結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年04月14日(土曜日)

「公僕のIntegrity」と「特に企業」の「人材投資と能力開発」

今日も、毎日新聞「余録」

「不幸も独りで来れば、
歓迎される」
ギリシャのことわざ。

「不幸はいつも2人連れ、
3人連れでやって来る――
つまり悪いことは重なるものだという意味」

人生、幸せばかりではない。
不幸なことも起こる。

その不幸を乗り越えることも、
人間を強くする。

しかしそれが2人連れ、3人連れで来ると、
人はそれに耐えられなくて、
だめになってしまうこともある。

中国のことわざ。
「禍いは単(ひと)り行かず」
こちらは「災難は重なる」という意味。

英語では、
「災いはもう一つの災いの
背中に乗ってやって来る」

「余録」にはないけれど日本では、
「二度あることは三度ある」

「洋の東西を問わぬ
人類普遍の“法則”のようである」

「不祥事や失態の団体ツアーが
来訪したような昨今の安倍政権と中央省庁」
「アンチ権力」を旗印にする毎日新聞。

森友・加計、イラク日報問題で、
新たな疑惑が連日発覚する中、
財務省では事務次官のセクハラ疑惑、
厚労省でも幹部が不適切発言やセクハラ。
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「タガが外れたような役人の行状」

「この災いの群発をもたらしたのは誰なのか。
役人に忠誠や忖度ばかりを強い、
その誇りや良心という国の宝を破壊したは
誰かを考えてみたらよかろう」

私の言葉でいえば、
「心の力×頭の力×技の力」

頭の力・技の力が100点満点でも、
心の力がマイナス100点となると、
人間としての力は、
マイナス100万点となる。

ああ。

朝日新聞「折々のことば」
第1079回。

暮らしを
犠牲にしてまで守る、

戦うものは
なんにもなかった。

〈「暮らしの手帖」創刊者・花森安治〉

「戦争が終わってすぐ町に並んだのは露店、
まっ先に眼についたのがフライパンの山。
軍用資材の残りで作ったそれが、
朝日を浴び光っていた」

「何より大事なのは台所だ、暮らしだ。
これだけは侵してはならないと確信した」

「これからはもう寝間着に着替えて眠れる」

2016年4月、NHK《連続テレビ小説》は、
西田征史脚本の『とと姉ちゃん』だった。
花森安治と大橋鎭子(しずこ)を描いた物語。
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国民の暮らしが何よりも大切だ。
官僚や役人はその国民の暮らしを守る。
それが「公僕」という言葉の本当の意味だ。

私が使う言葉でいえば、
「Integrity」

ピーター・ドラッカー先生も、
上田惇生先生も強調する。

その意味では小売業、流通業、
サービス業も消費産業も、
「国民の暮らし」を支える公僕と同じだ。
Integrityをもとにした産業だ。

人間の、
人間による、
人間のための産業。
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日経ビジネス「今日の名言」
日本のこれまでの
繁栄の礎とも言える
人材開発力を、
特に企業が早急に
取り戻す必要がある。
〈ビル・エモット〉

「エコノミスト」誌の元編集長。
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「人材投資こそが、
新たなイノベーションを生み出すことは
日本の過去の歴史を見れば明らかだ。
優秀な学生が労働市場に参加した後も、
継続して能力を高めていく。
地味だが愚直な施策を続けることが、
日本経済の今後の発展の基礎となる」

「特に、企業が」とビル・エモットは言う。

全く同感だ。

かつて農林水産省の委員をしていた時、
私は農水という役所全体に、
「マーケティング・マインド」を求めた。
それがわたしの提案だった。

しかし、今も思う。
「特に企業」が、
「人材投資」をし、
「能力開発」を進めねばならぬ。

その基本にはIntegrityが必須だ。
「儲けのアイデアや技術」は、
ほんとうの人材投資ではない。

日経電子版「経営者ブログ」
日本のインターネットの草分け、
鈴木幸一さん。
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「入社した後の私はといえば、
生活費を得るためといった考えとは
正反対のような生活、
当時の言葉で括(くく)ると
ワーカホリックの仲間入りをして、
深夜労働を重ねたものだった」

これは公僕に近いマインド。

「そういえば、シューベルトは
目覚めたとき、いつでも書けるように
メガネを外して眠ることはなかった
と言われている」

シューベルトは、
音楽という芸術に対する、
公僕だったのだ。

〈結城義晴〉


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