2010年の標語は“Practice comes First!”「実践躬行・実行第一」

あけましておめでとうございます。
2010年元旦です。
あらためて、
結城義晴のblog[毎日更新]を宣言します。
2010年12月31日まで。
長い道のりですが、
全身全霊を込めて、
毎日書き続けます。
ご愛読、ご愛顧を、
お願いいたします。
昨年12月大晦日には、
ちょっと元気のない気分になっていました。
といっても、昨日のことですが。
なぜだろうと自問しても、
よくはわからない。
それが時代の気分なのでしょう。
「小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望」
すべての人が生きるための原動力です。
目の前の小さな喜び。
現実のささやかな幸せ。
そして明日への希望。
私は世界中の人々に、公平に、
それが与えられることを祈念します。
商業やサービス業の社会的役割も、
ここにあります。
商品やサービスを購買し、消費する。
しかしそのプロセスから、
明日への希望がわいてくる。
商品とサービスに「希望」が、
塗り込められていなければならない。
さて、商人舎恒例の「今年の標語」。
一昨昨年、2007年の標語は、
「心は燃やせ、頭は冷やせ」。
偶然なのか、これは、
アルフレッド・マーシャルの言葉と一致していました。
ション・メイナード・ケインズの師マーシャルが残した言葉。
“Warm heart, but cool head”
「温かい心、冷たい頭」。
私の「心は燃やせ、頭は冷やせ」は、
自身の「蛻変」のときに、
ものすごい支えになってくれました。
一昨年の2008年の標語は、
「志定まれば、気盛んなり」。
これは、吉田松陰の言葉。
商人舎を立ち上げるときの心境そのものだったので、
この年の標語にしました。
さらに、昨2009年は、
「無茶はせず、無理をする」。
商業界全国女性同友会名誉会長の西端春枝先生から、
「結城さん、無理はエエけど、無茶はアカン」と言われた。
「無茶はアカン」には、裏返しの意味がありました。
限りなくギリギリのところまで「無理をする」。
無茶の一歩手前までやりとげる。
私はこれらの標語そのままに生きてきました。
そして今年は英語です。
“Practice comes first!”
ピーター・ドラッカー教授『The new realities』という本の中の言葉です。
私は、サム・ウォルトンの“Retail is detail”と並んで、
この言葉が大好きで、昨年の「5月の商人舎標語」にしました。
その時には「現場第一」というサブタイトル。
しかし今度は、2010年全体のスローガンにして、
サブタイトルは、日本語で
「実践躬行、実行第一」
「躬行」は「きゅうこう」と読みます。
広辞苑に「口で言う通りを、自ら実際に行うこと」とあります。
2010年こそは、実践、実行の年だと思います。
私にとっても、日本の商業・サービス業にとっても。
故倉本長治商業界主幹の口癖。
「知ったことはやったことにはならぬ」
長治先生はこうも言いました。
「艱難が人を磨くように、不況は商人をきたえる」
そのために、2010年を通して貫きたいこと。
“Practice comes First!”
「実践躬行、実行第一」
この2010年の標語は、恒例のことですが、
1月の標語ともなります。
2010年も、よろしくお願いします。
一緒に、実践・実行しましょう。
<結城義晴>
4 件のコメント
新年、おめでとうございます。
結城先生のブログに、毎日励まされ、元気をいただいています。
昨年末際は、天候もあまりよくなく、苦戦を強いられました。
今年は、2日に初売りです。
今日一日、英気を養い、明日から来店くださるお客様に
わが店の、私の元気を差し上げたいと思います。
元気は売れます。
いつも先生がおっしゃっているように。
今年も一年、ブログを」楽しみにしています。
よろしくお願いします。
あけましておめでとうございます。
昨年も結城先生の言葉に勇気、希望、物事を考えるヒントを沢山頂きました。
本当にありがとうございます。
今年もブログを拝見し学んだことを実践・実行し少しでも
知識商人に近づきたいと思います。
今年も大変お忙しいと思いますがお身体をくれぐれもご自愛くださいませ。
店長Aさま、おめでとうございます。
元気を出そう、元気を売ろう。
今年も、がんばって、実践、実行。
それがあなたの仕事です。
ストレート・エッジさま、ありがとうございます。
新年おめでとうございます。
今年も一緒に「知識商人」に向かって努力しましょう。
そんな同志を増やしましょう。
よろしく。