結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年04月07日(土曜日)

ゆとり・さとり世代と大谷翔平型とAIにとってかわられる仕事

毎日書いているが、
大谷翔平。
ロサンゼルス・エンゼルスの大リーガー。
ベーブ・ルース以来の二刀流。
投手と打者の両刀遣いで、
世界最高峰のベースボールの世界で、
新人記録を樹立しそうだ。
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本拠地アナハイムで、
アスレチックス戦が行われ、
8番・指名打者で先発出場。

これがまずすごいことだ。
9人の先発メンバーに入るだけでも、
大リーグの野手としては難関のことだ。

そのうえ2回には3試合連続ホームラン。
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2アウトランナーなしの場面。
3球目のツーシーム。

美しくて、大きなスウィングで、
センターバックスクリーンに運んだ。
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評価はうなぎのぼり。

エンゼルスのソーシア監督。
「背番号を2つあげたいくらいだ」

野手の背番号と投手の背番号。

投げて、打って。
子どもの野球や高校野球が、
メジャーリーグで実現してしまう。

分業で、専門家を目指すのが、
近代の発想だと思わせてくれる。

「現代化」のなかでは、
こういった大谷翔平型人財も、
アリなのかもしれない。

大谷翔平もメジャーリーグでは、
新入社員だが、
それに対して日経新聞「大機小機」
「今年の新入社員は何型?」

「今年の新入社員はどんなタイプ」かの調査。

シンクタンクの産労総合研究所の命名。
「SNSを駆使するチームパシュート型」

ちょっとトレンドを追いすぎだとも思うが。

平昌冬季五輪の日本女子金メダル種目。
スピードスケートのパシュートのように、
「少数の仲間同士でSNSを使って協力し、
スピーディーに内定というゴールを目指した」

「要領はいいが、会社に見切りをつける
逃げ足も速いのではないか」

エン・ジャパンの調べた今年の新入社員の特徴。
「慎重に空気を読み、出る杭になりたがらない」
「安定したキャリアを望み、私生活を重んじる」

人手不足が深刻になるなかで、
ここ数年の就職戦線は売り手市場。

ちなみに就職氷河期だった1999年は、
「形態安定シャツ型」と呼ばれた。
現代コミュニケーション・センターの調査。

「厳しい指導にも耐え丸洗いOK」

しかしその一方で多くの会社には、
その前の「バブル入社組」もいる。
これらは売り手市場の時代の入社。

その前のバブル末期の91年の新入社員は
「お仕立券付きワイシャツ型」だった。

「価格が高くて仕立てに時間がかかる」
「形態安定シャツ」型とは大違い。

今年の新入社員の世代は、
ゆとり教育を受けた「ゆとり世代」、
あるいは高望みや浪費をしない「さとり世代」。

昨年の第一生命のサラリーマン川柳1位。
ゆとりでしょ? 
そう言うあなたは 
バブルでしょ?

かくて、現在の多くの会社は、
「バブル世代」「氷河期世代」に、
「ゆとり・さとり世代」の、
3世代を抱えることになる。

コラムニストの結論。
「社内の多様な世代がパシュートのように
協力して力を発揮できるのが、
本当に強い会社なのかもしれない」

私も「パシュート」型人財は、
小売サービス業やチェーンストアの特長に、
ぴったりだと思うが、
大谷翔平型も必要だ。

大谷は1994年7月5日、
岩手県奥州市生まれで、
193㎝の超大型。

ゆとり・さとり世代に入る。

現代化の時代、
ポストモダンの時代とは、
多様性こそが本質である。

パシュート型も、大谷翔平型も、
バブル世代型、氷河期世代型も、
すべて受け入れ、活かすのが、
ポストモダンのマネジメントだ。

ちょっと、きれいにまとめすぎか。

今月3日の「Financial Times」
日経新聞特約。

「AIが奪う仕事、実は少ない?」

経済協力開発機構(OECD)の新しい報告書。
「先進国ではロボットに
置き換えられる可能性のある労働者が
これまでの予想より少ない」

OECD加盟国では約14%の仕事が、
「自動化される可能性が高い」

同じような業種の労働者が、
取り組む作業の違いをOECDは分析した。

オックスフォード大学の二人の研究者、
カール・フレイとマイケル・オズボーンの予想は、
「米国では47%の仕事が、
コンピューター化の影響を受けやすくなる」

つまりAIの影響が大きいとの指摘だったが、
今回のOECD調査は、
将来なくなる可能性のある仕事が、
それよりはるかに少ないと示した。

AIとロボット工学の急速な発展により、
機械が労働者に取って代わり、
幅広い業種で失業が増加する。

しかし、OECDの雇用労働社会政策局長、
ステファノ・スカルペッタの調査。

大工場の生産ラインに勤務する場合と、
独立した自動車修理工場で働く場合の違い。

「自動車修理工場の整備士は大工場の整備士に比べ、
機械が完全に代替するのが難しいかもしれない」

小売業やサービス業の仕事はこれだ。

「技術進歩による大規模失業が、
ある程度、誇張されている」

むしろ、比較的低賃金で、
「特段、面白くもない」仕事に就く労働者と、
高賃金の労働者との格差が拡大する。

スカルペッタの指摘。
「機械に置き換えられる可能性が高いのは、
専ら低技術労働者だ」

今回の調査では、
AIやロボットに代替される仕事の割合は、
他の調査よりもはるかに低かった。

しかしそれでも調査した32カ国では、
そんな労働者が約6600万人。
アメリカだけでも1300万人。

彼らがやがて、
仕事を失うこともあり得る。
これがOECDの報告だ。

日本のゆとり・さとり世代と、
大谷翔平型と、
AIにとってかわられる仕事。

それらを全部含めて、
ポストモダンの時代が進行していく。

〈結城義晴〉

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