結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年01月27日(水曜日)

住吉美紀「人生チーム。」と藤田晋「同じ話はしたくない」

1日中、横浜商人舎オフィス。DSCN7609-6
真冬にしては、暖かい。

フリーアナウンサーの住吉美紀さん。
その「すみきちブログ」は、
商人舎公式ホームページでも、
「知識商人の輪」にリンクを張っている。

2011年の12月2日には、
ふたりのビッグショーで、
個人的に司会をお願いした。
DSCN6487-1

大久保恒夫&結城義晴のデュエット。
住吉さんもコーラスで加わってくれた。
20111203224111.jpg

NHK出身の人気アナウンサーで、
猫好きとしても著名。

その住吉さんが、
今日のブログ「人生チーム。」で、
アラフォーでの再婚を発表。

おめでとう。

「20代は仕事のオニだった。
30代、人を傷つけ、自らも傷つき、
生きることはきれいごとでは
済まされないことを知った。
職場の居心地がよく、
仕事仲間を家族のように思った。
40代を目前に、
組織を離れ、自営業になり、孤独を知った。
自分の弱さと未熟さを知った。
人の優しさのありがたみを知った。
時の過ぎゆく早さを
かみしめるようになった。
気づくと、
人生を一緒に創っていく家族が欲しいと、
心から思っていた」

人生チーム。
おめでとう。

さてDaily商人舎の今日のニュースは、
ウォルマート時給アップ第2弾!
今年度27億ドルの投資

ウォルマートもここへきて、
2年連続で人材投資。

昨年が10億ドル、今年度は27億ドル。

人手と人材の確保。

これが現時点の最大課題だ。

今年の商人舎標語。
「人をつくる、人を残す」
会社は人が集うところ。
店は人が群がるところ。
売場も人が寄ってくるところ。

2016年をとおして、
会社も店も売場も、
人々が好んで集まるところとなりたい。

金を残すは下なり、
事業を残すは中なり、
そして人を残すは上なり。(後藤新平)

そのために人を集め、
人を育み、
人を残す。

もちろん金がないと人を雇えない。
事業がないと人に仕事を与えられない。
それらがないと人を育てられない。

だから金も儲ける。
事業も栄えさせる。
そして人を伸ばす。

2016年をとおして、
社長は社員を愛でる。
店長は店員を育てる。

リーダーは仲間を励まし、
会社はパートタイマーを大切にする。
それらすべてが顧客を喜ばせる。

2016年は人で決まる。
人が好んで集まるか否かで決まる。
2020年まで人で決まる。

人の強みを生かすこと。
一人ひとりの個性を花開かせること。
それがマネジメントの本質である。

金を残すは下なり、
事業を残すは中なり、
そして人を残すは上なり。

そのために人を集め、
人をつくる。
人を残す。

2016年をとおして、
会社も店も売場も、
人々が喜び勇んで集まるところとなりたい。
〈結城義晴〉

今年は、言い続ける。
視点の角度を変え、
表現方法を変え、
何度も何度も、
言い続け、書き続ける。

さて、日経電子版の『経営者ブログ』
藤田晋(ふじた・すすむ)さんは、
隔週水曜日に書く。
サイバーエージェント社長。

1973年福井県生まれで、
98年、同社設立、
2000年に当時史上最年少経営者として、
東証マザーズ上場。
派手なM&Aとは一線を画して、
自力で成長を求める経営スタイル。

その藤田晋ブログのタイトルは、
「同じ話をする経営者にはなりたくない」

2014年の12月に「麻雀最強位」となって、
2連覇達成を掲げた。
しかしそれには失敗。

ただし、業界誌『近代麻雀』に連載を書く。
ほかにも『日経ビジネスアソシエ』の連載、
さらにこの『経営者ブログ』も執筆。

それ以外にも2004年から続けている、
渋谷ではたらく社長のアメブロ

こんなにあっちこっちに書き、
それを続けるには、
訳がある。

そのひとつは、
「自分を追い込む道具として使っている」
全く同感。

「広く自分の考えや意見、目標を
媒体を通じて宣言することで、
後には引けない状況を作り出し、
自分にプレッシャーを与えるようにしている」

「自分を律し、悔いのない過程を
踏むことにはつながります。
結果がどうであれ、書いたことによって
得るものは大きいと思っています」

これは私にもよくわかる。

もう一つが、
今回のタイトルになっていることで、
「同じ話をする経営者にはなりたくない」

これは彼自身の経験。
「朝礼や年初挨拶などで、
『毎回、同じ話を聞かされる』と
ぼやいているのを何度か
耳にしたことがあります」

この、同じ話をする経営者、
実に多い。

「日々『ネタ』を生み続ける鍛錬をしていないと
そうなってしまうのも無理はない」

同じ話をしてはいけないというのではない。

同じことを、繰り返し繰り返し、
語り続けるのが、
経営者やリーダーの本来の役割だ。

しかし同じエピソードや、
同じ自慢話は、
いけない。

「芯は保ちつつも、毎回、
新たなネタや発想を発掘し、
それを文章にする。
そういった作業は、
頭脳の整理や活性化にもつながり、
新たな『引き出し』も増えていきます」

趣旨は一貫している。
しかし切り口や、
説明の仕方は変わる。

そして行動は一気通貫。

今年は、
「人をつくる。人を残す」

よろしく。

〈結城義晴〉


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