結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年05月15日(木曜日)

「エコストア開発セミナー」田村洋三さんの講演は「環境基準」で経営を考えよと教えた!

本日5月15日、帰国して席を温める間もなく、
「エコストア開発セミナー」に参加。
エコストア研究会1
午後1時から、埼京線北与野駅前の
「新都心ビジネス交流プラザ」4階会議室A。
主催は、NPO法人「東上まちづくりフォーラム」ビジネス助っ人隊。
㈱商人舎は、ちょっとだけ協力させていただいた。

講師の田村洋三先生は、
商人舎エコストア研究会会長でもある

ヨークベニマル、ヤオコー、ベルクといったスーパーマーケット、
さらに日本生活協同組合連合会、丸広百貨店などから、
ご参加があった。
それ以外にも、エコストアに関心のある専門家、研究家、
コンサルタント、そして協賛メーカーなど。
総数40名ほど。

講演タイトルは、
「エコロジー&サスティナブル・ディベロップメントを目指して」
田村先生
田村さんとは、長い付き合い。
単行本『スーパーマーケット経営技術』(商業界刊)は、
私が担当させていただいた。

さて、田村さんの講演内容。
率直に言って、とても良かった。
うれしかった。
この時期に、この内容が、
日本の小売業、スーパーマーケットに向けて、
真剣に語られたことが。

地球温暖化と食糧需給バランスの崩壊から解き明かして、
環境問題に対する国際的な取り組みの歴史、
京都議定書の概要、
石油浪費と穀物生産、
アメリカ・日本の農業とエネルギー消費問題など、
基本問題認識をわかりやすく解説したうえで、
食品廃棄とメタボ対策、
スーパーマーケットが今できること、
明日できること、
温室効果ガス削減の道筋、
「省エネ法」改正に伴う具体的アクションまで、
最先端の考え方と技術が講義された。

まとめは、
「自ら率先しなければ何も変わらない」として、
ヨークベニマル前社長の故大高善二郎さんの言葉が紹介された。
かつて山形県米沢市に出店した冷夏の中の挨拶。
「今年は衣料品が売れない。
売れないということは、
お客様がそれだけ出費をしないということ。
これはお客様にとって、ハッピーなこと。
社会全体でみれば、ハッピーなこと。
しかし商売のコンディションでとらえると最悪。
だけど商売なんだから、その条件の中で、
お客様にどんなお役立ちができるかを考えよう」

2時間の熱の入った講義のあと、15分の休憩。
そして、今回のセミナーの後援企業となった
エコストア開発に協力するメーカーの製品の紹介が、
田村講師から丁寧に行われた。
㈱アースクリーン、㈱イープラット、中央化学㈱、㈱ヤマト。

最後に、NPO法人「東上まちづくりフォーラム」ビジネス助っ人隊の
メンバーが紹介された。
エコストア2

私は、今回のアメリカ視察で2店も見てきたウォルマートを
思い浮かべていた。
ダラスとデンバーでエコストア・プロトタイプを実験したあと、
HE5タイプまで開発し、普及段階に入ったウォルマート。
アメリカでは、群を抜いた展開。
リーディングカンパニーとしての自覚がある。
wal

そして、私が考えている「幸せ基準」とともに
「環境基準」「省エネルギー基準」を有する企業が、
社会的にも求められるに違いないと確信した。

田村さんも言った。
「結論は、ダウンサイジングせよ、ということ。
サービス残業は経営者の手抜きだが、
店づくり、店舗運営の手抜きからは、
環境対策は問題解決しない」

私は、思う。
「環境対策、省エネルギー対策は、規模の大小を問わない。
そしてサービス残業に象徴される従業員の幸せ基準づくりと、
経営の姿勢においては変わらない」と。

商人舎ではエコストア研究会のメンバーを募集しています。
一緒に研究しましょう。

<結城義晴>

追伸
故障しておりました結城義晴の携帯電話が本日夕方、直りました。
皆様にはご迷惑をおかけいたしました。

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