結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年01月31日(日曜日)

ジジの登場[日曜版2016vol5]

サンデー・ジジ デス。
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カエッテキマシタ ヨ。
オトウサン。

ユーキゼミ ノ ミナサン
オハナ アリガトウ。
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ボク オハナ
ダイスキ デス。

ボク ガ ウマレタノハ
2005年3月7日。

ソレカラ 5月 ニ
ユーキ家 ニ
モラワレテキマシタ。
050401d

オトウサン ハ ソノコロ
トテモ トテモ イソガシクテ
ボクノコト アンマリ
カマッテク レマセンデシタ。

デモ ソノ年 ノ 12月 ニハ、
コンナニ オオキク ナリマシタ。
2006 12 113
ハジメテ ノ 冬
サムカッタ。

デモ ボクハ フカフカ
ダカラ 大丈夫デシタ。

ソレカラ ソレカラ
2007年ノ5月6日。
ジジ2007年5月6日
モラワレテキテカラ
2年 ガ タチマシタ。

春。

イイ天気 デ ゴキゲン。

オトウサン ハ コノコロ
人生最大 ノ 危機 ニ
アリマシタ。

ソノトキ ボク ガ
ソバ ニ イマシタ。

オトウサン ハ
ソノ年 ノ 8月31日 ニ
㈱商業界社長 ヲ
退任シマシタ。
退任の日3

ソシテ マイニチ カナラズ
ブログ ヲ
カクヨウニ ナリマシタ。
9月2日の朝2

ソノ オトウサン ノ ブログ ニ
ボク ガ ノッタノハ
2007年 ノ 9月30日 デシタ。
ジジ

あんまり
ひざしが
まぶしくて

あんまり
せなかが
やわらかくて

ねこの目
ねこの目
黄色にとけた

ねこの目
ねこの目
黄色にとけた
(磯村ゆき)

ソレカラ ボク ハ 428回 モ
日曜日 ノ ブログ ニ
デルコトガ デキマシタ。

アリガトウ。

ソノコト ワスレマセン。
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ゼッタイ ニ ワスレマセン。

アリガトウ。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2016年01月30日(土曜日)

結城ゼミOB会新年会と「黒田バズーカ」のマイナス金利政策

毎月のことだが、
『AJSネットワーク』が届けられた。

私の連載は98回目。
「スーパーマーケット応援団長の辛口時評」DSCN7618-6
田尻一会長(サミット㈱社長)は今月、
いちやまマートを訪問。

それから京都のマツヤスーパーも登場。
ちょうど月刊『商人舎』1月号で取材したばかり。
最近、同社への見学者が増えているとか。

今日は今年最後の新年会。
立教大学大学院・結城ゼミOB会。
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会場は池袋のジェイドガーデンで、
まずは乾杯。

私の立教ビジネスデザイン研究科時代の、
ゼミ修了生は5年間で30人の所帯。

一人ひとり顔を見ると、
それぞれの修士論文が思い浮かぶ。

みんな紆余曲折の人生を歩んで、
さまざまに社会貢献してくれている。IMG_7707-6
それが何よりうれしい。

最後はカラオケで仕上げ。IMG_7719-6
私は1曲も歌わず語り合い、
そのあとはずっと眠っていた。

今週はなんだか疲れた。
この夜も酔い過ぎた。

さて、日銀の「黒田バズーカ」
日本銀行の黒田東彦総裁が、
「マイナス金利政策」を決定。

銀行の預け金に“手数料”を課す。
異常の金融政策。

日銀に眠っている銀行の預け金を、
民間経済に回して、
景気と物価をテコ入れするため。

黒田総裁は、物価2%のインフレターゲットのため、
「必要な場合は追加的な金融緩和措置を講じる」

具体的には、2月16日から、
銀行が日銀に新たに預ける分に、
マイナス0.1%の金利がつけられる。

つまりお金を預ける方が金利を支払う。
したがって銀行が日銀に預けると預金が減る。

そこで銀行は日銀に預けて預金を減らすよりも、
融資や株式投資などに資金を振り向ける。

そうすると企業の活動が活発になり、
収益が上がり、賃金が改善される。

つまり景気回復と物価上昇を実現させる。

さらに金利が下がれば、
金利差による円高圧力も和らぐ。

ただし、これでは銀行の収益力は低下する。
その結果、特に中小企業向け融資などが
抑えられる懸念がある。

そこで日銀は、
銀行が既に預けている預金には、
従来通り0.1%のプラス金利を付ける。

当たり前だが。

これは我が国としては初めてのことだが、
ヨーロッパでは欧州中央銀行(ECB)は、
一昨年、マイナス金利を採用している。

日本がヨーロッパと同じ政策を採るのは、
為替市場の矛先が円に集中するのを避けるため。

だから「必要な場合はさらに金利を引き下げる」

毎日新聞は巻頭の『余禄』で、
井原西鶴を引用した。
「世界にこわきものは
酒の酔と銀の利にて御座候」

そして結論。
「金利の正負逆転には
西鶴もびっくりだろうし、
市場の酔いをさまさぬよう
くり返される金融緩和には
何やら空恐ろしいものがある」

実感だ。

物価2%アップのインフレ目標のためなら、
打てる手は何でも打つ。
日経新聞は「劇薬の投与」と表現したが、
マイナス金利はまさに異常政策。
これが恒常政策となってはいけない。

日本の小売業ではやりの、
「異常値」売上げづくりの戦術なども、
恒常政策となってはいけない。

全体が売れることが必須だ。

目標は消費と経済の活性化。
我々もそれに貢献するという意味で、
全体が売れる仕事に、
まい進しなければなるまい。

〈結城義晴〉

2016年01月29日(金曜日)

池上彰「マスコミのななめ読み」としまむらの「柔らかな商人」

「今夜は雪になりそうだね」

なんだか昔話のような言い回し。
これもまたいい。

甘利明経済財政・再生相の辞任から1日。
まだまだ解明されねばならないことも多いが、
想像したほどに騒がしくはない。

石原伸晃衆議院議員が、
素早く後任に決まったからでもあろう。

あっさり認めたから、もう、
突っ込みようがないということもあろう。

新聞やテレビなどマスコミ各社の、
取り上げ方もまちまちだ。

朝日新聞の連載、
「池上彰の新聞ななめ読み」

おもしろい。実に。

今朝のタイトルは、
「安倍氏は誰と食事した?」

安倍首相の前日の行動が、
各紙の朝刊政治面に掲載される。

1月22日の日本経済新聞のタイトルは、
「首相官邸ログイン前の続き」

18時55分
「大手町の読売新聞東京本社ビルで
渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長ら」

20時52分
「富ケ谷の私邸着」

日経の記事を見ると、
安倍さんとナベツネさんらの
夜の会食のように見える。

同じ趣旨の毎日新聞の「首相日々」

ナベツネさんのほかに、
「今井環NHKエンタープライズ社長、
評論家の屋山太郎氏らと会食」
名前が付け加えられる。

さらにその当事者のナベツネさんの
読売新聞「安倍首相の一日」

「東京・大手町の読売新聞東京本社ビル。
渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長・主筆、
清原武彦産経新聞社相談役、
芹川洋一日本経済新聞社論説委員長らと会食」

あれれ。
産経の相談役と日経の論説委員もいたのか。
しかも読売新聞本社ビルでの会食。

日経に、そのことは記されてない。

最後に朝日新聞の「首相動静」

「渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長、
橋本五郎・読売新聞東京本社特別編集委員、
今井環NHKエンタープライズ社長、
清原武彦・産経新聞相談役、
ジャーナリスト・後藤謙次氏、
芹川洋一・日本経済新聞論説委員長、
早野透・桜美林大教授、
評論家・屋山太郎氏と食事」
読売、産経、日経にNHKまで。

しかし朝日のこの記事は、
一カ所間違いがあって、翌日の紙面で、
「早野氏は同席していなかった」と訂正。

つまり朝日、毎日は、
この会食から外されて、
だから間違い記事となった。

池上さんのこの「新聞ななめ読み」

マスコミのトップやジャーナリスト、評論家、
そして学者たちの派閥、グループが、
よく描き出されていて、実に有益だ。

新聞や雑誌を読んだり、
テレビを見たりするときに、
わかりやすく言えば、
安倍さんや自民党と仲良しなのか、
その反対なのか。

知っておくと、
読み方も客観性を帯びてくる。

甘利明事件をすっぱ抜いた『週刊文春』が、
この会食に呼ばれることは、
もちろん、絶対にない。

朝日や毎日の記者と、
居酒屋で飲んでいるかもしれないけれど。

私のブログでは、
圧倒的に日経新聞の情報が多い。
それは小売流通サービス業の情報量は、
圧倒的に日経に軍配が上がるからだ。

しかしその日経新聞も、
読売・産経・日経とつながる路線にいる。

それは認識したうえで、
日経記事を引用し、評論する。

さて一昨日のその日経新聞に、
しまむら、「デフレの申し子」が
迫られた決断

「しまむらが復活を遂げつつある」

2014年2月期決算では5期ぶりの減益。
15年2月期も1988年の上場来初の2期連続減益。
さらに今年度第2四半期までも減益。

ところが、第3四半期までの連結純利益は、
一転、前年同期比で3%増の194億円。

12月の既存店売上高も、
前年同月比8.5%増。

劇的な回復だ。

その理由の第1は、
プライベートブランド「裏地あったかパンツ」

「社長、2300円以上するデニムパンツは
しまむらでは売れません」

「品質とコストを考えたら
2900円でも安いくらいだ。
思い切ってやれ」――。

しまむらのパンツ類は従来、
1900円前後がプライスポイント。

野中正人社長と商品担当幹部の、
激しい議論の末、
野中さんが押し切って投入。

フタを開ければ初年度で、
50万本以上を売る大ヒット。
関連品を含めると80万本となる。

野中さん。
「消費者の目は肥えている。
品質さえ伴えば、しまむらでも
高価格商品で戦える」

つまり、安さを前面に打ち出すだけでは、
顧客のニーズをとらえきれない。

だから「価格とともに商品政策の見直しに着手」

それが「裏地あったかパンツ」や、
「長期企画商品」と称するコア商品となった。

これらの高付加価値商品の投入で、
今年第3四半期までの既存店客単価は、
前年同期比で6.3%増。

「しまむらでは売れません」の、
固定観念は恐ろしい。

そしてどんな場合にも、
攻撃作戦があれば、
防衛作戦もなければいけない。

第2は防衛の「在庫管理の見直し」

「従来は商品部長が
仕入れと在庫管理の両方を管轄していた」

従って「商品の仕入れに目が行き
店頭に在庫が積み上がってしまっていた」

よくある話だ。

そこで「売場管理部」を新設。
商品部でキャリアを積んだベテラン社員を、
この売場管理部の責任者に据えて、
シーズンごとの店頭在庫管理を徹底。

すると商品の売れ残りが激減。

ただし、この二つの作戦を採用したからといって、
しまむらの第三四半期のような劇的転換は、
そう簡単に起こるものではない。

記事にはそれが書かれていない。

ところで、先々週、上海を訪れた際、
多くのショッピングセンターを視察した。DSCN9604-6

そのひとつの商業施設に、
「Shi ma la」が入っていた。DSCN9608-6

日本のしまむらの中国進出店舗。DSCN9609-6
中国語では「飾夢楽」、
英語表記はShimala。

会社は飾夢楽商貿有限公司。

2012年4月に中国大陸進出第1号店を、
上海にオープン。

店舗面積は標準化された約1000m²で、
日本のファッションセンターしまむらと同じコンセプト。DSCN9610-6
現在14店舗まで店舗数は増えたし、
中国のGDPの成長率と、
同じくらいの売上げの伸びを示す。

ただし、不動産費比率が日本に比べて高い。

総経理の小板橋哲也さんが、
店内を回りながら丁寧に説明してくれた。DSCN9615-6
㈱万代社長の加藤徹さんと一緒に写真。

ここで私が感じたのは、
しまむらの社員のひとたちのマインド。

なんというか、
とても素直で柔らかい商人。
極めて原則に忠実で、
フェアな精神を持っている。

なにより、言うこととやることが一致している。

これがしまむらのDNAなのだと思う。

それは実質的な創業者だった藤原秀次郎さんから、
昨年、退任した福間昭彦さんに引き継がれ、
さらに野中正人さんへと継承されたものである。

中国・上海の地で、
小板橋さんからそれが感じられて、
私はちょっと驚いた。

そしてこのしまむらのDNAが、
今期の第3四半期の劇的回復を、
実現させた原動力だと思う。

「デフレの申し子」――
さまざまなマスコミが、
しまむらにつけたキャッチフレーズ。

しかし他者から名づけられたコンセプトでは、
「しまむらでは売れません」となってしまう。

もともと組織体質となっているものを、
しっかりと刺激すると、
それは思わぬ潜在力を生み出す。

ユニクロが、
ハードでファストな、
リテイラーだとすると、
しまむらは、
やわらかくてゆったりとした、
商人だ。

第3四半期の攻撃策と防御策は、
表の作戦である。
裏側にあるものが、
表の作戦を数字にするのだと思う。

〈結城義晴〉

2016年01月28日(木曜日)

糸井重里の「夢に手足を。」と甘利明辞任の「質のよくない金」

甘利明経済財政・再生大臣、
閣僚を辞任。

やはり。

どの情報が事実なのか。
私にはわからないが、
二度の現金授受を認めて辞任するのならば、
『週刊文春』の記事が出た段階で、
すぐに事実関係を調べて、
即座に決断すべきだった。

安倍晋三首相が慰留に努めたらしいが、
それも事実とすれば、
筋が通らない、おかしな話だ。

押し切ることができる、
という甘い判断だったのだろうか。

経済界からは、もったいないの声。

それも理解できなくはないが、
こんな前時代的な金銭授受行為が、
本当に行われたのだとしたら、
開いた口が塞がらない。

いい政治家の一人だと感じてはいたが、
残念ながら我が国の政党政治は、
いまだ、低次元だ。

何とも言えない気分にさせられる。

『ほぼ日刊イトイ新聞』
巻頭言「今日のダーリン」で、
糸井重里さんが書く。

「株式会社東京糸井重里事務所が
どういうことを考えて、
どういうことをしていく会社なのか、
やっとことばになった」

夢に手足を。

 夢には翼しかついていない。
 足をつけて、
 歩き出させよう。
 手をつけて、
 なにかをこしらえたり、
 つなぎあったりさせよう。
 やがて、目が見開き、
 耳が音を聞きはじめ、
 口は話したり歌ったりしはじめる。

 夢においしいものを食べさせよう。
 いろんなものを見せたり、
 たくさんのことばや歌を聞かせよう。
 そして、森を駆けたり、
 海を泳いだりもさせてやろう。

 夢は、ぼくたちの姿に似てくるだろう。
 そして、ぼくらは、夢に似ていく。
 夢に手足を。
 そして、手足には夢を。

まったく、素晴らしい。

日本の小売業も、
「夢に手足を。」であるべきだ。

日本の消費産業も、
もちろん「夢に手足を。」でありたい。

そして日本の政治も、
「夢に手足を。」でなければならない。

わが商人舎も、
「夢に手足を。
手足には夢を。」だ。

今日は、朝から、
東京の御成門。

東京タワーが美しい。DSCN7610-6
やはりこのタワーの下に、
30年暮らした私は、
東京スカイツリーよりも、
こちらに愛着がある。

右手に目を向けると、
愛宕ヒルズ。DSCN7611-6

そして今朝は、恒例の取締役会。
カスタマーコミュニケーションズ㈱。
愛称・略称はTrue DataのCCL。

順調に報告と議論と決議とが終わって、
浜松町駅前の㈱プラネットへ。DSCN7614-6
CCLのオフィスもいいが、
こちらも実に快適な空間。

代表取締役会長の玉生弘昌さん(前列右)と、
CCL常勤監査役の中川浩之さん。
後ろはCCL社外取締役の田窪伸郎さんと私。DSCN7612-6
中川さんは元㈱宇徳代表取締役社長。
田窪さんは優秀な経営コンサルタントで、
㈱コーポレイトディレクションのパートナー。

玉生さんを囲んで、
その論文集や書評冊子を見ながら、
楽しい懇談。

考えてみれば、
プラネットこそ「夢に手足を。」で、
日本の卸売業と製造業に、
EDIの架け橋を作ってきた会社だ。

True Data CCLも、
日本の消費者と小売業との間に、
「夢に手足を。」で橋を架け、
製造業や卸売業に役立つ会社へと、
成長発展しなければいけない。

それにしても日本の政党政治。
「夢の懸け橋」を壊してはいけない。

「夢に手足を。」と言いつつ、
菓子折りと50万入りの封筒を、
懐に入れてはいけない。

夢は金では賄えないものだ。
もちろん質(たち)のいい金は、
政治にも事業にも必須だが。

ピーター・ドラッカーが8番目に掲げたのが、
「必要条件としての利益の目標」
これを「質のいい金」という。

質の悪い金の、
質の悪い入手の仕方は、
よろしくない。

それを「甘益」と名づけておこう。
それが正義によって、
らかにされてしまったのだ。

私たちは絶対に、
「夢に手足を。
手足に夢を。」である。

糸井さんに感謝しておきたい。

〈結城義晴〉

2016年01月27日(水曜日)

住吉美紀「人生チーム。」と藤田晋「同じ話はしたくない」

1日中、横浜商人舎オフィス。DSCN7609-6
真冬にしては、暖かい。

フリーアナウンサーの住吉美紀さん。
その「すみきちブログ」は、
商人舎公式ホームページでも、
「知識商人の輪」にリンクを張っている。

2011年の12月2日には、
ふたりのビッグショーで、
個人的に司会をお願いした。
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大久保恒夫&結城義晴のデュエット。
住吉さんもコーラスで加わってくれた。
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NHK出身の人気アナウンサーで、
猫好きとしても著名。

その住吉さんが、
今日のブログ「人生チーム。」で、
アラフォーでの再婚を発表。

おめでとう。

「20代は仕事のオニだった。
30代、人を傷つけ、自らも傷つき、
生きることはきれいごとでは
済まされないことを知った。
職場の居心地がよく、
仕事仲間を家族のように思った。
40代を目前に、
組織を離れ、自営業になり、孤独を知った。
自分の弱さと未熟さを知った。
人の優しさのありがたみを知った。
時の過ぎゆく早さを
かみしめるようになった。
気づくと、
人生を一緒に創っていく家族が欲しいと、
心から思っていた」

人生チーム。
おめでとう。

さてDaily商人舎の今日のニュースは、
ウォルマート時給アップ第2弾!
今年度27億ドルの投資

ウォルマートもここへきて、
2年連続で人材投資。

昨年が10億ドル、今年度は27億ドル。

人手と人材の確保。

これが現時点の最大課題だ。

今年の商人舎標語。
「人をつくる、人を残す」
会社は人が集うところ。
店は人が群がるところ。
売場も人が寄ってくるところ。

2016年をとおして、
会社も店も売場も、
人々が好んで集まるところとなりたい。

金を残すは下なり、
事業を残すは中なり、
そして人を残すは上なり。(後藤新平)

そのために人を集め、
人を育み、
人を残す。

もちろん金がないと人を雇えない。
事業がないと人に仕事を与えられない。
それらがないと人を育てられない。

だから金も儲ける。
事業も栄えさせる。
そして人を伸ばす。

2016年をとおして、
社長は社員を愛でる。
店長は店員を育てる。

リーダーは仲間を励まし、
会社はパートタイマーを大切にする。
それらすべてが顧客を喜ばせる。

2016年は人で決まる。
人が好んで集まるか否かで決まる。
2020年まで人で決まる。

人の強みを生かすこと。
一人ひとりの個性を花開かせること。
それがマネジメントの本質である。

金を残すは下なり、
事業を残すは中なり、
そして人を残すは上なり。

そのために人を集め、
人をつくる。
人を残す。

2016年をとおして、
会社も店も売場も、
人々が喜び勇んで集まるところとなりたい。
〈結城義晴〉

今年は、言い続ける。
視点の角度を変え、
表現方法を変え、
何度も何度も、
言い続け、書き続ける。

さて、日経電子版の『経営者ブログ』
藤田晋(ふじた・すすむ)さんは、
隔週水曜日に書く。
サイバーエージェント社長。

1973年福井県生まれで、
98年、同社設立、
2000年に当時史上最年少経営者として、
東証マザーズ上場。
派手なM&Aとは一線を画して、
自力で成長を求める経営スタイル。

その藤田晋ブログのタイトルは、
「同じ話をする経営者にはなりたくない」

2014年の12月に「麻雀最強位」となって、
2連覇達成を掲げた。
しかしそれには失敗。

ただし、業界誌『近代麻雀』に連載を書く。
ほかにも『日経ビジネスアソシエ』の連載、
さらにこの『経営者ブログ』も執筆。

それ以外にも2004年から続けている、
渋谷ではたらく社長のアメブロ

こんなにあっちこっちに書き、
それを続けるには、
訳がある。

そのひとつは、
「自分を追い込む道具として使っている」
全く同感。

「広く自分の考えや意見、目標を
媒体を通じて宣言することで、
後には引けない状況を作り出し、
自分にプレッシャーを与えるようにしている」

「自分を律し、悔いのない過程を
踏むことにはつながります。
結果がどうであれ、書いたことによって
得るものは大きいと思っています」

これは私にもよくわかる。

もう一つが、
今回のタイトルになっていることで、
「同じ話をする経営者にはなりたくない」

これは彼自身の経験。
「朝礼や年初挨拶などで、
『毎回、同じ話を聞かされる』と
ぼやいているのを何度か
耳にしたことがあります」

この、同じ話をする経営者、
実に多い。

「日々『ネタ』を生み続ける鍛錬をしていないと
そうなってしまうのも無理はない」

同じ話をしてはいけないというのではない。

同じことを、繰り返し繰り返し、
語り続けるのが、
経営者やリーダーの本来の役割だ。

しかし同じエピソードや、
同じ自慢話は、
いけない。

「芯は保ちつつも、毎回、
新たなネタや発想を発掘し、
それを文章にする。
そういった作業は、
頭脳の整理や活性化にもつながり、
新たな『引き出し』も増えていきます」

趣旨は一貫している。
しかし切り口や、
説明の仕方は変わる。

そして行動は一気通貫。

今年は、
「人をつくる。人を残す」

よろしく。

〈結城義晴〉

2016年01月26日(火曜日)

ライフ押上駅前店訪問とニトリ社長交代の「愛嬌と度胸」

北極振動(Arctic Oscillation)
日本列島を覆う寒波。
ニューヨークなど北米を襲う大雪。

その原因が「北極振動」らしい。

北極と北半球中緯度地域の気圧が、
相反して変動する大気振動の一種で、
北極付近で寒気のため込みと放出が繰り返される。

年を越してから、
北極付近の気圧が高くなった。
一方で、アメリカ東部や日本など、
中緯度地域の気圧が低くなった。

このため、北半球では、ほぼ同時期に、
偏西風の南北方向の蛇行が強まった。

そこで北極から流れ出した寒気が、
偏西風の蛇行に沿うように南下した。

ああ、寒い。

昨年は1月2月にニューヨークに滞在して、
あのときも、極寒だった。

ああ、寒い。

けれど、北極振動が原因と知ると、
「地球の運動なのだから」と許す気になる。

さて、その寒い朝、
東京スカイツリーへ。
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ライフの押上駅前店。
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地階と1階がライフコーポレーションの店舗。
セントラルスクエアというフォーマット。
2階はニトリ。

ライフは地階が600坪、
1階が400坪。

ニトリは900坪。

12月5日にオープンして、
絶好調のままに年末年始を経過した。

ライフコーポレーションの上柿景吾さんが、
ずっと案内してくれた。
管理本部兼広報部兼社会環境推進部担当課長。
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その後、秋葉原のライフ本社へ。
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2時間以上もインタビューと情報交換。
依田宏さん(右)と上田隆さん。
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依田さんは首都圏営業企画部RE担当部長、
上田さんは管理統括本部担当部長、
兼広報部長兼社会環境推進部長。

いい店、いい話でした。

ありがとう。

さて押上の東京スカイツリーの店で、
ライフとコンビネーションを組むのが、
ニトリホールディングスのニトリ。
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そのニトリホールディングスが、
社長交代の記者会見。

日経新聞は夕刊で、
「唐突な退任」と見出しを付けた。

何か、知っているとでもいいたげ。

しかしこの交代は、
極めて順当。

2月21日に正式に就任するのは、
白井俊之さん。60歳。
現㈱ニトリ社長にして、
ニトリホールディングス副社長。

まあ、予定の継承で、
その時期が早まったか、
といったところ。

創業者の似鳥昭雄さんは、
ホールディングス社長で71歳。

今後も、代表権を持つ会長として残る。

白井さんは、
生粋のニトリのチェーンストアマン。
1979年に宇都宮大学工学部卒業後、
当時年商29億円の㈱ニトリ家具に入社。
社員は100人にも満たない規模だった。

「完成されたものほど、
つまらないものはない」
このニトリの求人コピーに惹かれた。

店長など現場のキャリアを積み、
実務に関しては「ピカイチ」。
2004年常務取締役、2008年専務取締役、
そして14年、ニトリ社長に就任し、
ニトリホールディングス副社長を兼務する。

似鳥昭雄さんの右腕。

ニトリホールディングスは、
2013年2月期に300店3000億円を達成。
昨年2月期に4000億円、
昨年10月400店達成。

1店平均年商10億円、
2年で100店、1000億円を上積みする。
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今年2月期にはニトリ時代から、
通算29期連続の増収・営業増益を達成する。

来年は30期連続増収増益。

それが似鳥さんの花道との見方が強かったが、
「意思決定を単純化、迅速化する」ために交代。

今後の課題は、
ニトリは「32年3000店」を目標に掲げる。
その目標時点の店数は、
国内1000店、海外2000店。

現在は、台湾と中国、
それからアメリカに出店しているが、
海外店舗数はまだ40に満たない。

記者会見のコメントが面白い。

似鳥さんの発言。
「実務は私以上に詳しい。
物事を即断即決できる」

「私がCEOで、白井さんがCOOとなる」

「白井さんとは苦楽をともにしてきた。
作り上げたものを否定して、
リスクに果敢に、未来に向けて挑戦してきた」

「彼は逃げる姿勢を見せない。
そして、性格が明るい」

「愛嬌も度胸もあり、一番、
条件にあっているんじゃないかなと思う」

「愛嬌と度胸」
この二つの特性は似鳥昭雄自身のものだ。
そしてこのユニークさがニトリの真骨頂。

「常に私に報告に来るから安心だ。
彼しかいないなと前々から思っていた。
満を持してのエースが登板する。
もうちょっと早くてもよかったが」

「ただ、私もまだ20代
という気持ちでやっているので、
死ぬまで現役でいたいと思っている」

白井さんのコメント。
「今までのことは全面的に
否定するようにと言われている」

「何ができるかではなく
何が重要なのかという点を考え、
職務に励んでいきたい」

何があっても、時期はどうでも、
この社長交代は、ニトリの、
専門経営者時代到来を意味している。

そう言えばライフコーポレーションも、
清水信次会長という創業者から、
岩崎高治社長への交代で、
専門経営者の時代を体現して、成功した。

愛嬌と度胸。
場合によってはそれを否定することも、
白井俊之には許されている。

〈結城義晴〉

2016年01月25日(月曜日)

琴奨菊の「稽古は嘘をつかない」と結城義晴「嘘をつく店」

Everybody! Good Monday!
[2016vol4]

2016年1月も最終の第5週。
来週月曜日から、もう2月。

日射しは1月下旬。
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しかし大寒から立春に向かう。
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今年の正月は、
時の移ろいが、
ひときわ早く感じられた。

身の錆をみな声にして初鴉
〈朝日俳壇より 甲斐市・松田健嗣〉

「初鴉」は「はつがらす」 で、正月のカラス。

初雪や雪国なれど嬉しかり
〈同 長野県川上村・丸山志保〉

わかる気がする。

平年の寒さに安堵することも
〈同 枚方市・中嶋洋太〉

暖冬の今冬、しかし今度は寒波が続く。
沖縄県名護市や久米島では、
25日未明、みぞれが降った。
1953年の統計開始以来、初めて。

安堵といえば、
琴奨菊。

10年ぶりに日本出身力士の大相撲優勝。

毎日新聞巻頭言『余禄』
「今さら力士の出身国を問うのも無粋だが、
そのがぶり寄りで地元・福岡県はじめ
多くのファンに愛された力士の栄誉は
うれしい」

同感。

しかし日経新聞のスポーツ欄。
元大関魁皇の現浅香山親方が苦言。
魁皇は5回の優勝を誇る。
「先日、巡業の稽古を見たが失望した。
白鵬を突き上げていくべき若手が全然、
稽古していない。
結局、外国人力士の方が
稽古しているから強いということ」

誰が言ったか、定かではないが、
「稽古は嘘をつかない」

商売も絶対に嘘をつくことなく、
正直でありたい。

さて商人舎magazine、
Weekly商人舎の日替り連載。
月曜朝一・2週間販促企画。

今週の記念日も多い。

今日1月25日 (月)は、
ホットケーキの日、
美容記念日、
あったか旭川まんの日、
プリンの日、
主婦休みの日、
石ノ森章太郎生誕記念日。

明日の1月26日 (火)は、
コラーゲンの日、
プルーンの日、
携帯アプリの日、
文化財防火デー。

明後日1月27日 (水)は、
船穂スイートピー記念日。

1月28日 (木)は、逸話の日。
へえっ。

1月29日 (金)は、
クレープの日、
キン肉マンの日、
タウン情報の日。

ここでキン肉マンがでてくるか。

1月30日 (土)は、
EPAの日、
女性医師の日。

EPAは「エイコサペンタエン酸」のこと。

そして1月31日 (日)は、
愛妻感謝の日、
愛菜の日、
生命保険の日。

まあ、いろいろな記念日。
それなりに活用したい。

そしてDaily商人舎は、
12月SC売上高は前年比0.1%減、
暖冬で「衣」不調「食」好調

ご愛読ください。

今日は、夕方からWeb会議。
㈱プラージュから、
大挙、参会してくれて、
賑やかになった。

プラージュは、
商人舎公式サイトと商人舎magazineを、
ずっと構築してくれている。
DSCN7279-6
私の左隣が、
㈱プラージュ社長の磯浩一郎さん、
その隣へ中村道隆さん、
八ッ田一成さん。
一番右が高瀬精宥さん。

私の右隣は、
いつもの猪股信吾さんと、
内田憲一郎さん。

これまでの懸案事項が、
一挙に片付いて、
商人舎のwebページは、
充実していきます。

ご期待ください。

さて、先週木曜日の1月21日、
一般財団法人が発足。
名称は食品安全マネジメント協会。

食品安全、品質管理、および、
信頼確保を高度化する取り組みを推進する。

参加企業は、小売業からイオン㈱と、
㈱セブン&アイ・ホールディングス、
コンビニエンスストアから㈱ローソン。
外食から㈱吉野家ホールディングス、
それに日本生活協同組合連合会。

食品メーカーは13社。
味の素㈱、キッコーマン㈱、キユーピー㈱、
アサヒグループホールディングス㈱、
サントリービジネスエキスパート㈱、
日清製粉グループ本社㈱、日本製粉㈱、
㈱ニチレイ、日本ハム㈱、㈱明治、
㈱ヤクルト本社、雪印メグミルク㈱、
そして山崎製パン㈱。

事務局は㈱三菱総合研究所。

もともとは、昨年8月に組織されたのが、
食品安全マネジメント協会設立者集会。
それが母体となって、
一般財団法人が設立された。

おりしも、ココイチに端を発して、
廃棄商品転売事件が起こって、
この協会の意義はますます高まる。

発足会は1月28日、17:00~18:30、
大手町サンケイプラザホール。

大企業ばかりでなく、
中小企業も含めて、
日本の食品産業全体で、
取り組んでほしいところだ。

ここでも大手が集まって、
深い研究や啓もう活動をする前に、
「嘘をつかない」精神を確認する必要がある。

最後に、結城義晴『message』から。
嘘をつく店

「この店は滅びる」
倉本長治は言い放った。
よほど腹が立ったのか、
それともひどく悲しかったのか。
私も近頃、そんな気持ちになることがある。

客を平気で待たせる店。
買いたい品が見つかりにくい店。
欲しいものが品切れしている店。
買った商品が傷んでいる店。
きたない店。

一番いけないのは、嘘をつく店。

「安い」と「良い」とは突き詰めると同じことだ。
品質が同等で価格が低い状態を「安い」といい、
価格が一定で品質が高い状態を「良い」という。
ただし、「安い」も「良い」も、
嘘をつかない店でのことだ。

客を待たせない店、
分類と陳列の整った店、
欠品のない店、
品質のしっかりした店、
きたなくない店、でのことだ。

「安いよ、安いよ」と
大声を張り上げている。
そんな者にかぎって、
嘘つきの店がある。
きたない店が多い。

そしてこんな店には、
「買物の得」はあっても、
生活の得」はない。
暮らしの得」を提供する店こそ、
デスティネーションストア」と表現する。

競争はやがて、
賢い消費者を多種多数、誕生させる。
逆に、競争者自身は多産多死の状態に陥る。
しかし、それは良いことなのだと思う。
進化を意味するのである。

だから私もこう言い切ろう。

嘘をつく店など、滅びてしまえ。
永遠に、この地上から無くなれ。
〈㈱商業界刊より、一部変更〉

では、みなさん、
今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

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