OICグループNY研修第4団の見送りと「イノベーションの原理」

最高気温が40度以上の日。
新たに「酷暑日(こくしょび)」と決まった。
気象庁は天気予報などで使う「予報用語」に、
この言葉を追加した。
今年の夏から運用される。
4月中旬のニューヨークも30度。
地球温暖化は進んでいる。
OICグループ研修第4団。
いよいよ帰国の日となった。
昨日は15時30分から自由行動。
ミュージカルを見たり、
ディナークルーズを楽しんだり、
それぞれに楽しんだ団員たち。
充実した3日間を過ごして、
みんな元気よく
ジョンFケネディ国際空港へ向かう。
第4団の視察研修は、
初夏の陽気のような4日間だった。
最終日もまるで夏空だ。

渋滞が酷くて90分もかかった。
そこで3日間の講義で抜け落ちた重要な内容を、
ダイジェストして話した。
ちょっとした講演のようなもの。
まず米国トップ企業の経費率と粗利益率の比較。
ウォルマートは経費率20.7%、粗利益率24.9%。
かつては経費率15%の世界を構築していた。
いま5ポイントも落ちてきた。
コストコは経費率9.1%、粗利益率12.8%。
毎年の会員費更新の額が純利益の半分ほどを占める。
だから粗利益率を極限まで下げて、
顧客満足を最優先させる。
そのかわり経費率は10%を斬る。
今回は見ることができなかったが、
パブリックスは経費率18.6%。
粗利益率25.9%。
凄い企業です。
従業員持ち株会社で、
全米第3位のスーパーマーケットチェーン。
日本のスーパーマーケットは、
パブリックスに学びたい。
それからプライベートブランドに関して、
知っておいてほしいエピソードを紹介した。
岡田元也イオン㈱会長が、
まだ社長のころ。
二人だけのミーティングの中で、
岡田さんが語ったことが面白い。
PBの中で最も一般的なレギュラーブランド。
その考え方の原則。
みんなに披露した。
それからテキストのEpilogue編。
ロイヤルカスタマーをつくろう、
ロイヤルカスタマーを増やそう。
それが競争力の源となる。
そして最後の最後は「イノベーション」。
ドラッカーの『イノベーションと企業家精神』から。
「イノベーションとは、
新しい、より大きな富を生むことである」
ここでいう「富」は「利益」ではない。
いわば「幸せ」のようなもの。
私が好きなフレーズ。
「イノベーションの必要性を最も強調すべきは、
技術変化が劇的でない事業においてである」
イノベーションの原理。
第一は、機会を徹底して分析する
第二は、自分の目と耳で確認する
第三は、焦点を絞り、単純なものにする
第四は、小さくスタートする
第五は、最初からトップの座をねらう
最後はいつものように、
「自ら、変われ」
自分が変わらねば、
イノベーションは実現しない。
「祈り」をささげて、
出発の第8ターミナルに到着した。

浅野秀二、富澤由紀子、
結城義晴。
三人の3日半の講義、
ご清聴を感謝した。
到着するとすぐに表彰式。
第2・3日目の視察のなかで、
商品やプレゼンテーション、
そのための仕組みなど、
これはイノベーションにつながると考えたことを、
写真を添えて報告してもらった。
それを講師陣と引率者が審査して、
表彰する。
浅野秀二賞に続いて、
引率の水元均志賞。
結城義晴賞は台湾事業部のCOCOさん。

賞品はトレーダー・ジョーの最新保冷バッグ。
表彰式が終わると、
JALカウンターやキオスクでチェックイン手続き。

皆を激励しつつ見送る。
ニューヨーク視察研修の成果をあげてほしい。
小さなイノベーションを実現してほしい。

最後は途中から参加してくれた、
牧野佑騎さんと写真。
牧野さん自身の収獲も大きかった。

第4団を送って講師陣と事務局は、
マンハッタンに戻った。
コリアンタウンの韓国焼き肉店へ。
いつものBCD TOFU HOUSE。

セントラルパークでも散策しようと思っていたが、
部屋に戻ってたらすぐに寝てしまった。
今回は疲れた。
3泊5日の弾丸ツアー。
団員も大変だが、講師陣も疲れ気味。
昼も夜もお腹いっぱい食べて、
明日からの第5弾ツアーのための英気を養った。
(つづきます)
〈結城義晴〉











































