してもらった。
イオンのバイヤーだった中村徹さん、
セブン-イレブンからコンサルに転身した信田洋二さん、
ライフコーポレーション出身の榎本博之さん。

それぞれにとてもいい視点だった。

最後に[結城義晴の述懐]
コスモス薬品の怒涛の成長を止められるか?

いい特集になった。
ありがとうございます。

それから特別企画は、
「ベルクvsマミーマート」ガチンコ勝負
龍ケ崎サプラスクエア(茨城)内の2核店競争202511_sapla-square

茨城県の龍ケ崎サプラスクエア。
4つの街区からなる。
そのA街区「サプラ」には、
イトーヨーカドーが核店舗として出店していた。
その撤退跡に10月18日、
マミーマートの生鮮市場TOP!が出店した。
202511_seisen-top_ryugasaki

一方、ベルクはパークサイド棟1階に、
今年5月に開業していた。
202511_belc-ryugasaki

ガチンコ勝負。

ベルクの売場のPOP。
「祝!開店!! 生鮮市場TOP!さん」

挑戦的。

一度、皆さんもご覧ください。

さて昨日は記者会見。
㈱ブルーゾーンホールディングス。
2026年3月期中間決算。

山本恭広編集長が取材に行ってくれた。

東京駅近くのベルサール八重洲2階大会議室。
約50人のメディアが集まった。yaoko-ir1

ブルーゾーンホールディングスは、
ヤオコーの持株会社。

10月1日の設立。
ヤオコーをはじめ㈱エイヴィ、㈱せんどう、
そして㈱フーコットなどの子会社を傘下にもつ。

そこにデライトホールディングス㈱、
㈱文化堂が参加した。

商人舎流通SuperNews。
ブルーゾーンnews|
第2Q営業収益3949億円9.8%増・経常利益8.7%増

持株会社に移行してから初の決算発表。
今回の数値はヤオコー分だけだった。

出席者は川野澄人社長と、
上池昌伸取締役管理本部長、
柳瀬幹也財務部長。yaoko-ir2

営業収益3949億円(対前年比9.8%増)、
営業利益230億5700万円(8.2%増)。
経常利益227億1800万円(8.7%増)。

営業利益率5.8%、経常利益率5.8%。
前年並みの収益性を維持している。

既存店伸び率5.0%増、客数2.0%、
客単価2.9%増、1品単価4.1%増。

川野社長の発言。
「米騒動といわれ、米単価が上がったことで
1品単価が引き上げられた」

記者からの質疑は、
「出店・成長戦略」に集中した。
yaoko-kessan

M&Aについても語った。
「地元の支持が高い企業で、
私たちと経営の考えが合い、ご縁があれば」
遠隔地域の企業との取り組みは否定しなかった。

また、板橋四葉店が、
初めて23区出店を果たしたが、
TRIAL GO、ドン・キホーテを挙げて、
「生鮮・デリカ主力に幅広く品揃えをする、
私たちとはバッティングしない」
きっぱりと語った。

ドラッグストアとの競争に関しても、
「私たちはバッティングしない」というに違いない。

これはポジショニングの問題だ。

「ヤオコーウェイ」が確立されていれば、
ブルーオーシャンを悠々と泳いでいくことができる。

それができないチェーンが、
レッドオーシャンの中でのたうち回るのだ。

〈結城義晴〉


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