結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2021年02月24日(水曜日)

PPIHのドンキがあのゲルソンを買収した!!!

今日は東京・芝大門で座談会。
㈱True Data。
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基本的にはオンライン座談会。
コーディネーターの私は会場まで出かけた。

True Data社長の米倉裕之さんが、
口火を切ってくれた。
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私もパソコンの画面に登場しつつ、
その画面を見ながら話を展開させていく。??????????

座談会や対談はワクワクする。
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小澤正治さん。
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社、
執行役員Looker事業本部長。??????????

True Data執行役員の越尾由紀さん。??????????
すごくいい座談会だった。

最後はこの座談会の名において、
高邁な宣言をした。

詳細は月刊商人舎3月号で。

True Dataのそばの芝増上寺。
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東京タワー。
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午後は東京駅へ。
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毎月1回、このあたりに来る。
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丸の内はテレワークが徹底されていて、
コロナ前と比べたら人影は閑散としている。IMG_20651

大手町プレイスウェストタワー。
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玄関前のモニュメント。
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大手町プレイス内科で、
血液・尿検査と診察。

私の主治医は田嶼尚子先生。
今日は歩くことの大切さを話してくださった。

検査をして診察をしてもらうが、
その時の話がいい。

「二本の足は医者より大事」
田嶼先生が教えてくれた医学界の格言。

「二本の足は二人の医者」とも言う。
一人は内科系の医者、
もう一人は外科系の医者。

二本の足が元気に動いているうちは、
内臓も筋肉も骨も元気だという意味だ。
足には全身の筋肉の3分の2が集まる。
足は心臓からの血液循環を助けている。

とくに食事のあとの運動を勧められた。
私は田嶼先生から言われたことは、
絶対に守る。

私のもう一つの弱点は右目だ。
白内障、緑内障、網膜剥離をしている。
そちらは富田剛司先生。

私には二人の医者がいることになる。

2月は「全国生活習慣病予防月間」である。
2月はあと少しだが、これを、
3月、4月と続けよう。

さて、商人舎流通スーパーニュース。
PPIHnews|
南カリフォルニアの高級スーパーマーケット「Gelson’s」を買収gelsons
驚いた。

ドン・キホーテのPPIHが、
あの「ゲルソン」を傘下に収めてしまった。

南カリフォルニアの高級住宅地に展開する、
高級スーパーマーケットの老舗。

1951年にゲルソン兄弟が、
ロサンゼルス郊外の高級住宅地に創業。
1966年、Arden Groupに買収され、
その後、長らく、
「ゲルソンの幸せ」を謳歌した。

投資家の資本のもとで、
独自の成長をする「幸せ」である。

トレーダー・ジョーは、
ドイツのアルディ傘下にあるが、
この「ゲルソンの幸せ」と同じだ。

日本からのスーパーマーケット視察者で、
ゲルソンに行かない者はなかった。

故渥美俊一先生のツアーでは、
絶対に訪れない店だったが。

それでもゲルソンの輝くばかりの美しさ、
芸術的ともいえるエクセレントさは、
こんな店をつくってみたい、
と思わせるに十分だった。

その後、2014年に、
TPGキャピタルに売り渡され、
さらに2021年の今年、日本のPPIHへ。

2020年12月期決算で、
売上高は8億7200万ドル、
1ドル100円換算で872億円。
27店舗のローカルチェーンだが、
1店当たり年間32億円強の繁盛店だ。

㈱紀ノ国屋ファウンダーの増井徳太郎さんは、
1970年代終盤にゲルソンで直接、研修を受けた。
陳列やレイアウト変更などを、
ゲルソンのアソシエーツと一緒になって、
学んだ。

私は、1982年に、
当時の社長アラン・シャーンに、
単独インタビューをした。
そして「食品商業」に記事を書いた。

印象に残っているのは、
シャーンCEOが高校生のころから、
「ボックスボーイ」として働き、
ゲルソン一筋だったことだ。
大学に行っても、その間ずっと、
ゲルソンで働き続けた。

そしてCEOになった。

ボックスボーイは、
チェックスタンドで、
袋詰めをするワーカーのこと。

アメリカではよく、
高校生がこの仕事をする。

アラン・シャーンは、
印象的なことを言った。
「私たちは、
このビバリーヒルズで創業したから、
ハイクラスのMDをする店になった。
もしダウンタウンで創業していたら、
ボーイズよりももっと上手に、
低所得の顧客に対応しているに違いない」

ボーイズというのは、当時、
ロサンゼルスにあった店です。
低価格を売り物にした店だった。

つまり地域対応や顧客対応が第一であって、
高級化がベストなチョイスなのではない。

そう、ゲルソンは考えていた。

2008年にもゲルソンを訪れた。
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その美しさや芸術性は変わらなかった。
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しかし変わらないことは、
すなわち後退だ。

その時点のホールフーズなどに比べると、
進化は止まっていた。

そのゲルソンがそれでも、
27店舗まで牛歩のごとき成長を見せ、
いま、ドン・キホーテ傘下となる。

日本の長崎屋やユニーのように、
ダブルネームにして、
MEGAドンキ・ゲルソンにするわけではない。
「驚安」を打ち出すのでもないだろう。

いかにマネジメントされていくのか。

忘れてならないことは、
アラン・シャーンの言葉だ。
「地域対応」と「顧客対応」。

それを忘れては、
ゲルソンを買収した意味がない。

ハワイのタイムズ・スーパーマーケットも、
2017年にPPIHによって買収された。
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買収直後の2018年、2019年は、
全く変わっていなかったが、
昨年、どう変わったかは、
この目で見ていない。
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PPIHは、日本では「驚安」の印象が強いが、
アメリカやアジアなど海外では、
意外にオーソドックスなマネジメントをする。

それはPPIHがこれまで、
多くのM&Aを経験してきたからだと思う。

エクセレントなゲルソンに驚安のドンキ。

「二本の足は二人の医者」。
人間にも会社にも、
医者は二人必要なのだ。

〈結城義晴〉


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