ジジと三ッ沢のお花見[2010日曜版⑭]

お花見のキセツです。
まっさかり。

ユウキヨシハルのおとうさん、
シゴトのあいまに、
お花見にいきました。

オフィスのちかく。
三ッ沢コウエン。

ヨコハマでも、
いちばんサクラがいいところ。
おとうさんは、
ちいさいころ、
このちかくで、
そだちました。

2年まえ、
目のシュジュツをして、
光をみることができるようになってから、
とくに、お花はすきです。
そのなかでも、
サクラの花は、
だいすき。
シュジュツをしたのが、
ちょうどサクラのキセツで、
ビョーインからもみえたし、
メグロ川のさんぽでも、
サクラをたのしんだ。

三ッ沢はひろい。

グランドのまわりには、
サクラの花がマンカイ。

青少年の家というのがあって、
そのあたりが、いちばんいい。

夏にはここで、
キャンプファイアーも、
できます。
でもいまは、
サクラ。

むかしここには、
ヒョウータン池があった。
そのちいさくなったいけのほとりのサクラ。

サクラ、さくら、桜。

みあげると、マンカイ。

こんなサクラもいいけれど、
ボクもおとうさんも、
べつのものもすきです。

へそまがりなんです。
サクラがわき役になっているのも、いい。

こんなもの、いいですね。

ちいさなサクラの花。

それから、
サクラの花は、
ニンゲンの手で、
また、かわります。

いけられたりします。
ヨコハマの「今半」のいけばな。

それから、だいじなこと。

サクラの花をみていると、
ほかの花が、
いっしょうけんめいに、
さいていることが、
わかります。
いまの主役は、
サクラかもしれないけれど、
それだけではない。

カダンの花も。
しぜんの花も。

おとうさんは、
ショーバイやビジネスを、
ずっと、みてきました。
マーケティングというそうです。
そのセンモン家のはしくれだそうです。
そうしたら、
すこしずつ、
ほかのものも、
みえてきました。

お花見も、
お仕事も、
いっしょなのだそうです。
<『ジジの気分』(未刊)より>























