今日から商人舎に、
新しい仲間が加わった。

ほんとうにうれしいことだ。

だが、お披露目は金曜日になる。
楽しみにしてください。

さて商人舎流通SuperNews。
またまたM&Aの話。

クスリのアオキnews|
新潟県のスーパーマーケット「キューピット」を買収

㈱クスリのアオキホールディングス。
新潟の㈱キューピットと、
スーパーマーケット事業の譲渡契約を締結。

キューピットは12店舗展開し、
2025年7月期売上高91億2800万円。

典型的なローカルチェーンだ。

事業譲渡日は2月24日(火)。

2025年度ドラッグストア番付。
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クスリのアオキは、
ドラッグストアの7番手につける。

この表のあとで5月に発表された連結決算。

売上高5014億7000万円、前年比14.8%増。
営業利益266億0100万円、43.3%増、
経常利益275億1300万円、36.9%増、
当期純利益177億8600万円、44.5%増。

大幅な増収増益。

営業利益率5.3%、経常利益率5.5%。

食品の売上構成比51.3%。
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月刊商人舎11月号特集。
「薬+食」の正体
ドラッグ&フードに傾いていく日本消費市場202511_coverpage

この特集の中のケーススタディ。

クスリのアオキ馬立店
買収物件改装「フード&ドラッグ」の強みを解析する
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キューピットの店は、
フード&ドラッグに改装、改造されていく。
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それだけで普通の地方スーパーマーケットが、
競争力をもち、収益力を改善していく。

さて昨年12月26日。
柳井正さんが、
日経新聞「think」に登場した。
ファーストリテイリング会長兼社長。
「年寄りがつくった未来でいいのか」message_2025nov

α世代をはじめとした若者に伝えたいこと。
α世代は16歳以下の人たち。

「年寄りがつくった未来ではダメだ。
若い人がつくらないと
日本の未来は全部なくなる。
次の時代はあなたが主役だ」

「主役であるべき若い人が
縮こまっていてはどうする。
『もっと頑張ってくれよ』ということだし、
主役になるために
何をやったらいいのかを考えてほしい」

「日本人の能力は、
高校生までは世界最高レベルだが、
その能力を開発できていない」

「大学を経て普通のサラリーマンになっていく。
大学に入学したことに安心して勉強しない。
これはまずいと思う」

「自分が頑張らないと日本自体は衰退する」
「危機感を持たないといけない」

同感だ。

「もっと将来に希望を持って、
世界水準を見据えてほしい。
国内のなれ合いで、
『この程度でいいな』というふうに
思わないことが重要だ」

「どうせ仕事をするなら、世界有数になろう。
海外にも余裕で行けるようにしないといけない」

「インターネットで、
海外に行った気になっていてはダメだ」

柳井さんの今の若者観。
「素直すぎる」

「やっぱり自分で考える習慣がないといけない」

これは私もいつも強調している。

だから「脱グライダー商人」であることを訴える。

グライダーは自分でエンジンをもたない。
エンジンをもった飛行機に、
一定程度の高度まで引っ張り上げてもらって、
あとは上空を浮遊するだけ。

そんなサラリーマン的な商人が多い。

自分のエンジンを持とう。
これが私の主張だ。

柳井さん。
「大学で勉強することは他人の考えだ。
自分のアタマですべて考えて、
自分で結論を出すようなことをしていこう」

「毎日、成長しようと思ってほしい。
同じところにとどまって、
同じことを繰り返すだけなら
『あなたの人生は何なんですか?』
ということになる」

α世代への檄。

一方で2025年10月には、
子供服の接客に特化したユニクロの店舗を、
千葉県柏市に開いた。
「キッズ専任アドバイザー」が常駐する店。
ユニクロキッズ
柳井さんの発言は、
商売にも結びついている。

これが柳井正だ。

自分のアタマで考えて、
自分で結論を出す。

これが人生のポジショニング戦略だ。

〈結城義晴〉

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