朝、新幹線のぞみで新横浜から新大阪へ。

神奈川は曇り空、
静岡に入ると雲の切れ間が見えてきた。
雲の上に富士の頂が現れる。
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富士市の製紙工場の煙突の煙。
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新幹線はぐるりと富士市を回りこむ。
頂も裾野も雄大だ。IMG_8363

新富士川橋と富士山。IMG_8378

富士の姿を見ると気分は晴れる。
いい一日になりそうな予感がする。

新大阪駅に着いて、
駅構内のカフェで少しだけ仕事。
棚の上にはクリスマスプレゼンテーション。
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そして兵庫県の伊丹市へ。

JR伊丹駅を降りると、
イオンモール伊丹が目の前に広がる。
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モール2階と駅舎が、
ペデストリアンデッキでつながっている。

イオンモール伊丹は2002年10月に
「ダイヤモンドシティテラス」として開業。

2007年、イオンモールが、
ダイヤモンドシティと合併。
その際に「イオンモール伊丹テラス」に改称。

さらに2011年、イオンモールへのバナー統合。
再改称してイオンモール伊丹になった。
地上5階地下1階建てで、
商業施設面積は5万2000㎡。
兵庫県内最大の広さ。

商業エリアの中央通路は快適な空間。IMG_8383

核店舗はもちろんイオンスタイル伊丹。
2階の衣料品売場がよくなった。IMG_8382

導入部は「Doublefocus(ダブルフォーカス)」。
イオンのヤングカジュアルウェアの専門店。
このショップもなかなかいい。
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ブラックフライデーのパンダと並んでポーズ。
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イオン伊丹来訪の目的は、
「MEAT PARK」。
イオンリテールが仕掛ける新しい畜産売場。IMG_8393

10月30日、イオンスタイル伊丹が、
リニューアルオープンした。
畜産売場の売場環境を刷新した。

生活者のニーズや使用シーン別に、
精肉を6つのゾーンに分類した。
➀ステーキ
②焼肉
③トンテキ
④やきとり
⑤ドカ盛り
⑥簡便調理

対面販売コーナーも強化した。

平ケースでは「イオンのお楽しみ袋」。
「ブラックフライデー」の先行セール。
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伊丹を後に、
定宿のシェラトン都ホテル大阪に到着。

クリスマスツリーが出迎えてくれた。
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グリーンからブルーへ変わる。IMG_8404

そして赤色へ。
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明日は万代知識商人大学第10期の講義。

前夜は社内講師の皆さんとの会食。
これが楽しみの一つ。

今日はホテル内の中華レストラン「四川」。
伝統的な四川料理の創作フルコース。
食事をいただきながらの情報交換。

阿部秀行社長の話は実に面白い。
いま、ビールがよく売れている。
2ケタの伸びを示す。

それはアサヒビールへのサイバー攻撃の影響だ。
ビールの配荷が遅れるというニュースが流れると、
消費者はビールを飲みたくなる。

その時に的確にビールを売り込むと、
アサヒだけでなく、全体にビールが売れる。

阿部さん。
「商売はお客さんの心理を読むことです」

そのとおり。

万代の店頭ではいつも、
この顧客の心理を読む商売が展開されている。

阿部さん(中)と和久正樹取締役(右)、
そして中ノ忠敏フラッグショップ西宮前浜店長(左)。
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中ノさんは万代知識商人大学2期生。
事業部マネジャーを歴任して今、
万代の一番店の部長店長。
明日、講師を務めてくれる。

阿部さんとは久々の会食。
面白い話ばかりで、盛り上がった。
その阿部さんの車の前で握手。 IMG_1419 (002)

和久さんは万代カレッジを担当してくれて、
1年を通して講義をしてくれる。
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企業内大学の長所や利点は、
社内講師が講義するところだ。

講義は日々の仕事と直結している。
だから直近の具体的な戦略、政策が示される。

そして講師自身も成長する。
実はこれも大きな成果だ。

万代の講師陣はもともと多士済々。
そんな話の才能のある人たちが、
例外なく講義が上手になった。

それが社内のコミュニケーションの原動力になる。

第10期受講生たちもいつか、
講師陣に加わってくれるに違いない。

「マーケティングの基本となる最も重要な概念は、
人間のニーズである」

フィリップ・コトラーの言葉。
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「市場の変化とは本質的に、
顧客の行動の変化である」

明日はマーケティング・マネジメントの講義だ。

〈結城義晴〉

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