㈱商人舎の決算と芥川龍之介の「正義」と「阿呆と悪党と臆病者」

Everybody! Good Monday!!
[2025vol⑰]
2026年第18週。
4月最終週。
水曜日の4月29日が昭和の日の祝日。
ゴールデンウィークに突入する。
そして金曜日から5月。
5月1日はメーデー。
2日から5連休。
わが商人舎は、
5月号の編集業務が最終段階を迎えた。
寄って集って雑誌づくり。
今週末が責了の日。
頑張ります。
さて今日は山崎香織税理士が、
横浜商人舎オフィスにやってきてくれた。
宮田昇税理士事務所の商人舎担当。
山崎さんは今日、時間をかけて、
経理のシステム化を教授してくれた。
それから、
わが社の2026年1月期決算報告。
お陰様で大幅の増収増益。
いい成績を収めることができました。
みなさん、ほんとうにありがとう。
イラン戦争とホルムズ海峡。
2026年2月28日(土)に、
イスラエルとアメリカ両軍の攻撃から始まった。
もう2カ月に及ぶ。
米国側の作戦名は「Operation Epic Fury」、
イスラエル側の名称は「Lion’s Roar」。
標的は1000カ所以上。
イランの核施設、ミサイル基地、海軍施設、
さらに軍事指揮系統など。
イラン最高指導者アリ・ハメネイ師、
国防相、革命防衛隊の司令官など、
高官約40名が殺害された。
朝日新聞「折々のことば」
新聞の好き嫌いは別にして、
編著者の鷲田誠一さんを尊敬している。
その第3625回。
正義は武器に似たものである。
〈芥川龍之介〉
「武器は金を出しさえすれば、
敵にも味方にも買われる」
「が、同じことは正義にもいえる」
『侏儒(しゅじゅ)の言葉』からの引用。
タイトルの短編は青空文庫で誰でも読むことができる。
「古来、『正義の敵』という語が
砲弾のように飛び交い、
正義はわれらにありと主張してきたが、
青竜刀の背後には儒教の教えがあり、
騎士の槍(やり)にはキリスト教の教義があり、
棍棒(こんぼう)には社会主義者の正義があった」
「げに恐るべきは『煽動家(せんどうか)の雄弁』だ」
ドナルド・トランプは自らを、
煽動家と思っているのだろう。
記者の前でもよくしゃべる。
嘘ばかりだが。
芥川は「武器」に関して、
こう結ぶ。
「わたしはそう云う武器を見ながら、
幾多の戦いを想像し、
おのずから心悸(しんき)の高まることがある。
しかしまだ幸か不幸か、
わたし自身その武器の一つを執(と)りたいと
思った記憶はない」
私も同じだ。
武器を執りたいと思ったことはない。
『侏儒(しゅじゅ)の言葉』は、
芥川の文学的な「定義集」のような文章である。
そのなかの「人生」
「革命に革命を重ねたとしても、
我我人間の生活は
『選ばれたる少数』を除きさえすれば、
いつも暗澹(あんたん)としている筈(はず)である」
「しかも『選ばれたる少数』とは
『阿呆と悪党と』の異名に過ぎない」
さらに「民衆」
「民衆は穏健なる保守主義者である。
制度、思想、芸術、宗教、――
何ものも民衆に愛される為には、
前時代の古色を帯びなければならぬ」
トランプも高市早苗もこれだ。
しかしそれは、
時代を前に進めることとは異質だ。
さらにさらに「外見」
「由来最大の臆病者ほど、
最大の勇者に見えるものはない」
阿呆と悪党と臆病者が世界を牛耳っている。
しかしそれもあと5年で変わってくると思う。
辛抱の時だ。
最後に仕事に絡むこと。
「文章」
「文章の中にある言葉は
辞書の中にある時よりも
美しさを加えていなければならぬ」
これに徹して仕事をしよう。
雑誌や本を書こう。
では、みなさん、今週も、
前に進もう。
Good Monday!
〈結城義晴〉


























