結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年03月20日(火曜日)

プーチン・習近平の「最良の独裁者」と「イオンnews」の日本の潮流

ロシア連邦大統領選挙。
ウラジーミル・プーチン大統領が、
通算で四選。

2000年3月の大統領選挙で初当選。
2004年は二選。

2008年は連続三選禁止の憲法規定で退陣。
しかし、この時は自分は首相となって、
ドミトリー・メドベージェフ大統領と、
二頭体制を築いた。

さらに2012年の大統領選挙で再選し、
今年は通算四選の長期政権。

一方、中華人民共和国では、
習近平国家主席。

こちらは3月11日に憲法を改正して、
国家主席の任期2期10年の制限を撤廃。
2004年以来の憲法改正を断行して、
終身国家主席の目も出てきた。

一方で、暗に転じた政治家もいる。
フランスの二コラ・サルコジ元大統領。
2007年の大統領選の際、
リビアから資金供与された疑惑で、
事情聴取のため警察に留置。

日本では安倍晋三首相
森友文書書き換え問題で、
窮地に陥っている。
小泉純一郎政権の1980日間を抜いて、
戦後三番目の長期政権。

一番は佐藤榮作政権の2798日、
二番は吉田茂政権の2616日間。

残念ながらもう青息吐息。

考えてみると、
北朝鮮のキム・ジョンウン政権も、
外的要因さえなければ長期政権だろう。

それにしてもプーチンと習近平。

ニコロ・マキアヴェッリによれば、
「最も理想的な政治とは、
最良の独裁者によるもの」

しかし、「最良の独裁者」は、
そう簡単に登場するものではない。
むしろ、すごい才能と高い志がいる。

さて今日は、朝から、
東京の浅草ビューホテル。
IMG_4095.JPG8

助六由縁江戸桜の羽子板。
IMG_4096.JPG8

ほんとうに久しぶりに、
奥田則明さんと面談。
(株)奥田フレッシュフード研究所所長。DSCN2199.JPG8

もう、30年以上も前になるが、
奥田さんは(株)ダイエー商品部にあって、
鮮魚部門の切り札バイヤーだった。

かつてウナギは、
外食産業の高級商材だった。
日本のスーパーマーケットで、
今のように販売されるようになったのは、
ダイエーのおかげである。

つまり「ウナギの大衆化」は、
中内功と奥田則明の功績だった。DSCN2234.JPG8
その奥田さんを口説いて、
コンサルタントの筆者になってもらった。

これは私の功績か。

私が(株)商業界を退任したとき、
「押す力と引く力がある」と、
励ましてくれた。

それは奥田さん自身の経験だった。

今日はそんなことも含めて、
3時間くらいも話し込んだ。

楽しかった。

その奥田さんがいたダイエーも、
いまやイオングループにある。

商人舎流通SuperNews。
おかげさまで大好評。

今日はイオンnews|が4本。

イオンnews|

石塚幸男メガスポーツ社長就任

石塚幸男さんは、
イオンリテール(株)専務執行役員で、
人事・総務本部長だが、
このたび(株)メガスポーツ社長に就任。
昨年10月にアメリカ研修でご一緒した。

最良の独裁者のタイプではないだろうが、
最良のマネジメントを実現させてほしい。

商品の話題が2つ。
イオンnews|
トップバリュ「まるごと献立キットCooKit」第1弾開発

アメリカでは1996年に、
フードマーケティング協会(FMI)から、
「Meal Solution」コンセプトが発信された。

その顧客側のニーズは5つに集約された。
⑴Planning(メニューを決めること)
⑵Shopping(実際に買物すること)
⑶Prepping(準備すること)
⑷Cooking(上手に調理すること)
⑸Clean up(後片付けすること)

2017年2月から2018年2月の1年間。
イオンは家庭で料理をする人に対して、
どんなストレスがあるかを調査した。

その4大ストレスは、
第1に料理の下ごしらえをする
第2に献立を考える
第3に材料を買いそろえる
第4に味付けする

先のMeal Solutionのニーズでいえば、
イオンの調査の顧客の料理ストレスは、
第1がPrepping、
第2がPlanning、
第3がShopping、
第4がCooking。

多分、Clean upのストレスも、
調査の結果にはあったはずだ。

このニーズをとらえた商品が、
「CooKit」だろう。

イオンnews|
サンリオ「キキ&ララ」を羽海野チカが描いたコラボ商品

そして、
イオンnews|
2月主要15社営業成績/イオンリテール既存店・全店好調

イオングループ15社の実績。
業態ごと、地域ごとの成績は、
それ自体が日本の各地域の潮流を、
よく表している。

メーカーや卸売業にとっても、
地域の小売業にとっても、
マークしておくべき数値だ。

イオンの総合スーパーは、
イオンリテールと、
イオン北海道とイオン九州。
三者三様の2月となった。

スーパーマーケットは、
全国のマックスバリュ。
既存店・全店ともに増収は、
北海道、東北、九州。
既存店マイナス・全店プラスは、
東海、中部、ユナイテッド。
ともにマイナスは西日本。

地域の企業の実力の違いもあろうが、
全国的にばらけた。

ドラッグストアとアミューズメントは、
ずっと好調を維持している。

しかし、専門店チェーンは不調。
ユニクロやMUJI、ニトリ、
ABCマートなど一人勝ち状態。

コンビニもここへきて、
不調に転じている。

今年の月刊商人舎1月号
「岡田元也の真意」の記事た。
リージョナルシフトによって、
総合スーパーと食品スーパーの連携が、
地域ごとに図られる。
20180110_aeon_p10
北海道は好調な2社の連携、
九州はマックスバリュが良いが、
イオンは既存店・全店ともに不調。

今後、連携を深めていって、
好不調を調整するのだろうが、
それはイオンの競合企業にとっても、
重要な競争環境の変化となる。

もちろんどの会社にも、
「最良の独裁者」あるいは、
「最良のマネジメント」が、
必須である。

〈結城義晴〉

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