朝からZOOM会議。
来年1月・2月と4月に、
ロピアのニューヨーク研修がある。
その打ち合わせ。
サンフランシスコの浅野秀二さん。
ロピア傘下の商人ねっとのお二人、
武智暁人さんと工藤恵理佳さん。
そして商人舎の亀谷しづえGMと私。
みんながアイデアを出し合って、
意見をぶつけ合い、
いい内容になった。
午後、横浜商人舎オフィス。
私の連載は「艱難は商人を鍛える」
第42回「倉本長治の艱難/友情」。

長治先生には親友が二人いた。
岡田徹と新保民八。
小さな店であることを
恥じることはないよ
その小さなあなたのお店に
人の心の美しさを
いっぱいに満たそうよ
〈岡田徹〉
正しきによりて滅ぶる店あらば、
滅びてもよし、断じて滅びず。
〈新保民八〉

その二人の友は、
54歳と58歳で、
相次いで亡くなる。
この艱難が倉本長治を、
商人哲学者に変えていく。
そんな話だ。
ご愛読、ください。
山本恭広編集長は今日は新店オープン取材。
結城義晴の分身のごとく動いてくれる。
まず、ヤオコー板橋四葉店。
23区内2店舗目にして、記念すべき200号店。
国道17号線・新大宮バイパスと都道の角地に立つ。
自動車ディーラーの跡地968坪を開発した。
2㎞圏内に東武東上線「下赤塚駅」、
東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄赤塚駅」、
都営三田線「新高島平駅」。
複数の駅に囲まれる。
商人舎流通SuperNews。
ヤオコーnews|
11/7「ヤオコー板橋四葉店」/200号店、23区内2号店
1階が駐車場とエントランスで、
2階が売場のピローティタイプ。
売場面積443坪、初年度年商20億円。
オープン前を心待ちにする顧客の列。
8時から広報による20分程度のブリーフィング。
10人以上の記者が囲む。
売場は青果と惣菜のダブルコンコース。
鈴木哲男さんが名づけた「こってり型」。
続いて精肉売場。
その近くにクッキングサポートを設置。
商圏は肉の消費が高い。
だから1週間通して、
精肉の提案に徹する。
オープンの目玉商品は「九州産 黒毛和牛」。
パック単価2000円から、
5000円を超える商品が並ぶ。
オープン当日は「享楽円」狙い。
これらがレジで50%オフになる。
オープン後には顧客が群がる。
続いて鮮魚。
お魚アドバイザーを配置して、
料理提案をする。
第1主通路に生鮮三品と惣菜を集中させた。
443坪とヤオコーでは小型店だが、
通常店並みの品揃えを確保した。
「グロッサリー」のアイテム数は1万1380。
エンドは特注什器を採用。
通常、最下段は量販用キャスター付き什器を装備する。
だがこの店では下段までアイテムをしっかり揃える。
月刊商人舎12月号で紹介しよう。
今日はもうひとつ話題の店舗がオープン。
「TRIAL GO西荻窪駅北店」
トライアルnews|
11/7「TRIAL GO西荻窪駅北店」/都内1号店
東京の都市部はトライアルが出ていない。
この巨大なマーケットで多店化を狙う。
TRIAL GOは小型フォーマット。
西荻窪駅北店と富士見台駅北店が、
都内23区に同日初進出。
取材店舗の西尾儀保駅北店は、
JR中央線・西荻窪駅北口から200m弱。
商店街の外れにある。
50坪弱の売場に1800アイテムを揃える。
売場先頭は弁当が並ぶ平台。
今日の重点商品は、
近隣の西友店舗で製造された「かつ弁当」。
TRIAL GOは「サテライト店舗」なのだ。
トライアルのキッチンで製造された弁当も、
品揃えする。
西友のPB「みなさまのお墨付き」も揃える。
そしてセルフレジ6台。
狭い店なので、
オープン日はTVクルーの取材だけ対応した。
専門メディアはオープン2日目の明日。
これも詳細は月刊商人舎にて。
人間には友が必要だ。
友はあなたを変えてくれる。
いやあなたのいいところを引き出してくれる。
ありがたいものだ。
〈結城義晴〉






















