結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年06月09日(土曜日)

ジジと慌てず急げ[日曜版2012vol24]

ジジです。
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もうそろそろ、日曜日。

これから、土曜日のおわりに、
ボクのブログははじまります。
そのほうがいいみたい。

ところで、
ユウキヨシハルのおとうさん、
きょうも、いません。
るすです。

どこへいったかというと、
ここです。
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わかりますか?
こんな夜景もあるところ。
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そう、シャンハイ。

ボクはいつものように、
ねながら、まってます。
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ねるところは、
ときどき、
かえるけれど。

シャンハイでは、あたらしいビルが、
つぎつぎにたてられています。
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シャンハイ・ヒルズ。

シャンハイ・タワーもみえる。
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建設中のビルも。
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おとうさんは、
たてものがすきだから、
シャンハイはいいですね。

もちろんそこで、講義も、
いっぱいした。
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おつかれさま。
ごくろうさま。
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ボクは、ねてるけど。

それからおもしろいものもあった。
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おさかなとくだもの。
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これはサンマ。
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こんなのも。
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こんなのまで。
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そうです。
おさかなうりば。
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スーパーマーケット。
「ole」というバナー。
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おみせをみると、
おとうさんは、
いつでも元気になります。
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どんなときにも、
勇気がでてきます。
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シャンハイの街のなかの彫刻。
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これは静安寺のうしろのモニュメント。
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いそぐひと。
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ゆっくりゆくひと。
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今日も一日、
慌てず急げ。

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おとうさんがつくった標語。
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ボクは、「ゆっくり」に徹して、
あわてずに、
ねてまつことにします。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2012年06月08日(金曜日)

上海でウーマート商品部トップ・ジェームズ朱さんと2度の合同講義

中国・上海の3日目。

この上海では、
facebookが繋がりません。

期待してくれている人々に申し訳ない。
でもブログはますます丹精込めて。

朝からプートン(浦東新区)の森ビル、通称・上海ヒルズへ。
2008年8月29日完成の、
高さ492メートル、地上101階、地下3階建て。
正式名称は「上海環球金融中心」。
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その56階にオフィスを設けている伊藤忠商事へ。
その会議室を借りて講義。
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眼下にプートン地区。
上海タワーも見える。
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㈱万代ミドルマネジメント視察研修チーム、
あっという間に帰国日を迎えて、
最後の勉強。
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まずはゲスト講師のジェイムズ朱さん。
中国チェーンストアランキング第10位は、
物見控股集団(ウーマート)。
その商品部トップ。
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中国のロータスからウォルマートを経て、
今年、このウーマートにスカウトされた。

素晴らしい講義だった。

通訳はシンさん。
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こちらも素晴らしかった。

パワーポイントを使って、
中国チェーンストアの動向やマル秘躍進企業の経営に関して、
語ってくれた。
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マル秘の大型M&Aの話も飛び出して、
ちょっとびっくり。

その後、私が総括講義。

朱さんの情報を解説しつつ、
何を学び取るか。
組織マネジメントに関しては、
ここでも「集権と分権」の問題が出て、
資本主義国も社会主義国も、
まったく変わらない。

その中で、社員を大切にする会社が、
大躍進していることが判明。
これは大収穫だった。
そして団長の㈱万代・西水啓介常務が、
最後のあいさつ。
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それから昼食に。
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上海の旧市街地とプートンの間を流れる黄浦江を臨むレストラン。

ほんとうにお疲れ様。

短い研修期間だったが、
「自ら、変われ!」

この後、第1陣は工場見学してから帰国。
私とシンさんは、第2陣を出迎え、
早速、視察に出発。

第2陣は万代ドライデイリー会の面々。

こちらは初めに、世界のウォルマートを訪問。
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2層のスーパーセンター。
大繁盛店。

上海では、ウォルマートやカルフールが出店する地区には、
中流以上が住む。
この店も同様。

つぎが世界第2位の小売業カルフール。
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こちらもプートン地区の金橋。
もちろん世界で最初に開発されたハイパーマーケット業態での進出。
この店はワンフロアの理想的なハイパーマーケットで、
大繁盛店。

そして世界第5、ドイツ第1位のメトロ。
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メトロはキャッシュ&キャリー業態で進出。
コストコに似た会員制問屋倉庫型店舗。

2時間足らずで、
世界小売業界のスーパースター店舗を訪れることができる。
考えてみると上海は贅沢な都市だ。

3社3店舗はそれぞれに、
しっかりとポジショニングを築いて、
これこそ一番の勉強になる。

それでも振り落とされる企業が出てくる。
厳しい競争にさらされているからだ。
3店の視察を終えて、
ホテルに戻る。
スイスホテル・グランド上海。
その3階会議室で、講義。
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中国小売業の重要な歴史と、
最新動向と基本トレンド。
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「後進の先進性」と「後発の優位性」。
そして高度成長時の小売業態と成熟期の小売業態。
そして再び朱さんとシンさん。
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なぜかパソコンがプロジェクターと連動せず、
ビジュアルがない中でのレクチャーで、
二人ともに難儀な講義で申し訳なかったが、
内容は素晴らしかった。

中国の「人財」の質の高さを痛感させられた。

最後に私がまとめて、
午後8時前に終了。

それから夕食へ。
プートン地区の廊亦坊正大店。
私にとっては一昨夜の上海料理。
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私の隣は万代社長の加藤徹さん、
右端は執行役総務部長の黒田智さん。
万代の取引先の研修会だが、
万代側からはお二人が参加。
青島ビールも中国産ワインも、
美味かった。

私にとっては、
一つの研修が終わり、
つぎの研修が始まる。

別れと出会い。

「おいらの人生、
いつも、それさ」。

明日からまた、
上海小売業界のスーパーストア店舗を、
駆け巡る。

(つづきます)

<結城義晴>

2012年06月07日(木曜日)

上海第2日目、台湾資本RTマートの圧倒的優位性に感動

上海に来て、2日目。
今日は上海市の4分の1くらいを回った。
充実した1日だった。

朝、集合して静安寺前へ。
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久光百貨店。
日本のそごうが運営していたが、
同社が2000年に経営破綻したあと売却され、
現在、香港利福國際グループと
上海九百グループの合弁会社となっている。
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その地階のフレッシュマートは、
高級スーパーマーケット。
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常時、オーガニック野菜を品揃えしている。

そして伊勢丹百貨店。
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ちょうど、日本物産展が、
1階のロビーで展開中だった。
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スペースは広くはないが、
結構にぎわっていた。
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その後は、ユニクロの旗艦店へ。
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パリやロンドン、そしてニューヨークの店にも引けを取らない。
素晴らしい。
この店の出来栄えが、
この地の多くの百貨店への、
ユニクロの出店を支え、促している。

今回の最大の収穫は、
やはりRTマート。
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世界最大のウォルマートも、
RTマートにはかなわない。
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世界第2位のカルフールもRTにはかなわない。
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イギリス第1位で世界第4位のテスコも、
RTの強さを認めずにはいられないだろう。
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ドイツ第1位で世界第5位のメトロも。
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さらに中国第1位の百聯集団を向こうに回しても、
RTマートは大奮闘。

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写真は世紀聯華。
センチュリーシティと名づけられている。
圧倒的に劣る店。

一方、RTマートは最強の店をつくっている。
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中国のチェーンストア・ランキング5位。
年商615億6700万元(7726億円)、185店舗。

現在、フランス第2位のAuchanの傘下にあるが、
RTマートとオーシャンを合わせると
グロサリーシェア0.9%と中国第1位。

その前で、全員で写真。
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RTマートの入り口にはいつも、
インパクトのあるプロモーションコーナーがある。
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店舗中央の巨大なコンコース。
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青果部門の鮮度と品揃え。
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肉はダイナミックにカットし、
平ケースで単品大量販売。
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ベーカリー売り場の内側はロの字型となっていて、
そこにはオーブンがある。
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コメの売り方も、丁寧。
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グロサリーのエンドも、単品量販で、
なおかつ楽しい。
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フランスのカルフールが開発したハイパーマーケット業態。
ウォルマートのスーパーセンターは、
フランス流ハイパーマーケットをアレンジしたフォーマットだ。
イギリスのテスコも、ハイパーマーケットで進出している。

これら強力な国際企業に対して、
RTマートは台湾資本でありながら、
健闘し、凌駕してしまっている。

これが最大の収穫。

夕方には、上海市最大の歩行者天国を歩く。
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昼食は飲茶。
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㈱万代グロサリー・住関部シニアマネジャーの児島博さん(右)、
同人事部シニアマネジャーの河野竜一さん(左)。

そして夕食は、北京ダック。
伊藤忠商事のお二人にも合流してもらって、
西水啓介㈱万代常務、
シンさんと写真。
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上海の伊藤忠集団董事長の幸村寛治さん(左)と、
伊藤忠㈱食料カンパニー食品流通部広域担当の山木敬太さん(右)。

幸村さんには上海商業の特徴や、
中国企業と取引きするときのポイントなど、
レクチャ-してもらった。

みんな十分に満足していることは、
写真からもお分かりのことと思う。

中国の小売業競争は、
ハイパーマーケットとコンビニに、
スーパーマーケットがはさまれて、
まだまだ育っていない。

日本の高度成長のときに、
ダイエーをはじめとする総合スーパーが躍進して、
食品スーパーマーケットが苦戦していたのと、
同じ構図。

ただし現在の中国には、
コンビニがまた、増えた。
これは「後進の先進性」で、
世界最先端の知恵が活用されている。

そのハイパーマーケットで、
台湾資本のRTマートが抜きんでている。

ここから学ぶものは、
非常に多い。

それを考えつつ、眠ろう。

では、
日本の皆様、
お休みなさい。

<結城義晴>

2012年06月06日(水曜日)

上海のウォルマート、カルフール、メトロ、Ole、citysuper駆け巡り

ここ上海は、日本より、
1時間遅い。

だから今、午後10時52分。
日本は11時52分。

日本時間にすれば、
もう、ブログアップの時間が迫っている。

朝、自宅からタクシーを飛ばして、
成田空港へ。

そしてエアー・チャイナに乗り込む。
成田は雨だった。
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3時間近く飛ぶと、
泥色の川。
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ああ、上海に近づいた。
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機内ではひたすら読書。

到着すると、
シンさんが笑顔で出迎えてくれた。
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大阪の関空からは㈱万代のミドルマネジメント30名。
西水啓介常務が団長。
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バスに乗り込んで、すぐに出発。

まずはメトロへ。
世界第5位のドイツ第1の小売企業。
FORTUNEのグローバル500では第65位。
ここ中国では38位で、年商130億元(1732億円)、54店舗。
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キャッシュ&キャリーというメトロ独特の業態。
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会員制倉庫型の広大な売り場に、
フルラインの品ぞろえ。

メトロはユニークで質実剛健の社風で、
中国でもしっかりしたポジショニングを築いている。

つぎは、カルフール。
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世界小売業第2位のフランス企業。
世界企業ランキングでは32位。
年商1203億ドル、100円で換算すると12兆円の企業。

中国では、第7位で、
年商452億元、5672億円。
店舗は203店ある。
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この店はワンフロア構成の理想的なハイパーマーケットで、
上海のモデル店であり、大繁盛店。

昨年から始めた「カルフール・プラネット」のフォーマットを導入して、
上出来の売場づくり。

本国以外のカルフールで、
こんなにいい店は久しぶりに見た。

実際の訪問順序は異なるが、
つぎは世界のウォルマート。
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言わずと知れた世界第1位の企業。
年商4218億ドル、42兆円。

中国では、第9位のチェーンストアで、
年商430億元、5397億円。
店舗数は271店。
エブリデーロープライスを、
この中国でも貫徹しているから、
カルフールよりも店数は多いが、
年商は少ない。
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しかし精肉のばら売り平台には、
顧客が群がっていた。

中国の外資3社のハイパーマーケットを、
プートン地区で視察し、比較した。

どの店も、どの企業も、
自社のポジショニングをしっかりと構築している。
それはさすがに国際級の競争と言える。

まだまだ、明日、明後日と、
激しいハイパーマーケットの競争を実感する。

今日は高級スーパーマーケットも2店訪問。
ひとつはOle。
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中国第4位の華潤万家有限公司の高級スーパー。
チャイナ・リソース・エンタープライズという会社で、
年商827億元、1兆0379億円。
店数は3977。

凄いスーパーマーケット企業で、
この店自体は、まだまだオープンしたばかりで、
売れてはいないが、
店づくりは国際級。
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私は「後進の先進性」「後発の優位性」という概念を、
信じているが、
このOleにはそれがくっきりと出ている。

今年の3月に訪れた台湾のジェイソンズに似た雰囲気を醸し出している。

次に同じく高級スーパーマーケット。
こちらはもう定評がある。
シティ・スーパー。
これも香港系資本。
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これもハイクラスのifcモールに出店している。

日本で言えば、そごう西武のシェルガーデンのような店。
あるいはクイーンズ伊勢丹か。
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しかしちょうど2年目を迎えてプロモーションを展開しているが、
こちらはしっかりとなじんで、固定客もついている。

もちろんそれは高所得者やニューリッチと言われる人々。
そして日本や韓国、アメリカやヨーロッパ企業の駐在員など。

昭和28年にオープンした紀ノ国屋や、
兵庫県のいかりスーパーのような店。

これも広域商圏店舗だが、
それだけにしっかりとポジショニングを確立しなければ、
成立はしない。

スーパーマーケットに顧客を引っ張り込むための、
フードサービス、ファストフードが気が利いている。

店舗だけでなく、テナントぞろえもよい。

視察が終わるともう5時を過ぎている。
それでも伊藤忠商事の上海オフィスへ向かって、
その会議室をお借りして講義。
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中国小売業の近代化の歴史の勘所を押さえて、
それから業態のレクチャー。
そして2012年中国チェーンストアランキング、
その上位企業の動向をガイダンスしながら、
中国小売業の特徴を語った。
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食事はプートンの「廊亦坊正大店」。
もちろん上海料理。

窓の外にバンドの夜景が浮かぶ。
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西水さん、シンさんと並んで写真。
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帰りのバスの窓に、
上海タワーがくっきり。
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高さ467.9m。
東京スカイツリー完成前は、
アジア第1位だった。

心なしか元気がないように見受けられた。
(明日に続きます)

<結城義晴>

2012年06月05日(火曜日)

野田改造内閣にもマンユー香川、レイズ松井にも期待し応援したい

野田改造内閣発足。

野田佳彦首相のコメント。
「全身全霊を傾けて
一日一日大事な決断をしていく」。

私はいつだって、
自分の国のリーダーのこんな決意表明を、
温かく、応援しながら、
受け止めたい。

そうしなければ、
私たちは不幸だ。

小泉純一郎のあとの、
自民党の安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、
そして民主党に変わって、
鳩山由紀夫、菅直人、
それから野田佳彦。

私の毎日更新宣言ブログは、
安倍から野田まで、6人の首相の間、
毎日毎日、書き続けられている。

そして私は、ずっと、
その時のリーダーを、
心情的に支援し、応援してきた。
ブログを読んでいただけば、
分かると思う。

それは時の首相が、
良きリーダーとして力を発揮してくれることが、
何よりも私たちみんなのためになると思うからだ。

その意味で、私は、
従順な羊でありたい。

もちろん選挙のときには、
厳しい裁判官のようになりたい。

しかし内閣改造に関しては、
大いに期待したい。
期待しなければならないと思う。

今回は、「社会保障と税の一体改革関連法案」の成立に向けて、
自民党との修正合意を最優先させる姿勢を強調。

5閣僚が新任、13閣僚が留任。

防衛相は森本敏拓殖大大学院教授、
国土交通相は羽田雄一郎民主党参院国会対策委員長。
法相に滝実、農相に郡司彰、郵政民営化・金融相に松下忠洋。
いずれも初入閣。

民間人の防衛相起用は初。

これ、とてもいいと思う。

はじめてのことをどんどん行う。
それは、いい。

商人舎今月の標語そのもの。
「前向き・上向き・外向き」

すぐに誰かがぼろを出してしまうかもしれない。
そしてまた「任命責任」が問われることになるかもしれない。

しかし新任・初入閣、
何が悪いと開き直るべし。

民間人でも田中直紀の体たらくよりは、
なんぼもいい。

とにかく、今は、
就任した人々に頑張ってもらいたい。

マンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司や、
レイズに昇格した松井秀喜と同じように、
期待するし、応援する。

今日は紫陽花が美しかった。
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時間に追われていたが、
立ち止まって、カメラを取り出して、
シャッターを切る。
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この、心の余裕を失いたくはない。

さて昨日、㈱伊藤園の2012年度4月期決算の記者発表があった。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサーの松井康彦が、
記者会見に参加して、レポートを送ってくれたので、
それを報告しておこう。

東京プリンスホテル福寿の間で、
本庄大介社長が数値発表。
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連結売上高は前年比5%アップの3692億8400万円。
経常利益は8.8%増の179億8500万円。

売上げの48.2%を占める日本茶飲料が0.1%増と堅調。
これは「おーいお茶」や麦茶。

さらに「充実野菜」などの野菜飲料、
子会社チチヤスとの共同開発「朝のYOO」が好調だった。

ペットボトル、容器フィルムの包装資材の軽量化、
配送ルートの物流の見直しなども進み、
コスト削減が図られたことも利益面に貢献。

海外事業も北米でのTeas’teaをはじめ、好調。
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< 写真はホールフーズの売場>

伊藤園は今年度、新たに執行役員制度を導入。
世代交代による2014年4000億円体制を進めていく。

大介さんもほんとうに社長として、
立派になってきた。

こちらも期待し、応援しよう。

昨夜は、立教大学ビジネスデザイン研究科で、
フード&ベバレッジ・マーケティングの講義。
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履修者は15名くらいだが、
聴講生がいつも10人くらいになって、
クラスは大盛況。

もちろん履修生の勉強の邪魔をする聴講生はいない。
しかし私は聴衆が多ければ張り切る。
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ここのところ、疲労気味だが、
講義が始まれば、
いつもと変わらない。
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チェーンストア経営に関して、
3時間語ったが、まだ足りず、
2週間後に引き継いだ。

今日は、朝から、
東京・大門のカスタマーコミュニケーションズ㈱で、
臨時取締役会。
略称CCL。

今月、26日に開催される株主総会のための確認。
西川明宏社長、米倉裕之取締役ともに、
一歩一歩、ビジネスモデルの革新を図ってきて、
新しい地平が見えてきた。

こちらも期待しよう。

その後、㈱プラネットを訪れ、
玉生弘昌社長、井上美智雄副社長、
川崎清常任監査役と懇談。

こちらの会社は、順風満帆。

プラネットがCCLの最大株主。

日用雑貨・化粧品のEDIを行うプラネットは、
この産業のインフラ機能を担う会社。
いわばパブリックな役割を果たす。

だから顧客ID付きPOS情報をマーケティングするCCLの後ろ盾として、
最適の会社だと思う。

その両者に私は協力し、応援する。

私は㈱商業界時代から、
どういうわけか株式会社でありながら、
公的機関のような組織で仕事してきた。
マスコミやジャーナリズムには、
もともとそんな役目がある。

㈱商人舎もほんとうに小さな会社だが、
「商業の現代化と知識商人の養成」を、
大上段に掲げた。

パブリックであろうとしている。

パブリックであろうとするかぎり、
パブリックなものに期待し、応援する。
もちろん時には手厳しく批判する。

オール日本スーパーマーケット協会の機関誌で、
私は「応援団長の辛口時評」という連載を書いている。

もう、5年になる。

毎月、3000字の原稿を、
54本書いてきた。
全部で17万字になるか。

「辛口の応援団長」。
なかなかそれに徹することは難しいが、
基本的に応援し、
是々非々で批判する。

それが私のポジショニング。
私の在り方。

明日から、中国は上海。
自分の存在価値を確認して、
出立することとしよう。

辛口応援団長の上海レポート。
ご期待ください。

<結城義晴>

2012年06月04日(月曜日)

イオン1200店開店7時の「前向き・上向き・外向き」とセレンディピティ

Everybody! Good Monday!
[2012vol23]

Good MorningやGood Afternoonがあるのだから、
Good Mondayもあってよろしい。

ということで、毎週月曜日のごあいさつで、
使い始めたGood Monday!

2007年8月31日に、
私は株式会社商業界の代表取締役社長を退任。

その直後の2007年9月3日から、
Good Monday!を始めた。

今日で238回目となります。
つまりGood Monday!とあいさつするブログは、
238週目。

これは52週×4年=208週+30週。
4年と30週、月曜日には、
Good Monday!とやっていることになる。

その間、当然ながら、毎日更新。
あ~ぁ。

今日から、2012年第23週。
6月第2週となります。
これも、1月最初の週を第1週として、
ウィークリー・マネジメントを意識してのこと。

2月末が決算の会社は、
3月第1週を「年度の第1週」、
3月末決算の会社は、
4月第1週を「年度の第1週」と、
設定し、決めごとにするとよい。

5月はいい季節でした。
6月上旬もそれが続く。

新緑や図書館の椅子窓向きに
〈日経俳壇 横浜・癸生川昭〉
さわやかな風が図書館にも、
吹き込んでくるようです。

アイドルのやうに揃へし苺かな
〈朝日俳壇 坂戸市・寺澤潔〉
八百屋さんでしょうか、スーパーマーケットの青果担当者でしょうか、
AKB48のように苺を陳列する。

恋文のように新茶の封ひらく
〈朝日俳壇 藤沢市・寺田篤弘〉
こちらはお茶の好きな顧客。
新茶には恋文のような期待感があります。

「味よりも見映えと安全が売れてます」
直売場に農夫は嗤(わら)

〈朝日歌壇 ひたちなか市・篠原克彦〉
地産地消の地場野菜コーナー。
農夫は味を誇りたいのかもしれない。

日曜日の日経新聞の「詩歌・教養欄」、
月曜日の朝日新聞の「俳壇・歌壇」。
私はどちらも好きです。

辛き日は朝たんたんと起き出して
夜たんたんと眠るべきなり

〈日経歌壇 上尾・菅原玲子〉
たんたんと起き、
たんたんと眠る。

いいですね。

どこぞの社長さんにも、
アドバイスしましょう。

5月6月は、通常、
そんな時期ではないはずだけれど、
どこかに、
たんたんと起き、
たんたんと眠る人あり。

それにしても、
それを専門とする俳人たちの俳句。
素晴らしい。

それに比べて・・・・・・・・。

㈱商業界『食品商業』誌、
「このまま使える販促企画書」は、
私が同誌編集長の時代から続く毎月の連続特集。
その「6月野菜」の見出しのところに、俳句がある。
「幅広げ、ナスを量販 待ったなす」
くだらない、くだらなすぎる(笑)。
座布団ぜんぶ召し上げ。

さて今週は、
「歯の衛生週間」
「このまま使える販促企画書」の表紙に、
㈱アイダスグループ署名で、出ている。
「歯を中心とした口腔内の衛生に関する知識を、
普及、啓発する取り組み」が必要。
「歯の健康をサポートする商品の売り込みを強化」

この後がいい。

売り込むのは、
「歯磨きの他」にも、
「よく噛む」もの。

「レンコン、竹の子、ゴボウ、玄米、海藻類、シシャモ、肉類など、
噛み応えのある食品を食事に取り入れることを提案する」

そして、最後に、
「レシピの設置」が必須。

今週はそんな日々。
平穏で幸せな毎日ですね。

今週日曜日の10日が入梅」、
この日は「時の記念日」。

1920年制定の日本独自の記念日。
「時間をきちんと守り、
欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけた。

つまりは“punctuality”。
時間厳守。

時間の大切さを尊重する記念日。
良いことは、どんどん広め、提案したい。

さて私の今週のスケジュール。

今日は午前中に来客。

鈴木國朗さん
㈱アイダスグループ代表取締役社長。
そして齋藤隆さん。
㈱ライフスケープマーケティング取締役会長。
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鈴木さんはご存知、
マーチャンダイジングとプロモーションの実践コンサルタントの第一人者。

『食品商業』誌に、もう、20数年、
毎号、欠かさず執筆しているし、
『チェーンストアエイジ』や『販売革新』誌の常連執筆者。

齋藤さんは「食マップ」の生みの親、育ての親で、
現在、その会社の会長。

未来型店舗・フューチャーストアや、
アメリカ・ヨーロッパの食品マーケティングについて、
意見交換。

面白かった。

今日、夕方は、立教で、
フード&ベバレッジ・マーケティングの講義。

明日は、午前中、
カスタマーコミュニケーションズ㈱の臨時取締役会。
午後は、東邦大学医学部付属池尻病院で目の検査。

そして水曜日から、来週月曜日まで、
中国は上海に出張。

あっという間に、今週が終わる。

今月の商人舎標語。
「前向き・上向き・外向き」

意味はとても良いが、
語呂が悪い。
そこで提案した。
「ま・え・む・き
う・え・む・き
そーと・むき」

でも、今朝も、
この語感に、
引っかかってしまった。

昔から詩を作ったり、
文章を書いたりするとき、
どうも満足できないことがあると、
いつまでも引っかかる。

そんなこと、どうでもいいじゃないか。
そんなふうに言ってくれる人もいるが、
自分で、納得できない。

「ま・え・む・き
う・え・む・き・
そ・と・む・き・ー」
この方がいいかな。
「きー」というところ、
語尾を強める。

やっぱり、こっちがいいか。
「前向き・上向き・お客向き」
まだ、迷っているけれど、
ご理解ください。
私の気分。

さて、今朝の日経MJ。
一面の特集。
「朝7時台 客は来る」
イオンがこの6月1日から、
全国の1200店で、
開店を午前7時に繰り上げた。

9月初めまでの期間限定。

「狙いはシニアとサマータイムの需要」。

私は初めから、いいね!」を打った。

(これ、言わずと知れたfacebook風)

ただし、たった一つ問題があるとしたら、
コストや労働との関係。

イトーヨーカ堂は、
「物流などの仕組みを変えようと思えばできるが、
負担が大きすぎる」

いなげやも「検討しない」。
いなげやは4月に、
約100店のうち、29店を9時開店に変更。
しかし「7時台にニーズがあるのか疑問」。

ダイエーも「午前6時~8時に店に届く納品の便を
早める困難に比べてニーズは少ない」。

一方、イオンは、
この3カ月間、1200店で、
「170億円の増収を見込む」し、
イオンリテール副社長の星野三郎さんは、
「目標の上振れを目指す」。
鼻息が荒い。

問題のオペレーションは、
例えば品川シーサイド店では、
「品出しを始めるのは、
従来より1時間だけ早い午前4時」
(イオンは午前5時から作業開始なのか?!)

「一部の加工食品を前夜に並べ、
開店前は従業員一人当たりの生産性を上げて対応する」

「店内作業を減らす対策」も講じられる。
つまり、センター加工、店外作業比率を高める。

さらに開店時の品出し基準も下げる。

これらの改革のためには、
作業やオペレーション・システムに、
知恵が要求される。

私はこの知恵を、
徹底的に絞り出すところから、
イノベーションが生まれると思う。

場合によっては、
「セレンディピティ」(serendipity)が生まれるかもしれない。

これは「当初は目的としていなかった副次的な成果」。
外山滋比古さんが『知的創造のヒント』や『思考の整理学』のなかで、
何度も指摘している。

「ニーズ」があるのかないのかは、
やってみなければわからない。

やってみたら、
予想もしないイノベーションが生まれる。

ピーター・ドラッカーのイノベーションの7つの機会。
一番多かったのが、
「予想しない失敗や成功から生まれるイノベーション」。
これも、「前向き・上向き・外向き」から生ずる。

「ニーズがあるから、やってみる」
「ニーズがないから、やらない」

どっちが「前向き・上向き・外向き」?
どっちが「下向き・内向き・後向き」?

成功する、成功しないの問題ではない。

「前向き・上向き・外向き」か、
「下向き・内向き・後向き」か。

その姿勢の問題。
語呂は後者がいいけれど。

考えてみるだけでも、意義がある。

では、みなさん。
Good Monday!

<結城義晴>

2012年06月03日(日曜日)

ジジと渋木克久君・純子さんの結婚のお祝い[2012日曜版vol23]

ジジです。
6月です。
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ジューン・ブライドの月。

きのう、ユウキヨシハルのおとうさん、
rikkyoへ、いきました。
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ゼミをやって、
それから夕方、ギンザへ。
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あなぐらのようなお店。
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そのいりぐち。
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ワインにかこまれたワインセラーみたいなお店。
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「ル・シズィエム・サン」。
オエノン・グループのフレンチ・レストラン。

そこで、おいわい。
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結城ゼミ2期生のシブキさんが、
結婚しました。
ジュンコさんと。

みんなで、カンパイ。
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同期生と結城ゼミOB会長のナゴヤさんが、
あつまった。

おいしいフランス料理を、
たのしんだ。
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パン。
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アミューズブーシュ。
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ドライフルーツのビスキュイにのせた和牛モモ肉のコンフィ。
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フレッシュ・フォアグラと菜の花のチュイルをそえて。

パセリ・春菊・小松菜のクリームスープ。
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グルヌイユのフリットと鮑とともに。

よくわからないけど、すごい。
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ボクも、おなか、すいてきた。

ブルターニュ産ヒラメのショー・フロワ、
ウドと山芋のピューレ。
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マティスの絵みたい。

ビュルゴー家鴨胸肉のロースト、
アプリコットソース、
アスペルジュ・ソヴァージュとミニアーティチョークのグラタン。
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ボクは、ガマンできません。
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シーバだけど。

いただきます。
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「・・・・・・・・・・」
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「ごちそうさま」
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ボクの食事はシンプルです。

メニューがすすんだら、
でてきました。
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おいわいのお皿。
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シブキさんとジュンコさんの笑顔。
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そろって、ロウソクの火をふきけした。
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拍手、パチパチ。

おめでとうございます。
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おとうさんは、
じぶんのこどものことのように、
うれしかった。
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おしあわせに。
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ボクも、おいのりしています。

<『ジジの気分』(未刊)より>

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