「セルコレポート」が届いた。
全国セルコチェーンの機関誌。
私の連載は「艱難は商人を鍛える」
今回は第20回。
「平富郎の艱難と寛容・忍耐・努力」
挑戦しました。
ご愛読のほど、お願いします。
午後から東京・品川へ。
豊田通商㈱東京本社。
第一屋製パン㈱の取締役会開催。
今年最後の取締役会は、
鋭い議論が展開され、
全員で来年度を展望した。
ご期待ください。
そのあと、4年ぶりの懇親会。
品川シーズンテラス。
クリスマスイルミネーション。
新しく執行役員になった人たちも加わって、
にぎやかな懇親会となった。
花田大幸さんは金町工場工場長、
佐藤康一さんは 商品開発部部長。
木村和也さんは人事部部長兼総務部副部長。
そして川﨑由美子さんは、
来年1月1日付で経営企画室室長。
佐藤さんとは席が隣になって、
マーケティングや商品開発の話を聞いた。
期待してください。
いい商品が次々に登場します。
さて、
商人舎流通スーパーニュース。
上部に並んだボタンの右から3番目。
[月次]を選んでクリックする。
するとずらりと11月の実績が出てくる。
見出しだけでもわかる。
業態別に既存店のいい順に並べ直す。
[スーパーマーケット業態]
ベルクnews|
109.3%/全店売上高112.7%
ヤオコーnews|
107.5%・全店109.2%/14カ月連続前年超え
バローnews|
106.0%/客数101.2%・客単価104.7%
リテールパートナーズnews|
105.6%・全店108.7%
ライフnews|
103.3%・今期は連続プラス/全店105.2%
イオンのスーパーマーケット。
マックスバリュ西日本102.6%、
マックスバリュ東海102.3%。
ちなみにオーケー111.0%。
全体に好調だった。
[総合スーパー業態]は、
PPIHnews|
109.2%/ディスカウント事業113.0%
サンエーnews|
105.9%・全店105.8%
イズミnews|
100.5%/客数2.2減・客単価2.5%増
イオン九州104.6%。
イオン北海道103.9%。
フジ・リテイリング101.9%。
イオンリテール101.8%。
コンビニnews|
11月既存店大手3社前年比クリア/ローソンは客単価0.2%減
既存店売上高は、
ファミリーマート106.0%、
ローソン102.4%。
そしてセブン-イレブン101.2%。
ミニストップ100.6%。
常勝セブンが三番目だ。
11月商戦は年末商戦の前哨戦だ。
もう趨勢はほぼ決まっている。
最後に久しぶりに糸井重里。
「今日のダーリン」
「多くのおもしろい人は、
おもしろい話をしてくれるのだが、
おもしろい話をしてくれない場合だってある」
「つまらなそうな人に向けて、
おもしろい話をしても
しょうがないからである。
おもしろい話をしてくれるのは、
その人が、相手もまたおもしろそうな人だ
と思ったときである」
その通り。
「あなたのおもしろい話が聞きたいと思ったら、
こちらもおもしろい人である必要がある。
たぶんそういうことになる」
「しかし、おもしろい人が、
こちらのことをおもしろいと
思ってくれるかどうか、
それはなかなかわからない」
「たがいのおもしろさを
知ってる人どうしが話すと、
このおもしろい人になら、
おもしろい話をしよう、
ということになりやすい」
同感だ。
座談会や対談は、
面白い人同士をぶつける。
「しかし、相手のおもしろい人は、
こちらのことを知らない。
取材などでは、
そういう場合のほうが多いはずだ」
私が業界の人とはなすときは、
たいてい相手が知ってくれているから、
その意味ではやりやすい。
しかしまだ駆け出しのころは、
そうもいかなかった。
「そういうときには、
まだ知られてない取材者が、
“わたしは、こんなにおもしろい人です”と、
おもしろい自己紹介をするのが
いいのだろうか?」
「ああ、それも、
ほんとにおもしろくできるなら、
いい方法なのかもしれない。
だけど、そりゃぁ、
ものすごくむつかしいよ」
その通り。
「じょじょに、おもしろい人が、
心を開いておもしろいことを
話しだしてくれることもある」
「それは、
“よく聞こうとしてくれている”
とわかったとき、
“よく理解してくれる”
と感じたとき、
“おもしろさを、よく引き出してくれる”
と思ったときだ」
私が販売革新の編集長になりたてで、
ユニクロの柳井正さんと、
初めて会ったときは、
そうだった。
「取材者の顔の表情とか、
うなずき方だとか、
質問や相槌の入る”間”だとかで、
それはわかる」
「笑顔も、うなずきも、間も、
ことばを使わない」
しかしそれがお客様と接するときの、
ポイントでもある。
笑顔とうなづきと間。
大切なのはこれです。
〈結城義晴〉