AJS総会・懇親会の交流とUSP當仲寛哲の「内製化論」

昨日の12日はAJS第63期定期総会。
オール日本スーパーマーケット協会。
コプロ㈱の第35期定時株主総会も同時に、
毎年6月に開催される。
私は第18回くらいから参加している。
昨日、東京ドームホテルで開催された。
地階宴会場の天空の間には、
約500名が集まった。
総会は14時50分に開始。
正会員1社、賛助会員3社が加わった。
2025年6月時点で、
正会員61社、賛助会員366社。
総店舗数4450店舖。
総売上高3兆7323億円。
AJSの第8次中期事業経営計画の発表。
専務理事の中村伸一郎さんが、
教育の施策、組織の制度改定など、
概要をコンパクトに説明した。
そのあと特別講演。
鈴木亘宏さん、
東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授。
「世界で最初に飢えるのは日本!って本当ですか」
扇情的なタイトル。
現在のコメ騒動の要因を分析。
それは生産調整を強いてきた農政にある。
そこで減産でなく増産を主張する。
テレビで引っ張りだこのコメンテーター。
94枚のスライドの内容を70分で話した。
セミナー後、1時間の休憩。
その間、メディアは別会場で記者会見。
田尻一AJS会長と中村伸一郎AJS専務理事。
お二人はコプロ㈱の社長と専務取締役。
決算概要と活動内容を報告した。
コプロの第35期売上高は629億円、
営業利益は3億4200万円。
13期連続で増収、過去最高益。
AJSの会則変更も行った。
「他グループ(他ボランタリー)への所属は不問」となった。
ベルクもツルヤもかつてAJSに加盟していた。
惜しいことだった。
また、海外正会員の入会条件を緩和した。
17時半から夕食懇親会。
冒頭で役員全員が登壇。
AJS定期総会とコプロ定時株主総会で改選された。
AJS懇親会の40分ルールの後、交流。
久しぶりにお会いした荒井伸也さん。
サミット社長、会長を歴任し、
今、AJS名誉会長。
私の15歳年上で今年、米寿。
田子重会長の曽根誠司さんは、
先日の小川店閉店のときに、
取材させていただいた。
デリシア相談役の萩原清さん(右)。
後任の社長となった森真也さん。
プロパー社員として鮮魚からスタートした。
こういった知識商人がこれからの会社を支える。
大いに期待したい。
エレナ会長の中村國昭さん。
9月のドジャース戦観戦にご一緒する。
マルイチ社長の高木大さん。
AJSの理事としての活躍も目立つ。
台湾の正会員企業。
左から全聯實業総経理の蔡篤昌さん(左)、
商品部の謝承憲さん。
そしてプログレスデザイン社長の西川隆さん。
西川さんは海外でも活躍中。
今年新たに正会員になったのが、
香港のDFI Retail Group。
取締役のFann Yuenさん。
同社のFood部門は、Wellcome、Market Place、
3hreesixty、Oliver’sなどのバナーで、
約320店舗を展開する。
日本アクセス会長の佐々木淳一さん(右)、
社長の服部真也さん(左)。
商人舎プロデューサーの松井康彦さん。
服部さん、流通問題に関して、
対談しましょう。
山崎佳介さんはコーネル大学・ジャパン第二期生。
国分フレッシュ・フードトランス新社長。
国分フードクリエイトが5月1日付けで
生鮮卸売事業の国分フレッシュリンクとM&A。
山崎さんは統合した組織を率いる。
そして最後は中村伸一郎さん。
常務から専務理事となった。
さらなる活躍が期待される。
縁の下の力となって、
AJSの方向付け、頼みます。
さて今日は商人舎オフィス。
月刊商人舎6月号を手に取る。
いい表紙、いい特集、いい内容です。
’25ニッポン小売業番付
ご愛読をお願いします。
午後には来客。
USP研究所所長の當仲寛哲さん。
社長室の杉村美咲さん。
ユニバーシャル・シェル・プログラミング研究所。
2時間くらい話した。
當仲さんは26キロの減量をした。
凄しい減量だった。
しかしそれが奏功して今、
極めてハッピーだそうだ。
私も血糖値を24時間測定していて、
その成果が出ている。
そして幸せだ。
當仲さんとは、
「情報システムの内製化」の話をした。
今、もっとも重要な課題である。
「内製化」は「insourcing」という。
アウトソーシングの反対語。
あるいは「In-House」。
それはできるし、
しなければならない。
進化したAIが内製化を支えてくれる。
私は同感した。
実務家を交えて、
座談会を開くことにした。
ご期待ください。
今週は忙しかったが、
充実していた。
今日もお仕事、
おまんまうまいよ。
〈結城義晴〉