結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年11月20日(土曜日)

上田惇生先生の快気祝いとドラッカーの言葉「常になされるべきことから考える癖をつける」

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ユニクロの創業感謝祭が始まった。
朝日新聞の一面買いきりで広告

今日11月20日(土曜日)から、
23日(火曜日)の勤労感謝の日まで、
実にいいタイミング。

年末商戦のさきがけ、
ボーナス商戦のさきがけ、
立冬から真冬への転換期、
そして勤労感謝の日。

ユニクロとファーストリテイリングの前身は、
「小郡商事」。
その創業が、この時だった。
今年は61周年。
柳井正CEOがそれを最大限に活用した。

利用しただけではない。
活用した。
だから、発展性がある。

今日20日午前6時に来店した顧客には特典がある。
「すぐに使える1000円offクーポン」などのスクラッチカード。
これにはハズレがない。

そして早朝6時先着100名の顧客には、
アンパンと牛乳がふるまわれる。

朝日新聞のユニクロのチラシ広告の目玉は、
スーパーマーケットで展開される
「日替わり」方式。

20日はヒートテック990円。
それとウルトラライトダウン3990円。
初日はインパクトが不可欠。
だから二つの日替わり商品を用意した。

そして21日はマイクロフリース790円、
22日はフランネルチェックシャツ990円。

この「日替わり」のやり方を最初に考えたのは、
サミット㈱の販促担当だった堀さん。

こういったノウハウは大抵、
発案者のなまえが残らない。

だが、考え方や方法は残る。
それでいい。

ユニクロの創業感謝祭。
様々な思いが詰まっている。
それが顧客のマインドをつかむ。

さて一昨日は、
コーネル・ジャパンの講義が終了してから、
大宮に駆けつける。
「ドラッカーの分身」上田惇生先生の、
ご病気快気祝い。

企画者は、
商人舎エグゼクティブ・ディレクター川勝利一さん。
上田先生がこれほど信頼している人は少ない。dscn3606-3.jpg

上田先生、川勝さん、私、
そして日本スーパーマーケット協会専務理事の大塚明さん。

この図は、コーネル・ジャパンの、
「ファカルティ会議」でもある。
上田先生、大塚さんともに講師だからだし、
川勝さんは上田先生のマネジャーのような存在でもある。

会話はドラッカーの思想を展開している実例こそが、
最も大切だという方向で進む。
有意義で、快適な、会話。

上田先生の快気祝いということそのものが、
私たち全員を勇気づけた。

上田先生は私たちにプレゼントをご用意くださった。
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ドラッカーの遺作。
『プロフェッショナルの原点』
それを上田先生が加筆しつつ翻訳。

サインもいただいた。
dscn3615-31.jpg
ドラッカー自身が選んだ「95の言葉」
それに解説がついている。

ご一読をお勧めしたい。

私は特別に、上田惇生先生から、
励ましとお勧めをいただいた。
お許しもいただいた。

意義のある夜だった。
特に、この機会を設けてくれた川勝さんに、
こころから感謝。

さて、昨日は、
プラネットユーザー会2010。
東京国際フォーラム。
101119-tokyo-intl-forum.jpg

会場はホールB7。
101119-hallb7.jpg

参加企業数231社、参加人数561名。
過去最多となった。
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まず、玉生弘昌代表取締役社長から開催のご挨拶。
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EDIを左脳(定型業務)、
バイヤーズネットを右脳(非定型業務)にたとえた。
どちらもプラネットの基本機能。

パソコンを使用した現代の会社の業務について、
玉生さんはいつも考察している。
その主張と結論。
「プラネットはハードウェアでもソフトウェアでもなく、
“流通ウェア”サービス会社である」

基調講演は、
全日本食品㈱齋藤充弘代表取締役社長。
テーマは「小商圏時代のスーパーマーケット経営」
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サブテーマは、
「製配販一体となって行う消費者視点のマーケティング」

不況、高齢化社会の今、
お客様はできるだけ自宅から近くで買い物したい。
短時間で、その時必要な分だけの買い物をしたい。
つまり、日本のスーパーマーケットは、
さらにさらに「小商圏の時代」を迎えている。

それが斎藤さんの講演の趣旨。
途中、実際の詳細なマーケティングの話は
マーケティング担当の佐藤さんにバトンタッチ。
101119-zenishoku-sato.jpg
POSデータをいかによく分析し、
売れ筋商品や適正価格を決めるか。
自動発注システムjを使用し、
いかに適正な数量を発注するか。

顧客カードからデータを収集し、
その顧客の販売頻度の高い商品を提案し、
買いそうな商品の顧客別チラシをつくる。
まったく新しい販促戦略。

これからの時代、データ管理がいかに大切か。
それが存分に語られたセミナーだった。

最後に上田先生からプレゼントされた
『プロフェッショナルの原点』から。
第1章の最初に出てくる言葉。
それはドラッカー自身が遺作の最初の言葉にしたもの。

「なされるべきことをなす」
「成果を上げる知識労働者となるためには、
なによりもまず、なされるべきことは何かを考えねばならない」

「何をしたいかではなく、
何がなされるべきかから考えねばならない。
しかる後に、何が自らの強みに合うかを考えねばならない」

「強みでないものを行ってはいけない。
他の者にまかせねばならない」

ドラッカーの言葉は多大な経験に裏打ちされている。
30代、40代の勢いに乗った人間の発言とは異なる。

しかし95歳まで生きた哲人の言葉。
真摯に、謙虚に、受け止めたい。

「常になされるべきことから考える癖をつける」
いまの私の姿勢そのものである。

<結城義晴>


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