結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年03月05日(水曜日)

大手医薬品卸㈱大木社長・松井秀夫さんと中間流通論を闘わせる

3月4日、東京・音羽。
地下鉄有楽町線護国寺駅を上がって、
㈱大木を訪問。
松井秀夫社長にご面会。

松井さんと1「大木の精神」の下で。
松井さん、医薬品業界の論客として知られる。
ズバリ、ズバリとものを言い、
バサリ、バサリと切ってゆく。

大木は、医薬品を中心に、
衛生雑貨、乳製品、健康食品などを扱う卸売業。
いわゆる中間流通を担う。

一般に中間流通の人たちは、食品でも衣料品でも、
川上と川下に挟まれて、
発言が慎重になる。

松井さんは、その中で、例外中の例外の人物。
食品業界では、菱食相談役の廣田正さんのような人。
といっても、松井さんには、廣田さん同様に、
豊富な情報量に裏打ちされた冷静な判断力がある。
だからこその、
ズバリ、ズバリであり、
バサリ、バサリなのである。

大木の発祥は、1658年(万治元年)、
江戸両国に創業した家庭薬製造販売業「大木五蔵圓本舗」に遡る。
歴史のある会社である。
食品で言えば、国分のような生い立ちを持つ。
1979年に株式店頭公開。
現在、約1000億円の年商。
社是「大木の精神」素晴らしい。
松井さんとの話は、㈱商人舎のビジョンとロマン。
私が一方的に話した。

そのうちに、話題は「クリティカル・マス」になり、
「範囲の経済」にスライドし、
「コモディティとノン・コモディティ」へと移行した。

松井さんは、日本では、
「コモディティ」は
価格力を発揮していないという意見。

私は、「範囲の経済圏では、コモディティは価格力を持つ」という見解。
「クリティカル・マスの概念は、
小売業・卸売業の統合を急がせることになる」(松井)
「それは納得」(結城)
「さまざまなメーカーのつくった素晴らしい商品がある。
今、店頭で顧客は、そのほんの一部しか見ることができない。
ほんの一部しか体験できない。
中間流通が、さまざまな小売業態に合わせて、
メーカーの商品をアソートメントすることで、
顧客はもっと豊かな暮らしができる。
それが中間流通の本来の機能です」(松井)
「中間流通の品揃えと調達の機能は、
世界に冠たるもの」(松井)

「賛成です。この議論がもっともっと、
表舞台で論じられなければならないと思います」(結城)

今度、㈱商人舎で、「中間流通の機能を問うセミナー」やりましょう。
松井さん、協力してください。
写真の前で
帰り際、松井さんの描かれた水彩画をいただいた。
心より感謝。
商人舎のオフィスに飾ります。

ありがとうございました。
<結城義晴>


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
商人舎 流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人

東北関東大震災へのメッセージ

ミドルマネジメント研修会
商人舎ミドルマネジメント研修会
海外視察研修会
商人舎の新刊
チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.