結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年11月09日(月曜日)

伊藤園陳列コンテスト総評と2021marketingのビデオ撮り

Everybody! Good Monday!
[2020vol㊺]

2020年第46週。
11月第2週。

北海道のCOVID-19新規感染は、
最多の200人が確認された。

札幌市も最多の158人。
札幌だけで東京を上回った。

明らかにGo To トラベルの影響だろう。

北海道の人たちが油断していたわけでも、
札幌の人たちが不注意なわけでも、
旅行した人たちが悪いわけでもない。

ずっと自粛ばかりしていたら、
旅に出たくなる気持ちはよく理解できる。

北海道では第3波か。
そんな不安も生まれる。

まだまだ私たちは、
コロナと共生できる段階には至っていない。

繁華街のススキノでは今月27日まで、
もちろん店の種類によって、
営業時間と酒の提供時間短縮が、
要請されている。

昨日のジョー・バイデン次期大統領の演説。

「ウイルスを制御下に置くまでは、
経済を修復し、
活力を取り戻すことはできない。
孫をこの手に抱いたり、
誕生日や結婚式、卒業式、
あらゆる人生で最も貴重な瞬間を
味わうことはできない」

その通りだと思う。

しかし今週日曜日は、
11月15日の七五三だ。

三密を避けて、
七五三くらいは祝ってあげたい。
日本ならばそれも可能だろう。

米国は1日の新規感染者10万人だから、
もちろんまだまだ国民が、
我慢と自粛をする必要があるだろう。

商人舎流通SuperNews。
今日だけで、
店舗での新規感染者のニュースは、
15本に上った。

ただしほとんどの場合、
店頭で感染したわけではない。
一番多いのが家庭内感染である。
そして感染した人が店に出てきて、
そこで症状が出るというケースが多い。

しかしそれでも、
顧客と従業員の安全と安心は、
まだ万全の態勢で担保されているわけではない。

新型コロナ対策分科会会長の尾身茂さん。
「新型コロナは、
人々の行動が感染動向を左右する」

「数字だけで判断するのではなく、
社会全体の感染防止への意識が
低下していないか判断しながら
アクセルとブレーキを踏む必要がある」

そう、大事なのは、
「社会全体の感染防止意識」

日本はアメリカなどより、
確実に感染防止意識が高いが、
政府や行政がその判断を誤ってはいけない。

さて今朝は、
商人舎ZOOM会議。
みんなの顔つきなど見ながら、
今週の仕事の確認をした。

大丈夫です。
今週もよろしく。

そして午後は、
東京・清水橋へ。

(株)伊藤園本社。
玄関の巨大な「お~いお茶」ボトルの前で写真。IMG_96160

その横の壁には「社是」
お客様を第一とし
誠実を売り
努力を怠らず
信頼を得るを
旨とする
正則と署名がある。

創業者の本庄正則さんの言葉だ。IMG_96120
これを貫徹すれば、
コロナ禍も乗り越えることができる。

その伊藤園の本庄周介代表取締役副社長。
ありがとうございます。IMG_95930

「おーいお茶大茶会陳列コンテスト」は、
業界でも随一のイベントだ。
1年に4回開催されている。

その4月22日から6月1日までのコンテスト。
コロナ禍真っ只中のコンテストに、
6000店を超える参加があった。
ありがとうございます。

発表は伊藤園のホームページで行われる。

私はその審査をし、総評をするが、
今日はビデオ撮り。IMG_95980

まず4つのコースごとの総評を10分弱。IMG_96000

それからコロナ禍の2021マーケティング。
これもエッセンスを語った。IMG_95990
原稿を読むというのではなくて、
頭の中に入っていることを、
しっかりと語りかける。

そんなビデオになっている。

クリスマスくらいに公開される。
ご視聴をお願いします。
誰でも見ることができる。

担当の関口直均さんと写真。
販売促進部第5課課長。
映画監督などが使うカチンコを持って。
IMG_96020

今日はいろいろトラブルなどもあって、
テイク10くらいまでカチンコを使った。IMG_96050

そのあと最高顧問の江島祥仁さんと懇談。
江島さんはいつまでも若い。
IMG_95960
そして新しいブランドの抹茶をいただいた。
すっきりとして実にうまかった。

今年の1月20日に新発売した抹茶が、
濃茶の「令徳(れいとく)」と、
薄茶の「和悦(わえつ)」。
それぞれ「令和」時代から一字ずつとって、
ブランド名がつけられた。
200120 macha4
今日は薄茶の「和悦」。
実にさわやかな抹茶だった。

ありがとうございました。

すべてが終了したら、
東京の西の空に夕焼けが見えた。IMG_96100
この空の下で、
COVID-19感染が広がっている。

やれること、
やるべきことは、
やる。

やれないこと、
やっていけないことは、
やらない。

その徹底。
詳細に、厳密に、継続する。
こまかく、きびしく、しつこく。

今回の陳列コンテストが、
全国で展開されていたころ、
毎日のように書いていたことだ。

北海道で第3波が来ようかというとき、
私たちは再びみたび、
徹底しなければならない。

では、みなさん、今週も、
こまかく、きびしく、しつこく。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2020年11月08日(日曜日)

カマラ・ハリスとジョー・バイデンの演説

ジョー・バイデン大統領候補。
当選確実となって、
勝利演説をした。
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その前にカマラ・ハリスが演説した。
副大統領候補の演説は感動的だった。
カマラハリス
「ジョン・ルイス下院議員は
亡くなる前に言いました。
民主主義は状態ではなく行動である、と」

「その意味するところは、
アメリカの民主主義は決して
保証されていないということです。
私たちの意思があってこそ
強いものになるのです」

ジョン・ルイスは、黒人の公民権活動家で、
民主党下院議員。

「私たちは民主主義を守るべきです。
当然のものとして
受け止めてはなりません」

「民主主義を守るためには、
戦いも犠牲もあります。
しかし喜びもあります。
進化もあります。
民主主義はより良い将来を
構築することを可能にします」

女性や子どもたちへのメッセージは、
感動した。

「女性たちは、
多くのことを犠牲にしました。
対等な権利のために戦いました。
すべての人たちのために
正義をもたらそうとしました。
黒人女性たちはこれまでも
見過ごされてきました。
しかし、民主主義の根底にある
大切な存在だということがわかっていました」

「ジョーは人格者です。
なんと言ってもジョーは
バリアを打ち砕くことができました。
女性を副大統領候補に選んだのです。
私は初めての
女性副大統領になるけれど、

最後ではありません」

「すべての幼い女の子たちは、
今夜この場面を見て、わかったはずです。
この国は可能性に満ちた国であると」

「私たちの国の子どもたちへ、
私たちの国ははっきりとした
メッセージを送りました。
ジェンダーなどは関係ありません。
野心的な夢を抱き、信念を持って
指導者となるのです。
そして他の人とは違った見方をするのです」

「皆さんの一歩一歩を見届けます。
アメリカ国民の皆さん、
どちらへ投票したかは関係ありません」

そしてバイデン候補の演説。
倍で年絶
残念ながらわが菅義偉首相よりも、
ずっと上手だった。

私は民主党支持でも、
共和党支持でもない。
自民党支持でも、
立憲民主党支持でもない。
支持政党はない。

しかし言葉は、
大切にしたいと考えている。

その言葉の力を発揮したという点でも、
この演説はよかった。

日経新聞に全文の翻訳が載った。
私の言葉に直しながら抜粋しよう。

「私は分断させようとするのではなく、
結束させる大統領になることを誓う。
赤い州や青い州ではなく、
ただアメリカだけを見ることを誓う」

分断ではない、結束である。
ここは勝利者として大切なコメントだ。

「私たちはアメリカの魂を呼び戻す。
アメリカの屋台骨を建て直し、
中産階級を再構築し、
アメリカを再び、
世界から尊敬される国にする」

どんな国でも中産階級が、
チェーンストアを支え、成長させる。

「アメリカは再び、
道徳の弧を正義の方向へと向けた」
202009_wakabayashi
「我々は歴史上最も幅広く、
多様な連合を組んだことを誇りに思う。
民主党、共和党、
独立派・急進左派・穏健派・保守派。
若い人、年老いた人、
都市部の人、地方に住む人、
ゲイ、ストレート、トランスジェンダー、
白人、ラテン系、アジア系、
米国先住民の人」

「トランプ大統領に投票した人々は
今夜、落胆しているだろう。
私自身も2度撤退している」

「今度はお互いに機会を与えよう。
暴言をやめて冷静になり、
もう一度向き合い、
双方の主張に耳を傾けるべきだ」

「前に進むために、互いを
敵とみなすのはやめなければいけない。
私たちは敵同士ではない。
私たちはアメリカ人だ」

感動的だ。

「今、選挙戦は終わった。
人々の意志は何か。
私たちの使命は何か。
私は、アメリカ国民が私たちに、
品位と公正の力を導くことを
求めたと信じている」

「私たちの時代の大きな戦いのなかで、
科学と希望の力を導くことを求めた。
私はウイルスを制御し、繁栄を築き、
みなさんの家族の健康を守るために戦う」

「私たちはこの国の人種的平等を達成し、
構造的な人種差別を根絶するために戦う」

「環境を守るために戦う。
品位を回復し、民主主義を守り、
この国のすべての人に
公正な機会を与えるために戦う」

「私たちの仕事は、
COVID-19を制御することから始まる」

「ウイルスを制御下に置くまでは、
経済を修復し、
活力を取り戻すことはできない。
孫をこの手に抱いたり、
誕生日や結婚式、卒業式、
あらゆる人生で最も貴重な瞬間を
味わうことはできない」
C
「月曜日に、私は、
一流の科学者と専門家のグループを
政権移行のアドバイザーとして指名し、
新型コロナ対策計画をつくる。
“バイデン・ハリス計画”だ」

「その計画は科学に基づいてつくられ、
思いやり、共感、そして、
懸念に配慮したものになる」

「アメリカは常に、
私たちが何者なのか、
何を目指しているのかという
難しい選択をする際に
転換点を迎えてきた」

「リンカーン、ルーズベルト、
ケネディ、そしてオバマ。
歴代大統領が証明している。
“Yes We Can”(われわれにはできる)」

「私たちはいま、
転換点に立っている。
絶望に打ち勝ち、
繁栄と目的のある国を築くチャンスがある。
それができると知っている。
私たちは、アメリカの魂を
取り戻さなければならない」

「アメリカは、
天使と悪魔の絶え間ない戦いによって
形づくられてきた。
今夜、私たちの天使が勝つ時がきた」

「全世界が米国に注目している。
私たちが模範となって、
導かなければならない」

「私は常に、アメリカを
一言で定義できると信じてきた。
“可能性”だ」

これがアメリカの真髄だ。

「アメリカでは全ての人が
夢をかなえる機会が与えられるべきだ」
バイデン演説2
「この国の可能性を信じ、
常に先を見据える。
自由で公正なアメリカ、
尊厳と敬意を持って雇用を創り出す米国、
ガンやアルツハイマーなどの病気を治す米国、
誰も置き去りにしない米国、
決して諦めない米国に向かっていく」

「素晴らしい国に、
素晴らしい人々がいる。
これがアメリカだ。
私たちが力を合わせれば、
不可能なことなどない」

「子どもの頃、祖父に言われた。
“ジョー、信念を貫け”。
祖母が続けた。
“ジョー、信念を広めよ”」

「アメリカに神のご加護を。
神が私たちを守ってくださいますように。
ありがとう」
P
ドナルド・トランプ大統領は、
まだ敗北を認めてはいない。

しかしアメリカが前に進んだことは確かだ。
そしてCOVID-19の制御に向けて、
国を挙げて前に進むことも確かだ。

アメリカの民主主義が、
アメリカのチェーンストアを、
ここまで成長させた。

私はそう思う。

そのアメリカ。
行きたいなぁ。

ハワイから始めよう。
期待してください。

〈結城義晴〉

2020年11月07日(土曜日)

古田徹「ポピュリズム」の本質とidentityの時代

ジョセフ・バイデン。
第46代アメリカ合衆国大統領。
どうやら当選が決まりそうだ。
無題

初代は1789年のジョージ・ワシントン。
第3代トーマス・ジェファーソン。
第16代エイブラハム・リンカーン。
第32代フランクリン・ルーズベルト。
第35代ジョン・F ・ケネディ。
第40代ロナルド・レーガン。

これら人気の高い大統領に、
並び称されるかどうかはわからない。
しかし最高齢での大統領就任。
77歳。
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北海道大学教授の古田徹さん。
朝日新聞「アメリカ大統領選2020」の連載で、
インタビューに答えている。

古田さんの専門は、
「ポピュリズム」。

トランプ政権で何が変わったか。
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「政策でもってではなく、存在感で、
政治のモードを変えた」

「あれもありなのかと、
大統領自ら率先して
常識を打ち破っていく」

「トランプは伝染する」――
「アメリカ社会の分断に寄りかかって、
相手をののしり、なりふり構わず
たたきのめそうとする。
友か敵かの対立を先鋭化させました」

メキシコ国境に大きな壁を作った。
イスラム教徒の入国を禁止した。
関心を集めた政策も多かった。

しかし政策や制度レベルでの具体的な実現は、
三権分立が徹底しているアメリカでは
意外に難しかった。

気候変動をめぐるパリ協定からの離脱、
イラクからの撤退、
新型コロナ禍でWHOからの脱退。

これらの動きは、
トランプによるというよりも、
「米国のヘゲモニー(覇権)の衰退という
長期的な傾向の延長線上にあります」

「衰退する米国が
世界的な『公共財』を提供する力を失い、
そのコストに耐えられなくなった」

歴史学者ウォーラーステインの指摘。
「100年単位の覇権の変化」

1920年代のドイツは議会の中で
反ワイマール共和国勢力が多数を占めて
事実上議会が機能しなくなった。
議会内で分極化が起きてしまい、
その結果として
ナチ党に政権が移譲されるに至った。

「ここで重要なのは順番です」

「分極化が先にある。
政治家が分極化を
生み出したわけではない」

ポピュリストが
民主主義を危機にさらすのではない。
民主主義が危機にあるからこそ、
ポピュリストが呼び込まれる。

「彼らは分断や分極によって生み出され、
それにさおさすことで
ダメージを深刻なものにします」

トランプに関して。
「強烈な個性を持った人物であることは確かです。
ただむしろ背景に注目して
彼の個性を”脱神話”化しなければ、
本当の危機が見えなくなってしまうでしょう」

これは重要だ。

8年7カ月の最長を誇った安倍政権も、
「脱神話化」しておかねばならない。

「ファシズムの責任を
ヒトラー一人に押しつけることが
不可能なのと同じです」

英語のクライシス(危機)には、
”分岐”という意味がある。

「現代は産業構造と労働が
大きな転換期を迎えています」

「ポピュリズム」の特徴。
エリートに対する一枚岩の
“真の人民”という観念が生まれる。
そしてその代表を自任する、
政治家が存在する。

歴史的に見て、
こうした転換の時代に生まれる。

「トランプ氏はその典型の一人です」

ここで古田教授の専門。
ポピュリズムの第1の波は19世紀後半。
米国では人民党(ポピュリスト党)が結成され、
同時期のロシアでは
ナロードニキ運動が起きた。

第2の波は1950年代。
米国のマッカーシズムが象徴的。
フランスでも反共・反租税運動があった。
「プジャーディズム」と呼ばれた。

第1波は、農業経済から工業経済への
本格的な離陸があった時代。

第2波は都市化とサービス産業への
シフトが起きる時期。

そして、第3波のいまは先進国で
製造業の衰退とIT化・デジタル経済への
転換が起きている。

「いずれの波でも、
大きな産業構造や労働のあり方の転換から
取り残された人の不満を
既存の政治がくみ取れず、
別の政治を求めるようになる」

現在の特徴。

「分極の源泉が
アイデンティティーに関わるものになっている」
Identityは帰属意識。

トランプの場合。
産業構造の転換に取り残されたばかりか、
多様化が進む中、社会的にも
マイノリティーに没落する恐怖に陥っている
「白人・男性・労働者」というIdentityに訴えかけた。

個人のIdentityを脅かす敵が常に作り出され、
その情念やルサンチマン(怨念)をもとでに
政治が市民を動員していく。

「トランプの場合は、
その敵が時に中国だったり、
メディアだったり、
イスラム過激派だったり、
ワシントンのエリートだったりする」

その通り。

こうした政治は、
個人のIdentityが揺らいでいることの
裏返しでもある。

「右派だけではありません。
左派も含め、Identityの政治が
前面化しています」

#MeToo運動やBLM運動が加速する。

「その背景にも”私は何者か”という問い、
つまり他の人と人種やジェンダー、
ナショナリティーがどう違うか、
があります」

「社会の構造的差別の原因は
この”違い”にあると捉えられ、
怒りが、政治的な力に転換されています。
自分と違う人たちへの不安や不満が
政治を動かす大きな力になっているのです」

なるほど。

日本の場合。

「アイデンティティー政治が
SNSを中心に広がる一方、
旧来の団体政治は力を失っている
というトレンドは一緒です」

「ただ欧米ほどの強度がないのは、
既存の政治への不満、
とりわけ保守層の不満を、
8年にわたった安倍政権が吸収してきた」20200601sei_yoto0200
「既存の政治の内部から
ポピュリズムの芽が、
結果的に摘み取られた」

「Identityの政治には
政策的な解がなく、
合意が難しいという問題がある」

「賃金や労働時間などをめぐる
具体的な話ならば交渉や妥協によって
落としどころを見つけられます。
反対に自分のIdentityをかけた戦いは、
他者への怒りや憎悪という感情を増幅しやすい」

「さらにトランプ政治のように政治家が
自分の支持につなげようとあおると、
妥協や解決は困難をきわめます」

「歴史的に見た場合、
ポピュリズムは過渡的な現象です。
激烈な感情の噴き出しが起きた後には、
必ず制度的にそれが
解消されなければならないからです」

過去の第1の波は、
民主党のルーズベルト政権を生み出し、
支えたニューディール連合につながった。

第2の波はレーガン政治に代表される
新自由主義に吸収されていった。

では今の第3の波はどこへ向かうのか。
「それを占うにはトランプ政権の4年間を
世界がどう評価・学習するかに
かかっています」

「トランプのような強烈な政治家ですら
既存の政治を変えることが
できなかったとみるのか、
それともリベラルな価値や戦後の国際秩序を
踏みにじったことを許せないとみなすのか」

「これは、”自国第一主義”の流れが続くのか、
”リベラルな国際秩序”が回復するのかの
分岐点にもなります」

バイデンは後者を選び、
そちらに導くだろう。

それは日本にとっても救いだと、
私は思う。

流通ポジショニング戦略も、
identityの時代の潮流に沿っている。

〈結城義晴〉

2020年11月06日(金曜日)

月刊商人舎11月号「尼崎の陣」責了と「ツイッターかブログか」

月刊商人舎11月号。
責了しました。

「責了」は「責任校了」の略。
出版社や編集部が校正を終了して、
あとはデザイナーや印刷所に、
「お任せしました」と委ねること。

この先は、間違いは起こらない。
きちんと印刷されて、
立派な書籍や雑誌が出来上がる。

デザインの七海真理さん、
ほんとうにありがとう。

編集スタッフの鈴木綾子さん、
ご苦労様。

校正の磯村ゆきさん、
お疲れ様。

ゼネラルマネジャーの亀谷しづえさん、
感謝します。

編集人で執筆者の結城義晴さん、
もっと、早く書け。

ということで、
11月号も印刷所に渡りました。
しかし1日遅れてしまいました。
本当にすみません。

本来の取材締め切り日を過ぎてから、
その取材が始まったというのが、
一番の理由です。

途中、執筆を速めて、
何とか間に合わせる算段でしたが、
その執筆のスピードが、
思うように早まらなかった。

「コロナは執筆を早めない」

亀谷しづえが1万1500字、
結城義晴が2万0091字。
書きました。

写真を150枚くらい使いました。

月刊商人舎は手作り雑誌です。
ほとんどを自前で書き、
自前で編集します。

つまりプライベートブランド方式。
トレーダー・ジョーやユニクロと同じです。

今月号も関西・尼崎の競争が題材です。
けれど先月号とは異なる、
競争のとらえ方をしました。
02000
スマホとソーシャルネットワークの普及で、
チェーンストアや小売業の、
顧客とのコミュニケーションが、
決定的に変わってきました。

あらためてそれが判明したのが、
尼崎の競争です。

ご愛読をお願いします。

11月号特集タイトル。
ロピア関西第2弾!「尼崎の陣」

今号はもう一つ、特別企画もあります。
コロナ禍の2021 Marketing

来年、再来年を展望して、
そのマーケティングのあり方を考察しました。

やっと終わって、
次に向かいます。

さてさて、
アメリカ大統領選挙。
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もう、ほとんど、
ジョー・バイデン候補の勝利は、
決まっているけれど、
6つの州でまだ最終開票結果が未発表。

ジョージア州、
ペンシルベニア州、
ノースカロライナ州、
アリゾナ州、
ネバダ州、
そしてアラスカ州。

しかしノースカロライナとアラスカ以外は、
バイデン候補が勝ち抜けそうです。

とくにジョージアとペンシルベニアは、
郵便投票分が徐々に開票されて、
大逆転となります。

最終的には微差ではなくて、
はっきりと勝敗が出る。

私はずっと、かなりの頻度で、
The Associated Pressが提供する、
開票情報を見ています。
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この情報は驚くほど正確で、
これによると投開票日の11月3日には、
バイデン勝利が見えていました。

だから朝日新聞や日経新聞など、
大新聞がまだ当確を打たないのには、
ちょっと違和感があります。

テレビや大新聞はそれができない。
よくわかります。

しかしインターネットを見ていると、
そのメジャーとは異なるメディアが、
勝手に露骨なことを主張していて、
それが公開されていることに驚かされます。

ツイッターにも、
著名な政治家などが、
ずいぶん書き込みをしていて、
世の中、変わったと感じさせられます。

ドナルド・トランプ大統領も、
ツイッターで自己主張しているし、
やり合っている。
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ジョー・バイデン候補も、
自分で書いている。
baiden

菅義偉首相まで、
あまりインパクトのないことを、
ツイッターで宣伝している。
自分では書いていないけれど、
名前は「菅義偉」となっている。
suga
小沢一郎議員は、
事務所がツイッターを更新している。
ozawa

小池晃さんのツイートは頻度が高いし、
自分で書きまくっている。
koike
私はツイッターはやりません。
1日に1回、ブログとFacebookを投稿する。

短いコメントや所作で、
一瞬の笑いをとる芸人ではなくて、
一定の尺(時間)の中で、
噺を展開し、芸を見せる落語家。

たとえば古今亭志ん朝のような、
桂枝雀のような。
(深夜にYouTubeで志ん朝を見るのは贅沢です)
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ちょっとカッコつけ過ぎかもしれませんが、
それに及ばないまでも、
しっかり考えて、しっかり書く。
それを目指したい。

やはり月刊雑誌出身だからでしょうか。

いつも、危機感の中にいたい。
いつも、考えて考えて、考え抜きたい。
いつも、何かを変えていきたい。
いつも、世の中のためにいたい。

ちょっと年を取ったからでしょうか、
そんなことを強く思っています。

〈結城義晴〉

2020年11月05日(木曜日)

月刊商人舎10月号「完売」と「理を貫くこと」「たましいへの配慮」

今日も1日、横浜商人舎オフィス。

先月号の月刊商人舎10月号特集。
ロピア飛来!大阪寝屋川の陣
平和堂・ライフ・万代の棲み分け競争を描き出す
202010_coverpage
事前に予約をいただいて、
例月よりも多く印刷したが、
あと在庫は5冊となってしまった。
それでもまだまだ申し込みが来ている。

そこで「完売」のお知らせをした。
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ありがたいけれど、
500部単位の注文が来なければ、
もう
増刷はできない。

申し訳ありません。

あとは、年極め購読をして、
web版で読んでいただくしかない。

しかしそれはそれで、
過去のすべての特集を含めて、
90号分の記事を読むことができる。

web版はその意味で、
とても便利な機能だ。

大いに有益です。
お申し込みは☞

今日も原稿書きと編集仕事。
あ~あ、疲れた。
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それでも充実していた。

商人舎11月号も、
ロピア尼崎島忠ホームズ店を特集する。
その記事を書いている。

今回は「安さ」とは何かについて、
考察した。

さらにスマホやSNSの威力についても、
あらためて考えさせられた。

その結果として、
古いチェーンストア理論の呪縛を、
指摘することとなった。

こちらも早めに申し込んでいただきたい。

広告ページもチェックした。
ありがとうございます。IMG_955290

さて、アメリカ大統領選挙。

案の定、場外乱闘となった。
プロレス並みですね。

結果は確定していないけれど、
ジョー・バイデン新大統領の誕生は確実だ。

ドナルド・トランプ前大統領は、
開票差し止めや再開票を要請したり、
法廷闘争などに持ち込もうとしている。

その合間にCOVID-19感染者は、
1日に10万人を超えている。

日本のSNSなどでも、
トランプ支持者が盛んに、
郵便投票の「不正」を訴えたりしている。

アメリカは病んでいるし、
世界は異常な状況に陥っている。
その異常さこそ問題であると思う。
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朝日新聞「折々のことば」
第1985回。

夏が好きだと言いなさい
(中島隆博の恩師)

中国哲学研究者の中島隆博さん。
小学生の頃、教師から、
どの季節が好きかと訊かれた。

「秋が好きです」と答えると、
こう諫(いさ)められた。
「夏が好きだと言いなさい」

編著者は鷲田清一さん。

「斜に構えることを覚え始めた少年の心」
を見抜かれていたらしい。

汗に塗(まみ)れ、
灼熱(しゃくねつ)の陽(ひ)に焼かれる
「夏の幸福」。

その言葉はまぎれもなく、
世のさまざまな習いにふれる直前の、
「”たましい”への配慮」だった。

東京大学出版UP10月号から。
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中島隆博さんは、
日本学術会議連携会員で、
東京大学東洋文化研究所教授だ。

鷲田清一さんも、
同じく日本学術会議連携会員。
大阪大学名誉教授、
京都市立芸術大学名誉教授、
元大阪大学総長。

菅義偉首相が2000人いると発言した。
「閉鎖的で既得権益」を、
享受している学者ということになる。

鷲田さんは京都新聞「天眼」に書いている。
10月18日版の「学術と人びとの暮らし」
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「学術」とは、
「政府や市場の要求とは独立に、
“理”を貫くという、いわば
職人的な矜恃(きょうじ)にかかっています」

「他人の手抜きを
自分への侮辱のように感じる、
そのような心根です」

「それを維持させるのが
職人でいう同業組合のようなもので、
研究者の場合には
たとえば学会というコミュニティーが
それにあたります」

学会はギルドのような組織だ。

「もちろん一般社会と同じで、
ときにこの矜恃を外す人もいます。
が、学会に属そうが属しまいが、
学問をする人はこの矜恃を
基本的に共有しています」

鷲田さんが言うから説得力が増す。
商人にも「矜持」がある。

「”理”にのみ従うのが唯一の規範です。
司法が”理”のみをもって裁定するように、
学術も”理”のみをもって判断する」

「司法が”理”のみをもって裁定するように、
学術も”理”のみをもって判断する」

「市民による”信託”もそこにかかっています。
だからこそ”理”という公正性以外の基準を
そこに差し込んではなりません」

同感だ。

時を戻そう。
中島さんの折々のことば。

小学生を教師が諫める。

少年は「斜に構えること」を覚え始めていた。
それを見抜いて、
「夏の幸福」を教える。

「”たましい”への配慮」

政治にも学術にも、
ジャーナリズムにも、
そして仕事にも商売にも、
「理」を貫くことと、
「たましいへの配慮」は必須だ。

〈結城義晴〉

2020年11月04日(水曜日)

米国大統領選最後の「もつれ」と「睡眠改善宣言」

東京では木枯らし一号。
各地で雪が降り、
初冠雪の報告。

寒くなるごとに、
COVID-19感染が心配になる。

しかし4年に一度、
アメリカ大統領選挙。
第59期大統領を選出するための、
一般有権者による選挙人投票。 C
もつれに、もつれた。

バイデン224票vsトランプ213票。
ここで現地は深夜に入り、
集計は止まった。

激戦のテキサス州とフロリダ州、
それにペンシルベニア州を、
トランプが獲った。

しかし五大湖のミシガン湖両岸の州。
ウィスコンシン州とミシガン州。

両州においてわずかに郵便投票分で、
バイデンが逆転して、
勝利しそうだ。

270票獲れば勝利だが、
計算するとバイデンがちょうど270票か。

それでもトランプにはまだ、
いくつかの逆転の場外オプションがある。

これから4年間の世界情勢に、
大きく影響を与える。

世界から尊敬され、憧れられる。
そんなアメリカ合衆国になってもらいたいものだ。

少なくとも米国チェーンストアは、
今でも世界中から尊敬され、
モデルにされている。

今日は月刊商人舎の最終段階。
横浜商人舎オフィス。

「明治マーケティングレビュー」が届いた。IMG_95450

私の連載は、
「小売業のスーパーマーケティング」
第48回。
このタイトルは気に入っている。

季刊誌だから1年に4回ずつ、
12年以上も書いている。

今回のテーマは、
「コロナ禍のマーケティング」

それから、
日本食糧新聞も届けられた。IMG_95470
10月22日に講演した。
食品経営者フォーラム
主催は日本食糧新聞社。

その時の講演の要旨が、
記事になった。
IMG_95480

一方、日本の臨時国会では、
予算委員会で与野党の議論。

議論というよりも、
菅義偉首相に対する、
野党の追及。
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「日本学術会議」問題。

現会長は梶田隆章理学博士。
東京大学卓越教授・特別栄誉教授。
2015年にノーベル物理学賞受賞、
ニュートリノ物理学が専門。

その梶田会長の学術会議が、
推薦した105人のうち、
6人の学者を菅首長が任命拒否した。

野党から追及される姿を、
客観的に見ていると、
菅さんはたじたじ。
言葉が出てこない。

しかし見ているほうも、
あまり気分のいいものではない。

早く切り上げて、
大事な議論をするべきだ。

余計なお世話かもしれないが、
引くところは引くのも、
「できる仕事師」の在り方だ。

さて、
「ほぼ日」の糸井重里さん。
昨日の巻頭エッセイ「今日のダーリン」
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「睡眠改善宣言」を書く。

「ほぼ日」をはじめたころから、
眠りに着く時刻が遅くなった。
午前4時前にベッドに入ることはない。
4時半が平均、5時過ぎもよくある。

私も同じだ。

糸井さん。
「起きるのは幸い10時過ぎ」

「だいたい6時間を
睡眠時間に充てている勘定です」

私は3時間、4時間ということも多い。
寝溜めもするけれど。

しかし、糸井さん。
ショートスリーパーの浅生鴨さんに、
「9時間睡眠」の話を聞いた。

さらに写真家の幡野広志さん。
「ぼくも9時間睡眠です」

「睡眠時間を、
元気でいるためのコストとして、
しっかり確保している」

これ、いいなあ。

糸井さん。
「9時間はともかく、8時間にしたら、
人生変わりそうだなぁ」

同感です。

「睡眠時間は、
元気でいるためのコスト」

私も「睡眠改善」します。

トランプさんもバイデンさんも、
菅さんもみんな、
良く眠ることだ。

〈結城義晴〉

2020年11月03日(火曜日)

文化の日の「書物自体の物語」と米国の「フェイク」の価値観

文化の日の祝日。
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11月3日はもともと、
明治天皇の誕生日だった。
「天長節」あるいは「明治節」と呼ばれ、
祝日だった。

戦後の1946年11月3日に、
日本国憲法が公布された。

憲法が施行されたのは、
半年後の翌1947年5月3日。

この日が憲法記念日の祝日となった。
さらに翌1948年、
日本国憲法公布の日が、
文化の日となった。

祝日法が定めるその趣旨。
「自由と平和を愛し、
文化をすすめる」

今の世界では、
自由はちょっと危ういか。

世界中を見渡すと、
平和に関してもちょと心配だ。

それでもわが日本は、
いい国だ。

文化は日本独特のものがあって、
私たちにはそれを「すすめる」役目がある。

そんなことを思いながら、
一日を過ごしたい。

今日は商人舎オフィスに出て、
月刊商人舎11月号の仕事。
原稿書きと編集。

朝日新聞「折々のことば」
第1983回。

鷲田清一さん編著。

書物(紙の器)は
それ自体が物語なのだ。
(古書店主・エッセイストの内堀弘さん)

「どういう人たちの手を伝って
この本がここに……と
推し量りたくなる本が古書店にはある」

内堀弘著『古本の時間』から。
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「造本に込めた思いや献辞など、
その一冊にしかない佇(たたず)まいに
こだわる愛書家の、
それを手放す際の心のもつれを
つい想像させる」

「グリーティングカードのように薄い冊子」
その一冊にも、
「書物文化の豊穣(ほうじょう)は映って」いる。

「豊穣」とは穀物が実り、豊かなこと。
「書物文化の豊穣」は、
書物に豊かな文化があること。

そして、
「どうしてもと注文してくる人がいる」

これが書物の文化だ。
書物はそれ自体が物語である。

月刊商人舎の雑誌づくりにも、
私はそんな思いを込めている。

今日もそんな気持ちを込めて、
原稿を書いて、編集した。

日経新聞電子版「経営者ブログ」
㈱IIJ会長の鈴木幸一さん。
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「金細工師のグーテンベルクの
活版印刷術という技術革新は、
その結果として
たくさんの書物の出版を可能とし、
人々の知識欲を満たし、
新たな歴史をつくった」

グーテンベルクの印刷機は、
中世のペスト「黒死病」が、
発明の母となって生まれたものだ。
黒死病
鈴木さん。
「言うまでもなく、
ルネサンス、宗教改革から
近世社会にいたる歴史は
グーテンベルクの活版印刷の
技術が推進したのである」

印刷技術が文化を変えた。
鈴木さんはインターネットを、
「活版印刷以来という技術革新」とする。

さて今日の日本の文化の日は、
アメリカの大統領選挙の前日。
世界が固唾を飲んで見守る。
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もうすでに期日前投票が、
1億票近くも集まった。
前回の7割くらいが期日前に投票された。

きちんと開票されれば、
民主党ジョー・バイデン候補が勝ちそうだ。

しかしそれでもどうなるかわからない。
USAのdemocracyはどこへ行く。
そしてアメリカ合衆国の文化は、
どんなふうに変わるのか。

鈴木幸一さんもブログの中で、
米国大統領選に関して書く。

「前回の大統領選挙で、
トランプ氏という人物が
大統領に選ばれたこと自体、
私には卒倒するような驚きだった」

同感だ。

「トランプ政権が4年近く続いた今、
米国という国そのものが、
変わってしまったのであり、
現在の米国で、トランプ氏が
大統領に選択されるのは、
不思議なことでもないのだろうと、
思うようになった」

これにも、あきらめに近い気分で、
同感しなければならない。

「トランプ氏は、
メディアなどあらゆる批判に対し、
“フェイク”だと切って捨てる」

しかし、
「トランプ氏が繰り返し発する
この言葉に慣れてしまうと、逆に、
トランプを批判する報道や言葉も、
なにもかもが別の側からの
フェイクではないかと、
疑ってしまう。
米国の基盤そのものが
変わってしまったのではないかと」

これにも同感だ。
アメリカ人の価値観が変わりつつある。
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「真実とされる言葉も、
見方を変えると、
すべてがフェイクと
言い直せるのではないか
という気になってしまう」

「”フェイクだ”という反論は、
あらゆるメディアが発信する言葉や主張、
事実とされる現象すら、
一方の側からみれば、
ぬけぬけと”フェイク”だと、
主張されるかもしれないのだ」

そう、事実すらぬけぬけと、
「フェイク」と言い切る。

しかしそれでは、
対等な話し合いにならない。
コミュニケーションにならない。
議論にならない。
議会制民主主義にならない。

アメリカからその文化が、
消え失せようとしている。

言葉がない。

〈結城義晴〉

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