Everyone, Good Monday!
[2025vol㊷]

2025年第43週。
10月第4週。

急に寒くなった。

東京・久が原の寺岡精工本社へ。

川越純一さんと打ち合わせ。
松井康彦さん、亀谷しづえさんと一緒。IMG_1111 (002)

1年くらいやっていたプロジェクトが、
一定の成果を上げた。

ありがとうございました。

川越さんは昔の写真を探してくれた。
私は1990年代からずっと、
寺岡精工のさまざまなイベントで講演した。
そのころの写真。

懐かしかった。
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帰りに本社敷地内の碑。IMG_7874 (002).jpg2

寺岡精工二代目社長の寺岡武治さんの言葉。
現会長・寺岡和治さんの父上。

「感謝」

やろう
出来る
他で造れぬ
ものをつくる
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実にいい。

こんなリーダーには、
ついていきたくなる。

さて商人舎US研修スペシャル編。
夜の部・ニューヨーク編。

マンハッタンに到着した初日の夜。

ロアーマンハッタンのシーポートへ行った。
細長い島がマンハッタン島だが、
その南の自由の女神のほうへ下る。

そのイーストリバー側のティン・ビルディング。
2層の「マーケット・プレース」。
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世界的に著名な天才シェフ、
ジャン・ジョルジュ。

1957年、フランス生まれ。
16歳からフランス料理の修業をして頭角を現わし、
1991年にニューヨークに「JOJO」を開業。

ニューヨークタイムズで高い評価を得る。

それ以来、異なるコンセプトのレストランを、
次々にプロデュースしている。

そのジョルジュがプロデュースした新スポット。
2022年9月28日に開業。

一言で言えば食品市場。
それにレストランが加わる。
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2022年9月28日にオープン。

シーポートには1822年に魚の卸売市場ができた。
その跡地のビルディングを使ったフードマーケット。

入り口の一丁目一番地は魚売場。IMG_7127 (002).jpg2

青果はフランスの八百屋のようだ。IMG_0307 (002)

肉売場は宝石を売るような雰囲気をつくる。IMG_7120 (002)

高級部位や希少部位が並ぶ。
「ブッチャー」
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ニューヨークデリも宝石店のようだ。IMG_7128 (002).jpg2

超高級キャビアもジュエルショップ風。IMG_7123 (002)

ピクルスも美しくケースに収められている。
もちろん買うことができる。
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「レディ・トゥ・イート」と看板が出ているが、
チーズ売場。
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2年間で配置変更が行われた。
だから看板と商品が違っている。

こちらもチーズ売場。
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ゼイバーズのような圧倒的な陳列ではない。
1品1品を丁寧に見せる。

天井はスケルトンでも、
内装は洗練されている。 IMG_0309 (002)

エスカレーターで2階に上がる。IMG_7140 (002).jpg3

2階に上がるとスタンドバーがある。IMG_7129 (002).jpg2

ワイン売場の隣りに、
ワインバーがある。
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ワインバーは人気がある。
いつも顧客が入っている。IMG_7141 (002).jpg2

ケーキ、クッキー売場は派手なプレゼンテーション。IMG_7134 (002)

美しさに吸い込まれていく。
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2階はグロサリー売場だ。
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白い什器を使って、
上品な売場となっている。IMG_7142 (002).jpg2

6つのレストラン、バー、
それにカジュアルダイニングなどが、
2階に配置されている。IMG_7149 (002)

2階から1階を見下ろす。IMG_0320 (002)

mercantileは輸入品のこと。IMG_0317 (002)

アジアの調味料なども品揃えされている。
ここにはジョルジュの知見が生かされている。IMG_0318 (002)

「兵四郎だし」
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この売場で売られている商品が、
レストランの料理に使われている。IMG_7146 (002).jpg2

そして輸入品売場の一番奥に、
黒い幕がある。
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その幕の中に入ると、
中華料理屋の看板。
「紅珍珠屋」
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隠れ家のようなレストラン。

美味い中華料理を提供する。
その原材料がフードストアで売られている。
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イータリーのコンセプト。
We Sell What We Cook,
and, We Cook What We Sell.
調理して食べてもらったものを売り、
売っているもので調理して食ベてもらう。

ジョルジュの中華は、
イータリーと同じ考え方だ。

鶏皮サラダと鮪のタルタル。IMG_0322 (002)

右がエンドーの新芽炒め。絶品。IMG_0324 (002).jpg2

そしてダンジネスクラブ炒飯。
これも絶品。
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一番人気がローストダック。IMG_0326 (002).jpg2

この蒸しパンにはさんで食べる。IMG_0327 (002)

イチゴのデザート。
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マンゴープリン。
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ジョン・ジョルジュの味が満載された中華だった。
大久保恒夫さんも満足げだ。IMG_0323 (002)

こうやってブログを書いているだけで、
豊かな味を思い出す。

ジャン・ジョルジュも、
同じことを言うに違いない。

やろう
出来る
他で造れぬ
ものをつくる

では、みなさん、今週も、
やろう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

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